「ストレンジャー・シングス シーズン1」はNetflixのみ配信です。
シーズン1は全8話。
1980年代設定で、架空の町ホーキンスが舞台のSFチックドラマです。
#5 ノミと曲芸師 The Flea and The Acrobat あらすじ
ウィルの遺体がニセモノだと知ったホッパーは、ホーキンス国立研究所に不法侵入するが・・・。
マイク、ルーカス、ダスティンは、クラーク先生に、異次元、平行世界の存在について質問する。
相関図
まとめ
ウィルはどこにいるのか
クラーク先生のアマチュア無線を使い、ウィルと交信したエル。
ウィルの声を聞いたマイク、ルーカス、ダスティンは、ウィルは生きていると確信、居場所について考えるが、エルは、「ウィルは裏側にいる」と言う。
そこで3人は、「ダンジョンズ&ドラゴンズ」の本から、裏側の世界は現実世界の虚像、腐敗と死に満ちた場所でモンスターの住処と調べるが、裏側への行き方がわからない。3人はエルに、行き方を知らないかと訊ねるが、首を横に振るエル。
ジョイス
元夫のロニーはジョイスに、「(ウィルは生きている。壁の中でモンスターから逃げている)それは幻想だ」と言い聞かせる。
そこへジョナサンが帰宅した。
ジョナサンはブルーシートで隠された穴の開いた壁を見て、「また顔のないモンスターが戻って来たのか?」と問うが、父ロニーから、「その話しはもうするな。母さんは病気なんだ。お前が妄想を煽れば壊れてしまう」と諌められてしまう。
ホーキンス国立研究所に忍び込んだホッパー
ウィルの遺体がニセモノと知り、ホッパーは研究所に何かあると推測、ひとり忍び込んだホッパーだったが、研究所はセキュリティ万全で、すぐにスタッフに見つかってしまう。
しかしホッパーは隙を突きスタッフから銃とIDを奪うと、IDが必要なエリアへと侵入する。
そこでホッパーは、子どもが居た形跡を見つける。(エルが居た場所らしい)
次にホッパーはエレベーターで階下へと降りる。
そこでホッパーは、蠢く蜘蛛の巣様のものを見つけ、それに触れようとするが・・・
防護服を着たスタッフに取り押さえられてしまうー・・・・
警戒
意識を取り戻したホッパーは、自宅のソファーで眠っていて、テーブルの上には薬が散乱していた。
ホッパーはすぐさま家中を盗聴器を探して回り、電灯から発見する。
州警察が見つけたバーバラのクルマ
出勤して来ないホッパー署長を心配し、家までやって来たパウェルとキャラハン。
彼らは町の住民デールとヘンリーが”闇の森”付近に狩りから戻っていないこと、州警察がバーバラのクルマをバス停で発見したことを報告する。
ブレンナー博士
ブレンナー博士はホーキンス中学校でエルがウィルと交信した音声録音を確認、「あの娘がいた」と確信する。
ウィルの葬儀
ロニーに促され、ジョイスはウィルの葬儀に出る。
葬儀の後、ジョナサンはナンシーに地図を見せ、「モンスターを探すとすれば、このエリアだと思う。モンスターを見つけた時は、誰に言っても信じてもらえない以上、殺すしかない」と銃を持ち出す。
クラーク先生への質問
「先生に聞きたいことがあるんです」と、マイク、ルーカス、ダスティン。
マイクは、異次元は存在すると言った天文学者カール・セーガンの説についてどう思うかと質問、クラークは、「理論上はある。平行世界は存在する」と言い、紙皿に曲芸師とノミの絵を書いて説明、「人間が異世界に行くには、人類が作り出せる量を越えた膨大なエネルギーが必要で、更に時空に入り込むための裂け目、ゲートが必要だ」と言う。
ゲートを探す
マイクたちの推測
クラーク先生の話しを聞いたマイクたちは、裏世界のゲートがあるはずと推測、エルにゲートの場所を聞くが、エルは知らないと言う。
その時ダスティンがコンパス(方位磁石)が北を指していないことに気づく。
