カン・ジュニョクが隠していることがわかります
#7 録音 あらすじ
「ハヨンの誕生日の夜、呼び鈴が鳴った。あの夜、誰かが家に来た」と言う記憶が戻ったジョンウ。
信頼する親友カン・ジュニョクに、調べて欲しいと頼むが、実は、その呼び鈴は鳴らしたのはジュニョクだった。
相関図
まとめ
過去:カン・ジュニョク
事件当日 9月30日(金)0:30 am
深夜にも関わらず、ジュニョクは出張帰りにジョンウ宅を訪ねる。
驚くジスに、「出張の帰りだ。ハヨンにプレゼントを持って来た」とジュニョク。ジスはジュニョクを迎い入れると飲み物を出し、ジョンウを起こすと言うが、ジュニョクはそれを止め、「すぐに帰る」と言う。ジュニョクからのプレゼントは”ファインディング・ニモのぬいぐるみ”だった。録音機能があることに気づいたジスは、ハヨンへのメッセージを頼み、ジュニョクはハヨンにお祝いの言葉を贈る。
「来年はこうして祝えないな」と淋しそうなジュニョク。
実は、ジョンウは国連法務協力官としてニューヨークに2年間、家族と行く渡米する予定だったのだ。
事件翌日 10月1日(土)
ウォラ洞妻子殺人事件の担当検事になったジュニョクは会見で、「第一発見者の通報を受け、被疑者パク・ジョンウは現場で逮捕された。ハヨンちゃんの遺体を捜すために検察は全力を尽くす」と会見。
”ファインディング・ニモのぬいぐるみ”は、【証拠16】となった。
ジュニョクは検事局次官に、昨夜ジョンウ宅を訪ねたことを含め、担当できないと断ろうとするが、「ツライだろうがしっかりやってくれ。国連法務局へはキミが行け。見返りとしては十分だろう」とジョンウが行くはずだった国連法務協力官に任命すると言われてしまい、断れなくなってしまう。
ジスの死亡推定時刻が、【0時半~1時半の間】と出た。
その寸前までジョンウ宅にいたジュニョクは検事部長にそれを話そうとするが、「ジュニョクしっかりしろ、ジョンウが犯人のワケがない。その時間帯に自宅に入ったヤツが犯人だろ。証拠品が届いた。徹底的に調べてくれ」と矢継ぎ早に言われ、またも言えなかったジュニョク。
画策
スタッフ総出で事件捜査に当たる中、ジュニョクは、証拠隠滅を図るしかなくなる。
ジュニョクは、「ジョンウの事件だ。慎重にやろう。まずは食事を取って来い」と皆を部屋から出すと、
【証拠品16】の処分、アパートのCCDカメラ分析に回す前に細工をする。
CCDカメラに不審者映像がないとわかり、車載カメラ映像を集めるよう指示する部長に、「それは私がやります」と自ら申し出、隠蔽したのだった。
現在:カン・ジュニョク
ジュニョクの面会にジョンウは、「何かわかったか?」と食い気味で聞くが、「お前の勘違いだ。呼び鈴は故障してた。CCDにも不審者は映ってなかった。力になれずすまん」とジュニョク。
だがそれが信じられないジョンウ。
同房イ・ソンギュ
弁護士と接見したソンギュは、近く出所できるはずだった。しかし弁護士は突然、「ひき逃げした上、警官を殴った」と言い出す。もちろんソンギュは、「そんなことはしてません」と否定するが、弁護士は、「こうなった以上、検事に善処を求めるしかない。1年6ヶ月の懲役を受け入れるか」と言う。
すぐにでも出所したいソンギュが、懲役刑を受け入れないとわかると、弁護士は、「力になれない。新しい弁護士を探せ」と出て行く。
妹が倒れたと聞き、病院へ向かう途中、黄色信号で進んで事故を起こしたソンギュ。ソンギュは急いでいたため被害者にケータイ電話番号を教え、その場を去っていた。
求刑は懲役1年6ヶ月。
落ち込んだ様子のソンギュをそれぞれの形で慰める同房者たち。
「妹が病気だから、懲役刑になるなんて悔しい」と言うソンギュの話しを聞きジョンウは、事件調査報告書を見せてくれと言い出す。
ソンギュの担当検事はジョンウの後輩だった。
検事に怒鳴り付けられて怖かったと言うソンギュにジョンウは、「ミスの多い後輩だったからこの件もミスがあるかも知れない」と言う。
ソンギュは即出所の可能性があると知り、よろこぶ。
ジョンウとシン・チョルシク
駆け引き
清掃時間にシン・チョルシクを見つけたジョンウは、「次のメモを言え」と迫るが、シン・チョルシクは、「1回に1つのルールだ。タバコが欲しい」と駆け引きをする。
タバコを調達するために
ジョンウはパンジャンにタバコを入手したいと頼むが、「1箱50万ウォンだ。調達係はタヌキってヤツだが、お前がこの間ケンカをふっかけたヤツだ。諦めて禁煙しろ」と説得される。
その日、預置金確認の時間があった。(貯金通帳の確認)
