ウォルターは麻薬カルテルの恐ろしさを実感するエピソード
私も実感(笑)
#8 復讐の裏側 I see You あらすじ
トゥコの従兄弟サラマンカ兄弟に襲われたハンクは病院に搬送される。
ウォルターにクビを言い渡されたゲイルは納得がいかない。そこへジェシーが現れ・・・。
ウォルターは家族としてハンクの病院に詰めるが、そのせいで約束のブルーメスを精製できず・・・。
相関図
まとめ
ジェシーが見たもの
ハンクは救急搬送される。
なんの因果か、その日退院のジェシーはそれを目撃する。
ラボで
ゲイルの解雇
突然の解雇に納得できず、「化学者同士通じるものがあったハズです。私が準備したラボを気に入ってくれた」と食い下がるゲイル。ウォルターはそれを、「キミとはリズムが合わない」とムチャクチャな理由で納得させようとするが、そこへ、「Yo,Yo,すごいじゃないか、相棒」と言う軽いノリでジェシーがやって来る。
この男が新しい助手とわかったゲイルは、「やはり納得できない。話の筋道が通らない」と言うが、結局立ち去るしかない。
グスタボの部下は、「1週間に200ポンド。それだけは守れ」と言うとゲイルを連れてラボを出ていく。
ウォルターはテンションの高いジェシーに、「納期まであと2日だ。すぐに作業にかかろう」と言うが、ジェシーはウォルターにハンクのことを伝える。
病院で
家族控室
ウォルターは病院に駆けつけるが、マリーは憔悴しきっている。
ハンクは手術中で、4発もの銃弾を受けたと言う。
家族待合室には所長のマーカートとゴメスの姿も。
マーカートから、
●IDなしのメキシコ人らしい男がハンクを待ち伏せしていた。
●麻薬カルテルを示すタトゥーがある
●現場に麻薬カルテルが見せしめに使う”斧”があった
●犯人二人はハンクが押さえた。一人は死亡、ひとりは重体。
と説明を受けたウォルター。
ゴメスは4発もの銃弾を受けながらも犯人を押さえたハンクを、「銃もないのにタフな男だ」と言う。
しかしそれを聞いたマリーの様子が一転する。
マーカートは、ジェシー・ピンクマンの件で、職務停止になり、バッジと銃を預かったと説明するが、マリーは、「あなたたちが最初からカレを信じ、あのチンピラを逮捕させてたら、こんなことにはならなかった。あなたは部下を守る立場だし、相棒だったのにあなたカレを援護するべきなのに」と夫に対するDEAの対応に不満を爆発させ、「ここから出ていって!」とマーカートとゴメスを追い出してしまう。
マリーは持って行き場のない怒りを今度はウォルターに向ける。
「悪いのはDEAじゃない、ウォルターもよ。あなたがマリファナを買ったせいで、ハンクをピンクマンに近づけ、危険に晒したのよ」と。
しかし、「誰かのせいにしたいのは分かるけど、カレのせいじゃない」とウォルターを庇ったのは意外にもスカイラーだった。(ウォルターは驚く)
マリーとウォルター
ハンクの手術は長引いていた。
スカイラーはマリーを促し、皆で病院のカフェへ行くことに。
しかしマリーはカフェでも、フォークが汚れていることをきっかけに病院への不満を顕にする。
スカイラーもジュニアもマリーを落ち着かせることができない。すると、「私はこの病院でオペをし、助けられた。ガンステージ4だった私でさえ生き延びたんだ。ハンクなら大丈夫だ」とウォルター。
マリーは落ち着きを取り戻す
ハンクは一命を取り留めた。
スカイラーはマリーに一度家に帰宅し、休むよう言うが、「ここにいる」とマリー。
ハンクを慕うジュニアも帰らないと言うので、ウォルターは皆が必要なものを代表して取りに帰ることに。
グスタボ
ボルサからの電話
ボルサはグスタボに電話すると、”サラマンカ兄弟がDEA捜査官を狙ったのはグスタボの指示だろう”と言わんばかりに疑いの目を向けるが、とぼけるグスタボ。
その態度にボルサは、「(入院中の)マルコに聞き、真相を確かめる」と言う。
