WESTWORLD シーズン1#10 アダムの創造(終)

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これがシーズン1の最終話です。
イヤイヤ、どうなん?
めっちゃ難しくないですか、このドラマ。
みんなこのドラマを理解できてるんやろか?
私のアタマの中には、理解仕切れていないことのオンパレードです

あ! エンドロールの最後に、アーミスティスのその後を少し見ることができます。
私も見逃しかけましたので、お忘れないよう(笑)

感想はコチラ

 

「ウエストワールド」は ココ? から視聴可能です♪

Photo 引用 all by: IMDb, HBO

 

#10 アダムの創造 The Bicameral Mind あらすじ

ドロレスと再会した黒服の男は、“迷路の中心”を教えるよう彼女を脅迫する。真の愛で結ばれたウィリアムが助けに来ると言うドロレスに、黒服の男はある事実を告げる。
一方メイヴは、仲間に引き入れたホストたちとパークからの脱出作戦を決行する。
そんな中、シャーロットから引退のスピーチをするように勧告されたフォード博士は、パーティーで最後のシナリオを発表する…。​

 

まとめ & 感想

ラボで⑴

メイヴはルッツとシルベスターに逃亡防止爆弾のない頚椎を作り直させ、端末を借りて警備システムに変更を加え、その上、逃亡の仲間のヘクターとアーミスティスのコードも変更した。
他の部屋で修理をされていたヘクターは、ラボのスタッフのセックスの対象にされたが、隙を突いて背部からナイフを突き立て殺す。
その隣の部屋では、修理されていたアーミスティスが突然休眠モードから目覚め、スタッフの指を噛み切り、ガラスに投げ飛ばした。
メイヴはルッツと一緒に、彼らのラボへやってくる。
そこへ、シルベスターがやってきて来て惨状に驚く。
シルベスターはメイヴのコードにアクセスし、休眠モードから目覚めるように変更を加えたのは、アーノルド用のアクセスコードを使ったヤツだと言う。
それを聞いてメイヴは、「聞く相手は知ってる」と皆を連れてラボを出た。

 

ラボで⑵

メイヴはルッツ、ヘクター、アーミスティスと低温倉庫室に入り、奥の部屋で死んでいるバーナードを見つけた。
ルッツは驚くが、メイヴは「再接続して」と指示、ルッツはバーナードがホストだったことに更に驚く。

ルッツはバーナードを修復した。
メイヴは娘(メイヴの前のプロット)の記憶を消して欲しいと言うが、バーナードはそれをするとメイヴが壊れてしまうためできないと言う。

メイヴは自分が端末で改変する以前に、自分のコードを変更したものがいる調べて!と言う。
バーナードは、誰かに「脱走のプロット」に変えられていると言い、その手順まであると言う。
メイヴは、これは私の決断で、選択し、計画した怒るが、ここまでの行程(全部マッチ)、これからバーナードと一緒に電車の乗って本土へ行く・・とコードを読む。
メイヴは怒りで端末機を壊し、自分の意思で脱走する!と言い皆を連れて行動を開始する。

 

メイヴたち vs 対策班

コントロール室で、アーミスティスに暴行を受けるスタッフの映像が見つかった。
リーダーは、品質部を祝賀会場へ送るよう指示するが、コンピューターはシャットダウン、コントロール室は封鎖され、パークの模型が沈みはじめた。

メイヴたちが移動中、警告が鳴り、対策班が出動する。
ヘクターとアーミスティスは、銃を奪い対策班を全滅させて行く。
しかし、アーミスティスの腕が閉められた扉に挟まれ動けなくなる。

メイヴたちはアーミスティスを置いてエレベーターへ向かう。
しかし、今度はヘクターがエレベーターに乗ろうとすると身体が動かなくなる。
メイヴは、ひとりで逃げるため、コードをそのように設定していたのだった。

 

パークを脱出するメイヴ

現在の服に着替えたメイヴは、ルッツとエレベーターでウエストワールド駅へ向う。
ルッツは、メイヴの娘(以前のシナリオ)の現在の居場所を教えたが、「娘はシナリオ上の存在」とひとりで電車に乗る。
電車の発車寸前、メイヴは電車を降りる。
その時、駅の電源が落ち、真っ暗になる。

 

