ハラボジ役のドクチュルさんがとっても素敵です。
そして、チェロクを演じるソン・ガンはやっぱりイケメン
#2
チェロクから出された課題をクリアするためにドクチュルは動き出すが、想像以上に難易度が高く苦戦する。
出所した父とは連絡が取れず、ホボムからの嫌がらせが続く毎日、チェロクは未来を見ることもできなくなっていた。
相関図
まとめ
スンジュの条件、チェロクの条件
スタジオ中に響き渡る、「どうしてボクが?先生!」と言うチェロクの声。
なんとスンジュは、
●ドクチョルのバレエ指導はチェロクがする。
●ドクチュはチェロクのマネージャー業務(練習量の管理、食事や体調チェックなど)をする
と言う2つの条件を出し、ドクチュルを受け入れると言い出したのだ。
バレエを習える喜びで、「最善を尽くします」と言うドクチュルと反対に、激しく抵抗を示すチェロク。
しかしスンジュは、「イヤなら舞踊院に戻れ。ここはオレのスタジオだ」と譲歩しようとしない。
そこでチェロクは、「分かりました。だけど1つ条件がある」と言い出す。
その条件とは、バレエのポジション【ス・スー】1分間キープすること。
スンジュは、それはおじいさんにはレベルが高すぎると言うが、「やります。大丈夫です。できます」と言うドクチュルの言葉で、1週間後にテストをすることに。
バレエに向き合うこと
ソリを訪ねたチェロクから、「スンジュ先生がいきなりお爺さんをマネージャーにした。ボクはひとりでやって来たし、できるのに信じてくれてない」と相談されたソリは、「できるって証明してないでしょ?あなたは今、行き詰まってる。スンジュはあなたの歳で首席だった。だけど簡単になったワケじゃない。バレエの天才と言われも1日16時間は練習してた。舞踊院以外に個人レッスンまでして。それでどんなバレエを踊りたいかが分かった。あなたはどう?」とチェロクの甘さを指摘する。
ドクチュルの挑戦
早速、妻へナムの鏡を持ち出した練習をはじめたドクチュルだったが、”ス・スー”は想像以上に難易度が高く、まったくできない。しかも息切れまでしてしまう。
基礎体力が必要と考えたドクチュルは、ランニング、筋トレをはじめるが、まったく身体がついていかない。
思わず、「10年前に始めれば良かった・・」と早々に弱音を吐くが、諦めなかった。
結果
見事に1分間のス・スーをやり遂げたドクチュル。
スンジュもこれには感嘆するが、チェロクは頭を抱える。
思いもかけないドクチュルの合格で、指導することになったチェロクには、この年齢でバレエをしたいと言うおじいさんの気持ちがまったくわからない。
しかもドクチュルは、「ムリだと思うけど、1回は”白鳥の湖”の舞台に立ちたい」と夢まで語る。
チェロクはそんなあり得ない夢を語るドクチュルに呆れるばかり。
チェロクから、「明日の朝9時にスタジオに」と言われたドクチュルは、早速バレエウェアを買いに行き、自宅のトイレでこっそり着てみる。
危うくへナムに見つかりかけるが、何とか誤魔化す。
そして亡き友ギョソクの墓を参り、「バレエを習うよ」と報告した。
チェロクとドクチュル
まずはマットを使ったストレッチから練習をはじめたチェロク。
70才のドクチュルにはキツイメニューだが、頑張るドクチュル。
しかし翌朝はバキバキの筋肉痛となってしまう。
それでもドクチュルは練習を休まない。
一方ドクチュルはマネージャー業務もがんばる。
行動を共にし、事細かにメモを取り、「体調管理をするのはマネージャーの仕事だ」と譲らないドクチュルにウンザリ気味のチェロク。
整形外科にまで同行し、何が必要かを医師から聞き取り、毎朝モーニングコール。
その上、チェロクは胃腸が弱いと気づくと、手製の梅エキスを持参する始末。
ドクチュルが笑顔でスタジオを掃除したり、頑張って練習する姿は、スタジオのスタッフや練習生の気持ちまで変えはじめるー。
ドクチュルはと言うと、チェロクと同じバレエウェアを買って着てみたり、動作を真似てみたり・・。
もちろんチェロクはそれがウザイが受け入れはじめもしていた。
アルバイト先で
今日は金曜日。
イヤな常連客の来る曜日だ。
接客を担当したのは社員研修中のウノ。
案の定、いつものように無理難題のオーダーをする客に、「出来かねます」と答えたウノ。
すると客は、ウノの顔面にナプキンを投げつけてしまうー。それでもウノは耐え、接客を続けるが・・・。
「お立ち下さい。営業妨害で訴えますよ。あなたのことは動画で撮りました。ネットに流しますよ。今すぐお帰り下さい」と毅然とした態度で客と対応したのはチェロクだった。
もちろんこのことはミーティングで問題としてあがったが、「私から警察に通報します。よくやったわ」と店長も了承したので一件落着に。
ウノはチェロクに、「さっきはありがとう」と礼を言うが、チェロクから、「必死なんですね。イヤな客に頭を下げてまで正社員になりたいんですか?そういう態度を取れば、こっちまで迷惑なんですよ、プライドぐらい守って」と言われ、「バイトは辞めれば終わりでしょうけど私は正社員になりたい。ここまで苦労してきたのよ。あなたにはわからないでしょう?だったら黙ってて!」と言い返すのだった。
臨時アルバイト先で
そんなある日、中華屋のおじさんから、「出前のバイトに休まれて困っている。助けて欲しい」と頼まれたチェロク。
ビリヤード場に出前を届けたチェロクは、そこでホボムと仲間に出くわす。
いつものように、「バイトかよ?儲けてるんだな。たらふく食って寝て、幸せだろう」とイヤミをかましてきたホボム。
適当にあしらって中華屋に戻ると、ドクチュルがお店で食事をしていた!
