ブレイキング・バッド1 #5 ウォルターの選択

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海外ドラマブレイキング・バッド

シーズン1もこのエピソードを含めて残り3話。

 

#5 ウォルターの選択  Gray Matter あらすじ

ドラッグから足を洗い、真面目に働こうとするジェシーは現実の厳しさを味わい・・・。
ウォルターはスカイラーと共に研究所時代の友人エリオットの誕生日パーティーに招かれた。そこでエリオットから思わぬオファーを受けるが・・・。

 

相関図

まとめ

ジェシー

厳しい現実

ジェシーはドラッグの世界から足を洗うため、就活し、ある会社の面接で営業職を希望するが、雇用主は、「営業職には資格と大学学位が必要だ」と言い、ジェシーに与えた仕事は、街角に立つ宣伝マンだった。

バッジャーとの再会

現実を突きつけられ落ち込むジェシーに声をかけたのは、友人のバッジャーだった。
保護観察中のバッジャーは、更生の証として仕事をしなければならず、宣伝マンをしていると言う。
ドラッグから足を洗うつもりだと言うジェシーにバッジャーは、「あのブツは最高だったのにもったいない。原料は俺が調達するから組まないか?」と言い出す。

ジェシーはまともな就職先がない現実に、バッジャーの誘いに乗ることに。

メス精製

ジェシーは原料を持ってきたバッジャーとキャンピングカーで荒野でメス精製をはじめるー。
ウォルターと精製した行程を思い出しながらメスを作り上げるが、出来た代物は、ウォルターのメスには程遠い代物だった。

「お前は天才だ」とメスを見て舞い上がるバッジャーを横目にジェシーは、「こんなんじゃダメだ」とメスを捨て、手伝いもせずふざけてばかりのバッジャーを荒野に置き去りにして去ってしまう。

 

ウォルターとスカイラー

旧友

ウォルターとスカイラーは研究所時代の同僚エリオット・シュワルツの誕生日パーティーに招かれた。
「グレー・マター・テクノロジー社」の社長であるエリオットは成功した研究者であり、彼の妻グレッチェンもウォルターの元同僚。
エリオットはウォルターとの久しぶりの再会をよろこぶ。

プレゼント披露が始まったー。
豪華なプレゼントばかりの中、エリオットが次に開封したのは、「インスタントラーメン1袋」。
招待客が静まり返る中、「これはボクらの思い出の品だ。10ヶ月間二人でこれを食べながら研究に取り組んだんだ。これがあったから今があるといえる。感激だ!」とエリオット。
インスタントラーメンをプレゼントした者こそウォルターだった。

昔話で盛り上がるエリオットとウォルター。
そしてエリオットは、「また一緒にやらないか?」と言い出す。
突然の誘いにウォルターは、「今はしがない高校教師だ」と言うが、エリオットは、「手厚い保険も用意する」と言い出す。その言葉にウォルターは、(スカイラーがガンのことをエリオットに話して助けを求めた)と気づく。

「近況を聞かれウソは言えなかった」と説明するスカイラーにウォルターは、「エリオットは仕事にかこつけて施しを与えようとしてるんだ。私がオファーを断ったら今度は治療費を払いたいと言ってきた。キミが仕向けたんだ」と怒りを顕にする。
当然、ウォルターはエリオットの援助を断っていた。

家族会議

スカイラーはウォルターに治療を受けて欲しかった。
そこでウォルターを説得して欲しいとハンク、マリー、Jr.を集め、家族会議を開く。

スカイラーは、「エリオットが援助を申し出てくれた。だから治療を受けて欲しい」と言い、Jr.は、「父さんはただの弱虫だ。端から諦めてる。ボクだって杖でがんばってる」と説得するが、「治療をどうするかは自分で決めたい」とウォルター。
スカイラーは、「その選択は家族にも影響が出る。Jr.の、娘の成長を見たくないの?」と泣きながら訴えるが、ウォルターは、「長くて2年延命するだけだ。完治はない。治療を受ければ、体力は奪われ、働けなくなり、食欲も性欲もなくなってしまう。ツライ治療でQOLを落としたくない。これが私の本心だ。だから治療は受けない」と言い切る。

ウォルターの選択

翌朝。
眠れず、苦しむスカイラーを思い、ウォルターは治療を受ける決心をする。
「治療を受けるよ」と言うウォルターの言葉に涙し、安堵するスカイラー。
治療費はエリオットから援助してもらうことに。

しかし、ウォルターはエリオットに頼る気などまったくなかった。
ウォルターが向かったのはジェシーの家。

そこへグレッチェンから電話がかかって来た。
「ガンのこと、ショックだった。治療費を受け取って。元々あなたのものよ。会社があるのもあなたのおかげ。断るのは私のせいなの?」と言うグレッチェンにウォルターは、「保険が効く。大丈夫だ。心遣いありがとう」と電話を切ると、ジェシーに言う。
「作ろうか」と。

感想

大卒じゃないとまともな仕事に就けない。それはアメリカでも同じなんですね。
ドラッグから足を洗おうとしても、次のステップが難しいと、結局、抜け出せない。
一方、素晴らしい化学スキルを持っているのに高校教師をしてるウォルターは、研究所時代、エリオット、グレッチェンと何かしらあったのだろうと推測できる感じですね。

 

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