それを見たジョンウは驚く。オ・ジュヒ(ジスの母)から50万ウォンの入金があったからだ。
「義母さん・・」と動揺するジョンウにミリャンは、「何度も面会に来てるがお前さんが会わなかった」と言う。
食堂を経営しているジスの母オ・ジュヒは、ジョンウを許せないと言う息子テスに、「人柄を知ってるだろ。許そう」と言うが、テスは、承知できないと反論。だがオ・ジュヒはどこかでジョンウが犯人に思えないのだった。
学生時代、ジョンウはこの食堂に通いつめていた。
タヌキとの交渉
ジョンウはタヌキに、タバコ調達を頼むが、ジョンウに恨みが募っているタヌキは、「調達してやってもいいが、相場の2倍もらう」と言い出す。だがジョンウは、「代わりに良いものをやる」と条件を出すジョンウ。
コ・ドンウン検事とウネ
ウネはコ・ドンウン検事に会いに行く。
「私から話すことは何もない。もう先輩のことは忘れた」と言うドンウンにウネは、「あなたが最近まで面会に行ってたことは知っています。裁判は来週です。気が変わったら連絡してください」と名刺を渡す。
イ選手の祝賀パーティー
フェンシングの選手(イ・チャニョン)の祝賀パーティーを催したミノ。
パーティーの席でミノはチャニョンに、「手加減してくれよ」と言うが、適当な返事をするチャニョン。
余興の時間、になった。
試合会場に姿を現したミノを見て父ヨンウンは、「昔よく兄弟で試合をしていた。あの日以来、ミノは剣を握らなくなったが、今日は果敢に戦うだろうか」とまるで目の前の息子がミノだと知っているような発言をする。
試合会場にはドンウンの姿も(先端恐怖症のミノを確認に来たのだ)
試合が始まった。ミノにとっては恐怖心との闘いでもあったが、イ選手のサーベルがミノのマスクを突いた瞬間、恐怖が蘇り、ミノは倒れてしまう。もちろんドンウンはそれを見逃さなかった。
父ヨンウン
死んだのは長男ソノだと確信したヨンウン会長は、ソノのお墓の前で長男ソノへの慕情を口にする。
病院に運ばれたミノ
ミノの意識が戻った。
父親を気にするミノに、「信頼していたソノが倒れたからショックを受けてる」と教えるヨニ。
ミノは、「ずっと看病してくれたのか?」と聞くが、「不審に思われないように居ただけ」とヨニ。だがミノは、「6年前のあの時、駆け落ちしようと何度も考えた。そうしていれば何事もなかった」と言う。だがヨニは、「そうね、ソノさんも死ななかった」と言うと、息子ウンスの誕生日だからと帰ってしまう。
兄ソノとヨニに結婚が決まった。
当時ヨニと付き合っていたミノは、「ヨニはボクの恋人だ。絶対に許せない。これまで父さんの仕打ちに耐えてきた。すべてが兄のものでも、ヨニだけはダメだ」と反論するが、「それだけ言うならお前が愛する女性を守ってみろ。そしたら認めてやろう。お前に何ができるのか見せてみろ、口先だけのヤツめ」とゴルフクラブで殴りつけられ、結局、「父さん、ボクが悪かった。二度と刃向かいません。許してください」と父親にすがりつく結果となっていたー。
※それを見ていたヨニは失望する
確執
病院を退院したミノは、その足で父親に会いに行くが、「会長はお会いになりません。当分、訪ねて来ないでください」と秘書に言われ、家に入ることさえ拒否されてしまう。
怒りの矛先
ミノはフェンシングの選手(イ・チャニョン)の母親の店を訪ねる。
チャニョンの母親は心からミノに支援の礼を伝えるが、ミノはチャニョンを呼び出すと、殴る、蹴るの暴行を加え、選手の命である右手を踏み潰すと、「手加減しろと言ったオレの言葉を無視した。これで選手生命は絶たれただろ。後援は続けてやるからが、親孝行しながら暮らせ」と言い放つのだった。
感想
なるほど。
カン・ジュニョクは犯人ではなさそうですね?
今回のエピソードから考えると、事件が起きる直前にジョンウ宅を訪問していたから、担当から外れたいと申し出たかったのに、ジョンウの事件を卒なく処理した暁には、ジョンウの代わりに国連法務協力官にすると言われ、受けるしかなくなったと言うことでしょう。
結局つじつま合わせに、CCDカメラを削除したり、証拠品(ハヨンへのプレゼント)を処分したり、やってはいけないことをやり、ジョンウの事件をどんどんフクザツにしてしまったんでしょうけれど。
ほんでもってミノに1mmも同情する気はないけど、次男と言うだけで父親から冷遇され、愛する女性まで奪われた過去は、気の毒ではありますよね。だけど最近のミノはひどすぎる。金メダル選手はただただ可哀想でしかない。
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