ヴァイキング～海の覇者たち～5 #14 こぼれ落ちた瞬間

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#14 こぼれ落ちた瞬間　The Last Moment　あらすじ
まとめ　＆　感想

#14 こぼれ落ちた瞬間　The Last Moment　あらすじ

ハーラル王はウェセックス襲撃に向けて川を下る。
ヴァイキング襲撃の一報を受け、アルフレッドは北の民を加えた連合軍で戦うと宣言する。
カテガットで、「俺は神」とアイヴァーが言いだし、ラゲルサを生け贄にする。
アイスランドにいるフロキは、大きな決断をすることに。

まとめ　＆　感想

カテガット

オーディンに生け贄を捧げる儀式が始まった。
アイヴァーは「母を殺したラゲルサを生け贄にする」と言うが、連れて来られたのは明らかにラゲルサではない女。
ラゲルサを支持する民衆は、「ラゲルサではない！にせ者だ！ラゲルサ万歳！」と騒ぎ始める。
アイヴァーをラゲルサ支持者たちを全員つまみ出せ！と命令し、全く違う女性をラゲルサだと言い切り、生け贄にして焼き払った。

その後の宴で、アイヴァーは「母を殺したラゲルサの血だ！」と言って飲み干そうとするが、ヴィトゼルクは民衆に聞こえるよう「別人だと分かってるだろ？おまえは神じゃない」と言うが、妻のフレイディスは「アイヴァーは神よ！」とアイヴァーを持ち上げ続けるのだった。

ヴィトゼルクは、ウベを裏切ってまでアイヴァーについた意味について考えはじめる。

ハーラル王

大船団でウェセックス襲撃に出陣したハーラル軍。
オラフソンからウェセックスの宮殿にラゲルサとラグナルの息子が保護を求めて逃げてきたと聞き、妻アストリッドの復讐をラゲルサにできると言う。

ウェセックス

アルフレッドは有力者たちに、ウェセックスにヴァイキングが襲撃してくると伝えた。
その上で、ウベに向かって同胞を敵に回して戦う条件を執行するかと問う。
ウベは「戦う」と答えた。

アルフレッドはウベに、戦い方をレクチャーして欲しいと頼む。
髪を短髪にしたアルフレッドは覚悟を決めるのだった。

マグヌス

マグヌスは、王家に復讐することだけを考えて必死で生きてきたと言い、ヴァイキングがウェセックスを攻めてくる今、王家を倒す好機だと言う。

ビヨルンはマグヌスをラゲルサ、ウベ、トービに会わせる。
マグヌスは、「ラグナルが認めた息子だ。ハーラル王に加勢してウェセックスを倒そう」と誘うが、ラゲルサとウベは、マグヌスの話しを鵜呑みにして寝返るの危険。ラグナルはクウェンスリス王女とはセックスをしていないと言っていた。マグヌスが兄弟とは思えないと拒否を示した。
しかし、ビヨルンはキリスト教徒になったおまえより信用ができるとウベに言うのだった。

エセルレッドの企み

エセルフレッド（クスレッドの娘）と結婚したエセルレッド。

エセルレッドは、謀反を企てるキネハード卿たち有力者と密会。
キネハード卿から、ヴァイキングの襲撃がある今こそ行動するときだと言われる。
キネハード卿の計画は、軍事会議を招集し、広間にアルフレッド王、ヘフマンド、異教徒が集まった時、エセルレッドの合図で仲間兵士が皆殺しにし、エセルレッドを王にすると言うものだった。
エセルレッドは了承する。

軍事会議を前に、「指揮は俺が執る。兄の助けが必要だ。愛している」とアルフレッドにハグをされたエセルレッド。
エセルレッドは迷い、合図を出せず会議は終わり、謀反は未遂に終わった。

カテガット

アイヴァーの元に反乱を起こした３人の民が連れて来られた。
アイヴァーは、自分は神だ。自分の非を認めれば処罰はしないと恩情を見せるが、ツバを吐きかけられ、怒りで「見せしめの吊るし首」の処罰を下した。
ヴィトゼルクは、吊るし首となった民を見て、このままではイケナイとの思いから預言者を訪ねる。

預言者に、「俺の存在意義は？」と尋ねたヴィトゼルク。
預言者からは「他者が成しえなかったことを成す。しかし代償が高くつく」と言われてしまう。

その後、アイヴァーも預言者を訪ね、「神々が俺を神と認めた。この朗報を皆に知らせろ」と言い出す。
預言者は、「見たものだけを伝える。暗黒だ」と未来を悲観すると、アイヴァーは預言者を殺害してしまう。

フロキ

行方不明になったソルン。
夫ヘルギは誰かが知っているハズだと言うが、誰も名乗り出ない。
滝の麓で神々が出てくるのを待つフロキの前に、亡霊となったソルンが現れ、ヘルギの兄弟（アスビヨルン）に殺され埋められた教えられたフロキ。
ソルンはその言葉どおりの土の中から見つかる。
フロキは、エイヴィッド一族を町から追放することを決め、彼らにコミュニティから出て行ってもらう。