ハウス・オブ・ザ・ドラゴン 2 #4 緋竜と金竜 (相関図あり)

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とうとうドラゴンの対決

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#4 緋竜と金竜 The Red Dragon and the Gold あらすじ

レイニラ不在の中、河川地帯(リヴァーランド)に進軍、次々と勝利するサー・クリストンにエイモンドから手紙が届く。一方デイモンはハレンの巨城で魔女アリス・リヴァーズに会う。

相関図

まとめ

デイモン

ハレンの巨城にいるデイモンは、毎夜、幻覚なのか悪夢なのかわからぬものを見て不眠が続いていた。
そんな中、ハレンの巨城に使い鴉がやって来た。
【サー・クリストン率いるエイゴン王軍がロズビー城とストークワーク城を陥落させ両軍はあっさり翠装派についた。サー・クリストンの兵力は3倍に増大】との報告を受け、デイモンが河川地帯(リヴァーランド)の軍を挙兵する前に襲撃してくるのでは?と恐れ始めるサイモン・ストロング。

オスカー・タリー

デイモンは挙兵のために、河川地帯(リヴァーラン)の領主”グローヴァー・タリー”を呼ぶが、やって来たのは孫の”オスカー・タリー”。オスカーは次の河川地帯(リヴァーランド)の最高領主だった。
オスカーから現:最高領主グローヴァー公が死の間際と聞いたデイモンは、「オレは急いで挙兵したい。お前が指揮を取れないならグローヴァー公の息の根を止めてはどうか」と代替わりを迫るが、「我々の流儀に反する」とオスカー。その答えにデイモンは、”燃える水車小屋の戦い” で黒装派についたブラックウッドを至急呼ぶよう指示する。

アリス・リヴァーズ

夜、また幻覚を見たデイモンは、気がつけば、「あなたはここで死ぬ」と予言した女性:アリス・リヴァーズの部屋にいた。
アリスはデイモンに、「ここは呪われた城、だから眠れないの。この城を味方につけるには良く眠るべき」と言うと、”煎じ茶”を差し出す。

アリス・リヴァーズは落し子。
ハレンの巨城を逃げ出したメイスターの代わりをしているらしい。
デイモンとレイニラの関係(世継問題を含む幼いときから今までのこと全部)を知っている様子
ブラックウッド家の交渉

アリスの煎じ茶を飲んだデイモンは、なぜか広間で挙兵するため呼ばれたサー・ウィレム・ブラックウッドと会っていた。ウィレムは、「あなたがブラッケン家の軍隊をドラゴンで焼き尽くしてくれれば我が軍を出す」と条件を出す。

 

進軍するサー・クリストン

黒装派の偵察を避け、夜に進軍を続けるクリストン軍は、順調に黒装派の諸侯を制圧、次々と翠装派に翻させる一方で、反旗を翻す諸侯を斬首、力でねじ伏せ、軍隊の大きさを王都出発時の3倍にしていた。

とうとうダークリン家も制圧され、城主は斬首された。子息は黒装派

そこへ手紙が届く。
それを読んだクリストンは進軍の方向を西へ変えると、「昼のうちに相手の裏をかいて深山鴉の巣城(ルークス・レスト)を攻める」と言い出す。

これまで敵側ドラゴンの偵察の目を盗むため、夜に進軍していたのに、突然、真っ昼間に攻めると言い出すクリストンにサー・グウェインは、「敵の偵察ドラゴンに見つかる」と反論するが、サー・クリストンは、「そんなにドラゴンが怖いか」と言うと、進軍しはじめる。

【エイモンドからの手紙】
内容はエイモンドの計画。
クリストン軍をおとりにして、黒装派が参戦せざるを得ない状況を作り、レイニラとドラゴンをおびき出し、エイモンドがドラゴン(ヴァーガ)で一気に勝負をつける作戦。

 

赤の王城(レッドキープ)

お飾りの王エイゴン

小評議会でエイゴンは、ハレンの巨城をデイモンに獲られたことについて怒鳴り散らし、「すべて報告しろ。オレがうつけ者と思われる」と言うが、エイモンドは、「ハレンの巨城は後回しだ。サー・クリストンは深山鴉の巣城(ルークス・レスト)を穫る。城主のストーントン公はレイニラの参議だし、あの城を穫ればドラゴンストーンは陸地から孤立する」と言い出す。
もちろんエイゴンは、「先にハレンの巨城を穫るんだ。オレの指示だ」と主張するが、エイモンドは、「もう攻撃の準備中だ。クリストンから連絡が来た」と一言。
その言葉でエイゴンは、弟がクリストンと勝手に動いていたと知り、「オレに隠れてふたりで謀略か?」と怒りを向けるが、「もっといい戦略はあるか?あるなら参議に述べてくれ、みんなお前の答えを待ってるぞ」と煽るエイモンド。結局エイゴンは何も言えない。

