ブレイキング・バッド1 #1 化学教師 ウォルター・ホワイト

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海外ドラマブレイキング・バッド

海外ドラマを好きになったキッカケのドラマでもある「ブレイキング・バッド」を記事にしようかなと思います。
最後まで仕上げることができればいいけど・・・(ちょっと自信がない)

 

#1 化学教師 ウォルター・ホワイト Pilot

ウォルター・ホワイトは、かつてノーベル賞を受賞するほどの研究者だったが、今は高校の化学教師だ。
家族は第二子妊娠中のスカイラーと、脳性麻痺の息子Jr.。
ウォルターは50才を迎えたが、最近、咳が続き、体調が思わしくない。
教師は薄給で、洗車場でアルバイトをするウォルターはある日、アルバイト中に倒れてしまい、搬送先の病院で、肺がん宣告を受けてしまうー。

相関図

まとめ

序章

パンツ1丁にガスマスクを着けたウィルターは、慌てた様子でキャンピングカーを運転するが、ハンドルを取られ、道路脇の木々にぶつかり止まってしまう。
キャンピングカーの中には、ふたりの男が倒れており、助手席にはガスマスクをつけてはいるが意識がないジェシー・ピンクマンが。

ウォルターは混乱した様子でクルマから降りると、ビデオカメラに向かい、「どうしようもない事態になってしまった。すぐにこの事件を耳にするだろう。世間にどう思われようと言っておく。家族のためにやってことだ」とメッセージを残すと、サイレンを鳴らし近づいてくるパトカーに向かって銃を構える。

 

3週間前

ウォルター・ホワイト

ニューメキシコ、アルバカーキ在住のウォルターは高校の化学教師で、今日、50才の誕生日を向かえた。
妻スカイラーは現在第二子妊娠中。息子ウォルターJr.はウォルターが勤める高校の学生だが、脳性麻痺で生まれ、下肢と会話が少し不自由だ。実は最近、ウォルターは咳が出て、体調が思わしくなかった。

かつてウォルターは、ノーベル賞研究チームに貢献したこともある化学者だったが、今は、全く勉強する気がない高校生相手に化学を教える日々。
教師の給料は安く、家計を助けるために夕方から洗車場でバイトをしている。

今日もバイトを終えたウォルターが帰宅すると、サプライズパーティーが用意されていた。
スカイラーがウォルターのために企画したのだった。

そこには、スカイラーの妹マリーとその夫で麻薬取締局(DEA)チーフのハンクの姿も。
豪快な性格のハンクは、DEAチームが犯人を捕まえたニュースを皆に見せて盛り上がる。
犯人から70万ドルを押収したと聞き驚くウォルターにハンクは、「捜査に同行して見るか?精製現場にも踏み込むぞ」と皆を笑わせる。

宣告

洗車場のバイト中、ウォルターは倒れてしまう。
救急車で搬送中、意識を取り戻したウォルターは、「降ろしてくれ。保険が心配なんだ」とお金を心配し、交渉するが、異常が発見され、そのまま検査を受けることに。
その後医師から、「肺がんで手術不可能。化学療法(ケモ)がうまくいっても余命は2年」と宣告されてしまう。

しかしウォルターは妻スカイラーにそのことを話せない。
翌日も洗車場のバイトに出ていたウォルターだが、オーナーから契約にない仕事を指示され、「うんざりだ」と仕事を止めてしまう。
翌朝、ウォルターはハンクに電話をすると、捜査に同行し精製現場を見たいと頼む。

DEA(麻薬取締局)の捜査

数日後、ウォルターはハンクの捜査に同行、【”キャプテン・クック”と言うガキのアジト】とタレコミのあった家でDEAは見事にメタンフェタミン精製現場を押さえ、犯人を逮捕した。
ハンクから、現場検証のあとなら精製現場を見せても良いと言われ、ウォルターがクルマで待機していると、隣家の2Fから慌てて出てきた裸の青年が、階下へと転げ落ちるのを目撃してしまう。

