フィアー・ザ・ウォーキング・デッド5 #11 まだ生きてる

なんかダルいエピソードが続くんだけど・・・フィアー・・ってこんなだっけか

#11 まだ生きてる You’re still Here あらすじ
まとめ
感想

#11 まだ生きてる You’re still Here あらすじ

「木に書かれた文字」にナゼか興味を惹かれるアリシアは、ストランドと「文字を書いた人物」を捜しはじめる。
チャンネル4を使って”ウェス”と名乗る男が連絡して来るー。

まとめ

木に言葉を書いた人物に会いたい

ゾンビを始末できなくなったアリシア

アリシアは、白いペンキで、【これを読んでいるいる人はまだ生きてる】と書かれた木がいくつもあることを知り、”文字の木”を捜し始める。
アリシアはそれを書いた人物に会いたかった。

しかしその途中でゾンビに襲われるが、やっぱりアリシアはどうしてもソンビを始末することができない。
それを理解し、アリシアをサポートするストランドだったが、「書いた人を捜してどうなる？何を期待してるんだ？ほんとはキミは外にいない方がいい」と言う。
その時、チャンネル4で連絡が入る。

ウェス　⑴

チャンネル4

「ビデオテープを見て連絡してる」とコンタクトを取ってきた男は、”ウェス”と名乗る。
ウェスが「クルマに乗せて欲しい」と言うので、ストランドとアリシアは迎えに行く。

ウェスは、「ローガンと言う男に、キミらの仲間と思われてヒドイ目に遭った。ビデオテープは罠かと警戒した」と言う。

「弟が待っている」と言うのでアリシアたちはウェスをカレのアジトまで送るが、その道中、アリシアが”文字の木”を調べていると知ると、「ナゼ調べてる？他にやることあるだろ？」とウェス。
アリシアが、「書いた人物に会いたい」と言うとウェスは、「会ってどうするんだ？ただの言葉だろ？見つかるといいが、良い結果になるとは思えない」と言う。

警察署（ウェスのアジト）

ウェスのアジトは警察署跡だった。
アリシアたちは、ウェスに銃を1丁分け与えた。

ウェスが署内に戻り、アリシアたちが立ち去ろうとした時、署内から銃声が聞こえた。
すると署内からバッグを抱えた男が走り出て来た。
男は腹を撃たれている様子だったが、ストランドのクルマを奪うとフェンスを壊して走り去ってしまう。
ウェスは走り去るクルマを銃撃する－。

その音を聞いてゾンビが集まりだした。
ウェスとストランドは警察の備品銃でゾンビを始末しはじめるが、ストランドは催涙弾を使ってしまい、目が見えなくなってしまう。
ストランドは目が見えない中、アリシアを守り、なんとか警察署内へと避難した。

ウェスが盗まれたもの

アリシアはストランドを介抱するが、催涙弾にやられた目はほとんど見えない状況だった。
「さっきの騒動ななに？」と聞くアリシアにウェスは、「以前、あの男に銃で脅されて荷物を盗られた。あの男が取り返しに来てるのは予想外だった」と言う。

ストランドは、「あの男は腹を撃たれてた。見つけ出さないと死んでしまう」と言い、アリシアも賛同するが、エントランス前には大量のゾンビがいて、簡単に出られない状況になっていた。

ウェスの弟の話はウソだった。
ウェスが言うには、逃げた男は、”あるモノ”を取り返すためにやって来て持ち逃げしたと言う。
そして”あるモノ”は、元々はウェスのものだったと言う。
ストランドは、「逃げた男は撃たれていた。死なせるワケにいかない。捜そう」と言い、外に出ようとするが、時は既に遅し、警察署のエントランスには大量のゾンビがいて、出られない状況に。

アリシアはアルに連絡を取る。

アルとモーガン

アルは廃墟となった銀行跡地にたどり着くと、貸金庫のカギを開け、録画テープを保管しはじめる。
「そこまでするのか？」と驚くモーガンにアルは、「私たちに何があってもテープは残る」と言う。

その時、アリシアから連絡が入った。
アリシアは逃げた男を捜すようふたりに頼む。

男を助けるために

アルとモーガンは、逃げた男を捜しはじめるが、その途中、大型トラックで道が塞がれているのに遭遇する。ローガングループの仕業だ。
アルは、「クルマをどかして」と言うが、「ガス欠で動かないんだ。撃たれた男を助けをしたいなら、油田の場所を教えろ」とローガン。
ローガンは、無線を傍受し、先回りしたらしい。

