ラスト・キングダム 2 # 1 (相関図)

海外ドラマラスト・キングダム

シーズン1、ウェセックス王国をデーン人から奪還するのに貢献したウートレッド。
シーズン2は、故郷べバンバーグ奪還、父ラグナルを殺したキャルタンとのリベンジが描くようです。

エディントンの戦いから、約10年後を描いているようです

 

# 1   あらすじ

エディントンの戦いでアルフレッド王はデーン人に勝利し、ウェセックス王国からデーン人を撤退させた。
エディントンの戦いで貢献したウートレッドは故郷べバンバーグ奪還のため北を目指す。その道中、立ち寄ったエフォウックの町で、ベオッカ司祭と思いもかけず再会、司祭から、助けを求められる。それにはウートレッドの過去の忌まわしい相手が絡んでいた。

相関図

まとめ

ウィンチェスター ウェセックス王国

エディントンの戦いでデーン大軍に勝利したアルフレッド王。
ウェセックスからはデーン人が撤退、和平は守られていたが、ノーサンブリア:エフォウック(現:ヨーク)はデーン人シークフリードとエーリク兄弟に支配され、キリスト教徒は苦しめられていた。アルフレッド王は他王国への介入を視野に入れる。一方で、王女エセルフリーダは美しく成長、結婚を考える時期に来ていた。

使者トゥルー修道士

ある日、ノーサンブリアの西カンブラランドのトゥルー修道士が、修道院長イートレッドが賜った予言が記された書状を持ってやって来た。

トゥルー修道士曰く、修道院長イーストレッドが夢で聖カスバート(クスベルト)のお告げ、”グスレッドを王にせよ”を賜ったと言い、「北の民はデーン人に苦しめられえている。奴隷グスレッドを助けるために力を貸して欲しい」と言う。

アルフレッドは、これを北方を取り戻すチャンスと捉え、協力することに。

エディントンの戦いのあと、グスルムはキリスト教徒に改宗、現在はイーストアングリアに居住。
その名を”エセルスタン”と改名。
ラグナルとブリーダは捕虜になっている。

【聖カスバート(クスベルト)とは】
ノーサンバーランド(イングランド北部とスコットランドを指す)の宣教に功績のあった人物。
納棺埋葬されたが、死後10年以上経って、棺を開けた所、遺体がまったく損傷なく、これを奇蹟として、その後カスバートは聖人とされ、福音書も珍重された。

 

エフォウック(現ヨーク)ノーサンブリア

ウートレッド、ヒルド、ハリグ

故郷べバンバーグ奪還、父ラグナルを殺したキャルタンへの復讐、そして妹テューラを助け出すため北へと向かうウートレッドだったが、イゾルトを亡くした悲しみは癒えず、酒と女に溺れる。
そんなウートレッドを支える修道女ヒルドとハリグ。

デーン人居住区

エフォウックはデーン人兄弟シークフリードとエーリクに統治され、キリスト教徒は苦しんでいた。
シークフリードとエーリクはスコットランド襲撃のため出陣する。

アルフレッド王がデーン人を撤退させたと聞き、フロスウィアド神父は、「デーン人兄弟が出陣した今こそ立ち上がるときだ。アルフレッド王に続くんだ。デーン人を皆殺しにしよう」と声をあげる。

英雄ウートレッド

ウートレッドたちはエフォウックの町に入るが、襲撃があったのかデーン人が惨殺されていた。
フロスウィアド神父らが民たちと立ち上がり、デーン人たちを撤退させたのだった。
フロスウィアド神父は眼の前の男がウートレッドと知り、「先日、王が遣わされた神父と会って欲しい」と言う。

ウェセックスから遣わされた神父はベオッカだった。ふたりは再会をよろこびあう。

ベオッカのオファー

ベオッカは、アルフレッド王が用立てた奴隷解放身代金の輸送を手伝って欲しいと言い、「聖カスバートが修道院長にグスレッドこそカンブラランドの未来の王だと予言された。アルフレッド王はノーサンブリア全域をグスレッドの勢力下にしたいと考えておられる。身代金は奴隷商人に渡すが、その村の領主はキャルタンだ」と言う。

今やキャルタンは軍勢を抱える領主だった。
ベオッカは”らい病患者”を雇い、銀の荷台に座らせて守っていると言い、「これは神のお導きだ」とウートレッドに協力を仰ぐ。

グスレッドはキャルタン一味に父親を殺され、奴隷にされたデーン人だがキリスト教徒。
当時らい病は触れれば感染すると恐れられていた。

ヒルドは、「ベオッカ司祭の要求は高すぎる」とウートレッドを心配するが、「これは運命だ。キャルタンは家族の敵だ。避けて通れない。妹も見つけたい」とウートレッド。

 

