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#9 第31号 Couple 31 あらすじ
BBCのインタビューを受けたダイアナだったがそれがもたらした事態に直面する。エリザベスは首相に協力を求める。
相関図
まとめ
エリザベスの決断
ダイアナのBBCインタビューを受け、チャールズとダイアナが婚姻を続けることは不可能だと判断したエリザベスは、国教会や見識者との話し合い、家族の結論をふたりに送付。

そこには、「離婚を認め促すことは自分の信念、母、君主そして国教会の最高権威としてもあらゆることに反しているが、現状は耐え難く、家族、特にウィリアムとハリーには多大な苦痛を与えている故、離婚を認めざるを得ない」と書かれており、それはダイアナにとって【最後通告】に他ならなかった。
インタビューの直後、皆、ダイアナの勇気ある告白に同情的だったが、数日でその風向きは変わった。個人秘書、報道官はダイアナの元から去り、恋人カーンとも音信不通に。ダイアナは完全に打ちのめされていた。

離婚の条件
ダイアナが提示した離婚条件は以下、
●セント・ジェームズ宮殿のオフィスも継続保持
●和解金3500万ポンドを一括
と言う法外な額だった。
チャールズは、「簡単に支払えない額を提示するなんて離婚に同意しないと言う脅しと一緒だ」と憤る。
一方でカミラは自宅に押し寄せたマスコミのせいで軟禁状態に。「買い物にも犬の散歩にも行けない。まるで犯罪者のように隠れてるしかない」と嘆くカミラにチャールズは、「弁護団から優秀なスピン・ドクターを紹介された。会ってみてくれ」と言う。

メージャー首相
エリザベスの依頼
チャールズとダイアナの離婚について、「双方とも譲歩して和解を図るために雇われた弁護士とは思えない。友好的な調停はムリでしょう」と意見するメージャー首相にエリザベスは、「あなたに仲介人になって欲しい」とオファー、メージャーは受けることに。

vs チャールズ
「礼儀正しく解決するべきだが相手が宣戦布告してきた」と言うチャールズにメージャーは、「妃殿下が多額の和解金を求めるのは将来の独立を担保したいだけで離婚問題を長引かせる目的ではないのでは」と意見するが、「多額の要求は私を傷つけるため、滅ぼすためだ」と憤るチャールズ。そこでメージャーは、「妃殿下に対してのお考えをもう少し柔軟にされては」と助言。チャールズは、「相手が柔軟になれば従う」と言う。

vs ダイアナ
メージャーから、「殿下はかなりの金額を支払う準備を整えられているが条件がある。結婚生活や王室を貶める発言を公の場で一切しないこと」と提示されたダイアナは、「お金で黙らせたいなら3で始まる8桁の額は必要」と返すが、メージャーは、「殿下が望んでおられるのは、妃殿下の幸せと安全、殿下は平穏とプライバシーそして威厳の保持を望んでいる」と伝える。

スピン・ドクター:マーク・ボランド
カミラ
スピン・ドクター、マーク・ボランドと会うことにしたカミラ。
カミラは、「チャールズとの関係を断ち人生をやり直すか、断固として闘うかしかない」と言うが、「本当に望んでいることはなんですか」問われ、「正式に法的に認められること」と。マークは、「そうなればあなたは王妃だ」と言うが、「望んでたことじゃない。でもここまで来て他に選択肢はない。私は殿下を幸せにし良い仕事をさせることができる」と言う。マークは、「殿下のイメージを挽回するには早急かつ友好的な離婚成立させること」と言うが、「ムリよ、ダイアナはわずかな微笑みで誰もの心を溶かす魅力がある」とカミラ。だがマークは、「あなたが出れば何か変わるかも」と言う。

戦略
チャールズはカミラの勧めでマーク・ボランドと会うことに。
マークは、「例のインタビューは妃殿下の背信行為となり二人に追い風になっている。だから妃殿下と反対に理性的で安定した成熟したイメージを作りましょう。まずは離婚を成立させないと国民の共感や尊敬は得られない。弁護団と相談し寛大な合意をしてください。そして少しずつボウルズ夫人を公の場に出しましょう」と提案する。

離婚成立
チャールズとダイアナは調停書にサイン、王族だが無数のカップルの離婚と同様、法定で最終審理を受けることに。
エリザベスの言葉
離婚が成立した。エリザベスはチャールズに、「必要な手配を済ませた」と電話すると、「ダイアナにとってもツラかったはず」と言う。
最期の会話
チャールズがケンジントン宮殿へとやって来た。
ダイアナは、「家具でも奪いに来たの?それとも合意内容を変更する気?」と警戒するが、「気がついたらここに来てた」とチャールズ。
「来ると知ってたらリベンジドレスを着るんだった」とジョークで返すダイアナに、「そう言う服の方が素敵で自然だ」とチャールズ。
最初は穏やかに会話していたふたりだったが、最後は結局口論で終わってしまう。
離婚調停でチャールズとダイアナの婚姻は第31号として離婚判決が下された。
感想
ドラマの中で3組の夫婦の離婚調停、判決のシーンが出てきましたが、イギリスでは基本「裁判離婚」しかなく、結婚1年以上の経過と関係が修復不可能である証明が必要なんだそうです。
裁判離婚は、申し立て ⇒ 仮判決 ⇒ 最終判決で決まり、チャールズとダイアナもこれに沿って離婚判決が下されたわけです。「カップル番号31」はチャールズとダイアナの裁判番号。王族でも、裁判の訴訟番号がつくのが興味深いですね。
ドラマの最後にバッキンガム宮殿に集まった数え切れない民衆の祝福を受けて結婚したチャールズとダイアナの映像が流れました。
16年後、ふたりは最後の最後まで言い争って別れることになったことが虚しいですね。
ダイアナはチャールズをほんとうに愛していたのかな。
もちろんふたりの結婚にはカミラの存在があり、チャールズが悪いのだけど、その根底にはカミラとの結婚を反対し、ダイアナを結婚相手にしたエリザベスとフィリップ殿下、そして王太后、ルイス・マウントバッテン卿の存在があったと思います。




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