キリング・イヴ 3 #4 まだイケる!

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海外ドラマキリング・イヴ

 

#4 まだイケる! Still Go It あらすじ

”トゥエルブ”の会計を任されていたと思われる人物、セルゲイ(チャールズ・クルーガー)が暗殺されたことで、捜査は振り出しに戻る。
イヴは近寄って来るヴィラネルの影に怯えながら、暮らしている。
勝手に病院を退院した夫ニコとは連絡が取れないままだった。
一方、スペインに戻ったヴィラネルは、コンスタンティンから家族の情報を手に入れた。

 

まとめ

ニコ

退院をイヴに伝えず病院を去ったニコは、ポーランドに戻る。
故郷の景色に笑顔を見せるニコは、とりあえず仕事も決め、この地で新しい人生をスタートしようとしていた。

夜、パブで友だちと楽しむニコのスマホには、何通もイヴからのメッセージが届くが、ニコは返信しない。

 

イヴ

手がかりを失って

イヴは、ヴィラネルにアパートを知られた恐怖から、ビター・ピルで寝泊まりしている。
その朝、ずっと返信のなかったニコから、「キミが話したいなら聞く」とメッセージが届き、イヴは喜ぶ。

トゥエルブの手がかりは、チャールズ・クルーガー(セルゲイ)の死によって振り出しに戻ってしまった。
イヴとベアは最近起こった暗殺事件からヒントを探すことに。
【デモを主導したカタルーニャの活動家の暗殺】の写真を見たイヴは、ソ連時代に同じ手口の殺人事件を見たと言い出す。

その時、イヴに荷物が届いた。箱には「ダンズ製菓店」と。
今日はイヴの誕生日なのだ。
しかしイヴはその箱を屋上へ持って行き、恐る恐る開ける。
中には、ロンドンバスを象ったケーキがあり、「お誕生日おめでとう、イヴ」と書かれていた。
(ヴィラネルからだ)
気づいたイヴは、思わずケーキを屋上から投げ捨てる。

ジェイミーとイヴ

ジェイミーはイヴが会社で寝泊まりしているのを知り、自宅の一室を貸す。

「誕生日なんだろ?少しは楽しめ」
ジェイミーはイヴに言うが、「もう楽しいことしたいと思えないかも。破滅を選んだ人間の気持ちはわからない」とイヴ。
するとジェイミーは、過去の悲惨な出来事をイヴに話す。
驚くイヴにジェイミーは、「バカなことをやって自己嫌悪に陥ってるのはキミだけじゃない。選択だよ。何を選ぶかが肝心なんだ」と言う。

選択が肝心

翌朝、ニコから笑顔の写真が送られてきてイヴは笑顔になる。

ベアはイヴのヒントから、「チョーク事件」を見つけ出した。
それは、1974年、選手同士のケンカが原因だと思われる事件で、容疑者は挙がらず、未解決の事件だった。
イヴは、「活動家を殺した暗殺者と同じ手口よ。暗殺者はチョーク事件を模倣してる。昔の事件を起こした犯人がトゥエルブの手がかりになるかも」とイヴ。
「40年以上も前の事件だぞ?どうやって犯人を突き止めるんだ?」と聞くジェイミー。

しかしイヴは、ケータイのメッセージを見て、「行かないと!選択が大切、でしょ?」と言ってどこかへ向かう。

 

コンスタンティン

娘イリーナ

モスクワにいるコンスタンティン。
カレは娘のイリーナを学校前で待ち伏せし、連れ出す。

「今夜泊まりたい」とイリーナに言われたコンスタンティンは、「イギリスに帰る。FSB(ロシア連邦保安庁)の仕事は忙しいんだ」と言うが、「それを信じてると思ってる?いずれバレて死ぬハメになる。そしたら私の人生はもっと悲惨になる」と言われてしまう。

クルーガーの妻ベルタ

コンスタンティンはクルーガーの妻ベルタを訪ねる。
夫の無残な死に衝撃を受けているベルタは、「チャールズが亡くなる前、”大金が盗まれたが犯人が分かった。自分に何かあったら、ある人にメールしろ”って変なメールが届き、知らないメルアドと、ファイルが添付されていた」と言う。
ベルタがまだ送信していないと知ったコンスタンティンは、それを自分に送ってくれるよう言い、安全な場所を用意すると言うが、ベルタは別荘へ行くと言う。

バルセロナ

ロンドンからも取ったヴィラネル。
「ロンドンで仕事以外に何かしたか?」と聞くダーシャに、「コンスタンティンに会った」と言い、イヴとのことを話そうとしないヴィラネル。
しかしダーシャはヴィラネルがイヴに接触したことを知っていた。
ダーシャは、「あと一歩であんたの望みが叶う。だから勝手なマネはしちゃイケナイ。連中が面談したいと言ってる。それまで仕事もない。せいぜい楽しんで買いものでもしな」とダーシャ。
ヴィラネルは昇進を期待し喜ぶ。

