ヴァイキング:ヴァルハラ 3 #1 7年後(相関図あり)

海外ドラマ
海外ドラマヴァイキング:ヴァルハラ

送信中です

×

ヴァイキング 海の覇者たち」のスピンオフドラマとして始まった、「ヴァイキング ヴァルハラ」は、「ヴァイキング 海の覇者たち」から100年後のストーリー。そしてこのシーズン3が最終シーズン、全8話

 

#1  7年後  Seven Years Later あらすじ

7年後ー。
ハーラルは共にコンスタンティノープルに着いた仲間、レイフ、ドーン、バトゥ、ケイサンを加え、ヴァリャーグ軍としてビザンツ帝国皇帝ロマヌスの護衛軍としてシチリア島シラクサでサラセン城塞で戦っていた。
一方ヨームスボルグを統治するフレイディスの元に、治療師スティーグがやって来た。

相関図

まとめ

前エピソードから7年後ー。

ヨームスボルグ

ハーラルとフレイディスの息子ハロルド(通称ハーラル)は6才に。
兄レイフとハーラルを別れて以降、ふたりの消息は不明。
カテガットは貿易で栄えていた。

やって来た男

ある日、ヨームスボルグに見知らぬ男がやって来た。
男の名は”スティーグ”、神々の信者でもキリスト教徒でもないと言い、ヨームスボルグに滞在したいと言う。
フレイディスは治療師だと言うスティーグに、村で働くと言う条件をつけて滞在を許可する。

スティーグは元農民。襲撃者に妻子を殺害された過去があった。またスティーグの祖父はヨームスボルグのヴァイキングだったと言う。スティーグは護身術を身につけていた。
結婚式

ヨームスボルグはフレフサの結婚で盛り上がる。

スティーグは、「ヨームスボルグは想像と違った、活気がある」と言うが、フレイディスは、「北と南をキリスト教徒が支配し、キリスト教徒は私たちの信仰を滅ぼそうとしてる。だから常に警戒している」と言う。
その夜、フレイディスはスティーグを誘い関係を持つ。

 

クヌート王

クヌートは、キリスト教徒の義務である教皇の承認を得るためにローマのラテラノ宮殿を訪ねる。
今やデンマーク、ノルウェー、イングランドの王であるクヌートにとって教皇の承認は政治的にも必要な儀式だったが、三国の王である自分と教皇が対等でないことに納得できないクヌート。それでも接見では教皇に尊敬と服従の口づけ(教皇の指輪に口づけをする)をする。
しかし枢機卿から、何世紀にも渡り教会聖地に与えてきた略奪と冒涜への賠償として300の教会を建立すること、その約束が確実に果たされるよう後継者の名前を言うよう求められた途端、「後継者は決めていない。私の帝国統治にまで口を出すな。私は直接教皇と話しをしたい」と声を荒げる。

枢機卿は、「聖下(教皇のこと)と教会を侮辱した。謁見は終わりだ、承認は与えない」と去ってしまう。

教皇とは】  全カトリック教会の最高司祭のこと
枢機卿とは】 教皇の最高顧問
ラテラノ宮殿】イタリア、ローマにある宮殿
ゴドウィン伯爵の策略

教皇に破門されてはイングランドが孤立してしまう。
ゴドウィンは枢機卿に接触、多額の賄賂を渡して話しをまとめる

エマ王妃は、「教皇の承認がイングランドの必要」とクヌート王を説得するが、「私を拒む男と合意は無理だ」とクヌート王。
そこへゴドウィン伯爵がやって来て、「枢機卿に賄賂を渡し、合意した」と報告する。
クヌートは多額の賄賂を使ったことに不満を見せつつも、やむをえないと言うが、エマ王妃は、「賄賂を渡しただけでは解決にならない。彼らの認識を変えるなら別の手段を考えるべき」と苦言を呈する。しかし「対処済みです」とゴドウィン。

ハーラル

シチリア シラクーザ 

ロマヌス皇帝の親衛隊としてシラクーザの戦いに手を貸しているハーラルたち。
ビザンツ帝国サラセン城塞を包囲し攻撃を続けるが、なかなか陥落せず、劣勢になりつつあった。

