THE PATH シーズン3 #11 悪意

THE PATH

 

#11 悪意 Bad Faith あらすじ

行方不明のリリスを捜すサラは、ヴェラが娘であることを知り、ショックを受ける。
ホークはケイレブを再教育センターから助け出したいと父エディに相談する。
カルは、失った記憶を取り戻し、忌まわしい過去を浄化したいと望んでいた。

 

まとめ & 感想

マイヤリズムのアジア進出

インドネシアレストランのオーナーから招待されたエディ、カル、メアリー、ヴェラ。
オーナーはマイヤリズムに傾倒していていると言い、アジアに進出していないマイヤリズムの本拠地としてクタビーチのリゾート施設を利用して欲しいと申し出る。
エディはありがたく受けるが、ヴェラはマイヤリズムの拡大は崩壊に繋がると母が言っていたと不安がる。
エディは、もうキミは母親には支配されていない。心配いらないと言うのだった。

 

真実を知ったサラ

サラは、管理人に賄賂を渡し、リリスのアパートを捜索する。
そこでヴェラがリリスの娘であることを知ってしまう。

 

エディとカル

ホークはケイレヴから届いた手紙を父エディに見せ、ケイレヴはこんなことを書かない。彼らしくない。彼を再教育センターから助け出したいとの相談を受け、ホークと共にキリスト教再教育センターへ行くことにする。

エディはカルに2日ほど休むと言い、組織のことを頼み、ヴェラの ”AL(光の不在)” の修業を代わりにやって欲しいと頼む。
エディはカルに、キミを全面的に信頼している。そのことを知ってて欲しいと伝えた。

カルはメアリーに電話をし、バック議員の仕事はできないと断るが、メアリーはこちらが先の約束だと引き下がらず、最後にはひとりで行くと言うのだった。

 

ホークの恋

エディとホークは、カトリック信者と同性愛に目覚めた青年に扮し、センター長室で面談を受ける。
エディがセンター長とふたりで話がしたいと言い、ホークが自由に動ける状況を作る。
ホークはセンター内を歩き、まさに教育を受けているケイレヴを見つける。
ホークはその部屋に突然入り、ケイレヴに「キミを助けに来た」と言うが、ケイレヴは驚きながらも「ボクは行けない。こんなことは止めてくれ」と言う。
しかし、ホークは引き下がらず、ケイレヴを連れだそうとしたため、ケイレヴはホークを殴り飛ばし「出て行ってくれ!」と叫ぶのだった。

エディはホークを説得してニューヨークへと戻る。
しかしホークはケイレヴの態度が許せないと怒りを見せるが、ほんとうは悲しくて仕方がないのだった。
エディは、「これはお前とケイレヴの問題じゃなく、ケイレブと父親との問題だ。ケイレヴは父親を信頼し、その言葉に従いたいんだ。父が導いた道が誤りだと認めるのは勇気がいる。親を信じられなければ自分を見失うから」とホークに理解させようとするのだった。

 

メアリー

メアリーはひとりでワシントンへ行き、バック議員を支える。
しかしバックは、「女性の支援パーティー」にも関わらず、女性に経緯を払わない態度を見せるため、メアリーは必死にサポートした。
翌朝、バックはメアリーのサポートに感謝する。

 

揺らぐ信仰

ヴェラがリリスの娘と知ったサラは、ヴェラと話をするため施設へ行くが、ガードマンに「アポを取れ」と言われ入ることもできない。
サラは壊れたフェンスから不法侵入するが、ガードマンに見つかり反省室に入れられてしまう。

カルはサラと会い、「ナゼ脱退したのにこだわるんだ?」と問う。
サラは、HC(低酸素浄化)はリリスが考案し、それでスティーブ博士の小児性愛を治そうとした。
これまでマイヤリズムを完全に把握していると思っていたが、すべてがウソだとわかり、自分を見失っている。確かな ”何か” を掴みたいと訴えた。

カルは、自分もサラと同じ気持ちだと言い、外部のセラピストに頼っていると告白する。
カルは、記憶がない期間がある。遮断された記憶に気づき、土台が崩れ始めたと言う。

サラはビデオで洞窟の映像を見た。リリスがそこでスティーブを浄化を指導していたと言う。
カルは、その洞窟の場所を聞く。

サラとヴェラ

「AL(光の不在)」の修業を受けるヴェラは不安を隠せず、エディにいて欲しかったと言う。
それでもヴェラは、過去と向き合い対峙しなければならないと言い、修業を受け入れる覚悟を見せる。
カルは、自分が「AL」を受けた記憶さえないことに気づくのだった。

森の中でひとり「AL」の修業をしているヴェラの元に、サラが現れ、「母親は何処?何を企んでいる?マイヤリストになる?ムリよ。光はあなたを導かない。あなたは空っぽの嘘つきだから」とまくし立てる。
ヴェラは、「ウソをついていたことは謝る。だけど、母親はあなたが思うような人ではない。危険人物。惑わされる」と言い、リリスの考えは、預言成就のために、エディが死ぬべきだと確信している。
マイヤリズムを世界に布教して広げれば、エディの死でマイヤリズムの打撃を与えられると考えているの、根拠はないけどそれが母の考えと言う。
サラはそれを信じるのか?と問うが、ヴェラは「信じるのをやめた」と言う。

 

カルの過去の浄化と、リンクしたエディ

カルはサラから聞いた洞窟へと向かう。
そこはカルが幼い頃、スティーブ博士にイタズラを受けた場所だった。
カルは、スティーブの存在すべてを浄化するため、自らHC(低酸素浄化)の施術をし、浄化した。

その頃、クルマを運転していたエディにも変化が起きた。
エディに、スティーブ博士とカルの間にあったことが伝わったのだった。

自宅に戻ったカルを待っていたヴェラ。
「話がある」とすべてを話そうとするヴェラを止め、エディは「スティーブには心底怒りを感じているが、持って行き場所がない。やりきれない。今はふたりでいよう。誰もいらない」とヴェラをハグするのだった。

翌朝、エディはマイヤリズムセンターでカルに会い、「スティーブは何をした?」と問う。
カルが凍り付いたような表情を見せたため、エディはその表情で、昨夜感じたことが事実だと理解した。
「一緒に祈ってくれ」と言うカルに、エディは「何も言わなくていい。まだマイヤリストでいたいか?」と聞く。
カルは「迷ったが、それを望んでいる」と答えるのだった。

リリスとの決別

サラは精神病院に入院中のリリスに会いに行く。
リリスはサラが来ると分かっていた。あなたが全てを正すべきだと言うが、リリスが、スティーブとヴェラのことを黙っていたこと、マイヤリズムの崩壊を望んでいることを知ったサラは、「あなたの光を信じたかった」と言って去る。
リリスは「ここから出して!」と叫ぶのだった。

 

ますますワケがわからなくなって来ましたが・・・
もうここまで見たので最後まで見ます(毎回言ってますが)

不思議なもので、このレビューを書くとわからなかったことが、理解できることもあるんです

サラはリリスを信じていたけれど、リリスの発言、思想は妄想だと気づいたようです。
その一方で、エディは光に選ばれた人間だからなのか、カルがスティーブ博士にされたこと、それに苦しんでいたことをテレパシーのように感じ知ったようです。
まぁこういうところが(???)なところなんですが
エディはマイヤリズムの本当を知りつつありますが、どうするんでしょう??

一方で、メアリーは、マイヤリズムを離れ、自分の居場所を見つけたのかも知れません。
元々、マイヤリズムをカルやサラのように信じているワケじゃありませんしね。

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