#10 独りの夜に Help Me Through Night あらすじ
バーに乗用車が突っ込み、店内にいた研修医たちが負傷、消防隊員らに救出され、グレイ+スローン病院に搬送される。
メレディス、ベイリーらは処置にあたるが・・
まとめ
搬送されてくるインターンたち・・・
患者がどんどんERに搬送されてくる。
その中には、インターンのシムズ、パーカー、ヘルムそしてブロディもいた。
ベイリーはその光景に過去が重なり、PTSDを起こしそうになるが、何とか踏ん張る。
ベンはベイリーを気遣うが、「今は患者を助けることが優先」とベイリー。
しかし流産したあとのお腹は痛み、ベイリーは材料室へ避難する。
そこいた座り込み泣いていたのはシュミット。
ベイリーから大丈夫かと聞かれ、「ボクは平気です、でも友だちが。ボクは何もできない。」と震えるシュミット。
ベイリーは、「落ち込んでいる時間はないわ。大切な友だちが助けを必要としてるのよ、助けに行こう」と手を差し伸べた。
メレディスの連絡で、リチャードとオーウェンが応援に駆けつけた。
ベンはリチャードに、「ミランダが流産したのに休もうとしない。彼女を頼む」と言う。
ケーシー・パーカー
頭部打撲のパーカーはCT検査中、「爆弾が爆発した!ここはグリーンゾーンですか?」と言い出す。
軍にいた経験のあるパーカーは、事故の影響でPTSDを発症してしまったのだ。
CTの結果、側頭葉挫傷が判明。
ICUで様子観察が必要になるが、パーカーは隙を見て逃げ出してしまう。
アメリアとテディはパーカーを探すが見つからない。
オーウェンは、「俺ならシェルターのようなところに隠れる」と言うヒントから、高圧酸素室に隠れているパーカーを発見。
高圧酸素治療室の奥で、丸まって震えながら、「敵の攻撃です!」とパーカー。
テディは、「パーカー少尉、今、そっちに行く」と言って安心させ、ここが病院であること、安全だと言い聞かせた。「心配要らない。大丈夫」と高圧酸素室から助け出した。
ヘルム
アルコールと鎮痛剤でラリってるヘルムは、「グレイ先生大好き」と口走るほど元気だが、容態は深刻で、左下肢骨折と下大静脈損傷による血栓、肝臓の裏に血腫、その上、骨折の影響で足先の血流が不足しているため、緊急で下肢の整復術が必要になる。
手術室に運ばれたヘルムにメレディスが、肺塞栓術のリスクを下げるため、IVCフィルターを血管に入れ、リンクとニコが下肢の整復術をするが、整復中に急変してしまう。
呼ばれたベイリーは、ヘルムの腹部が異常に腫れているのを見て試験開腹を決める。
リチャードもヘルプに入るが、出血点が見つからない。
状態が悪化する一方だったため、ふたりは開胸することに。
しかしベイリーはメスを持ったまま躊躇してしまう。
それに気づいたリチャードが執刀を代わり、出血点を見つけ、ヘルムの命を救う。
ブレイク・シムズ
顔面打撲骨折のシムズは、脳に損傷はなく、顔面整復が必要になる。
「このオペは何度やった?シムズが我々だったかも知れないのに、ツラの皮をめくってオペをするんだ。やれるのか?」と高圧的な態度でジャクソンに迫るコラシックに、「やれます」とジャクソン。
コラシックはオペ中も何度も見に来て、「随時報告しろ」と。
ジャクソンとオーウェンは、コラシックを鬱陶しがるが、顔面の整復を終え、最終段階に入った時、脳脊髄液漏れを発見したオーウェン。
「だから随時報告しろと言ったんだ。処置する」とコラシック。
オペは無事終わる。
病室には祖母がいた。
シムズの祖母はコラシックを良い人だといい、シムズの祖母とシムズに心を砕いていることを知り、トム・コラシックの意外な面を知ったジャクソンとオーウェン。
コラシックは、「脳脊髄液漏れを見つけてくれてありがとう」とオーウェンに言い、握手した。
シュミット
ヘルムのオペ中、シュミットは突然倒れてしまう。
検査の結果、心筋症が疑われたが、テディはそれが「ハートブレイク症候群」だと言う。
極度のストレスが引き金になる心臓発作だった。
冬眠心筋エリオット
チーフレジデントのアンドリューは、事故があったと聞き、駆けつけるが、コラシックから、「キミはエリオットの監視をしてればいい」と言われてしまう。
エリオットの心臓が自力で動きだした!