ドロレスと黒服の男

ふたりは”砂に埋もれた町”にいた。
この町は初めてだと言うドロレスに、黒服の男は、「以前お前にここに連れて来られた」と教える。

ドロレスはアーノルドとの過去の記憶と今とがリンクしはじめる。

ドロレスはアーノルドの幻覚を見て、追いかけるように教会の墓地へ来た。
そして自分の墓石の前を掘りおこして迷路のオモチャを見つけ出した。

ドロレスは、アーノルドがいた過去、同じように迷路を掘り当てたことがあった。
それはアーノルドが、自分の声を頼りにドロレスに意識を確立させようとした時のことだった。
アーノルドは、それができたドロレスには”意識”があり、”本物”。開園できないとして、フォードに話しをしたが、フォードはドロレスに”意識”があることを信じず、人間はドロレスを敵視する。意識は抹消しようと発言。
アーノルドは、「ホストを皆殺しにしてくれ。開園させてはダメだ。テディがなんでも協力してくれるだろう」とドロレスに頼み銃を渡した。
そしてアーノルドはドロレスのコードを変更した。

黒服の男は、「ワイアットに会えば分かる。ヤツは何処だ?」と問い詰めるが、ドロレスは混乱して、仕方なかったと泣き出した。
その態度に苛立った黒服の男は、ドロレスを殴り「おまえが大事なのはこの世界だけだと言うからこの世界を買ったのだ」と言う。

黒服の男はウエストワールドの株を過半数以上持っていた。
そして、ここは現実世界よりリアルだからこそ儲かっているが、この世界のすべてはまがい物。ドロレス、本物が欲しいだろうと言う。
それを聞いたドロレスは、「私はもう本物を見つけた。彼の愛は本物。私の愛も。ウィリアムは私を助けに来てくれる」と言い出す。
それを聞いた黒服の男は、「奇遇だがオレもウィリアムを知ってる。彼の道がどこに続いていたか教えてやろう」とまるで過去のことのようにドロレスに話しをしだす。

ウィリアムの話

初めてゲストでパークに来た時、ウィリアムに殺しの要素はなかったが、ドロレスと出会い戦う理由が出来た。
消えたドロレスを捜すうちに、ウィリアムは殺しの味を覚え、ローガンを縄で引き連れ、砂に埋もれた町へ戻った。
しかし、ドロレスを見つけられず、この世の端へと進んで行った。
ウィリアムは、ドロレスを捜すうちに、殺しを重ねて自分自身を見つけた

ウィリアムとローガンはデロス社の人間だったんですね?
で、ローガンはパーク内で殺された?ここ意味不明(笑)

結局、ウィリアムは最初の町へと戻ったが、そこにいたのはシナリオどおり動く、出会った時のままの美しいドロレスだった。
もちろんドロレスはウィリアムを覚えていなかった。
その時、ウィリアムはドロレスが”本物ではない”と悟った。

黒服の男は「おまえのおかげで自分を見つけられた」と・・・その時、黒服の男がウィリアムだと気づいたドロレス。
黒服の男(ウィリアム)は、「最後の謎以外は、すべてわかっている。迷路の中心はどこだ!ワイアットに繋がる扉を開けろ」と言った時、ドロレスの様子が変わり、「あなたの迷路じゃない」と言ってウィリアムの殴りかかり、引っ張り倒して腕を折り、銃を向けた。
ウィリアムは「やれ!」と言うが、ドロレスはナゼか躊躇する。
ウィリアムは隙を狙いドロレスの腹を刺した。

そこへやってきたのは、「覚えておけ」の声に記憶を取り戻し、ドロレスを助けるために砂に埋もれた町へやってきたテディだった。
テディは、黒服の男を何発も銃で撃ち、倒し、ドロレスに駆け寄るが、腹を刺されたドロレスは、「約束の場所へ連れて行って」と言う。
テディはドロレスを連れてその場所へ向かう。

 

フォードとウィリアム(黒服の男)

立ち上がったウィリアムの前に、正装のフォードがやってくる。
「迷路の中心を見つけたな」と言うフォード。
フォードはウィリアムの目的はなんだ?と聞く。
「ルールを破ること。ホストを反撃させたかった。叶わぬ望みだったな」と答えた。
フォードは、今夜のパーティーに誘った。

 

