●念願の”黄金の国”に上陸したウベたちは探索をはじめる。
●ウェセックスの王アルフレッドは、全面戦争を決意する
●イングリッドの魔術で失明したエイリークは、各地の首長を召集する
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#18 魔術 It’s Only Magic あらすじ
アイヴァーたちヴァイキング軍はエディントンに野営を張り、ウェセックス軍の動向を監視を続けていた。
城を捨て、チチェスターへと進軍するアルフレッド王は体調を崩してしまう。
念願の”黄金の国”に上陸したウベたち10人は、自然の恵み豊かなその土地に魅了されるのだが・・。
まとめ
新大陸
上陸
上陸を果たしたウベたち(10人)。
その土地は、オテールの話しどおり自然豊かな、太陽が煌めく場所で、「まさに新世界だ」とウベ。
植物、獲物も豊富で食に困ることもなく、ウベたちは神々に生け贄を供え、これからの繁栄を祈る。
しかし狩りに出たオテールは、木彫り、足跡、小道を発見する。
「彼らはオレたちに気づいている」とオテール。
ウベは贈り物を置いて相手の出方を見ようと提案、それぞれ大切なものを差し出す。
すると贈り物のお返しが置かれていおり、ウベたちを監視しているようだった。
その上夜中、動物のような奇声を上げ続けられ、眠れないウベたち。
ウベは待っていても仕方ないと判断、こちらから彼らに近づくことに。
足跡をたどりウベたちは、小さな集落を発見する。
さっきまでたき火を使っていた形跡があるが、人が見当たらない。
「命の駆け引きする気だ」とオテール。
その時、隠れていた原住民は槍や弓矢でウベたちを威嚇し、囲むのだった。
イングランド ウェセックス
アルフレッド王の決意
チチェスターへと移動しながらアルフレッド王は、兵力を増やしていた。
王妃エルスウィズは王に寄り添い続けるが、虚弱体質のアルフレッド王は、アルドルフ司教とシスター・アニスの領土で倒れてしまう。
エルスウィズは、「肉体、精神共に強くあらねばなりません。私のために、兵士や自分のためにそうあってください」と励ます。
その言葉に覚悟を決めたアルフレッド王は、髪を切って精悍なイメージへとチェンジし、
「邪悪な敵を前にして降伏はしない。キリストの神がついている。負けることなどあり得ない。北の民は残酷だと言われるが同じ人間だ。これ以上、悪魔とは取引をしない。今、ここに誓う。我が身を投げうつ覚悟だ。今こそ戦うのだ。ウェセックスに栄光を!」と軍兵士に向かって力強く演説し、覚悟を示した。
それを満足そうに見守るエルスウィズ王妃。
しかしチチェスターへの移動中、再び倒れたアルフレッド王。
シスター・アニスは、「今こそ王が必要です」と言うがエルスウィズ王妃は、神に祈ることしかできないのだった。
まさかこの形で再会するとはね・・・。
アイヴァーの野望
野営地でウェセックス軍の動向の偵察を続けるアイヴァーたち。
「ハーラル王は次の戦いで死ぬか、誰かに殺されるだろう」と言うアイヴァーの言葉にヴィトゼルクは、アイヴァーが統一王を狙っていると知り、「そんなになりたいのか?」と問う。
「統一王になればもっと有名になれる。今やオレの名前は知れ渡ってるが物足りない。老いぼれて死ぬより戦で死んでヴァルハラで歓迎されたい。そしてここに眠るのは世界一有名なヴァイキングと言われたい。オレの息子はルーシの偉大な戦士になる。オレの血を受け継いでいくんだ。己の身体の中にオレの魂が宿っていることを誇りに思うだろう」とアイヴァー。
しかしヴィトゼルクは笑いながら、「現実になるかもな。だがお前の目の色が濃い青になってるぞ。それはお前の身が危険な印だ」と言う。
ヴィトゼルクの言葉で、未来に不安を感じたアイヴァー。
その時、見張りの兵士が霧で視界が悪く、ウェセックス軍の動向が見えないと報告する。
ハーラルは、「敵が来たら見えない」と言うが、「まだ数日から数週間かかる。いつ来ようがヤツらはあの木立の中を通る。そこを待ち伏せする」とアイヴァー。
アイヴァーは足に痛みを感じるようになっていた。
ヴィトゼルクはアイヴァーに、「目が青いぞ、休んでろ」と声をかけ、ハーラルに目配せをする。
アイヴァーはしばらく考え事をしていたが、突然、「分かったぞ。これで勝てる。歩けなくしてやる」と呟く。
カテガット
首長を集めて
エイリークとイングリッドは各地の首長をカテガットに召集、ハーラル王不在の統治をふたりですること、敵の襲来からカテガットを守るため新たな城壁と要塞を作ると言う。
しかし首長たちは両目失明のエイリークを軽視し、「増税を保留にしてもらいたい」と口々に勝手な要望を言い出す。
エイリークは、「ハーラル王の妻に従うべきだ」と首長らに忠告、イングリッドも、「どこかの首長がキリスト教に改宗し、キリスト教を国教にし、民が神々を信じることを禁じたと聞いている。その王がカテガットを襲撃する可能性もある。これが城壁を作る理由だ」と言い含め、首長らを説き伏せた。
イングリッド vs エイリーク
エイリークはイングリッドに、「オレの失明はお前の仕業だな?魔女ならできる」と責めるが、「あなたの過去の行いのせい。自業自得よ」と言ってのけるイングリッド。
しかしエイリークはイングリッドのせいだと確信、奴隷のオーリグに、自由民にすると言う条件でイングリッドを殺せと命令する。
感想
18話を見終わり、残り2話です~。
ん~淋しいなぁ@先が観たいが、見終わるのが寂しいと言う状況下にいます。
これはもう、「ヴァイキング ヴァルハラ」の続編待ちですね!
ウベたちは、目標だった”黄金の国”に上陸。
自然の恵み豊かな土地で、鋭気を養ったメンバー。
ウィキペディア上、ノルウェーの西の遠征は、アイスランド → グリーンランド → ヴィンランドと書かれており、ヴィンランドは現在の北米の”ニューファンドランド”のようです。
そこから考えると、ウベたちは、北米にいることに。
これまでと違い、温暖な自然豊かな土地にほんとうに癒やされている様子だったのに、先住民族に囲まれてしまいましたねー。
17話で、アイヴァーとヴィトゼルクの兄弟愛を感じたのに、どうやらヴィトゼルクはハーラル王と組んでるっぽい。
ん~、ヴィトゼルクの永遠のライバルはアイヴァーと言うことなんでしょうか。
コメント
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