ウォーキング・デッド10 #4 孤独との戦い

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ウォーキング・デッド シーズン10
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#4 孤独との戦い Silence the Whisperers あらすじ

ヒルトップで壁の外の大木が不自然に倒れ王国の人々の納屋が潰されてしまい負傷者が出る。
アレクサンドリアではリディアが、ウィスパラーズに仲間を殺されたものたちによって執拗な嫌がらせを受けていた。リディアはその悩みをニーガンに打ち明けるが、それを知ったダリルは彼に近づくなと諭す。

 

まとめ & 感想

ヒルトップで

真夜中、ヒルトップの塀外に立っていた大木が不自然に倒れ、王国の人々の納屋が潰されて負傷者が出る。
コニーは、(大木が倒れたのは不自然。ウィスパラーズの仕業かも?)と言い、アルデンとアルも、「もう戦争は始まってるんだ!」といきり立つ。
ジェリーたちは住民を救助したが、9人の負傷者が出てしまった。
住民らはエゼキエルの次の指示を待つが、エゼキエルはただ呆然と立ち尽くすだけだったー。
機転を利かしたユミコ、マグナたちが指示。
しかし壁の外にはどんどんウォーカーが集まり出す・・・。

ミショーンとエゼキエル

ヒルトップへ向かうミショーン、ジュディス、ユージーンたち。
ジュディスはミショーンに、ウィスパラーズとの状況を聞くが、「私の仕事よ。あなたは心配しないで」とミショーン。
しかしジュディスは、小生意気な口調で「私は新鮮な違う見方ができるわ」と言う。
ミショーンは、そんなジュディスを頼もしく思い、状況を説明。
ジュディスは、「ウィスパラーズは、私たちに反撃させて疲れさせたいのかも」と言う。

その時、ミショーンは馬にひとり乗って彷徨うエゼキエルを見つけ、後を追う。
エゼキエルは川を見下ろす高台に立っていた。

声をかけたミショーンに「来ないでくれ」とエゼキエルは言うが、ミショーン近づき、エゼキエルを抱きしめた。
「大丈夫、いいのよ、大丈夫・・・」ミショーンは背中をトントンしながら落ち着かせる。
するとエゼキエルは突発的にミショーンにキスをする。
ミショーンは驚きつつも、カレの受け入れたー。

エゼキエルは王国を治めようとして失敗。仲間も亡くし、ヒルトップも失ってしまいそうで怖い。キャロルも失った。ナゼここに来たのかさえもわからないと苦しみを吐露する。
ミショーンは、「私もかつて同じだった。真っ暗闇にいた」とエゼキエルの気持ちに寄り添う。
ミショーンはリックを失って6年経つが、今も独りぼっちで、哀しみが癒えていないと話す。
そして、ひとりで抱えこまないで・・と言うのだった。

 

その頃ヒルトップでは・・・

住民の救助は続いていた。
塀の外に集まるウォーカーの数はハンパなく、このままでは塀が壊されると判断。
アルたちが塀を補強する間、ユミコ、マグナ、ルークたちは外でウォーカーを始末する

 

アレクサンドリア

住民らとの微妙な関係

アーロンは住民らに ”ウィスパラーズ”との戦い方をレクチャーする。
しかしリディアが通りかかると、住民の一部はリディアを執拗にいじめる。

「ゲイジたちにまた罵られた」
リディアは悔しげにニーガンに話すが、「キミを怒らせて楽しんでるんだ。相手にするな」とニーガン。

そこへダリルが現れ、「ニーガンに近づくな!行くぞ!」とリディアに注意する。
ニーガンは、「リディアは馴染もうとしてる」と言うが、ダリルは、「おまえと一緒にいたらムリだ!」と冷たく言う。

ダリルはリディアに「アイツは仲間じゃない。あいつに近づくな」と言うが、「カレは私を理解してくれる」とリディア。
しかしリディアの家の扉には、「囁く者は静かに」と落書きされていたー。

 

リディアの逆襲

執拗な嫌がらせにキレたリディアは、自分を罵る3人が食事をするテーブルへ行き、小動物を切り裂きはじめる。
「何をするんだ!イカれてる!」と言う彼らに、「しーっ」とポーズを取り挑発するリディア。
「許さない」とマーゴは言う。

ダリルは、「ここに住みたいんだろ。あれは良くなかった」とリディアを諭すが、「自業自得よ。これは私の闘いよ。何をされても諦めない」と言うリディア。
ダリルは彼らを避けるように言うのだった。

 

そして事件は起きた

夜、リディアはマーゴ、ゲイジたち3人に取り囲まれ、リンチを受ける。
それを助けたのはニーガンだった。
しかし、マーゴはニーガンに壁に叩きつけられたせいで死んでしまった。

ゲイジたちは、ニーガンがマーゴを殺したと騒ぎ立てるが、リディアは「ニーガンは悪くない。私を助けてくれた」と擁護する。
一旦、ニーガンは拘束される。
しかしセデックは騒然とするその光景からPTSDを起こしてしまいパニックを起こす。