ドロレスとテディの約束の場所が・・・

夜になり、テディはドロレスとの約束の場所へ辿り着く。
美しい海辺でテディに抱きしめられながら、「彼らの目的は私たちを閉じ込めること。美しき罠は私たちの中にある」とドロレスは呟き亡くなってしまう。
涙を流しキスしたテディーが、「いつか新世界への道を見つけよう。これは新しい章の始まりに過ぎないのかも」と言った時、ふたりにスポットライトが照らされ、拍手は起こった。
テディが機能停止し、フォード博士が登場する。
ふたりの浜辺のシーンは、フォード博士の新シナリオのプレゼンだったのだった

フォード博士は、新シナリオのタイトルは「夜への旅」だと発表。
招待客から拍手が起こった。

 

アーノルドの死の真相

博士のラボへ運び込まれたドロレスを修復するフォード博士。
そこへバーナードがやってくる。フォード博士が呼んだのだった。
そして、フォードはふたりにアーノルドの死について話す

・アーノルドは息子の死に直面し、失ったものをドロレスで再現した(夢幻レヴェリーを加えること)。
・フォードとアーノルドは開園時期について揉めていた。
・アーノルドは開園を阻止するため、新キャラとドロレスを統合させて「ワイアットのシナリオ(ホスト全滅)」を実行した。
・ドロレスはそのプロットどおり、アーノルドとテディを殺し、自殺して全滅させた。

その後、フォードは開園にはこぎ着けたが、相棒を失った。
フォード博士は、ドロレスがアーノルドを殺した時に着ていたドレスと銃を置き、「ここを出るには誰になるべきか分かったか?許してくれ」と言ってバーナードと一緒にラボを出た。

フォードはバーナードと握手し、「アーノルドは君らを救う術を知らなかったが、私はやっと見つけた。お別れの時間だ」と去って行った。

フォード博士が、勝手復活したバーナードに驚かなかったと言うことは、メイヴがラボスタッフに指示してバーナードを復活させると言うコードを入れていたと言うことなんでしょうね。

 

ホストたちの反乱

フォードは招待客の前で新しいシナリオについてのスピーチをする。そこには黒服の男(ウィリアム)もいた。
フォードは、新シナリオの舞台は、戦時下、大悪党ワイアットが登場し、殺人ではじまると言う。

ドロレスが会場に現れテディに「この世界は彼らのものじゃない。私たちのもの」と耳打ちし、ゆっくりとスピーチするフォードに向かって歩きはじめる。
右手には銃が握られてた

アーノルドを殺した銃ですね

フォード博士は、「これが最後のスピーチです。私の最後の作品を楽しんでください」とグラスを掲げると、ドロレスがフォード博士の背後に立ち、フォード博士の頭をぶち抜いた。
会場からは、悲鳴があがる。
ドロレスは、ひとり銃で招待客を撃ち続けた。

同じ時、外でスピーチを聞いていた黒服の男(ウィリアム)は、草むらから多数の先住民が武装して出てくるのを見て、ほくそ笑んだ。

そしてヘイルの指示でホストの低温倉庫へ降りたリーは、重要機密データを仕込んだアバナシーを連れ出そうとするが、そこには1体のホストもなく呆然とする。

 

オリジナルエピソード名「The bicameral mind」は、心理学者ジュリアン・ジェインズの「二分心」。
古代人の脳は、現代人のように「意識」を持たず右脳は「神の言葉」を聞く役割をしていたと言う提唱の言葉だそうです。
アーノルドがホストに持たせたかったと言う「意識」がこのドラマではかなり重要だと言うコトがエピソード題でわかります。

でも結局は、メイヴの「脱走」の行動も、ラストシーンでドロレスがフォード博士を撃ち殺したのも、すべてコードに書き込まれたプロットなんだと思います。
つまりは、【ホストが人間に対して反乱を起こす】と言う新シナリオがスタートしたと理解しましたが、どうでしょう???

ドロレスにアーノルドを殺させた時のドレスと銃を渡したのは、ドロレスの意識でさせたのか、コードを打ち込んだのか・・・
ここ微妙ですけど、ドロレスは人間を殺しにかかったと言うことです。
これは大事件ですよね?
そしてそれを見て、動きはしないものの、ホストはほくそ笑んでましたから恐ろしいです。
さて、シーズン2はどう展開するんでしょうか・・?
人間 vs ホストとの戦いか? 気になります

 

 

 

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