レジデント 型破りな天才研修医 2 #12, #13

レジデント 型破りな天才研修医
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#12 感染症の恐怖 Fear Finds a Way あらすじ

インフルエンザが大流行し、ERは大混乱する。
ベルは、感染症専門医である診療所のアレックにERの指揮を依頼する。
デヴォンはERの患者から、原因不明の感染症を疑う患者を診察、隔離することに。

 

まとめ & 感想

混乱するER

インフルエンザが大流行し、ERは患者であふれかえる。
その現状を打開するため、ベルは感染症が専門であるアレックにERを指揮するよう頼む。
アレックは、診療所に2台のエコーの寄付を条件に手伝うことに。

アレックは、インフルエンザの予防接種をした者、していない者、わからない者の3グループに分け、的確に対処した。

新たな感染

そんな中、ERの患者として来院していた看守のメグの容体が急変する。
コンラッドとニックはアレックにコンサル。
 ”何かの新型ウィルスに感染している可能性が高いと考え、メグを隔離した。

拘置所に感染源がある可能性が高いため、アレックとニックは拘置所へ出向き、メグと似た症状の3人の囚人を診察し、鳩が原因ではないかと突き止める。
コンラッドは弱気になるメグを励ます。

デヴォンとアーヴィングはERの患者サムがメグと同じ感染症ではないかと気づき、サムをメグの隣に隔離する。
コンラッドが突然急変したサムを治療中、メグの状態が悪化。
ニックはメグを助けるために、十分な防護服を着ないで処置してしまう。

アレックとコンラッドはメグとサムを検査し、”多剤耐性ペスト菌” が原因であることを突き止め、感染源はサムだとわかる。

 

ミーナの行動

オースティンは、恩師ベネディクトのアドバイス(ミスを認め、謙虚になれ)に従い、すべての手術をキャンセル。
「ブラッドリーの死で自分のエゴに気づいた。罰を受けなければならない」それがオースティンの決断だった。

ミーナは解剖学教室にクオヴァディス社の人工弁を持ち込み、分析を依頼。
強くて早い拍動により、人工弁が破損してしまう事実を得た。

オースティンにその事実を伝えたミーナ。
それでもオースティンは、「恩師がクオヴァディス社の人工弁を保証している」と言うが、ミーナはハッキリ「ブラッドリーの死は先生のせいではない」と伝えた。

オースティンはミーナを伴い、食事中のベネディクトの席を訪ね、「あなたがクオヴァディス社を信じた理由を聞きたい」と問い詰める。
実は、ベネディクトは150万ドルでクオヴァディス社に買収されていたのだった。
言い訳できないベネディクトにオースティンは、「失望した」と告げ、師匠と決別した。

ベルが知った真実

ベルは秘書のグレイソンに、ゴードンと以前に仕事をした人物を捜すよう指示。
取引先はジャクソンビル総合病院でCEOだったキーホー医師だとわかるが、キーホーは10ヶ月前に自殺していた。

 

コンラッドとニック

コンラッドはあるアパートにニックを連れて行き、ふたりで住もうと提案するが、ニックからは、今に満足している。変化したくないと言われてしまう。
コンラッドは、ニックの気持ちが離れているように感じるのだった。

 

ニック、ここに来てアレックに気持ちが揺れてる???
コンラッド、セクシーなのに~。
コンラッドは本当にニックを愛してるのに、それでもアレックに惹かれる気持ちは止められないのかな?

ミーナはオースティンに医師としての実力をほんとうに信頼し、師として仰ぐ気持ちなんでしょうね。
そしてこれがまた、オースティンはミーナを愛してる・・・ワケです。
ん~・・・

ベルはクオヴァディス社のゴードンに恐怖をようやく感じたようです。
ゴードンに弱みを握られて、またまたベルが窮地に立ってしまいそうな予感。

 


 

#13 不可能な手術 Virtually Inpossible あらすじ

オースティンとミーナから、クオヴァディス社の人工弁が欠陥品だと知らされたベルは、ゴードンに安全性を示すデータを出すよう求める。
医学生のエロイーズは、肺、肝臓、膵臓の同時3臓器術に臨むことに。
前代未聞の手術に、オースティン、ノーラン、ミーナそしてベル、スタッフも一丸となって対処する。
一方、ジュリアン・ブースのクルマが川から発見される。

 

まとめ & 感想

直談判

オースティンとミーナは、ブラッドリーの死亡は人工弁の破損が原因であり、クオヴァディス社の人工弁は欠陥品だと指摘。病院の人工弁をすべて変えるようベルに交渉する。
ベルは、「キミの恩師(ベネディクト)が保証している人工弁だ」と言うが、オースティンはベネディクトはクオヴァディス社からお金をもらっていると指摘。
”プロパブリカ”と言うサイトに企業から金をもらっている医師が金額と共に公表されていると言う。
ベルは、必ず調べると約束。
ウェブサイトには、ベルがクオヴァディス社から75万ドルの献金を受けたと記載されていた。

