デッド・トゥ・ミー ~さようならの裏に~ シーズン1 #3,#4

海外ドラマ
海外ドラマデッド・トゥ・ミー ~さようならの裏に~

Netflixドラマ、1話30分、ダークサスペンス
2話ずつレビューしています。

#3 全て私のせい It’s All My Fault あらすじ

亡き夫テッドの50才の誕生日が近づいていた。夫の死をまだ受け入れられないジェンは、その日をどう過ごして良いかわからないでいた。そしてジェンには天敵が。それはテッドの母だった。

 

相関図

まとめ

”フレンズ・オブ・ヘブン(遺族の会)”

ジェンとジュディは揃って遺族集会に出席して参加者を驚かす。(皆の前で大喧嘩した過去あり)

そしてジェンは、「息子が毎朝やってくる小鳥を父親の化身だと思ってる。だけど私はそう思えない。テッドのことを思うたびツラくてたまらないのに、テッドの話しはしたくない」と本音をぶちまける。
ウェイン牧師はジェンに、テッドの誕生日をカレを思う追悼の日にしてはどうかとアドバイスするが、当然ジェンは、「バカげてる」と言いきる。

天敵

スティーヴの家の内覧は大盛況だったが、そこへやって来たのはジェンの宿敵、テッドの母ローナ。
「明日はテッドの誕生日よ、あなた立ち直ってるようだけど私は無理。あなたは再婚できるけど、息子の代わりはいないもの」と相変わらずジェンの感情を逆撫ですると、テッドの誕生日に自宅に人を集めると言い出す。
そんなことをされてはたまらないとジェンは思わず、「子どもたちとテッドの追悼会を企画してる」と言ってしまうが、「私も出席する」と言われてしまい、追悼式をせざるを得なくなる。

真実

その頃スティーヴはジュディの職場を訪ね、「ジェンに言われて考え直した。接近禁止命令を撤回した」と言うが、「彼女は私たちがクルマで轢いた人の妻よ」とジュディ。
衝撃の事実にスティーヴは、「だったらなんで彼女と友だちになったんだ?」と責めるが、「彼女を助けるため」とジュディ。
「キミはイカレてる。ジェンに事実を言うのはマズイ」とスティーヴが言った時、ジュディのケータイが鳴った。ジェンからの電話だ。ジュディはスティーヴに、「あなたに指図される筋合いはない」と電話に出る。

 

追悼式

「私がやる」

口からでまかせを言ったことで、テッドの追悼式をすることになったジェンはジュディを頼る。
ジュディはイベントの仕切りが苦手なジェンに代わって、「追悼式は私が仕切る。ローナが納得する企画を考える」と言い出す。ジェンはジュディに任せることに。

当日

鳥をモチーフにしたデコレーションを見てよろこぶヘンリー。
そこへクリストファー、ローナもやってきた。
ローナは珍しくデコレーションを褒めるが、デコレーションを施したのがジェンの友だちだと知ると、「部屋を貸すと聞いてない」と言い出す。

それぞれテッドへのメッセージを風船の中に入れて飛ばすことに。
ヘンリーから、「ジュディもメッセージを書いて」と言われ、ジュディは【本当にごめんなさい。すべて私が悪い」と書いた。

自責の念の苦しむジュディは自分に喝を入れ直し、トイレが出るが、そこに居たのはローナだった。
「あなたはホームレスだったの?」といきなりパンチを浴びせられる。
ジュディはジェンは強くて寛大な女性だと言うが、「家事や子育てはすべてテッドがやってた。ジェンは母親業には向いてない」とローナ。

