ラスト・キングダム 2 # 8 (シーズン最終話 / 相関図)

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海外ドラマラスト・キングダム

シーズン2最終話です。
シークフリード&エーリク兄弟との争いに決着がつきます。

# 8 あらすじ

ウートレッドはアルフレッド王に忠誠を誓う一方で、シークフリード&エーリク兄弟に誘拐された王女エセルフリーダの頼みを聞くことに。それは相反する行動だった。
オダは王国の全財産を娘解放につぎ込もうとする王の判断に納得できず、袂を分かってでも戦いを挑もうとする。

相関図

まとめ

ウィンチェスター ウェセックス王国

シークフリード&エーリク兄弟との交渉

兄弟が求めた身代金(金500ポンド、銀3000ポンド)はウェセックス王国の全財産だった。
だが支払わねば王女は辱めを受け、見世物にされ、デーンの男たちに買われる運命をたどることに。
アルフレッドは、「これは娘の命や名誉だけの問題ではない。我が国の尊厳に関わることだ」と言うが、オダは、「ヤツらが身代金を手に入れたら、ウェセックスとマーシアを倒すほどの軍を用意できる。この国の未来が危ない」と苦言を呈するが、アルフレッドは、「全額支払う。娘を救い国の尊厳を守るためだ」と決断。
「兵士の命は二の次ですか?」と言うオダに、「お前の進言は聞き入れん」とし、大勢の兵士、マーシアの民兵も準備せよと命じる。

オダの説得

町では罰則付きの”財産差し出し要請”がはじまった。
オダは、ノース人(兄弟と同胞)たちが川を越え、ウェセックスに侵攻、妻と娘2人を奪われと言う男をアルフレッド王に面会させると、「兵を動かさず、民から小銭を集めている場合ではない。カレはエディントンの戦いで兄弟を2人亡くしたのに、今度は娘2人と妻をさらわれた。その上、国の尊厳を守ると言う名目で民から財産を巻き上げている。私が望むのは、勝つための良識のある判断です。出陣して戦うべきです。王女は殉職者となり尊厳は守られる。世継ぎはエドワード王子がいる。息子を殺めたのはこの国のため、どうか私と同じご決断を!」と懇願するが、アルフレッドは、「無礼な態度だ。務めを退け」とオダをクビにしてしまう。

エゼルウォルドとオダ

エゼルウォルドは、役職を降ろされ酒に溺れるオダに、「身代金を支払うことに反対だ。私が領主なら、民を集めて軍を作りたいが私にはない。だから協力する」と言う。

オダの出発

アルフレッドは領地デボンシャーへ戻るオダにピヤリグ神父を密偵として同行させることに。
ウートレッドはピヤリグ神父に、「オダ卿が早まった決断をしたときは諌めて欲しい」と頼み、オダにも、「友として言います。何もしないで」と言い聞かせる。

 

ウートレッドの作戦

ウートレッドは王女の望みを叶え、エーリクと共に逃がす協力をすることに。
それは、ふたりが逃亡すれば身代金の支払いもなく戦争も起こらないと考えたからだった。
だが妻ジゼラは、「アルフレッドはあなたを裏切り者だとみなす」と心配する。ウートレッドは、「犠牲を払うことになるが家族は守る」と約束する。

シトリックの伝令

シトリックがエーリクからの手紙を持ってやって来た。それは、エセルフリーダが書いた手紙で、

王が最初の身代金を渡す3日前、ウートレッドたちは川を下ってベアンフリオットへ入り、護衛を殺して王女とエーリクたちを逃がす。エーリクがすべて手配し、指揮する。

と書かれていた。

ウートレッドがベアンフリオットへと向かう準備をする中、「まだ剣を使えません、怖いのです」と打ち明けるオフファース。ウートレッドは、「勇気を出して打ち勝つしかない」と励ますが、浮かない様子のオフファース。

 

オダの反乱

デボンシャーへ向かう途中、兵士の行軍と出くわすしたピヤリグ神父は、それがデボンシャーの民兵とわかると、「おやめください、謀反です」と忠告するが、逆にオダは、「神父は王の密偵、馬を降り、歩いてウィンチェスターへと戻り、”オダが敵に対して行軍を始めた”と報告しろ」と言う。

