シカゴ行きを決めたマギー。ウィンストンとの関係は・・・?
#14 愛の名残 Shadow of Your Love あらすじ
マギーはシカゴ行きを決めた。
アメリアはカイとの甘い時間を過ごすが、思わぬことを聞かされる。
相関図
まとめ
マギーとウィンストン
結局互いの溝を埋めきれず、マギーはひとりシカゴへ行くことを決めた。
マギーがグレイ+スローンを去ることが納得できないリチャードは、「研究はここでウィンストンとはじめたものだろ」と言うが、「シカゴでの仕事は私にとって大きなチャンスなの」とマギー。
巨大胸腺腫瘍のノラ・マルケス
そんな中、「ピアース先生の診察を受けたい」とアポなしで患者がやって来た。
ヴィヴは、幼馴染のノラを連れてクルマで600キロを運転してやって来たと言い、「巨大胸腺腫瘍で上大静脈症候群が起こってるし心臓も圧迫されてる。これを治療できるのはピアース先生しかいない」と言って勝手に全館放送でマギーを呼び出す。
ヴィヴから画像を見せられたマギーはノラを置いてシカゴへは行けないと判断、飛行機を遅らせることに。
しかしノラは心タンポナーデを起こしてしまう。
マギーとウィンストン
マギーはウィンストンを呼び、ノラの症例検討をする。
互いに治療法を出し合う中、「牛の心膜パッチで上行静脈を再建したら?」とマギー。
ウィンストンも賛成し、インターン抜きでふたりでオペすることに。
しかしノラの病態から予定どおりのオペができないことがわかる。
マギーはウィンストンが出した代案を受け入れることに。
見事にオペを成功させたふたりにスタッフから拍手が巻き起こる。
マギーから、「腫瘍はすべて取り除いた。今は安定してる」と聞いたヴィヴはマギーをハグ、心からの感謝を伝えるが、「私だけの力じゃない。ンドゥグ先生がいたから成功した」とマギー。
それはマギーの素直な気持ちだった。
「最後のオペも見事だった」と言うウィンストンにマギーは、「あなたが協力してくれたから成功した。挑戦的で斬新なオペができたのはあなたのおかげ。あなたは私に挑む力をくれる。あなたは素晴らしいスキルを持ってる」と伝え・・・・。ふたりは抱き合う。
シュミット
研修医4年目のシュミットは、このまま一般外科アティンディングとしてやっていくのか、フェローシップを取るか選択する岐路に立っていた。
シュミットはリチャードに相談するが、リチャードはシュミットの気持ちを聞くことなく、「まだフェローシップに応募していないのか?早くしろ」と言う。
グレイソン・フリードマン13才
潰瘍性大腸炎のグレイソンが激しい腹痛で倒れ、搬送されてきた。
リチャードは8才の時からグレイソンを診ており、これまで薬で症状を押さえられていたのだが、検査の結果、グレイソンの大腸炎症は深刻で、緊急オペをするしかない状態だった。
実はグレイソンは治療薬の副作用に悩み、薬を飲んでいなかったのだ。それでも、「36時間後に成人式なんだ。オペはしたくない」と主張するグレイソン。
リチャードは、「両親はキミを心配し、どれだけの治療費を払って来たと思ってるんだ。オペをするしかない。こうなったのはキミが薬を飲んでいなかったからだ。キミが自分を大切にしなかった結果だ」と厳しく批判し、オペを決定してしまう。
リチャードに怒られ、「これからもウェーバー先生はボクの主治医で居てくれるのかな。先生を失望させた。学校でバカにされてるんだ。薬を飲むために保健室に入り浸ってるから。ボクは普通になりたかった。だから薬を止めた」と心の内を打ち明けるグレイソンに寄り添うシュミット。グレイソンは、手術を受ける覚悟を決める。
リチャードが執刀、シュミット、クワンが助手でグレイソンのオペが始まった。