”幼いテッドとローナの写真プリントされたケーキ”を運び入れはじめるローナ。
それを見てうんざりのジェンとチャーリー。

警察官

そこへ警官がやって来た。
彼等は、近隣の黄色のコルベットがゴルフクラブで叩き壊された事件についてジェンを疑っているらしい。だがジェンは、「そんなことより夫のひき逃げ犯を探すのが先でしょ?犯人は誰なの?捜査はどうなってるの?」と逆に警察を責め始めるー。
もちろん警官も引き下がらない。
この状況に、「私がやった」と名乗り出たのはジュディだった。ジュディは連行されてしまう。

ローナは、「あなたは犯罪者を家に入れた」とジェンを責めるが、怒りに火がついたジェンは、「私の友だちは犯罪者じゃない。ツライ時そばにいて支えてくれた。私をダメ人間扱いも、母親失格だと責めたりもしない」と言うと、ローナのケーキをグチャグチャに潰し、「私はカレを愛していたし、カレも私を愛してた。私たちの問題はあなただけだった」と言いきる。
だがローナはフッと笑い、「上手くいってなかったことはわかってるはず。テッドが亡くなった夜、電話があった。なんて話したか聴きたい?」と言い出す。ジェンは、「帰って!」と叫んでいた。

風船

クリストファーの祈りの言葉のあと、空へと風船を飛ばしたジェンたち。
「何か起こると思った」と言うヘンリー。

 

逮捕されて・・

警官はジュディがジェンの身代わりになったのだろうと疑い、「本当のことを話しなさい」と言うが、「心の底から悪かったと思ってる」と涙を流すジュディ。
結局ジュディはスティーヴに連絡し、保釈してもらう。
「頼むから衝動に流されるな。オレたちは共犯なんだ」と言うスティーヴに、「誰の人生も壊したくない」とジュディ。
スティーヴは、「オレを信じて。すべて上手くいく」と言うとジュディにキスするのだったー。

 

思いもよらないこと

散らかったままの会場にひとり座るジェンの元に、飛ばしたハズの風船が1つ戻ってきたー。
その風船はチャーリーが飛ばしたもので、【また一緒にゲームができたらいいのに】とメッセージが。
「もう一度パパとオンラインゲームがしたい。パパのパソコンでママもやってみたら?」と話していたチャーリーの気持ちを改めて知ったジェンは、思い切ってオンラインゲームに接続、「一緒にゲームをする」とチャーリーにメッセージを送る。「マジで?」と喜ぶチャーリーのメッセージ。
だが突然、”バンビ88”から、「おかえり。いつ戻ったの?」とメッセージが入った。
バンビ88は続けて、「いつ会える?あなたのアソコが恋しい」と浮気を疑う文言が!

 

感想

3話目にしてテッドをひき逃げしたのがジュディ。そしてその助手席にはスティーヴも乗っていたことが判明。しかも事故を隠蔽を主導したのはスティーヴらしいですね。
ジュディは彼女自身が言うように、悪人ではないのでしょう。だからこそジェンに近づき、彼女を助けようと思ったようですが、これがバレるときを想像したら怖すぎる。
そしてジェンはオンラインゲームをやったせいで、テッドの浮気!?を知ることに。
毎回、新たな展開があるから面白い

 


 

#4 元には戻れない  I Can’t Go Back あらすじ

亡き夫テッドの浮気の証拠を掴んだジェンはジュディの協力で、【バンビ88】と向き合うことに。
一方スティーブからヨリを戻そうと言われたジュディは揺れる。

 

相関図

まとめ

ジュディ

ヨリを戻す

結局ジュディはスティーヴと一夜を共にした。
翌朝スティーヴは、「ウソの上に友情は築けない。彼女を助けたいと思うなら関係を断つべきだ」と持論を展開、「もう一度やり直そう。帰って来い」と提案する。

 

新たな事実

バンビ88の正体

「保釈されたあと一晩スティーヴと過ごしてヤッちゃった」と告白するジュディの話もロクに聞かず、「テッドが浮気してた」とジェン。
ジュディはオンラインゲームで【バンビ88】とチャットし、バンビ88がダナポイントのレストランでウェイトレスしていることを突き止めると、そのレストランに潜入する。
だがバンビ88はジェンの想像と違い巨乳の若い女性だった。

