グッド・ドクター 2 #9 共感力とは

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#9 共感力とは Empathy あらすじ

脳梗塞で搬送された28才のジョージは、ホルモン抑制剤を飲んでいた。ホルモン抑制剤を止めなければ命に関わると言うクレアとモーガンに、ジョージは従おうとしない。
少年院で暴行されたビリーを担当するパクとショーン。パクはビリーが少年院でイジメの対象になっていることに気づく。

 

まとめ & 感想

脳梗塞 28才 ジョージ

脳梗塞で搬送されてきたジョージを担当するクレアとモーガン。
服用しているホルモン抑制剤が脳梗塞の原因とわかり、服用をやめるよう説明するクレアとモーガン。
しかしジョージは従わず勝手に退院してしまう。

しかしその数時間後、陰嚢のひどい裂傷を負って運ばれて来たジョージ。
その裂傷は、自傷行為であるとわかる。
ジョージが小児性愛者だったのだ。
ジョージは、衝動を抑えるためにホルモン抑制剤が必要だが、それが飲めないなら去勢して欲しいと言う。
ジョージはすぐの去勢を訴えるが、去勢術は専門医の診察、判断のあとでないとできないと言うと、ジョージは「この欲望と共に生きるのがどれだけ苦痛か。それなら全ての治療を拒否する」と言う。

痛みにもだえ苦しみ続けるジョージを見ていられないモーガンとクレアはメレンデスに相談するが、「犯罪防止目的での去勢はできない」と言う。
クレアは、陰嚢が機能していないことにしてオペをするしかないと言い出す。

ジョージが意識不明となり緊急手術することに。
治療を拒否した結果、DICと敗血症を起こしたジョージは危険状態に。
懸命の治療で状態は落ち着いたが、ジョージを生かせておくには、テストスレロンが必要なため、去勢術は不可能となる。

意識を取り戻したジョージは、去勢されていないことに絶望する。
クレアとモーガンは、改めて専門医のコンサルを受けるよう説明。
しかし、ジョージは知らない間に病院を抜け出した。
病院の外にいたジョージを見つけたモーガンとクレアの目の前で、ジョージは自ら命を絶ってしまうのだった。

 

少年院のビリー

少年院での暴行で大ケガを負ったビリーを治療するリム、パク、ショーン。
眼窩骨折と横隔膜ヘルニアの治療をすることに。
ビリーは容姿をからかわれ、少年院でイジメの対象になっていると知ったパクは、陥没した額の形成術もできないか?と言い出す。
しかしショーンは、今回の入院の目的ではないし、額のオペは高額で危険だと反対する。

元警官だったパクは、額の陥没は父親からの暴行と知り、なんとか助けてやれないか?と思い悩む。
ショーンはパクから「ビリーに共感しないのか?」と問われ、自閉症のために共感する気持ちを持つことが難しい自分は良い医者にはなれないのだろうか?と思い始める。

ビリーの眼窩骨折のオペ中、どうしても諦めきれないパクはリムに額の陥没骨折の修復を直談判する。
ショーンは、そんなパクを見て、乳房のインプラントを入れる処置を考えつく。
リムは、それなら小さな切開で処置できるとOKを出し実行する。

オペ中、危険な状態にもなったが、無事手術は終わる。
ビリーは、修復された額を見て喜び、それがショーンの案だと聞いて「命の恩人だ」と言うのだった。

パクは「ビリーを助けたいと思ったショーンのその気持ちこそが共感力だ。ビリーは自殺するつもりだった(鎮痛剤を貯めていた)。ショーンは彼の命の恩人だ」と言うのだった。

アンドリュースの決断

アオキから2日後に外科部長を発表するよう求められたアンドリュースは、メレンデスとリムらの仕事ぶりをチェックしはじめる。
誰が外科部長になるか注目される中、研修医たちの賭けがはじまる。

リムは連日続くアンドリュースの監視に疲れ、止めて欲しいと直訴しないか?とメレンデスに提案するが、賛同しないメレンデス。
しかしメレンデスも、連日の監視に耐えられなくなり、リムの言葉を借りてアンドリュースに監視を止めて欲しいと直訴する。
それを知ったリムは、自分の考えを奪ったメレンデスに怒る。

外科部長を発表する日が来る。
緊張するメレンデスとリムをよそに、外科部長は自分が続けると言うアンドリュース。

リムとメレンデスはふたりでバーで飲み、支え合うべきだと確認しあう。

 

グラスマンとショーン

ショーンはブレイズ医師にグラスマンの記憶障害を報告。
運転免許証を渡すようにグラスマンに求めるが、グラスマンは「運転免許証は大切なものだ。それを奪うのか?」と怒る。
しかし、ショーンは「渡さなければ陸運局に通報する」と半ば脅してライセンスを取り上げた。

ショーンはグラスマンのために運転を練習したいとリアに頼む。
筆記テストはほぼ満点のショーンだが、臨機応変な対応が苦手なショーンは交通法規を守りすぎて、周囲のクルマを戸惑わせたり、思いもしない突然の出来事に反応できず、パニックを起こしてしまい、すっかり自信を失くすショーン。

リアは、医者として活躍するショーンならクルマの運転も可能だと言い、運転を医療行為に例える。
それでリズムを使ったショーンは、なんども挫折しそうになりながらも、運転技術を身につけた。
ショーンはグラスマンの診察日、クルマで迎えに行き、自分の運転で病院まで送る。
グラスマンは、「ありがとう」と言うのだった。

 

 

アンドリュースにやられてしまったメレンデスとリムでした。
アンドリュースは上司として問題ですよね。そんな選択じゃ部下のやる気減退になると思います。

ジョージの話もビリーの話しも重い内容でした。

グラスマンのために運転を練習するショーンは、確実に人のために何かをすると言う優しさや思いやりが持てるようになった証拠だと思います。

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