アルフレッド王の怒り

徒歩でウィンチェスターへと戻るピヤリグを助けたのは財宝を積み、兵士と行軍するエセルレッドだった。
町へ戻ったピヤリグ神父はアルフレッド王に、「デボンシャーの民兵がベアンフリオットへと行軍している」と報告。オダの謀反に怒り震えるアルフレッドは、エセルレッドに兵の増員を命じると、オダを止めると行軍することを決める

 

ベアンフリオット (現ベンフリート)イーストアングリア ②

エーリクと王女の逃走計画は順調だと思われいた・・・
が、エーリクが王女に惚れていることを不安視したヘステンが兄シークフリードに入れ知恵し、王女は砦の広間に檻に入れられ吊るされてしまう。
「何があっても王女を守り通せ!オレたちの財産だ!この女は皆のものだ!」と雄叫びをあげるシークフリード。

それでもエーリクは逃走計画を進めるが、シークフリードはその全てを阻み、「家来はみんなお前が女に惚れていることに気づいてる。お前を守るためにやってるんだ。今回の企てはお前の計画だ。ロンドンを捨てる代わりに王女をさらい、身代金で大金を稼ぐ。そのカネで軍を作り、この土地のすべてをオレたちのものにするんだ。失敗は許さん」と念を押す。

逃走計画の実行 ① 桟橋

ベアンフリオットについたものの、話と違い、桟橋には通常の10倍以上の見張りがいた。
ウートレッドは暗くなるのを待って襲撃することに。

その頃、砦の広間でエーリクが捕虜の女性ひとりを引きずり出すと、「コイツはオレの女だ、手ぇだすな!3日後の夜に最初の財宝が届く。それの備えて明日以降は酒も賭け事も、女を取り合うことも禁止だ!いいな!よって今夜は多いに飲もう!」と杯を掲げる。

その頃、エーリクの女と言われた女はエセルフリーダにこっそり、「信じて、今夜です」と伝えいた。

一方、夕暮れを待ち桟橋の見張り約20人を全滅させたウートレッドたちは草陰でエーリクを待つが、どれだけ経ってもやって来ない状況に、「何かおかしい。このままじゃ護衛を殺したことがバレる。その前に動くしかない」と砦に侵入することを決断。ウートレッドたちは襲撃で仲間を半分失った状態で、何百人ものデーン人がいる砦に侵入することに・・・・

逃走計画の実行 ② 砦

砦の広間で飲み、騒ぐデーン人たち。(ヘステンはエーリクを見張っている)
その時シトリックに気づいたエーリク。

後を追い、馬小屋へとやって来たエーリクはウートレッドと再会するが、「絶望的だ。誰も手を貸さない。エセルフリーダだけでも逃がしたいが、檻に入れられれ広間に吊るされてる」と。
万策尽きたか・・と思われたがウートレッドは、「まず広間から全員を外へ出すぞ、すぐにやる」と指示を出す。

逃走計画の実行 ③ 火事

ご機嫌に広間で呑んでいたシークフリードが砦の外の火事に気づいた。
「火事だ、全員火消しだ!」と叫ぶと、6人の兵士に王女の見張りをさせ、広間から外へと飛び出すシークフリード。だがすでに砦は火の海だったー・・

その頃、エーリクの手引で広間へと入ったウートレッドたちは6人の兵士を始末すると、王女救出を開始するが、なかなかうまくいかない。
そこでウートレッドはある作戦を思いつく。
馬で砦から逃げる女に気づいたエステンは、「王女が逃げたぞ!」と叫ぶと、仲間と後を追う。

【ある作戦とは】
実はこの女性は王女ではなく、身代わりの女性
カネづるである王女を追うと考えたウートレッドの作戦だった。
逃走計画の実行 ④ 兄弟、死の対決

広間のある建物まで火が回りだした・・・
すべてエーリクの仕業だと気づいたシークフリードは、広間のドアを蹴破ると、「エーリク!これはなんだ?バカなマネはよせ、王女はオレたちの財産、名声だろ」と言うが、「見逃してくれ、彼女と離れたくないんだ」とエーリク。
ウートレッドは剣を抜くが、エーリクがそれを制し、「王女が欲しいならオレを殺せ!」と剣を抜く。

兄弟が命を賭け戦う中、ようやく王女を檻から助け出したクラッパ。
シークフリードは、「王女を逃がせ!」と叫ぶエーリクの胸を一突きしてしまう・・・
シークフリードは弟の手に剣を握らせると(ヴァルハラへ行くため)「エーリク、お前のせいだ。何もかも終わりだ」と燃え盛る広間で崩れ落ちたー・・・

