シーズン最終話です
#8 最優秀マザー賞 Mother of the Year シーズン最終話 あらすじ
落ちぶれていくエレクトラを放っておけないブランカ。
ブランカはテルにも恋人候補とデートを勧め、エンジェルには大きな頼み事をする。
相関図
まとめ
マザー:ブランカ
プレイ・テル
もう恋はしないと言っていたテルにブランカは、バーテンダーのキーナンとのデートを勧める。
あまり気乗りしないまま、キーナンとデートしたテル。
楽しい時間を過ごし、キーナンから口説かれるが、テルは、HIV陽性であること、先日恋人を亡くしたことを打ち明け、「キミとこうしていると恋人とのデートを思い出す。ブランカから勧められデートしたけど、キミが帰っても責めない」と言う。
しかしキーナンは引くことなく、「ツラいだろう。何ができる」とテルの気持ちに寄り添い、「ボクは簡単に諦めない。HIVは気をつければ問題はない」と言うとキスをした。
テルはそれに応え、ふたりの関係が始まった。
エレクトラ
ハウスを家も失い、野宿しながら”のぞき部屋”でカネを稼ぐエレクトラ。
そんなエレクトラに手を差し伸べたのはブランカだった。
しかし、「満足したでしょ?あなたの勝ちよ」とどこまでも強気な態度のエレクトラ。
苛立ったブランカは立ち去ろうとするが、エレクトラはブランカの手を取ったものの、「頼るのはイヤなの。自分を許せない」と言う。
ブランカはエレクトラをハグし、「救いを求めるのは恥じゃない」と言う。
ブランカはエレクトラをハウスに連れて帰ると、子どもたちに、「歓迎して」と言う。
みんなマザーに従い、エレクトラを歓迎する。
そして、真っ当な仕事をするべきだと、「高級レストラン接客係」に応募するよう言う。
そんな仕事をしたことがなかったエレクトラの挑戦がはじまった。
グッドニュース
エレナから呼び出しされたブランカ。
それは良い知らせだった。デイモンが2年目の奨学金を受けられることになったのだ。
「あなたはデイモンに自尊心を与えた。素晴らしいマザーよ」とエレナから嬉しい言葉をもらったブランカ。
一方デイモンもリッキーに、「”アル・B・シュア”のミュージックビデオ出演オーディションを受けてみない?」と誘い、一緒ならと言うリッキーと一緒にオーディションを受け、見事合格した。
「ビデオに出るだけじゃなく、ツアーにもダンサーとして参加する。プロになるチャンスだ」と言うデイモンにブランカは、2年目の奨学金を受けられることになったと伝え、「少し考えてから決断して。学校に残っても、ツアーに行っても、あなたの決断を応援する」と言う。
エンジェル
スタンとの関係が終わり、またピアに立つ娼婦に戻ってしまったエンジェルにブランカは、「きっと今が潮時よ。あなたには他の選択肢がある。夜間学校に行ってみたら?あなたにはしっかりして欲しい」と言い、HIV陽性だと告白したブランカ。
そして、「ハウスを守って欲しい。その時は思っているより早く来るわ。郊外に住む白人男は助けてくれない。私たちで支え合うの」と言う。
エンジェルは、「任せて」とブランカの気持ちを受け止めた。
ボール
ハウス・オブ・フェロシティ
”ハウス・オブ・フェロシティ”を作ったルルとキャンディは、アフロディーナら強力なメンバーを引き連れ、勝つ気満々でボールにやって来ると、ブランカを見るや否や、散々容姿をコケにする。
エレクトラ
侮辱を受け、涙するブランカにエレクトラは、「あなたは優しい人よ。本物のマザーを教えてくれた。だから私もあなたとハウスのためにできることをする。初給料をもらった。自分で稼いだお金よ。あなたのおかげよ」と気持ちを伝える。
「フェロシティに挑戦する。もうバカにされたくない」と言うブランカにエレクトラは、「その前に私はすることがある。ブランカ、あなたは私の支えよ」と控え室を出て行く。
キャンディとルルから召使いのように使われているリル・パピ、カビー、マラーを見ていたエレクトラは前に進みでると、「勝利に貢献し、あなたたちを滅ぼすためにエヴァンジェリスタとして参加するわ」と宣戦布告し、「リル・パピ、十分苦しんだでしょ?今なら、マザー・ブランカを説得してもいいわ、カビー、マラーもどうする?」と声をかける。
「戻れるならオレは何でもするよ」とリル・パピ。
カビー、マラーも、リル・パピに続き、すぐにルルとキャンディを裏切った。
ブランカはリル・パピを心から歓迎する
デイモンの決断
デイモンはブランカに、「ツアーにはリッキーだけが参加し、ボクは学校に行く。ボクは諦めない。大スターになるためしっかり基礎を学ぶ」と伝えた。
ブランカ、デイモンは自慢の息子だと言う。
フロシティ vs エヴァンジェリスタ
ハウスバトルを突きつけたブランカ。
もちろんルルはそれを受けるが、勝ったのはエヴァンジェリスタだった。
最優秀女神賞は、強敵フロシティのアフロディーナを押さえエレクトラが受賞。
そして1988年の最優秀マザー賞はブランカが選ばれた
なにひとつ勝てなかったフェロシティ。
苛立ったキャンディは、”フェムクィーン”に参戦。
しかしテルから、「ジャンルを選んで」とコケにされ、金槌を振り回す大立ち回りを見せるなど終始お騒がせするだけだった。
スタン
久しぶりに自宅を訪ねたスタンはパティに、「子どもたちのためにココに戻らせて欲しい。子どもたちが寝たら客用寝室に移動する」と提案する。
するとパティは、「あなたが戻れば子どもたちが喜ぶけど、まず、辞職して。NYのエリート社員は終わり、クルマも時計も全部売って」と要求する。
「それじゃ生活費を払えない」と言うスタンに、「近所で働けばいい。子どもが学校から帰ってくる時間に居られる仕事に就いて。私は州立大学で修士号を取り、自立する」と自分の人生を語る。
「愛してる」スタンは言うが、パティは何も言わなかった。
次にスタンはボールにやって来た。
エンジェルを見つけると、「キミを救いに来た。妻と別れる。郊外に家を買おう。キミは最初に会った時、”女として大切に扱われたい”と言ったろ?ボクがキミの夢を叶える」と言う。
しかしエンジェルは、「私を悩ませているのはスタン、あなたよ。それに私の夢は変わったの。家族が出来た。大切にしてくれる家族といたい。スタン、あなたも大人になって家に戻って」とスタンを振り切り、ブランカたちの元へと戻るのだったー。
感想
シーズン最終話でした
LGBTQを扱ったドラマですけど、キワモノではまったくありません。
《人間として人を好きになったら同性だった》それだけのことです。
むしろ最後まで何がしたかったのかわからないのがスタンだったかも。
「本物」「真実」にこだわって、1番、芯がなかった男でしたね、スタンは。
シーズン1を見て、何よりも人を愛することができる人、優しさを持っている人がどれだけ素晴らしいかを改めて気づいた気がします。
シーズン2は既に公開中。
シーズン3は、今年の1月に放送開始されたようなので、近いうちに公開されるでしょう。
楽しみです。
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