今回はウィリアムの闇が少しわかります
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Photo 引用 all by: IMDb, HBO
#9 消失点 Vanishing Point あらすじ
エミリーは父ウィリアムを待機ポイントまで連れて行き、救護を呼ぶ。
父と娘は、救護を待つ間、自殺した母について過去を振り返り始めた・・・。
ラボではメイヴから取り出したコードをクレメンタインに移植し、デロス側からの指示でホストを操れるようにする…。
“彼方の谷”へ進むドロレス一行だが、亡霊の国の戦士に行く手を阻まれ、ドロレスとテディだけが生き残る…。
まとめ ＆ 感想
現在：エミリーとウィリアム ⑴
エミリーは、待機ポイントへウィリアムを運び、救護信号を出した。
救護を待っている間、エミリーは父親が関わっているプロジェクト（人間の不死を追求する計画）に関わりたいと言い出す。
デロス社はゲストを監視し、データを集めていたのだった。
ウィリアムは、プロジェクトに関わりたいと言ったことが意外で理由を尋ねると、エミリーは、母を蘇らせ、自殺した理由を聞きたい。ゲストの心を読み取るスキャナーはどこにある？と聞いてきた。
ウィリアムは、自分の頭の中にあると答えた。
過去：パーティーで
ウィリアムは妻ジュリエット、娘エミリーと一緒にパーティーに出席していた。
ウィリアムはみんなから慈善活動を讃えられる。
しかし妻ジュリエットは酒に酔った姿を見せ、ウィリアムとエミリーはジュリエットを心配する。
そのパーティーにはフォード博士も出席していた。
「人間をホスト化」する計画についてイヤミを言うフォードに、「シナリオに口出ししない代わりに谷には近づかないと言う協定があるだろう」と言うウィリアム。
しかしフォードは、協定を破ったのはウィリアムだと言い、「気をつけろ」とプロファイルカードをウィリアムに渡した。
過去：妻ジュリエットの自殺 ⑴
ウィリアムはジュリエットを家まで連れて帰ったが、酔ったジュリエットはウィリアムに絡みだす。
ウィリアムと出会った頃、ジュリエットの周りは偽善者だらけだったが、その中でウィリアムだけは「何も偽らない男」だと思ったと言う。しかし、実際は、偽ることの天才で、騙されたと言うジュリエットは、「あなたは偽善者、病原菌よ！私たちの家族をボロボロにした。兄のローガン、父、そして私まで！」と怒りをぶつける。
帰宅したエミリーは、母の剣幕を見て「施設に入るべきだ」と言う。
エミリーには、母の姿はアルコール依存症にしか見えなかった。
リハビリ入所を拒否するジュリエットをウィリアムは寝室へ連れて行き、寝かせた。
ジュリエットは「私を愛したことがある？ 演じ続けていると自分を忘れるわよ」とウィリアムに呟いた。
現在：エミリーとウィリアム ⑵
ウィリアムはエミリーと話せば話すほど、（自分の娘なら、こんなことは言わない）と言う考えが強くなり、エミリーはホストで、これはフォードが仕組んだシナリオだ！と思い始める。
とうとうウィリアムはエミリーに「フォード、ここまでやるとは悪趣味だ。オレはゴールを目指す。そしてここを破壊してやる！」と言う。
エミリーは「私はホストじゃない。父さんを心配なフリをした本物の娘」と怒りをぶつけ、「世間にこの計画を公表する。あんなたの本性を暴いてやる！」と言った時、救護隊がやってきた。
エミリーは「自分たちは人間だ！」と救護隊に言うが、ウィリアムは「そいつは娘じゃない」と言う。
その時、救護隊のひとりがボスであるウィリアムがここにいることに驚く。
しかし、ウィリアムは救護隊でさえシナリオだと思い、隙をついて銃を奪い、救護隊員を全員殺してしまう。
ウィリアムの暴挙にエミリーは「本物の人間よ。ゲームじゃないわ。わかったわ、証拠を見せる・・・」とポケットに手を入れた時、ウィリアムはエミリーを銃殺する。
ウィリアムはエミリーの腕を切り裂き機械（ホストの証拠）を確認しようとした時、エミリーの手に握られた自分のプロファイルカードを見てしまう。
エミリーはホストではなく、ほんとうの娘だったのだ。
彼方の谷を巡る戦い
ドロレス、テディたちは、彼方の谷へ向かう途中、亡霊の国の戦士たちに止められる。
戦士たちが「”彼方の谷” はお前らのものではない。新しい世界への扉だ」と言い、ドロレスたちを阻止しようとしたため銃撃戦となる。
亡霊の国の戦士と、ドロレスたちの兵士は全滅した。
辺りを確認するように言われたテディは、戦士の生き残りを見つけるが、彼を撃つことが出来なかった。
生き残ったドロレスとテディは ”彼方の谷” を目指す。
旅の途中、テディは全部思い出した。ふたり愛し合っていたことは過去なのか？とドロレスに問いかける。
