SUITS シーズン8(全16話)#13 , #14

SUITS / スーツ
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#13 最善策 The Greater Good  あらすじ、まとめ、感想

サマンサと里親

ある朝、サマンサを訪ねて元里親ジュディがやってくる。
ジュディはサマンサが12才の頃の里親で、いつもサマンサを庇ってくれる優しい里親だったが、行政の命令で施設に戻され、引き離された過去があった。

ジュディは、里子のコーリーが薬物所持で捕まったが、クスリは私のものだと主張、弁護を頼みたいと言う。
サマンサは、ジュディの罪ではないので弁護はできないと断るが、「逮捕されれば、里親登録を取り消され、里子を奪われてしまう」と頼まれる。

サマンサに相談されたロバートは、逃げずに自分で弁護するべきだとアドバイスする。

サマンサは検事に、ジュディの薬物所持を認める代わりに罰金と半年の保護観察で手を打って欲しいと言うが、検事は、クスリは少年のものだとわかっている。彼女を思うなら説得して少年に責任を取らせるべきだと言う。

サマンサはジュディに会いに行き、検事は引かない。少年に罪を認めさせるべきだと言うが、ジュディはたった1回の犯罪でコーリーの将来を潰したくない!と言い、サマンサの里親を断ったのは私だと告白する。
サマンサは驚き、「ウソをつくなんて最低だ」と言うが、他の子のためにサマンサを斬り捨てたなんて言えなかったと言う。
サマンサは、真実も言わずに私を捨てたのに、同じ間違いをしたくないから、今回は私に助けろなんて、これ以上無理だと言う。

サマンサから、ジュディのケースからは降りると聞いたロバートは、話を聞き、「ジュディはキミへの罪を他の子で償おうとしているんだ。助けてやれ。」とアドバイスし、手伝ってやる。

サマンサはジュディに会いに行き、コーリーが罪を認めれば、できる限り好条件で検事と取引してみせるから、コーリーに真実を話して!と言う。
そしてサマンサは検事に、ジュデイは無実。コーリーの薬物所持は認め、社会奉仕をさせるから記録には残さないで欲しいと言い、自分の過去の逮捕歴書を提出し、私がジュディの弁護をしたのは彼女が里親だったから。今、コーリーから里親を引き離したらやり直すチャンスを失うと言う。
検事は取引した。

 

ハーヴィとドナ

以前、工場を守るためにトレーダーのストゥ・バジーニに株価操作を依頼したハーヴィとドナ。
ストゥの会社のトレーダーがそれに気づき、ストゥのイスを要求。拒否したら証券取引委員会に告発すると言ってきたと言う。

ハーヴィはストゥを脅迫しているニック・パヴォノッティに会いに行き、ウォール街では仲間を密告したら働きづらくなる、脅迫を止めろと言うがニックは強気だった。

次にハーヴィはマイクと同じ刑務所にいたケヴィンに会いに行き、俺の名前を出して良いからニックをスカウトしてくれと頼む。
が、それが裏目に出て、ニックは事務所のCOO(ドナ)が株価操作に関わっている証拠を掴んだと言ってハーヴィを脅してきた。

ハーヴィは、ニックに俺たちの関与を知られ、株価操作で警察官の年金基金が大損する実害が出ている以上、ストゥにニックの要求を呑んでもらうしかないと言うが、ドナは彼を守ると約束した。証券取引委員長のショーン・ケイヒルにダメ元で頼んでみてくれと言う。

当然、ケイヒルに断られる。

ドナはケイヒルへの頼み方が違ったのよ、私にひとつ考えがあると言う。

アレックスがニックを訪ね、「ケイヒルに何もかも話す度胸なんてないだろ。脅迫は犯罪だからな」と言うと、その言葉に触発されたニックは、「ストゥを辞めさせなくても、告発するれば王座は手に入るんだ」と言う。
ニックはその足でケイヒルのところへ行き、「ストゥと法律事務所が株価操作した。だけど、会社の名前に傷がつくのは避けたい」と交渉。「彼らを逮捕しますか?」と聞く。
「悪党トレーダーは嫌いだが、ゆるり屋はもっと嫌いだ」とケイヒル。
その時、ハーヴィが出て来て、「おまえが告発に来たのは、俺が誘導したからだ」と言う。
ニックは、「告発は罪じゃない!」と言うが、ケイヒルは「脅迫してはダメだ。起訴するとしたらふたりともだ」と言う。
ニックは引き下がるしかなくなってしまった。
ハーヴィとドナは、ストゥを守ると言う約束を果たしたのだった。

 

カトリーナとブライアン

香水の案件で、証言録取を失敗してしまったカトリーナ。
なんとか巻き返そうとするが、ブライアンとの専属契約をハズすことに決める。
しかしブライアンは、案件の途中で外されたら、周りからは仕事ができないヤツだと思われる。ハズすならボクが問題ではないと言ってくれ!と怒る。

