ラストまで残り2話。
なんと遅れていた日本語吹替の配信が始まっています。
私は原語でドラマを観たい派ですけど、このドラマに関しては、科学解釈がむずかしいので、
吹替は意味があると思います。
ただし、正しく訳されていれば・・・の話ですけど。
#7 前進あるのみ Only Advance あらすじ
階梯(かいてい)計画を遂行するため、ウェイドが持ち出した案はあまりにも野蛮な提案で、オギーはプロジェクトを抜ける決断をする。
ジンはウェイドの提案のために苦しむ。ウェンジェは内モンゴルの基地跡へと向かう。
相関図
まとめ
星群計画
ウィル
ジャックからの遺産を”星群計画”に投資したウィルは、「空を見上げて”あれが私の星だ”ってジンに言って欲しい」と1950万ポンドで北斗七星近くの”DX3906″を手に入れ、匿名でジンにプレゼントすると言う。
ソールはジンに話すべきだと言うが、「絶対に言わないと約束してくれ」とウィル。
だがその直後、ウィルは倒れてしまう。
ジン
ウィルは入院することになった。ウィルを心配するジンにソールは、「できるだけ見舞いに来てやって欲しい」と言う。そこに贈り主不明の”星の所有権証明書”が届く。「誰かのいたずらなのかな」とジン。
地球防衛の星群計画
デミコフ博士の実験
過酷な環境下で生物が生きるための研究をしてるデミコフ博士は<冬眠装置>を開発。今、その装置には、細胞を不凍液で満たし、マイナス150度に冷却、生と死のどちらでもない中間状態で1ヶ月保っているチンパンジー”コーリヤ”が入っていた。デミコフ博士は、「コーリャが冬眠できるなら人間も可能」と説明する。
デミコフ博士はコーリヤの解凍を開始する。
程なくして目覚め、動きだしたコーリヤは難しいテストも難なく回答、動きもスムーズなところを披露する
それを見たウェイドは有識者、研究員に向かい、「これこそが未来へ行くための切符だ」と言う。
オギー
ジンに頼まれチームに加わったオギーは、ナノ繊維を織物にして帆を制作しようとするが、それは簡単ではなかった。しかしオギーは、研究を人類の幸せのために使っていないのではないかと苦しんでした。
階梯(かいてい)計画の問題
ジンの計画では千個の核爆弾が必要だったが、用意できるのは300個。それだけじゃなく1トン以上ある<冬眠装置>を探索機に搭載する以上、搭乗者は2キロ未満でなければならず、探査機が三体に到達するのは200年後となり、探査機に人間を搭乗させる計画は諦めるしかないと思われた。
しかし諦めきれないウェイドは、「脳は人間だ。三体が脳から人体を再生すれば敵の情報を取れる。物理、科学に詳しい死をも厭わないもの、死にかけている人間の脳を使う。該当する人物はいないか?」と言い出す。
ウェイドの言う人間がウィルのことだと知ったオギーとジンは、野蛮すぎる計画に抗議するが、ウェイドは、「階梯計画は絶対に必要だ。私がウィルと話しをする」と譲らない。
オギーはウェイドにはついていけないとプロジェクトから抜けることに。
”面壁者(ウォール・フェイサー)”
ウェイドは何かを思いついたらしく、ある人物に電話をかけ、「新しい計画がある。全員を参加させたい。キミは指揮を取って欲しい。”面壁者(ウォール・フェイサー)”と言う言葉を聞いたことがあるか?」と話しはじめる
デニス・ポーロック
ダー・シーの息子レジの起業
ダー・シーは息子レジから、「起業した」とウェブサイトを見せられる。
レジが友人アリーと始めたのは、「逃亡ファンド」。将来的に火星など居住可能な惑星に転居するための投資型ファンドだと言う。(月40ポンド≒7万円)
レジは、「デニス・ポーロックって人が興味を持ってる」と言い、父親に協力を頼むが、ダー・シーは、「バカげてる。非現実的だ」と反対、レジとの関係に亀裂が入る。
オギーのボス
