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#16 血よりも濃く Blood and Water あらすじ
マギーは論文が話題となり、ポッドキャストのインタビューを受けるが、インタビュー中、遺伝子上の母はエリスであり、メレディスは姉だと口を滑らしてしまう。
姉カリーナと共にやってきた父ヴィンチェンツオは、「世界が変わる発明」があると外科部長代理のアレックスにプレゼンする。
まとめ & 感想
マギーの論文と出生の秘密
論文を発表したマギーは注目され、ポッドキャストのインタビューを受ける。
インタビュー中、マギーは遺伝子上の親がエリス・グレイで、メレディスが姉だと口を滑らしてしまい、マスコミの興味を引いてしまう。
「ポッドキャストからエリスとの件でコメントを求められた」。
リチャードはエリスとの浮気を医学界に暴露したんだぞ?とマギーに苛立つ。
「怒っているのね」
マギーはリチャードに聞くが、「怒ってない。キミのストーリーだ。語る権利がある。」と言うリチャード。
しかしリチャードの本音は、「ガンの闘病中で苦しんでいるキャサリンが、”自分の恥ずべき過去の不倫行為が世間に知られた”ってことで、また苦しむ」と言う。
”恥ずべき過去” そう言われたマギーは「その結果、生まれたのが私と言う存在よ」と言って出て行く。
リチャードは「過去を恥じているが、キミの存在には感謝している」と言って、傷つけたことを謝る。
そして、マスコミに聞かれたら、キミと縁があることは誇りだと答えると言うのだった。
デルーカの父ヴィンチェンツオ
アンドリュー・デルーカから父のことを聞いたことがあるメレディスは、アンドリューの父の突然の来訪を心配する。
「姉カリーナは父の双極性障害を疑っているけど父は治療を拒んでいるんだ」と言い心配するアンドリュー。
父ヴィンチェンツオは、外科部長であるアレックスにプレゼンをする。
父の行動、発言が心配なカリーナとアンドリューは同席する。
父の”世界が変わる大発明”とは、「赤ちゃんの袋」だと言う。
未熟児は10人にひとり生まれ、母体から離れると生きられないため死亡率も高い。
そのため、子宮から取り出した赤ちゃんを、「赤ちゃんの袋=外部胎嚢」に移し、未発達の肺、脳、心臓を育てると言う。
既に「赤ちゃんの袋=外部胎嚢」は製作済みで、動物実験では健康な赤ちゃんが生まれていると言い、「資金をよろしく」と言う父。
アレックスは「人工子宮」に興味を示すが、メレディスは詳しくは言えないけど、ちゃんと調べた方が良いとアドバイスする。
アンドリューは素晴らしい研究だと父に言う。
ヴィンチェンツオは、「おまえが母親と渡米し、こちらで医者までになった。おまえとは距離があるが埋め合わせしたい」と言ってGFのメレディスを褒め、一緒に世界を変えよう。赤ちゃんを救おう。私がおまえを有名にしてやろうと陽気に言うのだった。
父の精神状態を心配するカリーナは、この研究を止めるべきだとアンドリューに言うが、アンドリューは時々おかしくなるが問題ないと言う。
メレディスは「精神疾患なんでしょ?危険よ」と言うと、カリーナは、「この3ヶ月、父を見てきたからわかる。良くないの。パパは再会を喜ぶあなたを丸め込んで操っているのよ」と言う。
しかしアンドリューは、「この研究で大勢の命が救える。ボクは参加する」と言うのだった。
どうしてたら良いか・・・と悩むカリーナに、メレディスは部長のアレックスには伝えておくべきだとアドバイスする。
詳細を知ったアレックスは、悩ましいことだが精神疾患があると言うだけではねつけたくないんだと言う。
メレディスは、下手したら倫理問題になると警告するが、アレックスはこの研究を勧めると言う。
メレディスはアンドリューにも、「私も親とはフクザツな過去はあって、判断を誤ってきたから。冷静になって」と言うが、アンドリューは「ボクを信じて」と言うのだった。
オーウェンとアメリア
正式なレオの親となるための書類は揃った。
ふたりは、判事の審問にパスするために弁護士と打ち合わせをするが、別居中のふたりは、レオの養育方法等に相違があり、打ち合わせをするように言われる。
ふたりは詳細を決めたが、アメリアはテディに赤ちゃんが生まれたら変わると言い出す。
オーウェンは、テディにはコラシックがいる。俺はアメリアを選んだんだ。キミと生きて行きたいと言う。
しかしアメリアは「テディが戻って何もかも変わった。別れてスッキリしたの。ツラいケド、別れる前よりマシ」と言う。
”スッキリした” そう言われてオーウェンは、キミは俺を愛し、俺に愛される暮らしに耐えられないからぶち壊す。脳腫瘍のせいじゃない。キミは愛したり愛されたりできないタチなんだと言ってしまう。
「私を外して」
アメリアは弁護士に言う。
驚くオーウェンにアメリアは、ベティとの約束だからできる限りレオと過ごすけど、「アメリアおばさん」として。
人を愛せないおばさん。もう終わりよ。レオはあなたのものよと言うのだった。
ジョーの憂鬱
アレックスとジョーの家に滞在中のヘレン。
ヘレンは自分が編んだ赤ちゃんのニット帽を見せて、孫が楽しみだと言う。
それを聞いたジョーはフクザツな気持ちに・・・。
いつか子どもが欲しいと思う一方で、子どもを持つことの不安やリスクを考えると前向きになれないジョーにジャクソンは、娘ほど可愛いものはないと言い、人生に絶望した時、生きる意味を教えてくれる存在だと言うのだった。
アレックスは、心配なのはお袋の遺伝だろ(精神疾患を抱えている)と言うが、幼少期以降両親と会ったことのないジョーは、自分自身の家族歴がわからないことが不安だと言い、「遺伝子検査キット」を見せて、子どものためには知っておくべきだと思ったからと言う
その他
順調な交際を続けるニコ・キムとシュミット。
しかし、シュミットが母親に紹介しにくいと言ったことがキッカケでキムは怒ってしまう。
シュミットはキムに愛していると伝え、母は何でも過剰に反応する。母に騒がれる前に自分で見定めたいんだと言う。
ニコは「ボクを愛してる?」と聞いてシュミットにキスをするのだった。
ポッドキャスト・・・
聞いたことあるけどなんぞや?と思って調べたら、ネットラジオのようなものらしい。
ふ~ん(笑)
正直、アメリアとオーウェンの関係についての揉め事、飽きました。
同じ事、繰り返してるだけだし。
だから、もうムリだと言うならこれでスッキリ別れて欲しい。
もう見てるこっちが「enough」と言いたくなりますわっ
反対にとても良い夫婦になってきているアレックスとジョー。
彼らの幸せがうれしいです(笑)
アンドリューのパパの研究が倫理問題となって病院を揺るがさないで欲しいなと心から。
せっかくメレディスとアンドリューは良い感じなんだもの。
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