診療所で手当を受けるリディアに「怖い思いをしたな」とダリル。
リディアはニーガンに助けられたと訴え、泣き崩れる。
ダリルはリディアの肩を抱いてやるのだった。

 

ニーガン vs  ダリル

住民らはニーガンを殺すべきだと言い始めるー。
ダリルはニーガンがリディアを助けたと知り、判断に迷いニーガンの牢獄へ行く。
ニーガンは、「あれは事故だった。俺が助けたことを知って、おまえはどうするべきか迷っているんだ。俺の死を夢にまで見、実際に殺そうとまでしたおまえが、今は迷ってる」と言う。
ダリルは、「ナゼ助けた?英雄のつもりか?」と言うが、「バカだった。お前たちの生き方、道徳観を信じ始めてた。自由も与えられたが、いざ正しいことをしたらコレだ」とニーガン。
ダリルは「弁明するチャンスをやる」と言うのだった。

 

ダリルとキャロル

キャロルは騒ぎを聞き「ニーガンは何も変わってない。どう思う?」と言うが、「ヤツはどうでもいい。だがリディアは信じる」とダリル。
キャロルは、ヒルトップの倒木も、今回のこともウィスパラーズの陽動作戦じゃないか?と言う。
ダリルは、「アルファにやられる前に、中の混乱を収束しなければ、何もなくなる」とこの状況を解決しようとする。

 

ヒルトップで

とうとうウォーカーの圧力で壁が崩壊し、大量のウォーカーがヒルトップに侵入しはじめる

その時ミショーンが仲間とエゼキエルを連れてヒルトップへやってきた!
エゼキエルは、「侵入を防げ~!」と叫び、先頭に立って闘い、なんとか最悪の事態は避けられた。

オーシャンサイドから、誰かに見られていると報告があった。
ミショーンは、それがウィスパラーズかどうかを確認するためジュディスを連れて向かうことに。
ルークも自ら志願し同行する。
ユージーンはヒルトップに残ると言う。

 

ニーガンの処遇

町の委員会はゲイジたちから、「リディアに呼び出されたら、ニーガンもいた。恐ろしい女だ」説明を受ける。
しかしゲイブリエルは、ケガをしたのはリディアだと彼らを追求するのだった。

ダリルはヒルトップにいるミショーンと無線連絡する。
「今回はニーガンが正しいと思う」と言うダリル。
ミショーンは、「私たちのためにリディアを守って。キャロルが発砲したのに、アルファが見逃したのはリディアがいるからよ。娘が危険と判断したり、リディアが逃げ出したら報復される。彼女を町に留めて」と言い、自分の一票はダリルに一任すると言う。

委員会では、事態収拾のために結論を早く出そうとしていた。
一部からは、”ニーガンは罪を償った” ”変わったかも知れない” と言う意見も出るが、アーロンは、「カレのような男は、芯の部分の何かが壊れている」と主張する。
セデックは、「敵はウィスパラーズだ。こんな話をしてる場合じゃない!」と言い出す。
ダリルはミショーンに一任されたと言い、「リディアはニーガンに命を救われた。俺は NOだ」と言う。
結論はゲイブリエルの1票にかかるが、ゲイブリエルは、「一晩熟考したい」と即決を避けた。

翌朝、ゲイブリエルが牢獄へ行くと、ニーガンがいなくなっていた。
その状況から、誰かがニーガンを逃がしたと考えられた。

住民らがざわめく中、「私が逃がした」と言って牢獄に入るリディア。
「おまえじゃないだろ」とダリルは言うが、「ここにいるわ、皆の望みだから。ママは正しかった。ママはあなたたちのことを ”親切な顔はマスクだ”って。ここがいい。安全だから」とリディア。
ダリルは牢獄のカギを閉めるしかなかった。

 

どうしたもんでしょ
全然面白くないんです。

そこの感想はおいておくとして・・・

今回のStoryの内容は、理解できなくないですよね。
ミショーンが、6年ぶりのキスと発言したことから推測して、ウォーカーが彷徨う世界になって10年経過ってことですよね?
まともな教育を受けない子どもたち。
町の外では、命の危険のあるウォーカーや他の集団。
生きていくためだけの毎日ですもんね、心も荒みますよね
この世界で、善人であろうとすることが、どれほど難しいか、思い知らされるエピソードでした。

思うんですよ、人は誰かを恨んだり、憎んだりすることで、その怒りや憎悪を生きてく力に変えてるんじゃないかな・・と。
そういう意味で、アレクサンドリアのニーガンやリディアはその対象だったんだろうと思います。

過去のことが尾を引いて、いつまで阻害されるって言うのは、私らの世界でもあること。
過去の悪事を許せることはそれぐらい難しいことなんですよね

こういう心理描写は、このあと何かに展開していかない限り、面白くないワケで・・・。
見えないんですよね、まったく先が。だから余計、面白くない。

どうなってくんだろうか・・・

 

 

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