ペーパー・ハウス5 #5 人生はひとつじゃない スペイン発、頭脳派強盗団ドラマ(相関図付)

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見応え十分
シーズン5にしてファイナルシーズンの前半はココまで
後半の5話は、12/3~Netflixで配信予定

 

#5 人生はひとつじゃない Vivir muchas vidas あらすじ

ガンディアが作動させた防犯ロックにより展示室に閉じ込められたパレルモ、リスボン、リオ。
パレルモたちは溶接工を呼んで何とかドアをこじ開けようとする。
一方、調理室に追い込まれたトーキョーたちは、兵士らの容赦ない攻撃に3人で対抗する

 

相関図

まとめ

軍兵士 vs 強盗グループ

防犯ロックを作動させ、展示室にパレルモ、リスボン、モニカ、ボゴタ、リオを閉じ込めた軍隊は、調理室に逃げ込み、袋のネズミ状態のトーキョー、デンバー、マニラをターゲットにする。

優勢の軍隊

サガスタの指示で兵士が調理室のドアを破壊しようとマシンガンでドアを撃ち抜き始めた。
ドアをぶち抜かれたら最後だ。
トーキョーたちはドアをコンロ台で塞ぐ。

スタンドプレイ

サガスタから調理場を狙うよう指示され、スタンバイする狙撃手。

ガンディアは、「手榴弾で要塞を破ろう」と言うが、「鋳金コンロは手榴弾ではムリだ。食品貯蔵庫の壁を破り侵入する」とサガスタ。
その計画に納得できないガンディアは、「一気に攻めよう。展示室のヤツらが来る前に突入する」と言うが、「ダメだ」とサガスタはガンディアの意見を却下する。

トーキョーの機転

その時、「Ola、ガンディア」とトーキョーがガンディアを挑発しはじめる。
「あなたは裏切り者だとバレたから銀行に戻ってくるしかなかった。無線で強盗と連携し、CNI(情報局)を騙してリスボンを銀行に入れた。家に帰る勇気がなかったのよ。無防備な女性を殺し、味方を裏切った臆病者よ」と。
見る見るうちに顔色が変わったガンディアは、「落ち着くんだ」と言うサガスタの言葉を無視し、手榴弾のセイフティーピン(安全ピン)を引き抜くとマシンガンをぶっ放しながらドアに近づき、調理室へと手榴弾を投げ込む。

「伏せろ!」と叫ぶデンバー。
しかしトーキョーは、投げつけられた手榴弾をキャッチすると、投げ返す。

手榴弾は兵士らの元に転がり爆発した。
それによって兵士3名(トレシラ、トスコ)に死傷者が出てしまう。

サガスタ司令官の命令に背いてスタンドプレイをしたガンディアに怒り心頭のアルテッチェは、「あんたのせいで殺された」と殴りかかると、銃口を向ける。

「事故だった。仕方ない」と言い、逆にアルティッチェを殴り返すガンディア。
サガスタは、「隊員を手当しろ」とアルテッチェを命令し、諍いを制止するが、逆にガンディアに、「今度逆らったらひざまずかせて頭を撃つ」と言い切る。

マニラ

マニラはデンバーから、良くやってると認められ、満足そうな表情を見せると、改めて、ずっと好きだったと告白する。
しかしデンバーは、「今はそんな話しをしてる場合じゃない。戦争の真っ只中だ。オレはモニカといる」と言うが、「彼女を愛してるの?モニカといた2年間、自分の生活に疑問を持ったなかった?」と聞くマニラ。
デンバーは、モニカといた2年間は幸せだったと言うが、「別人の人生よ」とマニラ。

それを聞いていたトーキョーは、「以前と違うとしてもそれもカレの大事な人生よ。人生は1つじゃない」と言う。

パレルモ、リスボンたち

その頃、ガンディアが作動させた防犯ロックで展示室に閉じ込められたパレルモたちは、開かないドアと格闘していた。
リオはセキュリティを解読しようとするが、それは簡単に解読できるものではなかった。
その時、爆発が起こる(ガンディアが投げた手榴弾をトーキョーが投げ返した
リオは銃を持つと、パレルモとリスボンが止めるのも聞かず展示室を飛び出して行く。

パレルモとリスボンは、地下で作業している溶接工を呼び、ドアをくり抜く作業をはじめるー。

モニカ

一方モニカはヘルシンキを手当するが、あまりの酷いケガに動揺を隠せない。
そこへリオが、「ドリルはどこだ?」と走り込んできた。
しかしモニカにはリオがアルトゥーロに見え、激しく狼狽する。
それを見たヘルシンキは、「初めての殺しは何度も記憶が蘇る」とモニカを労る。
しかしあまりの痛みにモルヒネを打ってくれと頼むのだった。
モニカはパニック発作を起こし、自らモルヒネを注射し朦朧状態に。

