ハンドメイズ・テイル /ファイナル・シーズン#1 列車(相関図付)

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海外ドラマハンドメイズ・テイル

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前作から約2年半、やっとファイナル・シーズンの配信が始まりました
全10話。初回は1話、2話が解禁。以後は毎週金曜日に配信されます!
まずはここまでの振り返り!

ここまでのあらすじ

侍女たちとフレッド・ウォーターフォードをリンチ殺害したジューン(シーズン4)。
ギレアドはフレッドを国葬にするが、その映像を見たジューンに衝撃が走る。セリーナの隣に映っていたのはハンナだった。(セリーナはジューンがフレッドを殺害したと確信、ハンナを起用した)

一方セリーナはギレアドで生きる道を模索するが、非情にも”非公式親善大使”の命令が下りトロンロへと送致されてしまう。

セリーナを憎むジューンはギレアド情報センターにやって来たセリーナを付け回し、ルークは違法建築通報でセンター閉鎖へと追い込む。行き場のなくなったセリーナはギレアド支援者ウィーラー家に身を寄せる。ウィーラー夫妻はセリーナを手厚くもてなすが、彼らの狙いはセリーナのお腹の赤ん坊。それに気づいたセリーナは、「ジューンを捕えた」と言う情報を利用、「彼女の最期を見たい」と守護者エズラとともに中立地帯でジューンと対峙するが、セリーナはジューンを撃たず守護者エズラを銃撃、ジューンを使って逃亡を図ろうとするが産気づきジューンの助けでノアを出産することに。セリーナはジューンの説得で病院を受診するが、ルークの通報で不法滞在者として拘束され収容所へと入れられてしまう。ノアはウィーラー夫妻が引き取ることに。
ノアと離れたくないセリーナは”侍女扱い”を覚悟しウィーラー家へと戻るが、現実は厳しく逃亡を図る。
その頃ローレンスからハンナと一緒に暮らすために新ベツレヘム計画に手を貸して欲しいと打診されたジューン。迷うジューンに、「ローレンスはアメリカを完全に潰す気だ。協力するな。ハンナは我々が救出する」とマーク・トゥエロ。ジューンはマークを信じるが、ハンナ救出作戦は失敗に終わる。アメリカの作戦を事前にキャッチしたローレンスがニセの情報を流し、アメリカ戦闘機を撃ち落としたのだ。ジューンはローレンスに決別を伝えるが、それ以降、追悼式典では銃で狙われ、自宅前ではトラックに轢かれ命を狙われる。

【新ベツレヘム計画とは】
島に建設した居住地にカナダへ亡命した元ギレアド国民を住まわせる計画。ローレンスはアメリカ政府消滅を目論んでいる。

ルークに逮捕状が出た。(ジューンを轢き殺そうとした男が死亡、ルークが殺害したとされたため)
マークはふたりを逃がすため、西行きの列車に乗るよう言うが駅は難民で溢れかえっていた。
ルークはジューンとニコールを助けるため自ら警官に逮捕される。ジューンは騒動の中、列車に乗り込む。
だがその列車にはノアを抱いたセリーナが乗っていた。

ここからがファイナル・シーズン、1話目のレビューです

#1 列車 Train あらすじ

難民が乗る西行の列車でセリーナと再会したジューン。だが列車の中でセリーナの正体(ギレアド司令官の妻)がバレてしまう。ジューンはセリーナを憎む気持ちと彼女を助けたい気持ちの間で揺れる。

相関図

まとめ

亡命を望むアメリカ人が乗った列車

西に向かう列車の中で再会したジューンとセリーナ。
セリーナは、「もう安全」と安堵するが、ジューンの体調は良くない。(トラックに轢かれ左腕を骨折したジューンは昨日手術を受けたばかりだった)「轢かれたのはギレアドの仕業、私を殺す気だった」と言うジューンにセリーナは、「お互い相当恨まれている」と言うがジューンは、「立場が全然違う」と言い、友だちになろうとするセリーナとの関係に線を引くが、セリーナから、「ニコールは私が見てるから少し眠る方が良い。協力し合おう」と言われ、少し眠ることに。

