#3 過去の面影 Déjà-vu あらすじ
<現在>
ケヴィンはシルベスター・スタローンと共演する機会を得て、ケイトを連れて撮影現場へ行くことに。
ランダルとベスの家に里子デジャがやってくるが・・。
<過去>
ジャックはアルコールを断つことに苦しんでいた。
レベッカは、ぎくしゃくしている夫婦関係を改善しようとデートを計画する。
まとめ & 感想
現在:ケヴィン
ロン・ハワードからのオファーでシルベスター・スタローンと共演することになったケヴィンは、撮影現場にケイトと一緒に行く。
ふたりはスタローンに挨拶する。
ケヴィンが準備をしている間、ケイトはスタローンと話しをし、父ジャックがスタローンの大ファンだったと伝えて、お礼と感謝を伝えた。
撮影が始まる前、スタローンから「この映画を父に捧げよう」と言われたケヴィンは、撮影中に父のことで心が乱れ、NGを連発してしまう。
楽屋に戻ったケヴィンは父のことを話したケイトを責めた。
ケイトはケヴィンが父の話をずっと避けていると言い、自分が減量セラピーを受けた時の話をする。
ケイトも父の死に向き合うことを避けており、セラピストから哀しみに向き合わないとイケナイと言われたと言う。
図星を突かれたケヴィンは「オレはおまえとちがって、いつまでもメソメソしていない」と言ってしまい、ケイトは帰ってしまう。
ジャックの死の真相がわからないゆえ、ケヴィン、ケイトがここまでトラウマになっている理由がわからないのだけど・・・
ケヴィンも父の死に向き合ってないですよね。
現在:里子を迎えたランダルとベス
ようやく里子を迎えることになった。
里親の元を転々としてきた12才の少女デジャは、母親が逮捕されたためピアソン家に来ることになった。
ランダルは、ワクワクする気持ちが抑えきれなかったが、やってきたデジャは笑顔を見せず、ピアソン家に興味を示さず「眠たい」と言うだけだった。
デジャを連れてきたカウンセラーはランダルに「気長に何も期待しないことです」と言う。
娘のテスとアニーも、「あの子を帰して」と言い出す。
ベスはデジャの持ち物の中にタバコを見つけた。それを見たデジャは突然激高し「返せ、クソ女」とベスからタバコを奪おうとする。
騒ぎで「どうした?」とやってきたランダルを見てデジャは怯える。
その夜、ランダルはこの状況に途方にくれる。
ベスも娘たちが不安そうだからと彼女たちの部屋にベビーモニターを部屋に置いてきたと言う。
ランダルは本当に大変なのかも・・と呟いた
真夜中、デジャがテスとアニーの部屋にやってくる。
デジャから「この家で誰が偉いの?ルールを破ったらどうなるの?」と聞かれたふたりは「両方だけど、ママは100万回注意してタブレットを使う権利を奪うわ」と答えた。
デジャは子どもがタブレットを使えることに驚き「イカれた家!」と言う
アニーは、ウィリアムとの出会いを思い出す。
ウィリアムがはじめてピアソン家に来て泊まった夜、こっそり家を出ようとしていたウィリアムをアニーが見つけ止めた。
その時、ウィリアムは「イカれた家」だと言い、アニーの意見に従って泊まったのだった。
アニーはデジャに「怖かったらソファで寝てもいいよ」と言う。
デジャは「怖くない。だけど、ベッドがふかふか過ぎるから・・」とふたりの部屋で眠ることを選択した。
ランダルとベスはそれをベビーモニターで聞いていたのだった。
翌朝、デジャの資料が届き、デジャの母親が刑務所に収監されることを知る。
ベスとランダルはデジャと話をする。
デジャは「タバコは母が迎えに来た時に渡そうと思っていた」と言い、クソ女と言ったことを謝った。
ランダルは、写真を見せながら、自分のルーツと、ジャックとレベッカ夫婦に育てられた人生は恵まれていたことを話し、「キミの中に自分が見える。オレに起きたことはキミにも起こる」と言った。
デジャは軽く笑みを浮かべたが、母親の刑務所収監を聞き、席を立ってしまった。
過去:レベッカとジャック
ジャックは断酒会に参加。3週間お酒を断っているが、なかなか妻と話せない。弱みを見せられないと言う。
レベッカもジャックとのぎくしゃくとした関係を改善しようとデートを計画したが、上手くいかず気まずくなる。
自宅に着いた時、ジャックは「キミに話すことも断酒会も思ったよりハードなんだ」と告白。
酷い過去から逃げず向き合えば、その先に心の安らぎがあると言われたが、過去を振り返ることがツラい。
これまでレベッカに話せていないことがいくつかある。いつか話をすると伝えた。
ジャックのアルコール依存症はかなり重症のようですね・・。
過去:ランダル
自分のルーツ(ほんとうの父母)を知りたい衝動が抑えられずインターネットに「父を捜している」と広告を出したランダル。
ある日、母を名乗る女性から手紙が届き、ランダルは公園で会うことになる。
ナーバスなランダルに気づいたケヴィンとケイト。
ランダルはいきさつと手紙を見せる。
公園でランダルが待っていると白人女性がやってきて、お金の話をしだしたため、ランダルはその場を去る。
その夜、ケイトとケヴィンはランダルを気にかける。
「時々孤独を感じてしまうんだ」と言うランダルの気持ちがわかるとケイトは答えた。
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