「あの巨乳にやられたのね」とジェン。
実はジェンは19才で母親を乳がんで亡くしていた。そして自分にも乳がん発症遺伝子があることがわかり予防目的で両乳房を切除していたのだ。(今の胸は再建した乳房)

そしてジュディはバンビ88から、彼女がシンガーソングライターであること。恋人テッドとアルバム制作中だったが数ヶ月前から突然連絡が取れなくなったこと。テッドとの付き合いは1年半だと聞き出す。
ジェンは1年半もテッドの浮気に気づかなかったことに打ちのめされる。

そんな時スティーブから、家は売却しないとメールが入った。
ジュディは、実はヨリを戻そうと思っていると話すが、ジェンから、「5回も流産し傷ついたあなたを捨てた男よ?接近禁止を申し立てるような男が心を入れ替えるワケがない」と辛辣な反対をされ、思わず、「スティーブはテッドと違って優しくて思いやりがあって浮気はしない」と言ってしまう。
「最悪よ、ジュディ」と言うと店を出て行くジェン。
「何かありましたか?」と様子を見に来たバンビ88にジュディは、「テッドは死んだの。私はカレの妻よ」と告白するー。

自分の人生を生きる

ジェンは店を出てくるジュディを待っていた。
テッドの浮気が許せず怒りに任せて危険運転のジェン。ジュディはたまらず、諫めるが、「だったら運転を代わって」と言われてしまう。

事故を起こして以来、クルマを運転しないと決めたジュディは、思いもかけないことで運転するハメに。

「ラグナ(高級住宅地)で暮らしたいとテッドが言うから、ここを選んだ。私は家族のために必死で働いた。これは私の人生じゃない。カレの人生よ。カレの夢を支えるために働いてきた。自分のダンサーになる夢を諦めた。言い訳して私とはセックスレスだったのに浮気してた」とジェン。

そこへ何度も何度もスティーブから連絡が。
「ヨリを戻したいの?」と聞かれ、「すべてのことは起こる前に戻りたい」とジュディ。
だがジェンは、「スティーブに合わせて生きる人生は止めるべき。そうしないと私みたいになる」と言いきる。

ジュディはテッドを轢いた時、戻って助けようとしたが、それを止めたのはスティーブだった。

結局ジェンに説得され、ジュディはスティーヴの元へは戻らない決断をする。
ジェンはジュディに代わってその決断を伝えるが、「キミは彼女をわかってない」とスティーヴに言われてしまう。

 

死んでいい気味

ジュディは躊躇した末、「テッドはあなたを殺してた。カレはバンビに妻は乳がんで死んだって。男ヤモメで子育てしてると言ってた」と伝える。
その衝撃の事実にジェンは、「そんな男だったなんて。私は何ヶ月も何をしてたの?カレの無念を晴らしたくて必死で犯人を探してたのに、カレは私を殺してた。最低のろくでなし、死んでいい気味」と。

その言葉にジュディは表情を一気に変化させるー。

 

感想

エピソードが進む毎に、幸せそうに見えていたジェンの事実が明らかになり、興味深いです。
不動産エージェントのジェンは勝ち組に思えていたけど、その実、家計を支えていたのはジェンで、テッドは夢を追う売れてないミュージシャンだったワケですね・・。いわゆるダメ亭主ってヤツ。
義母のローナはジェンを母親業失格だと言ってたけど、実は息子がろくでなしだったのかも。

突然事故死した夫の無念を晴らそうと必死だったのに、浮気相手に死んだことにされてたなんてマジであり得ない。そしてその事実はジュディを楽にしたワケです。これからどうなるのか?

なんかジュディとジェンが結託してスティーブを陥れるなんて展開になりそうな気が・・・。

コメント

タイトルとURLをコピーしました