カトリーナはドナに相談する。
ドナは、もう一度ちゃんと話し合うべきだと助言。

カトリーナは、「あなたは確かに優秀。私の個人的な問題で割を食うのは間違っている。あなたが言うように私のせいなの。最初からあなたに惹かれていた。理性で気持ちを抑えられると思っていたけど、ダメだった。」とほんとうの気持ちを伝えると、ブライアンも「ボクがキレたのは後ろめたかったからだ。ボクもキミのことを・・・。将来も不安だったが、何は正しいのか分からない。間違った決断をすればすべてを失う」と言う。
それはカトリーナも同じ気持ちだった。
あと1年組んで結果を出せば、あなたはジュニアパートナーの候補になる・・と言うカトリーナ。
ふたりはコンビ継続をすることを決めた。

 

サマンサが検事と取引するエピソードは良かったなぁ。
割とドラマで苦労して弁護士や医者になるケースがあるけど、現実はそんなに甘くないだろうけれどね。
でも、恵まれない環境で育っても、自分の努力次第で、運命を開いていくことが出来るって話しは、やはり良いものです。
ロバートとサマンサの関係も父と娘のようで、レイチェルとロバートより好きかも?(笑)

そしてハーヴィとドナは、またまた過去の汚い手で、脅かされるパターンでしたね
忘れた頃に出てくるストゥとケイヒル(笑)
今回はマイクと同じ刑務所にいたケヴィンまで。
だからマイクに会いたくなったハーヴィは電話をしてましたね~。

ハーヴィはまたドナに気があるのかな?
ドナに彼氏が出来たことを知らないけど、それがトーマスと知れば、どう思うのかな?


 

 

#14 似た者同士 Peas in a Pod あらすじ、まとめ、感想

スコッティ再登場

事務所前でハーヴィを待ち伏せしていたスコッティは、世間話のように事務所の代表や代表パートナーが増えたことを持ち出し、探りをいれる。

サマンサはカトリーナに、カード会社と結んだモバイル決済契約の解約に関する判例を手伝って欲しいと言う。
もちろん、あなたは私に借りがあるのよと言って。

カード会社側弁護士と判事室へやってきたのはスコッティだった。
スコッティは、サマンサがいつも汚い手を使う弁護士だと強調して判事に伝え、今回もライバル社に連絡を取っていたと言うと、判事はそれは不正行為だと言い、スコッティの要求が通った。
これにキレたサマンサは、徹底抗戦に出る。

ハーヴィはサマンサが和解する気はなく完勝しか考えていないと知り、スコッティを守ろうと、適正価格でカード会社を買い取るとスコッティに提示するが、敵意むき出しのスコッティはソレを蹴った。

しかしスコッティはサマンサに電話をし、譲歩するから和解を持ち出す。
サマンサは、断る。

サマンサはカトリーナに、優位に立っているのに譲歩の申し出をするのは、”何かある証拠” だと。
カトリーナは、そのヒントで架空アカウントが作られ、会社の売上が操作されていることを見つける。
これで法廷で勝てるとサマンサ。
カトリーナが交渉で済ませられると言うが、サマンサは私を怒らせたのが悪いのよと言うのだった。

スコッティはドナの自宅を尋ねる。
ドナが話すことはないと追い返そうとすると、「逮捕されるかも知れない。話しを聞いて欲しい」と言う

スコッティは、会社と社員を守るため、カード会社の偽アカウントを隠蔽。偽アカウントはなくすので、契約破棄をしないで欲しいとハーヴィからサマンサに頼んで欲しいと伝えてと言う。
ドナは、その代わりに事務所に近づかないと約束して欲しいと言う。

ドナがハーヴィに話すと、ハーヴィは不正を知っており、だからカード会社買収話しを持って行ったのだと言う。
一度蹴られたし、事務所代表としてサマンサを裏切れないと言うハーヴィを、ドナはあなたとマイクを助けた人だと説得。

ハーヴィから和解案を提示されたサマンサは烈火の如く怒るり、重要な証拠を見つけた。間違いなく勝てるというが、ハーヴィは見逃して欲しいと言う。
サマンサは、私の足を引っ張るだけで力になってもない!と言うが、ハーヴィは「認めるが、譲れないんだ。俺を助けると思って助けてやってくれ」と言うのだった。

サマンサは和解を選んだ。

 

正義感のアレックス、そしてグレッチェン

妻を亡くしたケンドリックは、医療用 ”インスリン自動注入機器” の不具合が妻の死の原因とし訴えた。
医療機器メーカー側の顧問アレックスは、和解案を提示するが、ケンドリックは「和解金は関係ない。責任を認めろ」と言う。
しかしメーカー側は、この装置で多くの命を救っていると主張し、交渉は決裂する。

