今週のあらすじ
8歳の少年ブランドンが、友だちのピーターに誤って銃で撃たれてERに担ぎ込まれる。ブランドンの母親の銃を子どもだけで持ち出して遊んでいるうちに事故が起きたのだ。オーウェン、アレックス、アメリアらは懸命の治療にあたる。
一方、半年の謹慎処分を受けてようやく1カ月が経過したベンは、これ以上遅れを取ることに耐えられなくなり、麻酔科の面接を受ける。麻酔科の医師として復職すればオペはできなくてもオペに立ち会えるとジャクソンに語るベンだが……。
銃社会アメリカの影の部分をクローズアップした内容でした。
個人的には、グレイズ・・の中では、<銃は所持するべきではない>派が多数を占めていたことを嬉しく思います。
銃所持の話になると、必ずアメリカ人の銃所持支持者は、「自分を守るため」と言いますが、私はその考えを支持していません。
今回のブランドンとピーターの話は、本当に痛ましいです。
アメリカ社会から銃がなくなるなんて事は、そう簡単に実現しないでしょうけれど、ひとりでも多くのアメリカ在住民が、<銃暴力防止>を支持してくれたら良いなと思います。
ベンは、たった1ヶ月の謹慎で耐えられなくなったようで、麻酔科医として仕事復帰することに。
ベンの気持ちはわかるけれど、ベンのこの行動は、アテンディングの指示を受けず、勝手に処置したことを全く反省していないことの表れですよね?こんな考え方の外科医は、この先も勝手な判断をしかねないと私は思います。
ベン自身は好きだったんですけどね・・・なんだか残念だなぁ。ベイリーもベンの行動を理解しきれないようで、ふたりは危機かも知れません。
ペニーについてNYへ行くと決めたカリー。娘ソフィアも当然のように連れて行くつもりであることに、むかついているアリゾナは、カリーが話し合おうと言いますが、弁護士を通してくれと伝えました。全面戦争になりそうですね。
この件は、どちらも間違ったことをしていないだけに難しい問題だと思います。
今回のエピソードで、子どもが危険にさらされる毎日に、メレディスの子ども達を愛する余り、不安に苛まれるマギーがいました。
「子どもたちに何かあったらと思うと死にそう」と言うマギーに、メレディスは「恐ろしくはあるけれど、そんな気持ちを振り払って進むしかないの」と答えました。
あぁ~、まさしくその通りです。
私も、交通事故に遭いはしないか、逆に誰かをケガさせることはないか、などと思い巡らせてしまうことも、なきにしもあらずです。しかし、それは取り越し苦労意外の何ものでもないワケで・・・
どんな時も、母親である私が守るしかないことです。
母親とはそう言うものなのだろうと思います。
グレイズ・アナトミー12も残り4エピソードです(早いなぁ)
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