モーガンたちは地図で別ルートを探るが、この道を通るしかなった。

モーガンは、「ナゼ油田の場所を知りたいんだ？ガソリンが必要なら分けてやる」と言うが、「段ボールの”必要なものはご自由にどうぞ”って文言はオレが考えた。もう前みたいなことはウンザリなんだ」とローガン。
「協力してくれれば上手くいく」と尚も説得するモーガンに、「オレがやってることはデカイことだ。人も助けられるんだ。油田の場所を教えるか、クレイトンの日誌を見せてくれ」とローガン。
「それはできない。あんたが油田を手にしたら、多くの人の命が危険になる」
モーガンはそう言うと、他の方法を見つけようと立ち去ろうとするが、ローガンが、「あんたにひとつ教えてやろう。人助けしても、おまえの妻と息子を助けられなかった罪は消えないぞ」と言った瞬間、モーガンはこん棒をローガンの喉元に当てた。

アルの説得でモーガンはローガンを解放するが、その鬼気迫る形相にローガンは、「されてイヤな話しならテープに残すな」と言う。

ウェス　⑵

アリシアはストランドの目を介抱しながら、「ごめんなさい。頼りきりで。だけど私は死人を殺さずに人助けをしたいの。そんなのムリかな？」と言う。
ストランドは、「オレはキミを守り続けるよ。キミが死人を殺さずに済むように」と言う。

”何か”を捜しているウェスを見て、「大事なものを盗られたのか？」とアリシア。
ウェスは、「大事なものを盗られたが、オレに助けは必要ない。キズついた心を癒やして欲しくないし、道を正して欲しくもない。あの男は最低だ。オレは盗られたものを取り返したいだけ。オレがアイツを撃ったのは、それが今のやり方だからだ。人を撃って、人を殺す」と言う。
しかしアリシアは、「あなたはまだカレを殺してない。今から行けば助けられる」と言う。

アリシアは銃と銃弾をバッグに詰めると、ストランドとエントランスから出る決意をする。
アリシアは武器を手にし、「大丈夫。逃げたカレを助けるにはそれしかない」と覚悟を決めるが、「待って。オレも手伝う」とウェス。

ウェスは裏口から出てエントランス前のゾンビを撃ちまくる。
アリシアがクルマのキーを捜している間に、ひび割れたガラスを押し破って1体のゾンビが警察署内へと侵入してきた。
「マズイ・・」アリシアはそう言い、戦う覚悟をするが、ゾンビを目の前にし、固まってしまうー。
それに気づいたストランドは、1体を始末したあと、「あと何体いる？キミが指示してくれ、オレがやる」とストランド。
その時、ウェスが現れ、危機を救う。

逃げた男を捜して

アリシアらは男を見つけたが、フラフラ歩くその後ろ姿は、ゾンビ化しているようだった。
アリシアは、「残念ね」と言うが、ウェスは、「バッグを取り返す」と言ってゾンビに近づく。
しかし男が死んでなかった。
振り返るとウェスに飛びかかり、クビを締めはじめるー。

ウェスはもがきながらもナイフで男の脇腹を刺す。
男は倒れ、虫の息になるー。
ウェスは、「オレの原稿はどこだ？」と聞くが、「お前が書いたのか？最後まで読みたかったんだ。よく書けてる。いい話しだった」と言うと死んだ。

「原稿のために殺したの？」と聞くアリシアにウェスは、「キミはオレを変えた。無線なんかしちまった。キミは正しい。でも今、そういうのはそれは要らない。人なんてみんな同じだ。欲深くなるばかりだ」と言うと何も持たずに去って行く。
「そいつは原稿のために死んだからそいつにやる」と去っていくー。

ウェスの正体

その小説は、ウェスが兄弟のために書いたもので、「木の文字」を書いたのはウェスだった。
【これを読んでいるいる人はまだ生きてる】は、原稿の最後に書かれた文章だった。

ストランドは、「思っていた結末とは違っただろ」と言うが、アリシアは、「捜してたものは誰からも得られない」と言うと、ウェスの残したペンキと刷毛で、木にペイントし始める。

アリシアは木に「翼」を描いた。それを見てストランドは、「キミらしい」と言う。
アリシアは、死人を殺せるようになった。

モーガン

アルは、ビデオテープのせいでモーガンの知られたくない痛みをローガンに利用されたことについて謝るが、「録画は承知してることだ。それに信じてもらうには真実を話さなきゃ。あれがオレなんだ」とモーガン。
アルは、「失ったもので人は決められない。何をしてるか。もしくな何から逃げてるかかも知れない」と言う。

アリシアは木に翼と、「生きていればそれでいい（No One’s Gone）」と書いた。
それを見たモーガンはアルに、「オレは何からも逃げてない。失ったものもすべては今に繋がってる。妻と息子のことを最近思い出すんだ。ツラい過去を忘れようとすると、大切なものまで失う気がする。だからすべてを抱えていく」と言うが、アルは、「大切なものは残せるわ。ふたりの話しを聞かせて」と言う。