とうとう業を煮やしたロマヌス皇帝が戦いに参戦。
それを見たサラセンの総督は、皇帝殺害の騎兵を送るが、ハーラルがそれに対処、皇帝を守りきった。

ロマヌス皇帝はマニアキス将軍と部下に、「勝利を見届けに来たのに命からがら逃げ出すハメになった。ヴァリアーグ親衛隊がいなければビザンツ帝国軍は屈辱的な敗北を喫していた。精鋭部隊がシチリアに留まり続けているせいで、我が帝国の都、コンスタンティノープルは東からの敵の脅威にさらされている」と言い、「包囲の成果は出ている。今、シチリアを捨てればサラセン人増長する。勝利に乗じて我らの神への憎しみはエルサレムまで広がる」と反論するマニアキス将軍の言葉を遮り、撤退を決める。

撤退の決断にハーラルは、「マニアキス将軍の言うとおり敵は包囲攻撃で弱っている。私たち戦士に任せて欲しい。シラクーザを陥落させてみせる」と言い出す。マニアキス将軍は、「たった700人で何ができる?ヴァイキングと傭兵の寄せ集めが」と悪態をつくが、ロマヌス皇帝はハーラルに任せることに。

ビザンツ帝国】キリスト教を国教としたローマ帝国。首都はコンスタンティノープル
サラセン人とは】
  イスラム教徒の意味。サラセン城塞はイスラム教の城塞のこと
ヴァリャーグとは】 ロシア平原に出現したヴァイキングのこと
ヴァリアーグ親衛隊

ルーシを出発、コンスタンティノープルを目指した仲間(レイフ、バトウ、ケイサン、ドーン)もロマヌス皇帝のヴァリアーグ親衛隊として活動、レイフの計画を進めていた。
皇帝の陣営から戻って来たハーラルは、「明日、サラセン城塞を奪う」と言う。

レイフは豚の腸に火薬を詰め爆薬を作ると、トンネルの壁に埋め込み、城塞外壁爆破計画を進めていた。

それぞれの目的

恋人だった学者のマリアムから学ぶことの素晴らしさを教えられたレイフは、サラセン城内にある古代ギリシャ、エジプトの文書、地図、秘宝に興味を持っていた。
一方ハーラルは、ノルウェーに戻り王位を奪還するため、サラセン城塞を陥落させ、財宝を手に入れたかった。

サラセン城塞への攻撃

いよいよ襲撃の時が来た。
「その時を待て」と言うレイフに焦れるハーラル。
その頃、トンネル内ではバトウとケイサンが待機していた。

同じ頃、サラセンの総督閣下にトンネルが完成、準備できたと報告があがる。
サラセン人たちは、ヴァリアーグたちが掘ったトンネルの上に、トンネルを掘っていたのだ。
総督の指示でトンネル内に油が注ぎ込まれ、松明が投げ込まれる

注ぎ込まれた油を確認したバトゥは合図を送る。
その合図で地下道を封鎖するケイサン。
ハーラルは、「勝利を信じオレについて来い!」と戦士を鼓舞するが、その直後、サラセンが流し込んだ油と火のせいで、地下道が破壊されてしまう。
その様子を見ていたマニアキス将軍は、「ヴァリャーグ軍は失敗した」と言うが、ロマヌス皇帝は、進軍ラッパと城壁に向かって進軍するヴァリャーグ軍を見て、興味を惹かれる。

次の瞬間、トンネルが大爆発、城壁の一部が破壊された。

レイフはサラセン人の作戦を逆手に取り、ダイナマイトで城壁を爆破した

それを見たロマヌス皇帝は、「ヴァリャーグ人に続け!」と命令、結果を出したハーラルに苦虫を噛み潰すマニアキス将軍。
ハーラルとレイフは仲間と共に城内侵入に成功する。

感想

史実ドラマはやっぱり面白いですね。
このシーズン、しかも8話で終わるのが残念です。
どこまで話しが進むのかまったくわかりませんけど、楽しんでいこうと思います。

今回、シチリアのサラセン城塞についての文献がなくて、サラセンの総督閣下(たぶんエミール!?)の情報はなさすぎました。

送信中です

×

コメント

タイトルとURLをコピーしました