ドロレスは今も愛していると言うが、テディは今も愛しているからこそ、キミがオレを怪物に変えてしまったことがツラい。悪党になってまで生きる意味はないと自殺してしまう。
現在：メサハブで
ヘイルとローランド（ラボスタッフ）は、クレメンタインにメイヴのコードの一部をコピー。
管理者権限でクレメンタインに指令を出し、彼女に近くのホストをコントロールさせるように構築、テストをすることに。
指令でクレメンタインは隣の部屋で停止していたホストを操り、ホスト同士残虐に殺し合いをさせた。
満足気なヘイルは、スタッブスを呼んで作戦を実行すると言い、メイヴは用済みだと言った。
バーナードは、その様子を隠れて見ていた。
フォードの声に動かされるバーナード
バーナードはフォード博士の声が聞こえるようになっていた。
フォードから「連中は信用できない。ホストの自由よりも破壊を望んでいる」と言われたバーナードはエルシーの元へ行こうとするが、「もうひとつだけ、やることがある」と囁かれる。
バーナードは導かれるように、メイヴがチェックされているラボへ行き、フォード博士の言葉をバーナード経由して受け取らせた。
その後、バーナードはエルシーが待つ階下へ行く。
しかし、またもフォードの声で「エルシーを信用するな」と聞こえる。
バーナードはエルシーにデロス社は、ゲスト全員の心をコピーし、揺りかごよりも巨大なサーバー「鍛冶場」にデータを保存している。
そこへホストが向かっている。
誰よりも先に鍛冶場へ行き、データを確保して、利用して事態を収拾させようと言い、バギーで出発する
鍛冶場が彼方の谷のことなんでしょうか？？
途中、殺されている救護スタッフを見つけたエルシーは、武器を調達すると言う。
その時バーナードはまたフォードの声で（エルシーはキミを裏切るぞ）と聞こえはじめる。
バーナードはフォードを自分の頭から追い出そうと自ら腕を切り開き、端末と繋いでコードを変更する。
そして戻って来たエルシーに「ここで救助を呼べ。オレはひとりで行かねば、ひとりで・・」と言ってエルシーを置いてバギーでひとり向かう
現在：メサハブで
ローランドはヘイルの命令でメイヴを葬ろうとする。
メイヴは停止したまま、意識下でフォード博士と会話をする。
フォードはメイヴに自由に向かって脱出するシナリオを与えたが、メイヴは娘を救うためにココに残った。
それはシナリオとは違う展開だったが、ここで終わってはイケナイ。終わらせるな！
と伝えた。
すると突然、メイヴの中枢アクセス権が解除され、勝手にデータが変更をはじめた。
現在：ウィリアム ⑴
虚構の世界（パーク）と現実との境界線を失ってしまったウィリアムはジュリエットとの最後の時を思い出しながら、銃口を頭に向けた・・・
過去：妻ジュリエットの自殺 ⑵
ジュリエットをベッドに寝かしつけたウィリアムは、「１度ぐらい本当のことを話してよ」と言われる。
ウィリアムは、フォードから渡された自身のプロファイルカードを隠し、眠っているジュリエットに話しかけた。
「オレの本性を見抜いたのはキミだけだ。自分でもその本性を知らなかった。だがオレには闇があったんだ。しかしこの世界では、オレは壁を作り、ジュリエットとエミリーを守った。だけど、キミだけが見抜いたんだ。オレはキミが言う通りの人物。オレはキミのものではない。オレの世界は別にあるんだ」と。
ジュリエットは眠ったフリでウィリアムの告白を聞いていた。
彼が部屋を出たあと、ジュリエットは隠したプロファイルカードを見つけ出し、端末と繋いだ。
カードのデータには、パークでのウィリアムの行動の数々が記録されており、被害妄想、偏執病の性格と記されていた。
ジュリエットは、そのカードをエミリーに贈ったオルゴールの中に入れ、自殺を図った。
結局、ウィリアムは偏執病の性格を持つ人間で、ホストのドロレスを愛し続けていたワケですか・・？
現在：ウィリアム ⑵
ウィリアムは頭に銃口を突きつけ、自殺をしようとした。
しかし、実行せず、ナイフで自分の腕を切り裂きはじめた・・・
もしかしたウィリアムはホスト？？？
んなワケないよね？
心優しいガンマンのテディは、データを改変されても、彼本来の誠実な優しさは消えなかったと言うことなのかなぁ？
テディの最後が悲しすぎました。
かなり珍しいタイプで精神崩壊型のウィリアムは、ホストのドロレスを愛し、それはずっと・・と言うことだったのかな。
そりゃ、自殺したくもなりますよね、ジュリエットさん。
しかもウィリアムは、もう虚構の世界と現実の境界線を失ってますもんね。
殺されたエミリーが可哀想です。
最終話で、彼方の谷を目指す者たちが集合することになるんでしょうね
テディを失ったドロレス、バーナード、黒服のウィリアムは確実に行くでしょう。
アチキタと、メイヴも行くのか？？？
期待して見ます
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