ゴードン・ペイジとベル

ベルはゴードンを訪ね、人工弁が欠陥品と言うデータを得た。安全性を示すデータが見たい。もしもデータは存在しないのなら製品を回収するべきだと言う。
するとゴードンは急に態度を変え、「あなたに指示されたくない。金の無心をしてきたらから献金し、理事にもした。私と製品に忠誠を求めているのに失望した。だが、投資した分は働いてもらう」と言うのだった。

 

医学生エロイーズ

幼い頃から、嚢胞性線維症を患っているエロイーズ。
しかし、エロイーズの状態は悪く、予定していた両肺移植は無理だとわかる。
医師ヴォスは、肺、肝臓、膵臓の同時3臓器の移植をしてはどうか?と提案する。
それは、かつて1例しか成功例のない危険な賭けだった。
その手術をしなければエロイーズの余命は数週間。
エロイーズは手術を受ける覚悟をする。

オースティンはヴォスからの申し出を受け、執刀することを快諾。
倫理委員会では、反対意見もあがるが、コンラッド、オースティン、ヴォスの説得でベルは手術を決断。
手術には、オースティン、ノーランだけじゃなく、ベルも加わり、懸命な治療、手術は行われる。
いろんな苦難があり、両親からの肺提供を受けることにもなったが、手術は無事成功。

ゴードンとの決別

ベルはゴードンに電話し、契約をキャンセルする。これが正しいことだと伝えた。
「ただでは済みませんよ。いずれ後悔する」ゴードンは脅すのだった。

ベルはスーツを脱ぎ、白衣を身に纏った。
今から手術をすると言う。
今日は最高の1日だったと言って・・・

 

ニックと妹ジェシー

リハビリ施設から戻ってきたジェシー。
ニックはジェシーを自宅に住まわせ、彼女を手助けする。
面接の直前、ジェシーは病院にやってきた。
その様子を見たコンラッドは、その異常な上機嫌ぶりを見て、鎮痛剤を飲んでいるのでは?とニックに言うが、ニックは彼女が立ち直ろうとしていると言う。

ニックは病院でジェシーの幼なじみだったレティーの両親を見つけ声をかける。
レティーは薬物(オキシコドン)の過剰摂取により脳死状態に。
エロイーズのドナーはレティーだった。

レティーの両親から、克服したと思っていたが依存症は治らなかった。気分の浮き沈みが激しかったのは薬物のせいだったのに、認めたくなかったんだと聞き、胸騒ぎを覚える。

自宅へ戻ったニック。
ジェシーは面接に行かなかった。
ジェシーのバッグの中から鎮痛剤を見つけたニックは衝撃を受ける。
「重圧なの。姉さんがしつこいからよ。姉さんが悪いのよ」言い訳するジェシー。
ニックは施設に行きなさいと言うが、拒否するジェシー。
「なら出てって。もう限界よ。あなたを救おうとするのも心配するのも、もう終わり。死んでも責任を感じない。チャンスは与えた」とニック。
「私が帰るまでに出て行って」と最後通告をした。

 

ジュリアンの行方

川からジュリアン・ブースのクルマが引き上げられた
しかし、クルマの中にジュリアンはいなかったため、遺体の捜索が始まる。
ジュリアンのクルマ発見はニュースになった。

コンラッドの電話で事実を知ったデヴォンは、ジュリアンの自宅へ出向く。
ネコの世話を頼まれたと理由をつけ、大家さんにジュリアン宅を開けてもらったデヴォンは、電話の通話履歴の封書を持ち帰る。
ジュリアンが最後に電話した先は、FDA医療機器センター長のトラスコットだった。

デヴォンはコンラッドに、公園でジュリアンと最後に会ったそのあとに、FDAに電話をしている。
内部告発する気だったのかも?身に危険を感じて逃げたかも知れないと言う。
「何かあるな」コンラッドはそう言い、どうするか対応を考えることに。

 

いつも思うんですよね、ベルは憎みきれないって。
上昇志向の強いベルですから、政治力、パワーゲームをしようとするけれど、本来ベルは外科医なんですよね。
実際、手術室にいるベルは生き生きしてました。
レーン・ハンターの時も、今回のクオヴァディス社の件も、最後は患者のためを思うベル。
きっとあり得ない仕返しをクオヴァディス社はしてくるだろうけれど、コンラッドたちと協力して、乗り越えて欲しいなと思います。

デヴォンはジュリアンに振られたと思ってたようだけど、違うんですよー!
ジュリアンが生きてることを願いますね。
最初はいけ好かない女だったけど、ジュリアンも良い人なんですよね。
彼女が無事ならいいな。そして、皆で極悪人ゴードンを懲らしめてやって欲しい!
医療は、私欲が絡んじゃダメなものだと思うから。

毎回思うけど、鎮痛剤による依存症は大変な社会問題ですよね。
ジェシーを見ているとイライラするもの。
止めれば良い話じゃん!と思うけど、依存症はそんな簡単なものじゃないんでしょうね

 

 

 

コメント

  1. […] ココ […]

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