ザ・クラウン2 #7 結婚の儀(相関図)

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約1ヶ月ぶりに「ザ・クラウン」の視聴を再開。
休んでいる間、「ザ・クラウン」ファンがひとり増えました。彼女はすでにシーズン3の後半らしい

# 7 結婚の儀  Matrimonium あらすじ

ある日マーガレットの元に別れた恋人ピーター・タウンゼントから手紙が届く。その手紙を読み、動揺したマーガレットは、恋人トニーに逆プロポーズする。

相関図

まとめ

マーガレット王女

ピーター・タウンゼントからの手紙

1959年8月3日。マーガレット宛にピーターから手紙が届く。その手紙を読み、顔色が変わるマーガレット。
ピーター・タウンゼントはマリー・ルース19才と結婚することをマーガレットに告げたのだ。

逆プロポーズ

「今朝、ピーターから手紙を受け取った。他の人とは結婚しないって協定をピーターは破った。しかも結婚相手は19才。少し傷ついた。先に幸せになられて。私から先に結婚すると言いたかった」と言うと、「私たちならしきたりを捨てた自由な結婚ができるんじゃない」とトニーにプロポーズするが、トニーの答えは、「ごめんだね、教会の誓いを全部破っていいなら別だけど」だった。

実は今日はトニーの初の写真展覧会初日だった。
マーガレットは、「記者の半分はキミ目当てで集まってる」と言うトニーに、「作品で勝負したら?」と怒って帰ってしまう。

トニー

母親の確執

トニーの写真展覧会は盛況だったが、トニーの母親が姿を見せることはなかった。
「来なかったね、何度も連絡したのに」と言うトニーに、「弟の観兵式と重なったから」と母親。

しかし観兵式は月に1度、トニーの写真展は初の開催
トニーの私生活

マーガレットとの結婚のためにトニーはダンサーでシンガーのジャッキーと関係を切る。
トニーは性倒錯もあり、ジェレミーとも関係し、ジェレミーの妻でトニーの元彼カミラとも3Pを楽しむ関係でもあった。

トニーの決断

喧嘩別れしたままのマーガレットをバイクで迎えに行ったトニー。
マーガレットは拒否するが、結局トニーの強引さに惹かれてしまう。
バイクドライブしたあと、トニーの部屋で甘い時間を過ごしたマーガレット。

トニーはマーガレットに、「ひざまずかなくてもいいかな。膝が悪いから」と言って指輪を贈ると、「結婚しよう。結婚制度は嫌いだがキミを失うよりはマシだ」とプロポーズする。

トニーの抱える闇

マーガレットとの結婚を決めたトニーは、「母に大事な用がある」と電話するが、母親が電話に出ることはなかった。

母親は息子アンソニーの電話に居留守を使った。
トニーの父親は弁護士だったが女性と駆け落ち。トニーの母親は離婚後、アイルランド侯爵と再婚した。トニーには父親違いの弟はふたりいるが、長男ブレンダンは子爵の身分。これまでアイルランドへ向かう列車旅で、ブレンダンは1等車、義父の連れ子は2等車、だが爵位のない前夫の息子アンソニーは3等車に乗せられたのだと言う。
トニーは実母だけじゃなく義父からも愛されず、不遇な扱いを受け続けた。しかも幼少期にポリオを患い足に後遺症があった。

 

エリザベスとマーガレット

マーガレットの結婚宣言

突然やって来て、「トニーのプロポーズを受けた。さすがに今回は反対も邪魔もしないわよね?それを言葉ではっきり約束して」と姉に約束を迫るマーガレットに気圧され、エリザベスは、「反対も邪魔もしない」と約束するが、マーガレットは、「公表と式の準備をお願い。ピーターが結婚するって、19才の女と。私が先に発表する」と言う。

またも立ちはだかる問題

「トニーと決めたの、公式発表は控えめにして結婚式を盛大にウェストミンスターで挙げる。新聞にはこの形で掲載して欲しい」と書面を渡すマーガレットに、「数ヶ月だけ延期してもらう。赤ちゃんができたの。妊娠14週。王室ルールで君主の子が生まれるまであなたの公式発表は控えなきゃならない」とエリザベス。しかしマーガレットは、またも自分の幸せに横槍が入ったと苛立ち、「またみんなで私の結婚を反対するのね」と怒り心頭で部屋を飛び出すが、エリザベスは、「半年待つだけよ。その代わりに女王が結婚を支持している証としてパーティーを開く。家族や友人を招く。約束する、あなたはトニーとは必ず結婚できる」と言う。