ウォルターはその青年を見て驚く。
隣家の女性の間男をやっていたのは、ウォルターの教え子、”ジェシー・ピンクマン”だった。
ジェシーもウォルターに気づくと(内緒にしてくれ)とジェスチャーするとクルマで走り去るが、ウォルターはピンクマンのクルマのナンバーが、「キャプテン」なのを見て、ピンクマンがメタンフェタミン売買に関わっていると確信。

信じられない決断

夜、ウォルターはピンクマンの家へと出向く。
ウォルターは警戒するピンクマンに、「”キャプテン・クック”はキミだろ?警察にはバレてない。私が興味があるのは、キミじゃなくメタンフェタミン(メス)だ。稼げるんだろ?」と言い出す。
自分を探し出した上、メスの話を持ち出すウォルターの意図がまったくわからずピンクマンは、「更生させるつもりかよ?」と警戒するが、ウォルターが放った言葉は、「エミリオは逮捕され刑務所送りだ。キミはパートナーを失った上、DEAにアジトもカネも奪われた。何も残ってない。だがキミはビジネスを知ってる。私には化学がある。パートナーにならないか?」と言うもの。
「オレと組んでクリスタル・メスを作る気?」と驚き、本気にしないピンクマンにウォルターは、「断るなら警察に突き出す」と脅して手を組むことに。

行動開始

翌日、学校の実験備品をかき集め、「エミリオのメスの質は最悪だったし、設備がお粗末だった。オレが純度の高い最高級のブツを作ってやる」とピンクマンの家へとやって来たウォルター。

まだ半信半疑のピンクマンは、1番安全に作るならキャンピングカーを購入して荒野で作ろうと提案。
ウォルターは全財産7000ドルを使ってキャンピングカーを購入。
どんどん進む展開に不安になったピンクマンは、「1つだけ教えてくれ。ずっとクソ真面目だったのに道をハズす理由がわからなくれ気持ち悪い。理由を教えてくれ」と言うが、ウォルターは、「目覚めたのさ」と言う。

 

メス精製

最高純度のメス

 

キャンピングカーで荒野に出たウォルターとピンクマン。
ウォルターは、(匂いがつく)と言う理由でパンツ1枚にエプロン姿になり、ピンクマンを助手に化学の知識で見事なメスを作り上げた。
ピンクマンはメスを見た途端、「最高純度だ。アートだよ、素晴らしい!」と大興奮。早速メスを試そうとするが、ウォルターは、「売るだけにしなさい」と制止。

交渉相手

ピンクマンはクレイジー・エイト(エミリオの従兄弟)を訪ね、メスを売ろうとするが、そこには釈放され戻っていたエミリオが!
ピンクマンはふたりに拘束され、キャンピングカーまで戻ってきたピンクマン。

クレイジー・エイトはウォルターに取引を持ちかけるが、「コイツ、DEAの知り合いだ!」とエミリオがウォルターを見て言い出したことで急展開。
クレイジー・エイトから、始末すると銃を向けられたウォルターはそこで、「ふたりを助けてくれたらレシピを伝授する」と提案する。

クレイジー・エイトらはピンクマンを痛めつけ、両手を拘束、外に放置して、キャンピングカーの中でウォルターからレクチャーを受けることに。

レシピを伝授していたウォルターは次の瞬間、リン化水素を使って爆発を起こすと神経ガスを発生させ、ふたりを殺害。
しかし荒野はエミリオが捨てたタバコの火が原因で火事が発生!
どうしようもなくなったウォルターはピンクマンを助け、ガスマスクをつけると、キャンピングカーを走らせたー。

ここで冒頭のシーンに戻る

ウォルターは自殺を図るが、死ねず。
近づいてくるサイレンに銃を構える・・・しかしやって来たのは消防車だった

 

感想

このドラマを見直して記事にしようと以前から思ってはいたけど、中々手を出せないでいました。
でも見始めると、やっぱり1話目から、引き込まれるストーリーですね。
古さを感じさせない。
このドラマにはアメリカの問題点がいくつも詰まっています。
ドラッグが蔓延るアメリカ社会の現実、地位のある教師が薄給である現実。アメリカの医療費問題。
真面目に生きてきたウォルターが、肺がんで余命宣告を受けたことから、カレの人生が大きく変わる様が見てて面白いです。

 

 

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