ノーマン・リーダース演じるダリル主演の「ウォーキング・デッド(TWD)」のスピンオフドラマ
リック、ミショーンを捜すため、コモンウェルス(バージニア州)を出発したダリルがナゼかフランスの海岸に流れ着くところかドラマが始まります。
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#1 失われた魂 L’âme Perdue
居なくなった仲間を捜すため、バージニア州のコモンウェルスを去ったダリルは、命からがら海岸に漂着するが、そこはフランス、マルセイユ港近くだった。
物色したボートでボイスレコーダーを聞き、地図を手に入れたダリルは北上を開始するがその途中、目の不自由なギョームとマリベルに出会う。
相関図
まとめ
漂着した場所
仲間を捜すためコモンウェルスを去ったダリルだが、命からがら浜辺に打ち上げられる。
付近を歩くと、【マルティーグ港】の表示が。
港は荒廃、頭に槍を突き立てられ死んでいるウォーカーが何体も・・・
小さなボートハウスを見つけたダリルは室内を物色、地図とボイスレコーダーを見つける。
ボイスレコーダーには、【スペイン沿岸はどこも危険だった。南仏は大丈夫かも知れない。安全な場所を捜してマルセイユへ行く】など子どもを持つ父親の記録が録音されていた。
地図とボイスレコーダーの録音から、自分のいる場所が南仏だと確認したダリルは、”ビアリッツ”を目指すことに。
ピアリッツへの道
ウォーカー
ポン・デュ・ガール水道橋をとおりピアリッツへと向かうダリルは、途中の町で物資を調達のため【飢えた者に気をつけろ】と表示がある建物へと入るが、そこには数十体のウォーカー(ゾンビ)が潜んでいた。
物音で何体ものウォーカーがダリルに襲いかかる。
ダリルは何とか始末するが、ウォーカーに掴まれた左腕の皮膚がただれるケガを負ってしまう。
ポスターと女性
”ルルドまで15キロ”標識までたどり着いたダリルは、【DIEU VOUS AIME】のポスターを見つける。辞書で調べると、【神に愛されている】と言う意味だった。
だがその様子を高台から見ている女性が!ダリルはそれに気づくが、そのまま歩き続ける。
出会い
マリベルとギョーム
若い女性と目が不自由な老人を見つけたダリル。気づかれぬよう去ろうとするが、女性から、声をかけられてしまう。女性はフランス語がわからないダリルに英語で、自分の名前はマリベルであり、目が不自由な祖父ギョームが足にケガを負ったので、薬があるなら食べ物と交換して欲しいと交渉する。
仕方なく了承、救急バッグを渡したダリルにマリベルは、「どこへ行くのか」と尋ねる。
「家に帰る」とダリル。するとマリベルは、「道案内をするからどこか安全な場所に一緒に行かないか」と言い出す。
生者の力(プヴァー)の男たち
そこへ一台のクルマがやって来た。
降りてきた二人の男は銃を向け、何やらフランス語で指示するが、意味がわからないダリル。
マリベルの通訳で”座れ”だとわかったダリルだが、ひとりの男がマリベルに乱暴したため、隙をついて男を始末するが、もうひとりに銃を向けられてしまう。だがマリベルが背後から男を殴り、槍を突き刺して始末、ダリルを助けた。
だがその直後、ギョームが杖でダリルを殴ると、荷物を物色しはじめる・・・そこへ銃を持った女性がやって来た。ダリルは薄れる意識の中でその様子を見ていたー・・・
修道院
ダリルはふたりの修道女から左腕のケガを焼却治療され悶絶、再び目を覚ます。
修道女(シスター)はイザベルと名乗り、ダリルの左腕の傷は、”ブルラン”によるもので、切らずに治すには焼いて治療するしかなかったと説明すると、ウォーカー(ゾンビ)を”飢えし者”、”ブルラン”、”バーナー”と呼んでいると教える。
ダリルがいるのは修道女(シスター)のコミュニティ”希望連合”で、敷地の畑で作物を育て、物資調達で生き延びていると言う。
修道院
修道院の中には中世からの武器庫があり、シスターたちは万一に備えて訓練をしていると言う。