アレックスは再度、装置には問題がないか?と確認するが、会社代表のトニーは、「原因は夫の操作ミスだ。キミに糾弾する度胸があるかないかだ」と言われる。
アレックスは妻を亡くしツラい状況のケンドリックを糾弾するべきか迷っていると、「装置の調査結果資料」を持ってグレッチェンがやってくる。
グレッチェンは以前、仕事でミスし、アレックスに迷惑をかけた埋め合わせをするチャンスを待っていたのだった。
そして、グレッチェンの夫も生前、”インスリン自動注入機器”を利用していたと言い、必要な装置だと話す。
アレックスはグレッチェンの言葉で背中を押されたと言い、ケンドリックに証言録取をすることに。

アレックスは心を鬼にして、装置の報告書を見せ、過失だとケンドリックを糾弾したが、ケンドリックは「確認した」と言い続けた。

アレックスはケンドリックの「確認した」と言う言葉に引っかかり、もう一度調べると、カートリッジの更新ソフトに原因があるとわかる。
アレックスは、トニーにその資料を提示し、「知っていたのか?」と確認するが、彼らも知らなかったと言う。
トニーから「装置は必要であり、私の務めは会社を守ることなんだ。このことは黙っていてくれ」と言われたアレックスは、資料を開示する義務があると言うが、「それなら大量の書類ので隠して送れ」と言われてしまう。

グレッチェンは大量の資料を送ったのを知り、アレックスの部屋へ行く。
もう取り返しがつかないと言うアレックスに、「まだ取り返しはつく」と言うグレッチェン。

アレックスはケンドリックの家を訪ね、ソフトの不具合だと分かったと正直に話し、奥さんの死をケンドリック氏のせいにしたことを謝罪。公になれば大勢が命綱を失う。会社を潰すことはしないで欲しいと頼んだ。
ケンドリック氏は内密にすることを受け入れ、和解。
アレックスはメーカー側に、隠蔽をさせられたことは許せない。また頼んだら顧問を辞めると伝えた。
アレックスは、グレッチェンのおかげだと言い、ディナーに誘った。

 

ルイス、リプシッツ先生を助ける!

ルイスのセラピードクター、リプシッツが患者から訴えられた。
ルイスは力になりたいと言うが、リプシッツは自分の患者であるルイスには頼めないと断る。

先生を助けたいルイスが訴状を調べると、建設現場で働くリプシッツの患者グレッグが、躁状態になり事故を起こしたが、その原因はリプシッツの処方ミスだと言う訴えたのだった。
負けたら医師免許剥奪の可能性もある案件と知り、ドナの励ましもありルイスはリプシッツに直談判する。
渋るリプシッツは、ひとつ条件を出し、ルイスに頼むことに。

和解を申し入れたルイスだったが、グレッグの弁護士は、証明する専門家がいるから法廷で争うと言う。
ルイスが、ポール・バクスターが証言台に立つと伝えると、リプシッツは、バクスターは信用できる男だ。自分の処方ミスかも知れないと自分を責めはじめる。
ルイスは降参するのは早い。グレッグを証言台に呼ぼうと提案するが、それを聞いたリプシッツは、「それは望まない。カレを責めることは患者の精神状態に関わる。グレッグを叩く気なら他の弁護士を捜す」と言う。

ルイスは考え抜いた末、グレッグに会いに行き、リプシッツが医師免許を失ってもグレッグを守ろうとしていると伝える。そして、何よりもキミに必要なのは先生だろと言い、失業で稼ぎ口のないグレッグに仕事を斡旋する。
クレイグはリプシッツへの訴訟を取り下げた。

リプシッツはルイスに感謝を伝えたあと、約束どおりルイスの主治医を辞めると伝える(これがリプシッツが出した条件)。
ルイスは、「受け入れられない」と言い、3年前の自分ならクレイヴを証言台に引きずりだし、精神的に追い詰めたが、先生のおかげで変われたんだと伝えた。
その言葉でリプシッツは主治医を続けることを決めた。

 

このドラマの正義はいつもアレックスですね。
情に脆いところがあるけれど、アレックスのおかげで、正義が救われるんだって弁護士に期待する気持ちが持てます。
彼らの事務所にアレックスは必要だと思います。

ルイスのエピソードは、カレの成長を感じさせる内容でしたね~。
これまでのカレなら、すぐ怒りモードになり、守りたかったハズの人を結果、傷つけてしまってましたが、今回は相手のことを考える。ガマンするができてた。
愛する妻シーラと結婚し、もうじきパパになるんですもんね
ずっと見てきたファンとしてはルイスの成長はウレシイ限りです。

今回のサマンサは凄かったな~。
あのスコッティもやられ放題(笑)
私、あまりスコッティは好きじゃなかったので、ハーヴィ助けるなよ?と思いましたが・・・

ハーヴィはやっぱりドナが必要だってなったのかしらね?
このふたりは、いつもすれ違いなんですよね~。
ハーヴィに恋人がいるときは、ドナがハーヴィにこだわり、今回は逆。
ん~、やきもきするけど、ふたりは今が1番良いのかも?

 

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