リオ

防犯ロックを解除しようとするが、難解で30分は必要だった。
その時、爆発が起こった(ガンディアが投げた手榴弾をトーキョーが投げ返した

居ても立ってもいられなくなったリオは、リスボンが止めるのも聞かず、ドリルを手に構内マップを確認すると、天井をドリルで開け出す。

一瞬の安らぎ

防犯ロックの壁は厚く、中々くりぬけない。
教授にパレルモが報告を入れたいる時、赤ん坊の泣き声が聞こえた。
驚くパレルモとリスボンの教授は、貯留槽でシエラが女児を出産したと報告する。
「おめでとう。赤ちゃんは喜びよ」とリスボン。

子どもの名前を聞かれシエラは、「ビクトリアがピッタリだと思う」と言う。
”勝利”を意味する言葉に、それぞれが思いを馳せる。

しかしその後シエラはトイレで物色、凶器になりそうなものを忍ばせた。

 

最終章

貯蔵庫の物音に気づいたトーキョーとデンバー。
様子を見に行ったふたりは、兵士らが貯蔵庫の壁を爆破して侵入する気だと気づく。

トーキョーは兵士が開けた穴から壁越しに兵士を撃つが、サガスタの、「ヤツらは貯蔵庫だ!」の合図で、待機していた狙撃兵が外から貯蔵庫を銃撃、トーキョーは全身に5発の銃弾を浴びてしまう。

「トーキョーが撃たれた。弾が身体に残ってる」とデンバーからの報告に教授は、侵入に備え塹壕を作るよう指示。
デンバーは塹壕を作るが、「もう逃げ道はない」と報告する。

【モニカ】
モルヒネで朦朧とする中、デンバーの声を聞いたモニカは、「穴がある・・ダムウェーター(簡易リフト)がオフィスに通じてる・・・」と伝える。

デンバーはすぐさまダムウェーターを確認するが、調理室は6階。
「ムリだ」と絶望的な表情を浮かべるデンバーにトーキョーは、「2人は行って!私は残る、ロープを掴めない。行くのよ、早く」と言う。
「置いて行けない。父さんを失ったのに、キミまで失いたくない」と言うデンバーを説得し、トーキョーは調理室に残る。

トーキョーが塹壕で兵士を待ち構えていると、床に穴が開き、手が現れた!
リオがドリルで貫通させたのだ。
リオは、トーキョーを救出すると言うが、その穴は小さすぎてとてもムリだった・・・。

その時、貯蔵庫の壁を爆破し、とうとう兵士たちが侵入して来た。

「リオ、ヤツらが来る。時間がない。悲しまないで。別れは人生の始まり。あなたの人生はこれから。もっと生きて。もう行って。暴れるから」と別れを告げると、マシンガンを撃ち始める。

激しい銃撃戦になるが、確実にトーキョーに近づいてくる兵士たち。
教授とデンバーがダムウェーターから飛び降ろと叫ぶ中、「私がここで食い止める。今度は私が教授を助ける」と言うとトーキョーは戦い続ける。
しかし、トーキョーは兵士からの容赦ない銃撃を受け、倒れてしまった。

トーキョーの生死を確認しようとガンディアがうずくまっているトーキョーを仰向けにした時、薄く笑みを浮かべたトーキョー。

その手にはいくつもの安全ピンが握られ、トーキョーの身体にはいくつもの手榴弾が巻かれていた。
「下がれ!」とガンディアが叫んだ瞬間、大爆発が起こった。

大爆発音を聞いた教授は、膝から崩れ落ちる。

 

感想

過去ネタも絡めてのトーキョー中心のエピソードでした。
そしてこれがシーズン5(ファイナルシーズン)の前半5話が終了。
後半の5話は、12/3~よりNetflixで配信予定です。

5話は前半のフィナーレと言っても過言じゃないぐらい面白いエピソードでした。

 

ネタバレ 

トーキョー押しのエピソードだから、(死亡フラグだ)とは思ったけど、トーキョーらしい最期でした。
トーキョーのキャラクターは自分勝手で衝動的で、ウザイなーと思っていたけれど、その魅力がこのドラマを引き立ててたのも事実。だから彼女がこのドラマから去るのはやっぱり淋しい。
でもこのぐらいド派手なエンディングこそ、トーキョーらしいとも言えます。
だって最後は憎きガンディアを巻き込んでの自爆だもんね
あの大爆発を見ると、今度こそガンディアは死んだかな?と思うケド。生きてたら怖い(笑)
近くにいた兵士数人も確実にケガを負ったと思う。

教授がタマヨに、二次攻撃中止を約束させたのに、サガスタの指示で銀行外から狙撃されたのは、話しがちがうよ~とは思うけど。
トーキョーを失い、ヘルシンキも大ケガを負い、パレルモ、リスボン、リオ、ボゴタ、デンバー、マニラ、モニカで何ができるのかな。
トーキョーがいなくなって確実に華が消えた感じのメンバー。

ついついラストを想像しちゃうけど、スペイン銀行強盗を成功して欲しいなと思う。
強盗を応援するのもおかしいけど、見事にやり抜いて欲しい。

心配はモニカとリオの精神状態だな。

 

 

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