アンドリューはECMOとペーシングを止める。
テディの気持ちとオーウェンの決断
迷うオーウェン
ジャクソンから結婚式のことを聞かれ、まだプロポーズしてないとオーウェン。
「結婚したいと思ってるがフクザツなんだ。壊すのが怖いんだ。ずっとテディを待たせてきたし形が変わってしまったら・・」と言うオーウェンに、ジャクソンは、「愛する人との今を大切にするべきだ」とアドバイスする。
テディの気持ち
「彼はPTSDで苦しんでた。私もオーウェンもミーガンも」とテディ。
テディは、「PTSDにはパターンがある。オーウェンは縛られる感覚に陥りやすい。人をガッカリさせたり傷つけるのを恐れて義務感に縛られる。私が妊娠したことで義務感を感じたハズ。実はまだプロポーズされてない。別に期待してるワケじゃない」と言うテディにアメリアは、「オーウェンはあなたを愛してる。もし彼が義務感に縛られていたら、とっくにプロポーズをしてるわ。きっと考えてるのよ、違う方法をね」と言う。
プロポーズ
オーウェンはテディの前に突然ひざまずいて結婚を申し込む。
そして母親から渡された指輪をテディに贈る
「ムリしなくていいの、別に」とオーウェンの気持ちを思いやるテディにオーウェンは、「ふたりで新しく始めよう。キミを愛し、子ども愛する」と伝えた。
テディもOKする。
ジョーの気持ち
ソーシャルワーカーに引き渡さなければいけない赤ん坊を自宅に連れ帰ってしまったジョー。
リンクとメレディスは、一緒に病院へ行き、健診のあとソーシャルワーカーに引き渡すよう言う。
赤ん坊はヘイズの診察を受け、異常なしとされ、ソーシャルワーカーの元へ手渡された。
「ボランティアで癒されると思ったのに、あの子に恋をしちゃった」と言うジョーにリンクも、「親になるのがあんなに怖かったのに、生まれる前からメロメロだ」と言う。
伝えられないアメリア
アメリアはリンクに事実を話そうとするが、そこへ、「私たち結婚する」と現れたオーウェンとテディ。アメリアは言えなくなってしまう。
友情
インターンたちの友情
シュミットが目を覚ますと、ベッドサイドにはニコがいた。
「心配したよ、ヘルムのオペも無事終わった」そう言ってニコは優しくシュミットを後ろ抱きにしてやる。
その後シュミットはヘルムを見舞い、「許してもらえないのは分かってるけど、グレイ先生のことをチクってごめん」と謝るが、「もう許してる。ここで1番の友だちのあんたを失ったら、やってけない」とヘルム。
そこには笑顔のパーカーの姿も。
ベイリーの耐えがたい悲しみ
リチャードが、「ヘルム、シムズ、パーカー、そしてシュミットは皆、無事だ」と伝えると、ベイリーは心から安堵した様子を見せ、「どんな困難も乗り越えてきた。リチャードやメレディス、ハントやカレフを失った時も、ピンチを乗り切った。でも私の子どもは無事じゃない。赤ん坊を失くしたことは乗り切れることじゃない。あんまりよ、この子のために何もしてやれないなんて・・・」ベイリーは泣き崩れる。
リチャードは優しく抱きしめ、思い切り泣かせてやるのだった。
ドーナッツとテッシュ
部長室でひとり呆然と座るベイリーの元には、ドーナッツとテッシュを抱えたメレディスとリチャードが。
流産経験のあるメレディス、ベイリーに寄り添う。
召喚状
辞職(扱いになっている)したマギーは、スマホの電源も落とし、引きこもっている。
「エリオットの心臓が動き出した」
アンドリューの知らせにマギーは、「それを聞いて少し救われた」と安堵したのも束の間、召喚状が届く。
マギーは、サブリナ・ウェバーの不法死亡の訴えを起こされてしまったー。
感想
グレイズ・アナトミー名物と言ってしまいたくなる病院職員を巻き込んだ事故。
また誰かを失うのか・・と思ったけど、良かった皆無事でした
オーウェンとテディが結婚を決めたことは、これまでのふたりの関係を知ってるから、自然だし本当に良かったと思うけど、アメリアのお腹の赤ちゃんは・・・オーウェンの子だよね
どうやら次回でリンクは事実を知るみたいです。
リンクの太陽みたいな笑顔が消えるの、イヤだな。
アメリアにとって、これまでのどの男性よりリンクがお似合いだっただけに、フクザツな脚本に哀しくなるわー
マギーもかなり追い詰められてる感じだし・・従姉妹に裁判起こされたなんて。
リチャードが間に入って助けてあげて欲しいけど、完全に自信を失ったマギーは、心臓外科医として復活できるのかな・・・
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