クラッパの最期

襲いくるデーン兵士から王女を守り、馬で逃走しようとするウートレッドたち。しかしクラッパが深手を追ってしまう。ウートレッドは、クラッパの名を叫ぶが、クラッパは自らが犠牲となり、ウートレッドと王女を逃がす。
シークフリードはニセ王女の罠に引っかかり戻って来たヘステンと共に、「ウートレッドが姫をさらって逃げた。皆殺しにしろ」と後を追う。

 

アルフレッド vs オダ

オダの軍隊はアルフレッド王の軍に追いつかれてしまった。

オダはやって来たアルフレッドに、「陛下のために集めた軍です。行軍すれば戦う意志を示せる。ウェセックスのためです」と説明するが、「ナゼだ」と怒りに震えるアルフレッド。だがその時、「陛下、ベアムフリオットが燃えている!」と声をあげたのはエセルレッド。
皆がその方角を見た時、ウートレッドが仲間とエセルフリーダを伴いながら馬を走らせやって来るのが見えた。

「あれはウートレッドです」と言う声に、「娘を救い出したのか・・」と涙を浮かべ言葉に詰まるアルフレッド。
ウートレッドは走り寄ると、「すぐにシークフリードがやって来る。敵は人数も少ない。エーリクが死んだので交渉はムリです。戦うしかない」と言い、オダも、「陛下、戦闘の指示を出せるのは陛下だけです」と迫る。

 

シークフリードとの戦い

シークフリード

サクソン人の大軍にヘステンは、「数で敵わない、勝ち目はない」と言うが、弟エーリクのせいで計画が狂ってしまったシークフリードは、「死ぬ覚悟はできてる」と言うと、「名誉のために戦え!」と兵士を鼓舞すると、突撃するー。

エステンはそれに加わらなかった
アルフレッド王

突進してくるシークフリードに、「盾の壁だ」と戦いの指示を出したアルフレッド。
兵士たちはすぐさま盾の壁を作るが間に合わず、ウートレッドはシークフリードの馬に跳ね飛ばされてしまう。

シークフリードは、「王女を見つけたぞ!殺してやる!その首をいただく!」と言うと襲いかかろうとするが、それに立ち向かったのはエセルレッド。しかしシークフリードに倒れされ、トドメを刺されかける・・・それを助けたのはウートレッドだった。激しい戦いの末、シークフリードのトドメを刺したのはエセルフリーダだった!

 

ウィンチェスター ウェセックス王国 ③

ウートレッドのエセルフリーダ

エセルフリーダは、危険を覚悟で救出してくれたウートレッドに心からの感謝を述べ、お腹にエーリクの子どもがいると告白すると、「頼った時は助けると誓って欲しい。あなたは私が一番信頼する人物だ」と言う。
ウートレッドは、「誓う」と約束。その後エセルフリーダはエセルレッドとマーシアの領地へと戻った・・・

ウートレッドとアルフレッド王

オダは、”ウートレッドはアルフレッドの王命に従った”と上告、裁きを受けずに済んだが、オダは裁判にかけられることに。ウートレッドは、「オダ卿は善人だ」と訴えるが、アルフレッドは、「謀反は見過ごせん。私の友だが裏切った」と譲らない。
アルフレッドは、クーカムへと戻ると言うウートレッドに、「王への誓いを忘れるな」と念を押す。

オダの最期

オダの領地(デボンシャー)に出向き、民兵を集め行軍させたのはエゼルウォルドだった
エゼルウォルドはオダの名誉ある最期のために短剣を手渡し、オダは牢獄で自決した。

ベアムフリオット イーストアングリア王国

シークフリード&エーリク兄弟は死んだが、デーン人はベアムフリオットから去ることなく、ヘステンが首領となり仕切ることに。

 

感想

シーズン2が終わりました。
シークフリード&エーリク兄弟との争いは終わったけれど、デーン人はベアムフリオットを去ってはいないので、今後も争いは続くようです。

アルフレッドは、ウートレッドが命だけで娘を助けてくれたのに、王のプライドか何か知らんけど、ムカつく(笑)一方、唯一の理解者と言えるオダを失ったウートレッドは、今後もつらい立場のままなのかな。

 

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