エイモンドは、何の作戦もない兄を前に、「ハレンの巨城は使える。デイモンを引き留め、我々は兵を増強すれば本土でのレイニラの支持者を弱体化できる。まずは深山鴉の巣城(ルークス・レスト)を落とす。やる価値がある」と言い切る。参議たちは黙ったまま・・・。

アリセントとラリス公

情報屋のスキルを認められ参議となったラリス公は、小評議会を欠席したアリセントを見舞う。
実はアリセントは妊娠、上級メイスターが煎じた薬草で堕胎し、小評議会を欠席していたのだ。
アリセントの様子から察しがついラリスは、「サー・クリストンが河川地帯(リヴァーランド)で功績をあげている。ドラゴンの標的になるでしょう。ご心配では?」と反応を伺うが、「カレは王の手、皆で無事を祈るだけ」とアリセント。
しかしラリスは最近アリセントが、歴史書等を読み漁っていることに気づいていた。

アリセントはレイニラから亡き夫ヴィセーリス王の最期の言葉を勘違いしていると指摘され、自信を失くし、歴史書を読み漁り、”氷と炎の歌”の文献を探していた。

それについてアリセントは、「敵側は好きなように信じる。こちらも同じ。戦争は起こり大勢が死ぬ。勝者が玉座に座る。亡き王の意図などもう重要ではない」と言い切り、覚悟を見せる。

エイゴンとアリセント

エイゴンは小評議会に出席するが、議題はドラゴンの餌のことなど面白くない。その上、クリストン軍は行く先々で勝利、ダスケンデールも獲得したと言う。
この結果に参議たちは、「これにエイモンド王子とヴァーガーが加われば・・・」と言い出すが、エイゴンはその言葉を、「お前ら全員、面白くない」と遮り、出て行ってしまう。

エイゴンはアリセントに、「誰もオレの考えを聞かない。参議だけじゃなくコールもエイモンドも勝手に作戦を進めてる」と苛立ちと不満をぶつけるが、「王冠を被れば知恵を授かると思ってるの?即位すれば、ヴィセーリスの半分でも王らしくなるかと思ってたけれど、あなたは変わらなかった。私はあなたを王にするためどれだけの犠牲を払ったか。あなたに必要なのは何もしないこと」と母親からも蔑むような発言をされてしまう。

 

ドラゴンストーン城

小評議会

レイニラ女王不在の中、偵察したベイラは、「クリストン軍は夜にだけ進軍、兵力を増やし河川地帯(リヴァーランド)を北西へ向かっている」と報告するが、未だにハレンの巨城にいるはずのデイモンからの連絡もないため参議や諸侯は、「我々も軍があれば行動できるのに、指導者が不在だ」と不満を顕にする。
そこに現れたのはコアリーズ公は、「お前たちは女王の不在にいがみ合い、不平を言うだけか?」と一喝、レイニスは、「女王は不在だけど目的は私たちと同じと信じねば」と皆を説き伏せる。

【レイニスとコアリーズ公】
レイニスの夫コアリーズ公の命を救った船乗りアリンは、コアリーズの愛人の息子だった。

潮の主の後継者についてレイニスは、孫娘レイナ、またはレイニラの3番目の息子ジョフリー(愛人サー・ハーウィンとの子)を指名するべきだとコアリーズに進言していたが、コアリーズは、「今、決めるべきときじゃない」とずっと後継者を決めることを固辞。その理由が、アリンだった。
コアリーズは海を知っている男児:アリンを後継者にしたかったのだ。
それに気づいたレイニスは、傷ついていた。

レイニラ女王の決断

女王不在の状況にジェイスは、ドラゴンを送る決断をするが、そこへレイニラ女王とサー・ステフォン・ダークリンが戻って来た。
レイニスから現状報告(コール軍は兵力を増強、ロズビーとストークワークは翠装派に寝返り、ダスケンデールは陥落、誓いを守ったダークリン公が処刑された)を受けたサー・ダークリンは、父親の処刑にショックを受ける。

ダスケンデールを治めるのは、ステフォン・ダークリンの父親。

レイニラが、「王都に出向きアリセントに会っていた。80年にも渡る平和を終わらせる前に、他に道がないか模索したが、私に残された道は、戦って玉座を勝ち取るか、死ぬか」と決断を伝えると、「準備は出来ている」とジョイス。

レイニラは、クリストン軍が深山鴉の巣城(ルークス・レスト)を攻める気だと聞き、その挑発に対し、「私の慎重さを弱さと勘違いしている」と自らドラゴンで参戦すると言うが、ジョイスだけじゃなく参議からも反対を受けてしまう。
そんな中、名乗り出たのはレイニス。
レイニラは大きなドラゴン(メレイズ)で、戦歴もあるレイニスに託すことに。

 