生き延びたマルコ
ウォルターが病院のエントランスへ行くと、そこは警察、DEA関係者で溢れていた。
ゴメスはウォルターから一命は取り留めたと聞き、仲間でよろこび合うが、逆に生き残った犯人に怒りを顕にし、「見に行こう」と言い出す。
マルコ
マルコは両足切断の重傷を負ったが、まだ生きていた。
次の瞬間、ウォルターを見たマルコは表情を変えると、ウォルターを睨みつける。
そして、ベッドから這い落ちると、足から血を流しながらも、ただウォルターだけを睨みつけ、這って迫りだした。その迫力は凄まじく、ウォルターはその瞬間、それがトゥコの従兄弟では?と気づく・・・。
犯人の正体
ジェシーからの電話
メスを作ることもできず、ラボで遊んで時間を潰していたジェシー。
そこへグスタボの部下がやってきて、「なぜ作ってないんだ?」と言い出す。
ジェシーは病院へ電話しウォルターを呼び出す。
「ノルマがあるんだろ?納期は明日だ。ガスの部下がやって来て、なぜ作ってないんだって言われたぞ」とジェシー。それよりもウォルターは、トゥコの従兄弟のことが気になっていた。
犯人の真相を知りたいウォルターはゴメスから情報を得ようと近づくが、犯人の正体や目的はまだ判明していなかった。
「他に仲間はいると思うか?」とウォルターにゴメスは、「大丈夫だ。もう手出しはできない」と言う。
グスタボ
ウソ
グスタボから、「明日の納品は予定どおりだな」と確認されたウォルターは、思わず、「今週は予定どおりできそうにない。実はゲイルがしくじったんだ。だから私は今、材料を買い出しに出てる。だが来週には400ポンド渡すと約束する」とウソを言ってしまう。
ロス・ポジョス・エルマノスからの差し入れ
病院に、ロス・ポジョス・エルマノスのチキンが届いた。ハンクの事件を聞いたオーナーが、家族、警察関係者に差し入れをしてくれたのだと言う。
グスタボは家族待合室を訪れ、差し入れ以外にも情報提供者に1万ドルの懸賞金を出すと言う。
感謝するマリー、スカイラー、ジュニア、もちろんウォルターも。
帰り際グスタボは、「シュレイダー捜査官とは面識がありました。その時、ホワイトさん、あなたの医療費募金があったので、私も募金しました。その後、お身体の調子はどうですか?」と。
ウォルターの恐怖
ウォルターはグスタボを追いかけると、「義弟がDEAだと知っていたのか?」と聞くが、「取引相手のことはすべて調査する」とグスタボ。
「ここに来たのは何かの警告か?」と聞くウォルターに、「これは支援だ。キミと同じく表の顔がある」とグスタボ。
しかしウォルターは不安のあまり、「どうしてハンクが襲われたのか。目的が何なのか、知ってるなら教えて欲しい。家族は心配なんだ」と言うが、「安心しろ。犯人は生き残ったが先は長くない」とグスタボ。
その直後、エントランスにいた警官たちがざわめきはじめた。
マルコが急変したのだと言う。
ウォルターが病室に駆けつけると、マルコは死亡確認されていた。
ウォルターはただ、背筋が凍る。
峠を越えたハンク
ハンクは峠を越え、家族面会できるまでに。
面会したウォルターは、そのあまりの痛ましさに言葉を失う
グスタボ vs ボルサ
メキシコ麻薬カルテルを葬る
ボルサはグスタボに電話すると、「兄弟を殺したのはお前の仕業だろ。あんたの魂胆がわかった。我々と手を切るつもりだな。オレは今、連邦警察に囲まれているが、オレは切り抜ける。お前がしたことを調べてやる。いずれケリをつけに行く」と脅迫するが、銃撃がしボルサは何者かによって殺され。
それを確認したグスタボは、ボルサとの連絡用ケータイを折り、捨てた。
感想
麻薬カルテルの怖さを存分に味わってるここ2話。
ウォルターも背筋が凍ったと思うけど、私も、ここまでやるんだ。人の命なんて彼らにすれば軽いもんなんだって思いましたね。
このドラマは社会派ですから、かなり忠実に、これが現実なのだと思います。
コメント