結婚祝福パーティー

マーガレットの婚約祝いのパーティーが開かれた。
出席したフィリップは、「一世代で急速に変わった。政府や貴族がボクを王族に加えることに大反対したのは数年前だ。ボクは王家出身の王子だ。なのに不釣り合いだと言われた。トニーは平民だ。その上カレの母親は成金、父親は弁護士だが女と駆け落ちしてる」と苛立つ。

パーティーでトニーの様子を見たエリザベスはトニーの身辺調査を秘書マイケルに依頼する。

 

トニーの身辺調査

マイケルは元秘書トミーの協力でトニーの身辺調査を行った。

芸術家であるアンソニー・アームストロング=ジョーンズに真面目で保守的なキリスト教徒の生活は合わない。
ダンサーでシンガーのジャッキー・チャン、女優のジーナ・ウォード、カレの元助手ロビン・バンクスと現在も親密な関係にある。その上性倒錯があり、母婿介添人であるジェレミー・フライとも関係がある上、アンソニーの元恋人で現在ジェレミーの妻であるカミラとも関係しており、カミラは現在トニーの子どもを妊娠している。

との報告がなされた。

 

エリザベスの出産

その直後、エリザベスは産気づく。
無事男の子を出産。夫フィリップの父の名前から、「アンドリュー」と名付けられた。

 

姉妹の確執

甥に会うためバッキンガム宮殿へとマーガレットがやって来た。

エリザベスは身辺調査の結果をマーガレットに話してはいなかった。
ピーターとの結婚を許すことができず、そのことで姉妹の大きな確執が生まれた上、トニーとの結婚を「反対も邪魔もしない」と約束した立場上、言えなかったのだ。

「無事に赤ちゃんは生まれみんなも喜んでる。私とトニーのことも祝福して」と婚約の発表を催促するマーガレットに、「本当にトニーでいいの?カレをよく知ってるの?ピーターへの復讐で婚約したんじゃないってことを確かめておきたい。トニーは複雑な人で複雑な過去もある。今も何か抱えているかも知れない」とエリザベス。一瞬で表情を変えたマーガレットは、「何か知ってるなら教えてよ」と言うが、どうしても身辺調査の結果を話せないエリザベス。
マーガレットは、「トニーと結婚する。何があっても。トニーは私を理解して認めてくれる。私は新しい時代を生きる。自由に生き、愛し決別もする」と言うが、エリザベスは、「あなたは肩書も地位も特権も捨てない。それが好きだから。宮殿も特権も高い身分もずっと私より楽しんでた。私は捨てたかった。消えて透明になりたかった」と言うが、マーガレットは、「姉さんはそれを叶えてる。王冠を被りながら消えて透明になってる。式で会いましょう」と言うと帰ってしまう。

 

結婚の儀

亡き父ジョージ6世に代わり花嫁をエスコートするのはフィリップ。幸せに満ちた笑顔でウェストミンスター寺院へと向かうマーガレット。

一方ウェストミンスターへと向かうトニーは母親に、「恥さらしの息子だと母さんはボクを拒否し続けてきたけどボクを誇りだと認める日が来たね」と言うが、母親は祝福の言葉を言うどころか、「結婚を私のためだと言わないでね」と言われてしまう。

1960年、マーガレット王女はアンソニー・アームストロング=ジョーンズと結婚。
当時ふたりは29才同士だった。結婚後はケンジントン宮殿で暮らした。
初の平民から王家に入ったトニーには、”スノードン伯爵”の称号が与えられた。

 

感想

エリザベスはマーガレットに身辺調査した事実を話せなかったんですよね。これ以上姉妹仲に確執が入るのもイヤだった気持ちもわかりはするけれど・・・。マーガレットはカレが親友とその妻と性倒錯していることも、ジャッキーをはじめとする女性関係があることも知らなかったと思うし、トニーがポリオに罹患し足が不自由なことも知らない。
なぞ多き強引なタイプの男にマーガレット王妃は惹かれたんでしょうけれど、トニーのような男と結婚して幸せになれるはずもないわけで・・・。

 

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