奴隷グスレッドの解放

一行は奴隷商人の元へと向かうが、ウートレッドはキャルタンの手下が尾行していることに気づく。
そこでウートレッドはある作戦を実行することに。

キャルタンの息子、隻眼のスヴェン

奴隷市場でトゥルー修道士はグスレッドの解放交渉をはじめるが、先に銀を渡すよう迫るスヴェン。
そこへ馬に乗った一団がやって来た。
一団はスヴェンらを囲むと、「我こそはオーディンの使者、キャルタン親子の魂をもらいに来た」と言うとスヴェンを捕まえ、ひれ伏させ、「デーン人はこの地から去れ、さもなくばスヴェンの命はない。我々に触れたものは呪われる」と言う。恐怖のあまり、「改心する」と命乞いするスヴェン。

ベオッカは、「恐れさせれば十分、カレは改心する」とスヴェンの命を助けると、グスレッドをはじめ、すべての奴隷を解放した。

ウートレッドは獣の骨の面をかぶり、らい病患者と共にオーディンの使者を演じ、恐怖でスヴェンらデーン人を支配したのだった

その後ウートレッドはスヴェンを殴りつけ、意識を失わせると、目隠と両手を拘束、森の中に放置。

解放されたグスレッドは、「命の恩人だ。人生を取り戻せた」と礼を言い、ウートレッドに指揮官として仕えて欲しいと言う。ウートレッドは、領主キャルタン、そしてべバンバーグを奪った叔父と戦うならと指揮官を引き受け、カンブラランドだけでなく、エフォウックも統治し、デーン人を立ち入らさない状況を作るべきだと言う。

 

カンブラランド (現カンバーランド)ノーサンブリア王国

村人はグスレッド王の帰還を歓迎、妹ジゼラとも再会を果たす。
夢で聖カスバート(クスベルト)のお告げ”グスレッドを王にせよ”を受けた修道院長イードレッドは、早速、聖カスバートの亡骸の前で戴冠式を執り行うことに。
死後200年を経ても尚、朽ちない聖カスバート亡骸に、「これこそ神聖の証」とひれ伏し感動するベオッカ司祭とヒルドの前で、グスレッドは、指揮官ウートレッドと共に聖カスバートの御手を取り王に即位する。

聖カスバートのお告げどおりグスレッドを戴冠させたが、ウートレッドの存在を疎ましく思うイードレッド修道院長は、「カレの目的はなんだ?」とトゥルー修道士に確認。故郷べバンバーグの奪還だと知ると、「目を離すな、アイツはくわせものだ」と指示する。

 

ダンホルム(現ダラム) ノーサンブリア

キャルタンの怒り

スヴェンは森の中で発見され、領地に戻って来た。
キャルタンは奴隷市場の一件について、「お前は猿芝居に騙されたんだ」と怒鳴りつけるが、スヴェンとフィスケは、「ウソじゃない、ほんとうにオーディンの使者だった」と証言。そこでキャルタンはフィスケに、神父が連れ去った奴隷(グスレッド)、らい病患者を探し出し、使者の情報を聞き出せと命じる。

監禁されているテューラ
【キャルタンとラグナル家、そしてウートレッドとの関係】
息子スヴェンがラグナルの娘テューラにいたずらした責任を、目を潰すことで成敗したラグナル。だが恨みを募らせたキャルタンは10年後、ラグナルの屋敷を放火、一家を皆殺しにしたが、スヴェンはテューラ(ラグナルの娘)を連れ去った。
たまたま生き残ったウートレッドとアイルランド遠征に出ていたラグナル(息子)はキャルタンへのリベンジを誓っている。キャルタンの襲撃の詳細はココ

テューラはスヴェンを嫌い、自ら犬舎の中でたくさんの犬と生活していた。

キャルタンの策略

”奴隷だったグスレッドがカンブラランドの王に即位、軍勢を集めてる。指揮官はウートレッド”との情報に、キャルタンは部下テキルにグスレッドの軍勢に加わるよう指示すると、「チャンスを伺い王を殺害し、指揮官を生け捕りにしてここへ連れて来い」と命じる。

 

感想

エピソードで出てきた”聖カスバート(クスベルト)”について調べたところ、聖カスバートは実在した司祭で、朽ちない遺体で有名のようです。

カンブラランドの王となったグスレッドは、なんとも頼りない感じの男です。
修道院長イーストレッドは何か画策しているのでしょうか

シーズン2も面白そうな予感です

 

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