だがグレイソンの大腸は大部分が壊死しており、一時的人工肛門をつけるしかなかった。
「せっかく薬が効いていたのにバカなヤツだ」と言うリチャードにシュミットはクワンに指導する形で、「彼は皆を失望させたこと、バカなことをしたことに気づいてます。グレイソンは薬の副作用でつらい目に遭ってたんだ。優秀な医師や指導者に求められるのは、相手の言葉に耳を傾ける力だ」と意見する。シュミットの言葉はリチャードに響いた。
オペ後、「親に心配をかけ先生を怒らせたけど、こんなことになるとは思ってなかった」と謝るグレイソンにリチャードは、「キミを8才から診てる。これからもキミの成長を見守りたい。人生を棒に振るようなことはしないでくれ。今後は新薬を試してみよう。何か困ったことがあったら一緒に解決法を考えよう」と伝えるのだった。
ベイリーの問題
中絶反対者の嫌がらせ
「中絶反対運動」の標的になってしまったベイリーは、”赤ん坊殺しミランダ・ベイリー”のチラシをばらまかれ、個人情報(ケータイ番号、メールアドレス)がネットで無断公開されてしまい、非通知の電話がかかり続ける事態となり、ベンは、「ケータイ番号とメールアドレスを変更するべきだ。自宅に突撃されることも考えて少しの間、引っ越そう」と提案するが、「嫌がらせなんてそのうち終わる。こんなことに屈したくない」と頑なに闘おうとしていた。
しかしケータイには250件もの非通知着信があっただけでなく、息子タックの盗撮写真まで送られてしまい、さすがのベイリーも、ケータイ番号、メールアドレスを変更。しばらく賃貸アパートを借りて身を隠すことに。
アメリア
メレディスのボストン移住に続きマギーがシカゴへ引っ越すことになり、身内が離れていく淋しさと不安に押しつぶされそうになるアメリアをミネソタから休暇を取ってやって来た恋人カイが優しく包む。
アメリアの話しを聞き、励ますカイの優しさにアメリアは、不安定な自分を理解し、受け止めてくれるカイに心を許し、穏やかな1日を過ごす。
アメリアは思わず、「ミネソタに帰らないで欲しい」と言うが、カイは、「ミネソタには帰らない。新しいラボを任された。ロンドンへ行く」と言い出す。また愛する大切な人が遠くへ行ってしまう現実を受け止めきれないアメリア。
リンクとジョー
結局ふたりは親友の関係のまま一夜を共にし、ラブラブな雰囲気で出勤。
それを見たテディは、「ホテルへ行けばいいのに浮かれすぎ」と辛辣だ。
ウィリアム・ハドソン 32才
腹部打撲、上肢変形でERに搬送されて来たウィリアム。
フロリダに住む彼女ローズを驚かせようと、自分をプレゼントとして配送しようとダンボールに入ったが、箱ごとベルトコンベアから落下したと言う。
脾臓摘出、上肢の骨折のオペを受けたウィリアム。
命が助かったのに笑顔を見せないウィリアムにオーウェンは、「よろこぶべきだ」と言うが、「ローズにフラレてしまった。運命の人だと思ってたのに」とウィリアム。するとオーウェンは、自分とテディとのこれまでの何度もすれ違った軌跡を話し、「キミにとってローズがそういう相手なら諦めるな」とアドバイスするが、その言葉はウィリアムよりリンクに響いた。
リンクはジョーに気持ちを伝える覚悟を決め、ディナー、ワイン、花を用意してジョーの帰りを待つが、そこへジョーから電話がかかる。
ルナの耳が不自由かも知れないと言われ、動揺するジョー。リンクは今夜のプロポーズを諦める。
感想
マギーとウィンストンはこれで一件落着になるのかな?
マギーはシカゴに行くのかな。
アメリアはまた孤独に苛まれ、おかしくならなきゃいいけど。
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