「バイトのこと、先生は知ってるのか?」とケータイを持ち出すドクチュルに、「今回だけは報告しないで。許して」とチェロク。
しかしドクチュルは、「バレエで有名になるのにケガでもしたら大変だ。出前はさせられない。代わりに私がする!」と言い出し、颯爽とバイクに跨がると、配達をはじめてしまう。
ドクチュルの出前は完璧で、店主もチェロクも驚き、「若い頃スポーツしてたでしょ?」と聞くチェロクに、「いいや。郵便配達員だったんだ」と笑顔を見せる。
チェロクの問題
予想どおり、ホボムから出前注文が入った。しかもチェロクが出前するよう指定までしてきたのだ。
出前に行くと言うドクチュルを止め、「これだけはボクが行く」とチェロク。
当たり前にように代金を支払わず食べようとするホボムに、「代金払ってから食えよ」とチェロク。
すると、「オレに払えって言うかよ?」と箸をチェロクの顔に投げつけたホボム。
しかし怯まず、「”お前は幸せになるな”が呪いになって苦労してる。出所した父の居場所も分からず、明日があるのかも分からない。だから払え、警察を呼ぶ」チェロク。
ホボムはチェロクの胸ぐらを掴むと、「覚悟しろよ」と言った時ー、「チェロク・・」と入って来たのはドクチュルー。
その他
ドクチュルの家族のこと
●長男ソンサンは就職したばかりの娘ウノに、「5年目にMBAを取れ」とハッパをかける。
しかしまだインターンのウノはそんな父にウンザリ気味。
そんな時、妻エランがソンサンの会社の面接を受けると言い出した。
納得できないソンサンにドクチュルは、「やっと子育てが終わったんだ。束縛せずに自由にしてやれ」と言う。
●娘ソンスクは夫ヨンイルの選挙活動を手伝う毎日。
●次男ソングァンは医者がイヤで退職、今はドキュメンタリーフィルムを撮りたい夢を持っている。
そんな息子が心配で仕方ない母へナムから、「ソングァンに会って病院に戻るよう説得して」と言われたドクチュルだったが、ソングァンを呼び出しても、「顔を見に来ただけだ。でも母さんの電話には出てやれよ」と言うだけ。
「病院の話しはウンザリなんだ」と言うソングァンにドクチュルは、「お前も、”今がいい”と諦めずに言い続けろ。母さんもそのうちわかる」とだけ言うのだった。
チェロクの父ムヨン
出所したムヨンは後輩の紹介でテチョン(大川)の学校のサッカーの監督の職を得る。
後輩はムヨンのために1室を用意した。
感想
ほんと、観ていて気持ちが良いですドラマです
ハラボジ(おじいさん)を演じてる俳優パク・インファが素晴らしい。
チェロクの出した無理難題をクリアするため頑張る姿が素敵だし、嫌がられても一生懸命チェロクのマネージャーに徹するのも可愛い。
何よりも可愛かったのは、チェロクと同じバレエ着でレッスンを受けるところ。
その上、ドクチュルは周りが良く見えているし、心が広いのだよね~。
長男夫婦の問題や、次男の仕事についても的確なアドバイスをとても柔らかくするから、みんなの心にすんなりと入り込み、響くんだろうなと思います。
チェロクはまだまだハラボジとの関係が面倒なようだけど、人を信用できなくなったチェロクを変えるのは、また人だと思うので、スンジュ先生の計画はグッジョブです
チェロクが抱える父の起こした事件と関係ありそうなホボムとのいざこざも、ドクチュルの手腕でなんとか処理してあげて欲しいな。
コメント
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