ジューンが目覚めると、側にニコールはおらず乗客が増えていた。
(乗客が増えたのは”ウィニペグ”で客車が連結されたため)
人をかき分けニコールを見つけ出したジューンは、「勝手なことは止めて!」と怒るが、「あなたの娘を盗ると思ってるの?食べ物をあげただけ。でも足らないと思う。主に感謝を」とセリーナ。ジューンは、”主に感謝を”の言葉を乗客に聞かれるのは危険だと忠告する。

医師

セリーナは、「列車内にいるNGOスタッフを探し、食べ物と衛星電話を借りる」と言うジューンと行動を共にしようとするが、「一緒に行動する義理はない」と拒否られてしまう。だがその直後、めまいで座り込んでしまうジューン。ジューンは心配し手を差し伸べるセリーナの手を払い除け、「触らないで」と拒否するが、放っておけないセリーナは別車両から医師を連れて来てしまう。
ジューンは診察を拒否するが、「診察後に衛星電話を貸す」と言われ、診察を受ける。ジューンのケガは傷口が開き感染していた。

ジューンとセリーナ

セリーナは乗客に働きかけ、車両に女性と子どものスペースを確保する。
医師の協力で衛星電話を使えたジューンだったが、やはりルークとは話すことができなかった。
「私をトラックで轢いた男が死んでルークが逮捕された。私を庇っただけなのに」と夫を心配するジューンにセリーナは、「いつかルークと再会して家族で暮らせる日が来る」と励ますが、「ハンナは誘拐されて未だにギレアドに囚われている。この列車だってどこへ向かっているかもわからない」とジューン。セリーナは、「私が力を貸す」と言うが、「お断りよ」とジューン。それでも、「私の助けを借りたくないのはわかる。でもこれは神のご意思。これまでのことを償わせて欲しい」とセリーナ。ジューンは、「わかった」と頷く。

乗客たちの苦しみ

長い移動の中、互いの身の上を話し始める乗客たち。
女中(マルタ)だったもの、コロニーで労働させられていたもの、子どもと引き離されたもの・・・ジューンもハンナを守れなかったと告白。ある女性は、「”神”は男が性欲と暴力を正当化するための口実だ」と言うが、セリーナは、「神のお導きだ」と言う。

乗客の怒り

ジューンたちの車両に再びやって来た医師は、「もう一度腕の状態を見よう」とジューンを呼ぶと、耳打ちするように、「キミの連れは身分を偽ってる戦争犯罪者だ。警察官に通報した」と言い出す。

ジューンから赤ん坊に危害を加えないで欲しいと言われた医師は頷くと、「私はギレアドで不妊治療に関わった。その時キミを見た。ウォーターフォード夫人」と言い出す。
乗客は一気にざわめき出し、「ウソ?あのクソ女?」「なぜここにいる?」「身分証を偽造したのよ!」「犯罪者よ!」と怒りを顕にしはじめるが、「そうよ、息子に自由を与えたくてギレアドを離れた」とセリーナ。
だが納得できるはずのないギレアドの犠牲者たちは、「そんなこと知るか。ギレアドを作った張本人だろ。逃げるなんて許されるわけがない」とますます事態は悪化。

ジューンは、「落ち着いて」と皆を制するが、「この列車に乗る権利はない」と乗客たち。
そこでジューンは、「医師が警官に通報した。もうじき逮捕される」と言うが今度は、「お願い。今回だけは見逃して。カナダで逮捕されたらノアはウィラー家に連れ戻され私は二度とこの子に会えない」とセリーナ。
だがそれを聞き、「助けてだって?」「舌を切り落としてやる」と激怒する乗客たち。
ジューンは、「彼女は声をあげ指を切り落とされた。代償は支払ってる。報いを受けてる」と庇うが、「人を屋上から突き落とすような女。性の反逆者。あの罪にどう報いるの?」と言われ、ジューンの制止も聞かず、「ギレアド以前のアメリカは崩壊してた。女性が犯され殺されても無関心だった。私たちはあなたの子を奪ったんじゃない。救ったのよ!アメリカは神に背いたから怒りを買った。だから国を取り上げられたのよ!」と言ってしまうセリーナ。そこへ警察官がやって来た。
「この女性には逮捕令状が出てる」と言われても、警官はセリーナのIDを確認すると、「書類は本物だ。問題ない」と逮捕さず去ろうとする。慌てたジューンは(セリーナを守るために)、「彼女はセリーナ・ジョイ・ウォーターフォード、間違いない。ギレアドで私の女主人だった。彼女は逮捕されるべきです。この女と赤ん坊を一緒に逮捕して」と言うが、警官は、「セリーナではない」と去ってしまう。

