シーズン4も残すところ3話
#8 故郷の声 Coushatta あらすじ
ヒューエルの刑務所送りを避けるため、キムはある作戦を実行。ジミーも動き出す。
そしてそれはキムの気持ちを変えることに。
マイクはドイツ人作業員らに休息時間を与える。
サラマンカを仕切るナチョの前に思わぬ人物が現れる。
相関図
まとめ
ヒューエルを服役させない作戦
ジミーの役割
アルバカーキのバスターミナルからヒューストン行きのバスに乗ったジミーは、乗るなりキムに渡された文具(筆記用具)で手紙を書き始める。何枚も何枚も手紙やハガキをペンを変えて書き続けるジミー。
ヒューストンから再びバスを乗り換え、シュリーブポートへ移動中、今度は乗客にも1通1ドルで協力してもらいうジミー。
そしてジミーは、小さな町コーシャッタ (Coushatta)の郵便局から、大量の手紙とハガキを投函した。
キムとの関係
ジミーは任務を終えて帰宅するが、なんとなくキムはよそよそしい。
ジミーは次の準備のためにネイルサロンに来たジミーは、そのまま帰りづらくなっていた。
そんなジミーを見てネイルサロンのオーナー(グェン)は、「彼女を素敵なお店のディナーに連れて行き、花を渡して謝るの。何を言われても謝るのよ」とアドバイスするが、「その段階は過ぎたよ」とジミー。
キムの作戦
キムはアソシエイト3人を連れて地方検事補スザンヌ・エリクセンを訪ねると、「3~6ヶ月の保護観察で。軽い暴行罪は認める」と交渉する。
検事補は、18ヶ月の求刑に服役なしなどあり得ないと拒否するが、キムはアソシエイトを使って、審理の延期、他の目撃者の聴取をしていないことの指摘、防犯カメラ映像の証拠提出に加え、警官の個人ファイルの証拠開示を要求し、「バビノーの公民権が侵害された恐れがある」と言う。
検事補はキムの徹底抗戦に、「プロボノ案件にそこまでやる?この戦術は効かない。バビノーは刑務所にはいることになる」と言うが、「そうかしら?」とキム。
マニンガー判事
審理の日程を決めるために判事を訪ねた検事補とキムに判事は、「ルイジアナの小さな町から大量の手紙やハガキが届いてる。キミは町の英雄を起訴するのか?」と苛立ちを隠せない。
エリクセンは、大量の手紙、バビノーが町の英雄、と言う状況が理解できず、「この手紙と案件との関係が見えません」と言うが、キムは、「バビノー氏は故郷で多くの人の人生に関わってる。検事補もカレの過去は承知している」言い切る。
判事は、「騒ぐほどの案件じゃない。2人で話し合って解決しなさい」とふたりに案件を託すことに。
キムが作ったバビノーの過去
エリクセンはスタッフ総動員でバビノーの過去を探ることに。
手紙には、「英雄に慈悲を」「カレは教会の柱です」との文言が並び、電話番号が書かれているものも。
いくつかの番号は留守番電話だったが、電話を受けた若い女性は、「ヒューエルはバプテスト教会の中心人物よ。カレは優しくて親切なのに真っ赤なウソで追い詰めるなんて最低よ」と電話を切ってしまう。
実はその電話を受けたのはジミーが依頼した大学の映画科の学生だった。
スタッフがバプテスト教会のホームページをチャックすると、ヒューエルが教会に貢献している記事が!
