ペーパー・ハウス2 #2 スペイン発、頭脳派強盗団ドラマ(相関図付)

海外ドラマ
海外ドラマペーパー・ハウス

このドラマは失速しないよ、面白い

相関図

#2 計画の責任 

ベルリンの存在が鬱陶しいトーキョーは、自分に賛同したデンバー、リオと共にベルリンを拘束、トイレに立てこもり、”チェルノブイリ作戦”が何であるかを聞き出そうとするが・・・。
鑑識の証拠品を載せたクルマでビクーニャにマドリードまで送ってもらうことになった教授は、証拠隠滅を狙い、動き始めるー。

 

まとめ

トレドのアジトで

ラケルはビクーニャから聞いた、”アンヘルが犯人を特定していた”と言う事実が引っかかっていた。
ラケルは、アンヘルのクルマが細工をされ、事故が起きたのではないかと疑うが、鑑識のピラールはその可能性は少ないと言う。
その上、アンヘルが鑑識に頼んだスプーンの入手場所も不明と知り、「手がかりを握るアンヘルを狙う者は、またアンヘルを狙うハズ。今回はワナを仕掛ける」と言い出す。

王立造幣局で

トーキョーの反乱と狂気

トーキョー、デンバー、リオは銃でベルリンを脅し、両手を拘束するとトイレを封鎖して立てこもり、「殺されるのをただ待つ気はない。残りたければ残ればいいけど決定権は与えない。チェルノブイリ作戦について話せ!」と迫り、ベルリンの治療薬アンプルを1本ずつ目の前で割りながら揺さぶりをかけるが、ベルリンは話そうとしない。

すると今度は銃弾を1つだけ込めた銃をベルリンの喉元に押し当て、ロシアンルーレットをはじめるトーキョー。
1発目、2発目・・・セーフだった。
5発目まで来た時、「何をやってるの?」と封鎖されたドアの外からナイロビの声が!

ナイロビは、トーキョーが銃でベルリンを脅していると聞き、「正気なの?ひとりの判断で皆を危険に晒すの?計画を潰す気?」と説得する。
ベルリンも、「失敗するばすべてお前の責任だ」と言う。
しかしトーキョーの暴走は止まらない。
ドア越しのナイロビに向かい、彼女の過去や弱点(息子と会えない状況について)をあげつらい出す。
それはナイロビがドアに向けて銃口を向けるほどに深く傷つける行為だった。
たまらずリオも、「やり過ぎだ」と忠告するが、「危険は覚悟の上でしょ?」と止まらない。
モスクワも加わり、デンバーを説得しはじめる、「計画を台無しにするな」と。
リオとデンバーはもう止めようと言うが、「ダメよ」と止まらないトーキョー。
するとベルリンは、「殺せ、ケリをつけろ。どうせオレは末期患者で夢も希望もない。ただしオレを撃てば次に恐怖を味わうのはお前だ」と言う。
その時、モスクワとナイロビがドアを蹴破り入って来た。
ナイロビはトーキョーが自分に向ける銃口を胸に当て、トーキョーの気持ちが治まるのを待った。

ベルリンが与えた罰

一旦、騒ぎは収まったが、”トーキョーが危険分子”であることは変わらない。
ベルリンから指示を出されたヘルシンキはトーキョーを拘束、台車の上に粘着テープでトーキョーを括りつけると、「殺しも痛めつけもしない」と笑ってその台車を造幣局の外へと押し出した。

教授(サルバ)とビクーニャ

マドリードまでビクーニャのクルマで送ってもらうことになった教授は、このチャンスを使い、ビクーニャが暖炉の煙突から採取した証拠を隠滅しようと行動を起こす。

まずは、「腹が痛い」と言ってクルマを停めさせると、ゴミ箱を漁って新聞紙を見つけ、燃やして燃えかすを作成、それを財布に入れる。
次に、ラケルをネタにビクーニャの人間性を全否定しはじめた教授。「キミはイカれてる。人間のクズだ」とまで言われたビクーニャは、クルマを停めると、「降りろ!」と対決姿勢を見せる。