そのデニス・ポーロックは、オギーのボスだった。
デニスはオギーが勝手にナノ繊維の研究を中止したことに腹を立てており、「ナノ繊維研究はキミのものじゃない」と言うが、オギーはデニスの動きを見越して、情報を公開するウェブサイトに、研究成果、機材の仕様に至るすべてを公開してしまう。特許技術価値を公開されデニスは、「キミを訴える」と言うが、オギーはイギリスから出国する手はずをつけており、デニスの前から姿をくらます。
ウィル
ジンのほんとの気持ち
階梯計画のあらましを聞いたウィルは、「それが上手くいけば歴史的な偉業だ」と言うが、「ウェイドの話しは断って。他の候補がいるから」とジン。しかしウィルは、「キミはずっと天才で、ボクはついていけなかった。でもこれならキミと組める。死期が近いからかな、最近人の内面が見えるんだ。キミを愛してる。報われなくていい。キミが止めるなら止める」と。この計画を諦めきれない気持ちを見過ごされ、泣き崩れるジンに寄り添うウィル。
ロクサーヌは兄ウィルが余命幾ばくもないと知り、「妻子がいるわけじゃないんだから母親の遺産は私に渡して欲しい」と残酷な発言をする。ウィルは涙を流しながらも、「手を付けない」と約束する。
ウィルの忠誠
契約書を持ってやって来たウェイドは最後に、人類に忠誠を誓う書類へのサインを頼むが、「人類への忠誠は誓わない。だからサインはしない。ジンがやるべきだと言うから協力するのです。ジンに忠誠は誓う」とウィル。
契約は不成立かと思いきや、「契約は成立した」とウェイド。
選んだ”死”
デミコフ博士と医師からタブレットを渡され、「死を望むか否かについて今から5回の確認を行ってもらう」と言われたウィル。ウィルはジンの立会を断っていた。
ソールは、「死に急ぐ必要はない。果てのない極寒の宇宙で生死の境目を彷徨うことになるんだ、よく考えた方がいい」と必死に思いとどまらせようとするが、ウィルの意思は硬かった。
「こんな良い機会はないよ、友だちにさよならを言えるんだ。キミたちのおかげで満ち足りてた」と言うウィルに、ソールは涙を流しながら、「淋しくなるよ」と・・・固く手を握り合うふたり。
後悔
ウェイドから、ジンに星を贈ったのが星群計画に投資したウィルだと知らされたジンは、ウィルの死を止めようと病院に駆けつけるが、もうウィルは旅立った後で、取り出されたウィルの脳は、コールドスリープの中へと入れられていた。泣き崩れるジン。
ウェンジェ
ウェンジェは空港にいた。
監視を続けるコリンズに近寄ると、「あなたの隣の席にした。長い旅、話し相手が欲しい」とウェンジェ。最初こそとぼけていたコリンズだったが観念し、一緒に中国に向かうことに。
ウェンジェの目的地は、1970年代、紅岸計画を実行していた中国の基地だった。
「5分だけひとりにして欲しい」と言うウェンジェの願いを聞き入れたコリンズ。
ウェンジェは、基地に連行された日のことを思い出しながらひとり基地跡へと入っていく。
ウェンジェがここに来た理由は自殺するためだった。
だが背後から、「葉博士」と声が・・・タチアナだった。
タチアナが来たことで、自分の運命を悟ったウェンジェは、「自殺するつもりだった」と告げるが、「私に任せれば楽に美しく死ねる」とタチアナ。
タチアナから、「あなたを殺す理由は聞いていないけど、ただの順番かも。使命を果たしたのよ」と言われたウェンジェは、「主に忘れられていなくて良かった」と答えると、「ここからの夕日を見たかったの。一緒に見て欲しい」と言う。タチアナは、「お疲れさま。ゆっくり休んで」とウェンジェに言うのだった・・・。
感想
なんてストーリーなん・・・・
言葉が出ないわ。
ウィルの取り出された脳は今から宇宙へと飛んでいくの・・・すごすぎ
ウィルの無償の愛にほんま心臓がぎゅっとなりました。
次が最終話なんだけど、どこまでいくの・・・?
コメント