#2、駐車場で倒れていたメレディスの続き
#3 束の間の喜び My Happy Ending
駐車場で倒れているメレディスが見つかったー。
腹痛と吐き気で受診した患者のヴァルは思わぬ診断を下される
相関図
まとめ
病院の患者の約半数がコロナ患者のグレイ+スローン記念病院
リチャード
医療部長に就任したリチャードは、グレイ+スローン記念病院のスタッフ全員に向けてオンラインで挨拶、今後の対策を説明する。
メレディス
メレディスが駐車場で倒れているのが発見されて4日経過ー。
率先力のメレディスを失い、ジョーにかかる負担は大きかった。
コロナ感染
メレディスはコロナ感染していた。
4日経ちー。
48時間熱発なし、酸素濃度も92%になったことからメレディスは、「私より病院を必要としてる患者がいる。酸素があれば大丈夫。ホテル療養に移る」と言い出すが、心配で仕方ないデルーカ。
しかしデルーカの不安は的中、ベッドから歩こうとしたメレディスは気を失い倒れてしまう。
CT検査の結果、肺炎になっていたメレディス。
数時間前まで問題なかったのに突然の急変にデルーカは、「治療薬を使うべきだ」と主張するが、「実験的な薬をメレディスに使うことはできない」とテディ。
メレディスを心配するあまりマギーはテディに、「ちゃんとやれる?私はこの4日間、主治医であるあなたの判断を尊重してきた。だけどあの肺ではいつ急変するかわからない。私は妹よ、治療に関われない。だからちゃんとやると約束して欲しい」と言う。
「任せて」とテディ。
医療代理人
病状が悪化、本人の意思表示ができなくなった場合、あらかじめ本人が示した意思に従い、延命治療等を拒否する権限を持っている者のこと。
メレディスの医療代理人が”アレックス・カレフ”だったことからマギーとアメリアは、代理人を書きかけるべきだと言うが、メレディスは話しをはぐらかせる。それは、延命を望まない自分の意思を継いで、妹のマギーとアメリアに過酷は選択をさせたくない気持ちからだった。
しかしベイリーは、「カレフは遠すぎる(今、カンザスにいる)。ましてやコロナ感染で州の行き来ができない今は、近くにいる者を代理人にするべき」と助言。
ヘイズもメレディスに、「キミの希望をリストにして、キミを優先してくれる人間を選べ。家族はそうはできない」と言う。
強気に見せているが、「眠ってしまえばもう目が覚めないかもって怖い」と言うメレディスにヘイズは、「キミには牙がある。コロナすらキミには敵わない」と励ます。
メレディスは、「あなたしか私の機械を止めてくれる人はいない」と医療代理人をリチャードに託す。
それをリチャードは引き受けた。
腹腔妊娠のヴァル
2週間前から続く腹痛と嘔気でERを受診したヴァル。
ジョーから、「妊娠よ、おめでとう」と言われ複雑な心境のヴァル。
実はヴァルは、8年間不妊治療を続け、体外受精を6回もしたが妊娠できず、夫とは諍いが増え離婚。妊娠は一夜限りの男性との子どもだったのだ。
しかもヴァルの妊娠は、腹腔妊娠状態で、26週目の赤ん坊が肝臓に胎盤をつけて育っていたのだ。
このままでは母子ともに危険な状態であるため、すぐに手術が必要だった。
ヴァルは産科医のカリーナから、赤ちゃんを産みたいかと聞かれ、出産を決意する。
ベイリー、ジョーが執刀。カリーナと小児科医のヘイズもヘルプに入り手術がはじまった。
赤ん坊は呼吸しない状態で生まれたが、ヘイズがすぐに処置する。
しかしヴァルは肝動脈から出血、危険な状態に。
迷った末、肝切除に踏み切ったベイリーとジョー。
ふたりの命を救ったベイリーとジョーは、「私たちに必要なのはこのよろこびだ」と実感する。
トム・コラシック
医療部長を降格させられたトムは、新医療部長のリチャードから、インターンの指導を頼まれる。
アルマはサラの母親で、ソーシャルワーカーの経験がある医師
しかし上手く行かず、「彼らに必要な指導者はあなただ」とトムは指導者を降りる。
テディからも別れを告げられたトムは、コロナ感染陽性になり2週間の隔離になった。
インターンの指導
トムからインターンの指導を引き継いだのはリチャード。
リチャードは外科インターンの3人を手術室に集めると、「今はコロナ渦中で、手術もできない状況にいるが、どう進むかは私たちに任されてる。期待に応えよう。何とかなる。一緒にこの状況を乗り越えよう」と言う言葉を贈る。
マギーとウィンストン
ビデオチャットを続けるふたり。
マギーは、これまで53人ものコロナ感染者の死亡宣告をした。そのほとんどが黒人女性で、皆んな家族と面会できず、手を握ってもらいことさえなく孤独に亡くなってると現状に涙し、「姉を思うと怖くて仕方ない」と心の内を吐露する。
感想
メレディスが倒れていた原因はCOVID19感染でしたしかも中等症~重症でかなり危険な状態。
今現在、日本ではワクチンが普及して、気持ち悪いほどコロナ感染が落ち着いてるけど、今回のエピソードを見て、思い出しました、2020年の4月のことを。
コロナ感染に翻弄され、治療法も分からず、どんどん患者が亡くなっていた2020年の春先。あの時は、ほんとうに怖かったな。
そう思えば、よくこの1年半余で人間がコロナをコントロールするところまで持っていけたものだなと思うワケです。
話しはエピソードに戻りますが、デレクとの海辺のシーンはなんだかほっこりする。
そのままデレクのところへ行ってはダメなのだけど。行きたくなるメレディスの気持ちもわかります。
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