しかし教授は鮮やかにビクーニャの拳を交わすと、首を絞めて気を失わせ、その隙に作成した燃えかすと煙突からの証拠品をすり替え、ビクーニャが意識が戻るのを側で待つ。

しかしココからは教授の計算ミスが起こる

意識を取りもどしたビクーニャは教授を暴行罪で逮捕したのだ。
手錠をかけられ警察に連行された教授は、写真、指紋を取られ、偽身分証を提示、所持品を押収されて拘留されることに。
所持品の中には毒薬の小瓶(ラケルの母殺害目的だった毒)があった。
そして極めつけは、警察のTVで、造幣局から台車で出されたトーキョーのニュースを見てしまう。

 

造幣局に残った強盗犯たち

トーキョーを警察に突き出す行為に及んだベルリンは、皆を集めると、”トーキョーは精神の限界でイカれてしまった。苦渋の決断で仕方なく突き出した”説明し、「オレたちは危機にある。今こそひとつになる時だ」と団結を呼びかけるが、「リーダーのつもりか?トーキョーは恋人だ。絶対に許さない」と怒りを向けるリオ。

しかしベルリンだけじゃなくモスクワ、ナイロビ、そしてデンバーもトーキョーは正気を失っていた。ルールが守れない以上、ベルリンの判断は仕方なかったと言う。
その上ナイロビは、「現実を見て。イカれた人間を置いておくのは危険過ぎる。ベルリンの肩を持っているのではなく、教授を支持してる」とリオを説得しようとするが、リオは、「教授は逮捕されてる。もう電話は来ない。2時間後に電話がなければどうする気だ?オレも待つ気はない。出て行く」と言う。
ベルリンは、「良くはないが意思を尊重する。降服したと分かるよう、この白い旗を振って出て行け」と言って旗を渡し、別れのハグをする・・・と見せかけ、麻酔薬を打ち、気を失わせた。

逮捕されたトーキョー

造幣局から人が乗った台車が出て来た。
ざわめく警察関係者。
すぐさま銃口を向けられるトーキョー。

警察はその人物が強盗犯グループのひとり、シレネ・オリヴェイラと特定すると拘束しようとするが、トーキョーは警察を振り切り逃走する。
しかし警視監はシレネを撃たずに確保するよう命令、トーキョーは取り押さえられた。

【過去:トレドのアジトで】
トーキョーはアジトで教授とベルリンが友人関係であることを知り、「騙した。信じていたのに裏切った」と教授を責めたことがあった。
教授は、本名はセルギオ・マルキナで、父親は銀行強盗の首謀者で、警察に撃ち殺されたと告白。
「キミは誰よりも短気だ。何もかも終わりだ、ひとりぼっちだと思うことがあるだろうが違う。私が解決する。私は強運なんだ。失望させない。それを忘れるな」と伝えた。

教授は、もしも逮捕された時のことも講義していた。
時間を稼げ。ありとあらゆる手段を講じて時間を稼ぐこと
②尋問の交わし方(真実を少し話し、自白するのかと思わせ、話しを逸らせる)
③警察、判事、囚人にも強盗計画については決して口外しない
テクニックを教えた。

取り押さえられたトーキョーは、教授の講義どおり腹痛を訴え、時間稼ぎをする。
メディカルチェックを受けながらも頭の中によぎるのは、(ベルリンを殺す)と言うことばかりだったが、リオに被害を及ばせずベルリンを滅ぼす方法など浮かばなかった。

問題ないと確認されたトーキョーは下着姿のまま捜査本部へと連行され、プリエト警視監の尋問を受けることに。
「ナゼお前だけ出された?実行犯は何人だ?」と聞かれ、講義どおりの自白のテクニックで、「責任者と意見が衝突した。グループは8人」と返し、プリエトと対峙をはじめたところに、ラケルがやってきた。
ラケルはトーキョーに膝掛けをかけるなど気遣いを見せ、「教授とは誰?」とズバッと切り込む。

 

感想

シーズン2に入っても失速しないな~。
今回は、強盗事件発生から3日目の続きですね。
いろんなことありすぎてるから日数忘れるけど、まだたったの3日ですよ~。
それにしては、トーキョーは短気過ぎるよね。

ビクーニャにマドリードまで送ってもらうことになった教授はどうやって煙突から見つかった証拠を消すのかと思ってワクワクしましたよ~。
証拠は予定どおり消したけど、警官への暴行容疑で逮捕になりました。
造幣局内の仲間には連絡を取れず、指紋は取られ、所持品までチェックされ、マズイよね

コメント

タイトルとURLをコピーしました