途端にセリーナを殺そうと迫る乗客たち。
ジューンはセリーナを守ろうとするが、敵意むき出しの乗客たちはセリーナを小突き始める・・・

もう乗客たちを止めることはできないと判断したジューンは”停止バー”を引く。
大きな音を立て列車は急停車。乗客たちが騒ぐ中、ジューンはセリーナの手を取るとデッキへと移動、車両のドアを閉めると、憎しみに支配された乗客たちがドアを叩き壊そうとする中、デッキの扉を開けた、「飛び降りて!列車にいたらノアまで殺されてしまう」とジューン。セリーナは、「できない、ムリよ、行く所がない」と言うが、ジューンは、「やるしかない」と言うとセリーナの背中を力いっぱい押し列車から押し出した。

モイラとマーク・トゥエロ

ルークの釈放を求めるモイラにマーク・トゥエロは、「手を尽くす」と言うが、「そう言う形だけのセリフを私も難民たちに言ってきた」とモイラ。だがマークは、「ギレアドとの関係を正常化したいカナダにとってアメリカは邪魔なんだ。大使館も1年後には閉鎖され我々は撤退させられる」と言う。モイラは、「屈しゃちゃだめ。もう戦うことすらしないの?」と言うが、「軍は疲弊してて太刀打ちできない。だがメーデーは戦ってる。誰だろうと手を組む」とマーク。その覚悟を聞き、「手伝う。やらせて。国境を行き来する人間が必要でしょう。イザベルの店にいた時、闇取引を見てきた。ルートがあるはず」とモイラ。マークは、「イザベルの店から生きたまま出たものはいない」と驚くが、モイラが司令官を殺害したと知り、「さすがだな」とその行動力に驚く。

ニック

釈放され新ベツレヘムへと送られて来たニックはローズの父ウォートン上級司令官に、「ローズは怒って当然です。正気を失いバカなことをした。ローレンス司令官に謝罪する」と言うが、「修復できる。夫婦のことは神に委ねればいい。キミを責める気はないがお遊びにはケリをつけろ。孫も生まれる。ローレンスには私からも取り直しておく」とウォートン。

ニックはウォートン司令官がD.Cへ戻らず、しばらく島(新ベツレヘム)にいると聞きウンザリする。

ジューンの命が狙われたことに怒ったニックはローレンス司令官に殴りかかり勾留。
妊娠中の妻ローズは夫がジューンを愛していると知り、「もうあなたとは居たくない」と言うが、ギレアドで離婚は簡単にできるものではない

アラスカ

列車が着いたのはアラスカだった。そこにはアメリカ国旗が。
登録の長い列に並ぶジューンの耳に、「ジューン・オズボーンはどこ?」と呼ぶ声が!
振り向いたジューンが見たのは、母ホリー。抱き合うふたり。

感想

結局、2年半も前のこと記憶しているはずもなく、シーズン5の記憶はほぼゼロ
仕方なく自分のレビューを読み返し、「はいはい」と少しずつ思い出したところです
(ついでに誤字が多いわ、まとまりのない文章だわで落ち込む笑)

ジューンのセリーナへの思いに複雑さをいつも理解できる気がするんですよね。
憎んでいるけれど、立場が違えば自分もセリーナだったのでは?と思っているのではないかと。
1つ疑問だったのは列車の中で警官が、「妻と息子がいた。妻はコロニーで死んだ。息子が生きていれば11才だ。あなたはセリーナではない」と逮捕しなかったこと。これは逮捕する方がセリーナを生かすこと、命を保証することになると考えたからなのかな?

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