エリクセンは神父に電話をすることに。
ジミーは賛美歌を流しながら電話を受けると、ヒューエルは教会が火事になった時、火の中に飛び込んで信者を助けた英雄だと説明、「裁判にはバスをチャーターして信徒と行く」と言う。
キムの気持ち
エリクセンと話し合ったあとキムはジミーにいきなりキスをする。
キムは見事に”4ヶ月の保護観察”を勝ち取ったのだ。
その後愛し合ったふたり。
「逆転ホームランだ」とジミーはキムの判事を利用した作戦に感謝する。
マイク
休息時間
ヴェルナーの意見(閉じ込められたままでは息が詰まる)を理解したマイクは、ドイツ人作業員たちをストリップ劇場へと連れて行く。
はしゃぐ作業員たちと正反対に、ひとり呑むヴェルナーを見てマイクはカレを別の場所に誘う。
ヴェルナーは、「父も技術者だった。オペラハウスの建設に携わり、功績をこの世に残した」と言う。
そうやって家族のことなどをヴェルナーと話していると、部下がマイクを呼びに来た。
触るのが禁止のストリッパーに、カイがタッチしたと言うのだ。
劇場ガードマンはカイを警察に突き出すと言うが、何とか丸く収めた。
しかしバーに戻るとヴェルナーが客と建設談義で盛り上がっていた。
マイクは、”奥さんから電話”と言うウソをついて、ヴェルナーを宿舎へと帰らせた。
ヴェルーナが仕出かしたこと
翌朝、作業員を迎えに来たマイクにヴェルーナは、「おかげで皆の士気があった」と昨夜の感謝を伝えるが、マイクはヴェルーナが昨夜パブでコースターに書いた設計図を見せる。
ヴェルーナは、「何も話してない。酒場での酔っ払いに会話だ。飲みすぎておしゃべりが過ぎた」と言い訳し、反省するが、マイクは、「俺たちのボスは厳しい男だ。厳重警戒下で工事を極秘に進めてる。だからこそ報酬も高い。問題が起きたらどうなるか考えろ、いいな」と状況を理解させる。
マイクとガス・フリング
建設中の地下ラボで工事の進捗状況を説明するマイクは、「スケジュールは遅れてるが彼らの仕事は確かだ」と言うが、ガスはヴェルーナを気にし、「キミの意見はどうだ?」と。
「あの男は大丈夫だ。二度としない」とマイク。
ナチョ
集金日
売人に対応するのは昇進したクレイジー・エイト。ナチョはヘクター・サラマンカが座っていた席から売人に睨みを効かせる。
売上が少なかった売人は、いつものことながら、なんだかんだと言い訳して来月はがんばると言って帰ろうとするが、ナチョは売人を呼び止めると、男の耳からイヤリングを引きちぎり、「足りなかった分は利息に上乗せして払え」と凄む。
サラマンカ一家の出現
再び集金日の日。
メキシコ料理店に着いたナチョを待っていたのは、サラマンカ一家のラロ(エドワルド)。
ラロは、「ビジネスがまわるように手伝いに来た。出しゃばらない」と言うが、しっかりクレイジー・エイトの隣を陣取る。
決意
キムの気持ち
事務所でメサ・ヴェルデとの会議に参加中のキム。
順調に支店開設しているメサ・ヴェルデとの話を聞きながら、仕事に楽しさを感じないキム。
決断
ジミーは新しい事務所を内覧するが、その物件は壁に穴があり、水漏れしているような薄汚れた物件だ。しかし不動産屋は、裁判所に近くて予算内ならここしかないと言う。
そこへキムがやって来た。
「考えたんだけど・・・」と言うキムの様子に、キムは怒っていて、愛想をつかしたんだろうと思ったジミーは、ヒューエルの案件で違法スレスレのことをさせたこと、事務所でのキムの立場を危うくさせたろうし、もう少しで資格を取り戻せるって時にすることじゃなかった。関係を持ったことについても、「あんなことは二度としない。あれが最後だ」と謝罪する。
しかしキムの言葉は、「もう1回やりましょう」だったー。
感想
#7で、ジミーについて書きましたが、キムにとってジミーは刺激的な存在なんですよね。
ジミーの力になろうとすると、たいていが、違法スレスレ、犯罪ギリギリのことをすることになる。本来そんなことはしたくないキムだけど、それがスカッと決まった時のザマァ~見ろ感はたまらんのだろうなと。
そういう刺激をくれる相手は、ジミーだけなんですよね。
せっかく安定した、シュワイカート&コークリーのパートナー弁護士の地位を捨てて、またジミーと組もうってキムもダメんずにハマる女子感(笑)
ジミーがバスで移動した距離や場所が気になってグーグルマップで調べてみました。
その距離1770キロにもなるみたいですね~。
そして手紙&ハガキを投函した場所が、エピソードタイトル「コーシャッタ (Coushatta)」ですね。
ナチョの立場は可哀想ですよね。
もちろん身から出た錆だけど、ナチョは父親の家業を継ぐ気持ちだったと思う。
もう抜け出せなくなってますもんね
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