デッド・トゥ・ミー ～さようならの裏に～ シーズン２ #3,#4（相関図あり）

Netflixドラマ、１話30分、ダークサスペンス
２話ずつレビューします。

#3 こんな生き方、耐えられない You Can’t Live Like This  あらすじ

フリーザーの中のスティーブをどうするかで意見が割れるジェンとジュディ。

相関図

まとめ

スティーブを殺害して・・

フリーザーの中のスティーブ

真夜中、ガレージから聞こえる異音に気づいたジェンがワインボトルを握りしめ様子を見に行くと・・・そこにはジュディが！

「スティーブの香りを感じてガレージを覗いたらライトが点いていた。これはカレからのサインだと思う。狭いところが嫌いだったから。これはカレの希望とは違う」と言い出すジュディ。
ジェンは、「こんなところを息子たちが見たらおかしいと思う。あの時、差し当たってフリーザーに隠すのがベターだって話しあってあなたも賛成した。カレを忘れる方法を見つけて前に進もう」と説得するが、その時、フリーザーから何か音が！
「スティーブのサインよ！」と言うジュディを無視し、ジェンがフリーザーを突くと、フリーザーの下からネズミの大群が！

このままスティーブをフリーザーに入れたままにしておけるワケがなかった。
ジェンは思いつく限りの処理方法を口にするが、ジュディは、「敬意を払って埋葬するべき」と言い出す。

その言葉にジェンは、「テッドを見殺しにしたヤツよ？資金洗浄にあなたを利用し、５回も流産したあなたを捨てた。最低の男よ？カレの魂なんてどうでもいい」と言うが、「お詫びをしたいの。カレが死んだのは私のせいよ。でもまさかカレが怒ってあなたに襲いかかるとは思ってなかった。これは報いよ」と。
真実はちがうとわかっているジェンは、「ちがう。報いじゃない」とジュディをハグすると、ネズミ駆除が最優先と言うが、「だけどいつかは出さなきゃ」とジュディ。ジェンは、「わかってる。例えば、子どもたちが大学に進学すれば、私が捕まっても自力でやっていける。あとたった７年」と言うジェンに、「そんなに長く？耐えられるか自信がない」とジュディ。だがジェンは、「選択肢はない」と言う。

始末する方法

自宅にいるとフリーザーの音が気になって仕方がないジェン。
ついに死体遺棄方法を検索しようとした時、「なぜ死体遺棄するの？」とシャンディが！
ヘンリーと遊ぶためにジェン宅に来ていたのだ。
ジェンは予測変換のせいだと言い訳するが、「エンジェルス国立森林公園がおすすめって闇サイトに書いてた。そういうのは闇サイトで調べるのよ」とシャンディ。

追い詰められて

ジェンは一度フリーザーの中を確認することに。
鍵を開けてフリーザーを開けた時、「ママ、ピーナッツバターがないよ！」とヘンリーの声が！
ガレージにヘンリーとシャンディがいたのだ。

ジェンは子どもたちがいることでパニックになり、「ここからすぐに出ていって！早く！出ていきなさい！！」と大声で怒鳴ってしまい、自己嫌悪に陥る。

実行

ジェンはスティーブを処理することを決め、ホームセンターで大量の苛性ソーダを購入すると、浴槽に液体を入れ、ネズミの死骸で実験する。

その時、「なんの臭いなの？何してるの？」とジュディが！
ジュディは浴槽に浮いている物体を見て、スティーブを溶かしたのでは？とパニクるが、「ちがう。ネズミで試したの。スティーブを溶かそうと思ったけどムリだとわかった。何とかして家から運び出す。どうすればいいのかもうわからない。こんなこともう耐えられない」と泣き崩れる。
もう崩壊寸前のジェンは、とうとう、「ジュディ、あなたに言わなくちゃ・・・」と言いかけたとき・・・

停電が起きてしまう。
クリストファーの情報では郡全体が停電していると言う。
このままではフリーザーの中のスティーブがマズイことになると焦ったジェンは、あるプランを実行することに。

プランを実行するふたり。
ジェンはジュディから、「停電前に私に何か言いかけてなかった？」と聞かれても、「あなたをもう許してるって言っておきたかったの」と言うだけで、スティーブ殺害の真実を話すことなく、クルマは”エンジェルス国立森林公園”へと入って行くー。

感想

シャンディの案を実行するのかしら？
フリーザーをクルマに積んで森林公園に捨てる気？
絶対まずいよね？

#4 きずな　Between You and Me あらすじ

ジェンとジュディは自宅からスティーブを連れ出すと、エンジェルス国立森林公園に埋める。
だがジュディは、スティーブとの別れが十分できなかったことに落ち込む

相関図

まとめ

実行

”エンジェルス国立森林公園”

森林公園に穴を掘り、スティーブを埋めたふたり。
その帰り道、パトカーに停止を求められる。

ふたりは検問されるのでは？と焦るが（トランクにショベルがあるため）運転中のケータイ使用の違反切符を切られただけで済んだジェン。

ジュディの思い

途中、トイレを利用するためダイナーに入るが、「食べたくない」とジュディ。
ジェンは見つかる危険を避けようと素早く埋葬したのだが、ジュディはスティーブとの別れに時間をかけたかったのだ。
疲労がハンパないふたりはシャワーと休憩のためにホテルに泊まることに。
しかしすっかり元気を失くしたジュディは、「何も話したくない」と眠ってしまう。
ジェンはジュディの気持ちを汲み、「バーでスティーブに献杯しよう」と提案する。

「カレは優しくて思いやりがあった。愛してたの。そしてほんとうに私を愛してくれた。事故を起こした翌朝、スティーブは海岸で子どものようにワンワン泣いてた。気にしてなかったワケじゃなかったの。だからカレを海岸に埋葬したかった。お別れたがしたかった。大切にしてくれたからお礼が言いたかった」と泣き崩れるジュディ。

ジェンは時間を作ることができなかったことを謝り、「あなたは世界一優しい人。カレが愛するはずよ」とハグし、涙する。

その後ふたりは飲んで、踊って楽しい夜を過ごす。

鳥

朝、「ヘンリーがパパの化身だと信じている鳥が死んでた。大変！」と言うクリストファーの電話で起こされたジェン。
死んでいる鳥を発見したのはヘンリーだった。
「最後だとわかってたら、”さよなら”って言いたかった」と言うヘンリーに、「まだ言えるわ」とジェン。
クリストファーが祈りの言葉を、ジュディが歌を歌い、鳥を埋葬した。

事実よりも大切なもの？

だがその夜、母アリーに連れられシャンディがやって来て、「私が鳥を殺した」と告白する。
「ほんとうは内緒にしたかった。ヘンリーはベストフレンドだから失いたくない」と言うシャンディにジェンは、「ヘンリーには言わなくていい。人は時々事実より友人が必要だから」と声をかける。

波乱の前触れ？

●ジュディはスティーブがタブーを犯して持ち帰った”化石の森国定公園”の石を謝罪文と一緒に送る。
●ヘンリーは庭の垣根に転がっていた”木の鳥”を見つけた。

●母との電話からレンタルトランクルームに興味を持ったチャーリーが確認に行くと、父テッドのベンツが！

感想

女の友情ってこう言うものなのかなぁ？
アメリカのドラマってこう言うの多いけどねぇ～。
驚いたのが小ネタ（笑）隣人カレンの夫ジェフはゲイだったみたい～。
とりあえずこれでスティーブを自宅から出すことには成功したみたいですね。
見つからなかったら証拠隠滅だよね、これ。