コンスタンティンからの依頼

ヴィラネルが街で買物をしていると、突然現れたコンスタンティン。

コンスタンティンは、頼まれていたヴィラネルの家族の情報を渡し、「ひとつ個人的にオフレコの仕事をやって欲しい」と仕事を頼み、その引き換えに住所を教えると交渉する。
「やるわ」と即答するヴィラネルに、「苦しめずに確実にやってくれ」とコンスタンティン。

リヨン

ヴィラネルは庭師に扮し、ベルタ・クルーガーの別荘へ行き、ベルタを始末する(コンスタンティンの依頼)。

キャロリン

ポールとの関係

キャロリンは、MI6の実権を握るポール・ブラッドウェルとブランチしながら、暗殺されたセルゲイについて話す。
「ボクが迂闊だった。状況をまったく把握してなかった」と言うポールに、「私に捜査の権限が与えられてたら、無実の人間が殺されることは避けられた」とキャロリン。
ポールはセルゲイが横領したと思っているが、キャロリンは、セルゲイが横領したとは思えない根拠を挙げる。
「必要なものがあれば言ってくれ。キミは危険な目にあった。責任を感じてる」と言うポールにキャロリンは、「私のオフィスを返して」と要求する。

娘ジェラルディンとの関係

タクシーで自宅に帰る途中、キャロリンはコンスタンティンを見かけ、訝しがる。

帰宅したキャロリンは、娘のジェラルディンに訪問者がなかったか確認するが、「特には」とジェラルディン。
キャロリンが自室へ行こうとした途端、「お母さん、どうしたらいいの?私と目も合わさない。お母さんが心配なの。弟の名前さえ出さず、感情を押し殺してる。分かち合って!」と泣き出す。
キャロリンは、ウェットなジェラルディンにウンザリしながらも、「ここで暮らすならお互いに尊重しあわないと」と言う。

ベッドに入ったキャロリンは、枕を顔に乗せ、むせび泣く

 

トゥエルブ幹部の接触

突然ダーシャの前に現れたトゥエルブの幹部の女性は、「上手くコントロールしてるつもり?ヴィラネルはロンドンで例の友だちと会ってた」と指摘する。
ダーシャは、「最近ソワソワしてるけど、私が手綱を締める」と言うが、「そうは思えない」と女性幹部。
女性幹部は、ロシアに戻りたいのなら、しっかり仕事をしろとハッパをかけ、ヴィラネルとイヴの仲を裂いて。方法は任せると言う。

ダーシャの計画

ダーシャはポーランドに飛ぶ。

ミレナおばさんにパンを届けに来たニコの前に現れた老女はダーシャ。
マグダと名乗る老女に化けたダーシャは、ミレナの友人を装い、ミレナの入院中、家を任された言う。
ミレナを気遣い、手伝えることがあれば・・と言うニコに、マグダは納屋の扉を直して欲しいと頼む。
ニコは、明日直しに来ると約束する。

マグダとなったダーシャはミレナを殺害、ブタのエサにしていた。

夜、パブで飲んでいるニコ
ダーシャはニコが仲間と盛り上がってる隙にスマホを盗み、イヴにメッセージを送る。
笑顔のニコの写真に、”足らないのはキミだけだ”と言うメッセージを入れて

イヴがニコから受け取っていたメールはダーシャが送ったものだったのだ

メッセージを受け取ったイヴはポーランドに。
イヴはニコを見つけ、声をかける。
それに(驚いたように)反応し、手をあげたニコ。
イヴはニコに向かって進むが・・・

ダーシャは計画を実行する。
「まだイケる!」とメッセージをつけた鍬で、修理中のニコの背後から刺し殺した。

イヴは目の前でニコを殺され、崩れ落ちるー。

 

ヴィラネル

その頃ヴィラネルは、コンスタンティンからもらった”家族の情報”から、故郷グリズメットへ着く。

 

感想

もう~ニコの人生可哀想すぎる~。
イヴと関わったことで、180度変化してしまったニコの人生。
カレの最期は、故郷ポーランドで、ヴィラネルをトゥエルブの駒として使い続けるために、不要な人物(イヴ)排除の方法としてダーシャによって暗殺されてると言うものでした。
これじゃあまりな人生だ。
その上、ダーシャの意図なのか、それとも偶然か、イヴがその瞬間を見てしまうことに。
このトラウマはかなりのモンじゃないかな。
ダーシャはイヴもポーランドで暗殺する気なんだろうか・・・?

キャロリンの娘ジェラルディンのウェットな感じ・・・シンドイよね
キャロリンの気持ちを察するわ。
ジェラルディンはこれから何か、役目があるんだろか・・・

しかしイヴ、立ち直れるんかな?
私なら、今回はさすがにムリかも知れん・・・

 

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