ドラゴンの戦い

レイニスがドラゴン(メレイズ)で出陣、とうとう開戦した状況にレイニラは息子ジョイスを呼ぶと、「あなたに王より世継に伝えられる秘密を話す。父王は私を世継に選び、最期まで考えは変わらなかった。父王は私一人だけが守護者になる運命と信じていた。だから私もこの話しを信じてあなたに伝える。エイゴン征服王が見た夢、”氷と炎の歌”のことを」と話し始める・・・

深山鴉の巣城(ルークス・レスト)での戦い

1400~1500の兵力で侵攻してくるクリストン軍に、必死に対抗する深山鴉の巣城(ルークス・レスト)城主。
そこへレイニスがドラゴン(メレイズ)がやって来た。
敵のドラゴンの飛来にサー・グウェインは慌てるが、クリストンは、「計画どおりだ」と合図を送る。
メレイズは”ドラカリス”で兵士たちを焼き尽くしはじめる。

だがその時もう1頭、ドラゴンが飛来する・・・ドラゴン(サンファイア)に騎乗したエイゴン王が現れたのだ。その予想外の展開に反撃のチャンスを待っていたエイモンドは、「バカが」と苛立つ。

計画になかったエイゴンの出現にクリストンは、「王陛下が参戦なさった。勇気を振り絞れ、七神がお守りくださる。エイゴン王のために戦え、進め!」と深山鴉の巣城(ルークス・レスト)への進軍を命じる。

その頃上空ではドラゴン(メレイズ)に狙いを定めたエイゴンがサンファイアに、「ドラカラリス(炎を吐く)」を指示、レイニスとメレイズは炎を受けつつも、上昇、今度はサンファイアの胸に爪を立て、互角の戦いに。
そこに現れたのはエイモンドが騎乗するドラゴン(ヴァーガ)。
エイゴンは、味方が来たと喜んだのもつかの間、弟のドラゴン(ヴァーガ)のドラカリスで焼かれ、森の中へと落下する。

間一髪でメレイズをサンファイアから引き離し、被害を免れたレイニスだったが、弟エイモンドが兄エイゴンを殺害するのに立ち合ってしまった。
レイニスはメレイズを旋回させるとヴァーガにトドメを刺し、ヴァーガは落下する・・・が、ヴァーガの姿がない。上空からヴァーガを探すレイニス・・・と次の瞬間、深山鴉の城の巣(ルークス・レスト城)の後ろから突如ヴァーガが現れ、メレイズの首に噛みつき、息の根を止めてしまう・・・レイニスはメレイズ共々落下、燃えてしまう。

落下したエイゴンを助けに行こうとしたクリストンは地面に叩きつけられ意識を失っていた。
意識を取り戻したクリストンは、焼け野原に兵士の死体が転がる光景と、自分の軍を指揮するサー・グウェインの指揮を聞く。

クリストンは立ち上がるとエイゴンを助けに行くが、そこにはエイモンドもいた。
ドラゴン(サンファイア)は瀕死、エイゴンは死んでいた。
悪夢のような状況にクリストンは膝から崩れ落ちる。

感想

シーズン2は、全8話なのでこれで半分が終わったことになります。
私は「ゲーム・オブ・スローンズ(GOT)」より「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン(HOD)」の方がわかりやすいと思っています。
それはシンプルに”椅子とりゲーム”だから。
アリセント太后が立てたエイゴン王か、先代の娘で正統な世継レイニラ女王か、どっちが鉄の玉座に座るのか
で、今回、そのエイゴンが弟エイモンドの策略で死んだ(と思う)
こうなるとフツーは鉄の玉座に座るのはレイニラだろ?となるところ・・・アリセントが黙ってないよね?
たぶん父親オットー・ハイタワーを呼び戻し、王の手に据え、エイモンドに戴冠させるのでは?と。
だけど、エイモンドが王となるキングス・ランディング(王都)は絶対に悲惨だよね

レイニスは愛竜メレイズと戦った散ってしまったけど、カッコ良かったなー!
この記事をまとめるにあたり見直したのだけど、夫コアリーズ公の命を助けた”アリン”がシーズン2に入ってから度々クローズアップされる理由は、今回のレイニスの発言ではっきりしました。コアリーズの愛人の子、つまり自分の息子だったから。
そして、潮の主を孫娘レイナ、レイニスの3番目の息子ジョフリーに指名しなかった理由も、アリンを潮の主に考えていたから。
愛し、信じていた夫は、結局、男児継承主義者であり、レイニスがターガリエン家の真の相続人だとは思っていなかったと言うことのよう。

しかしエイモンドのヴァーガはマジで大きい。
メレイズもかなりだと思ってたけど、実際ヴァーガと並ぶと全然小物。
シーズン2の半ばで、エイゴン、レイニス、主要人物が抜けることになりました。

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