「コンパスは強力な磁場があれば北じゃなくそっちを指す。ゲートには巨大な力があるから針はそっちを向いてるんだ」と。
父ブレンナー博士から、水中で写真の男とコンタクトを取るよう言われたエルは、指示どおり水槽に入り、念力でロシア語を話す男の前に立つ。
エルは男の声をキャッチし、父たち研究者がいる部屋のスピーカーから男の声を流すが、突然、異変が起こる。エルは水槽を叩いて助けを求める。
コンパスを頼りに
コンパスをたよりに異次元へのゲートを探し始めたマイクたち。最初は順調だったが、途中からコンパスの動きがおかしくなり、ゲートを見つけ出すことはできなかった。
するとルーカスは、エルが念力を使ってコンパスを狂わしたんだと言い出す。マイクはエルを庇うが、「危険すぎるから」とエル。やはりエルが念力を使いコンパスの動きをおかしくしていたのだった。
マイクは、「コイツはゲートを知ってて黙ってたんだ。オレたちを利用してる。いい加減目を覚ませよ。コイツこそモンスターだ」とエルに怒りを向けるルーカスに飛びかかり、取っ組み合いの大喧嘩に。
ダスティンとエルはケンカを止めようとするが、ふたりが止めないため、とうとうエルは、大きな悲鳴をあげてしまい、その悲鳴の力でルーカスは吹き飛ばされ意識を失ってしまう。
程なくしてルーカスは意識を取り戻すが、「触るな」と怒りひとり行ってしまう。
そしてエルもまた、姿を消してしまったー。
ウィルは生きてる
ウィルの死を悲しみ、ジョイスを支えようとしているように見えたロニーだったが、カレの本当の目的は、サトラー社から賠償金をせしめることだった。それに気づいたジョイスは、ロニーを家から追い出す。
そこへホッパーがやって来た。
ホッパーはジョイスに、「何も言うな」の文字を見せると、家中、盗聴器を探して回る。
盗聴器がないことを確認したホッパーは、「オレの家は盗聴されてた。捜査していることに気づいたんだろう。盗聴しているのはCIAかNSAかエネルギー省かはわからん。遺体はウィルじゃない。ニセモノだ。検視所で確かめた。キミの話しが正しかったんだ」と言う。
妻は再婚、赤ん坊も生まれ幸せそうに暮らしている様子。
闇の森で
モンスターを退治するため闇の森へと入ったジョナサンとナンシー。
そこでふたりは大怪我を負い半死状態で苦しむシカを見つけてしまう。「このまま放っておけない」と言うナンシーに変わりジョナサンがシカを銃殺しようとするが、躊躇してしまい引き金が引けない・・・
・・・と次の瞬間、目の前のシカが消えてしまう。
驚いたふたりは、消えたシカを追い血の跡をつけるが、血痕は途中で消えてしまう。
周辺を探していたナンシーは、木に不思議な穴が開いているのを見つける。
ナンシーはジョナサンを呼ぶが、返事がないため木の穴に入ることに。
木の穴の先には全くちがう景色が広がっていたが、数メートル先にはシカを貪り食う何者かの姿が!
それがスティーブの家の庭で見たモンスターだと気づいたナンシーは、静かに後退りするが、物音に気づいたモンスターが振り返る。モンスターには顔がなかった。
叫び声をあげるナンシー。
それを聞きジョナサンは、「ナンシー!ナンシー、どこだ?」と探すが、静かに消えていく木の穴に気づくことができなかったー・・・。
感想
やっぱりホッパー署長がこのドラマをギュッと締めてると思う。
そして増々ドラマは混沌としてきました。
まず、裏の世界があるのかも。モンスターがホーキンスの町を脅かしているのかも知れないと思っているのは、マイク、ルーカス、ダスティンの他にジョイス、ジョナサン、ナンシー、そしてホッパー。
そしてナンシーはたぶんゲートを通って裏の世界に足を踏み入れ、顔のないモンスターを見てしまいました。
ナンシーは現実に戻れるのか?それとも裏の世界でウィルに会えるのか?気になるところです。
コメント