無線を見つけたダリルは、「使いたい」と頼むが、イザベルは、「元気になったら」と部屋に鍵をかけてしまう。修道院長は、「ここにカレの居場所はない」と言うが、「カレの強さを見て、助けるべきだと思った。カレだと思う」とイザベル。
ローランとダリル、そして真実
修道院には、孤児のローランがいた。
ローランはダリルの動きの真似をしたり、ダリルに話しかけるなど興味を示す。
生まれた時からゾンビが蔓延る世界に育ったローランは、数学や地理、現在の世界になる前のことも神父から教わったと言う。
そんなローランはいろんなことをお腹で感じることができると言い、「あなたの悲しみも感じる。でも諦めちゃいけない。幸せになって欲しい」と言う。
修道院の秘密
ローランは神父様にポエムを読む時間が来たと言うが、朗読している相手は、バーナーとなった神父だった。
ダリルは、「こんな薄気味悪いところはもう十分だ」と出ていこうとするが、「あなたは神の使者。ローランはあなたが来る3週間以上前からすでにあなたを待っていた。連合のリーダーの僧侶が、北部の本部でローランを教育するべきだと言われたけれど、護送するはずの神父様がバーナー(ゾンビ)に襲われてしまった。ローランは特別な子、人類を再生に導くことができる救世主。北の港ルアーブルなら船が出入りしているかも知れない。ウワサを聞いた」とイザベル。そこには北の本部へのルートが記された地図が貼られていた。
イザベルは、「ポイントには仲間がいて無線もつながるけれど道のりは危険。フランス語ができなければなおさら」と言うが、ダリルは、「ローランはここにいれば安全だ。オレにも計画がある。変更する気はない」と言うと、イザベルの依頼を断り、修道院を出ていってしまう。
ダリルを襲って逃げたマリベルとギョームのその後
男
移動中のマリベルとギョームは、クルマでやって来た男から、「数日前から戻らない仲間を捜している。何か知らないか?」と尋問を受ける。
もちろんマリベルは、「知らない」と答えるが、男はギョームを殴りつけると、「情報には報酬をやるが、ウソは罰する」となおも傷めつける。仕方なくマリベルは、「二人組が強盗から救ってくれたから逃げてきた」と言うが、男はギョームを殴り殺すと、「案内しろ」とマリベルを連行する。
ダリルが襲撃された場所でバーナー化した弟ミシェルを見つけたゴドロンは、自らトドメを刺すと、愛する弟を抱きしめ、涙を流し、「誰がやった?」と聞く。マリベルは、「アメリカ人だ」と返答。
【DIEU VOUS AIME】のチラシを見つけたゴドロンは修道院へと向かうことに。
ウソの証言をしたマリベルは、報酬として命は助けられた。
ゴドロンの襲撃
修道院へとやって来たゴドロンは、「アメリカ人を捜してる、修道院の中を確認させろ」と要求、修道院長は仕方なく門を開けるが、鍵のかかる部屋にローランを匿う。
修道院内を捜し始めたゴドロンたちは、バーナー化した神父を見つけ、始末しようとするが、そこへ、「神父様に何をするんだ」とローランが走り出てきた。
ゴドロンはローランを見るなり、”ジュネの戦士”にすると連れ去ろうとするが、必死に抵抗し、ローランを奪い返すイザベル。男はイザベルを殺そうとするが、それを阻止したのはダリルだった。
ローランを連れて逃げるイザベルを庇うように男たちに立ち向かうシスターたち。
だが男たちに銃撃される。
ゴドロンはダリルに銃口を向けるが、それを助けたのはイザベル。
ダリルは逃げるコドロンを追うが、逃げられてしまう。
襲撃のあと
中庭には”生存の力”の男たちだけじゃなく、多くのシスターの遺体が!
深手を負った修道院長は、ローランの手を握ると、「あなたが病んだ世界を救う」と言い、「カレ(ダリル)がその人かも知れない」と言う言葉を残し亡くなってしまう・・・
亡くなったシスターたちを荼毘に付すイザベルたち。
ダリルはフランスに来たのは、あるものを捜すためだったと言い、旅の途中、悪い連中と出会い船に乗せられ、揉め、浜に打ち上げられたあと、イザベルに出会ったと言うと、「帰るための港(ルアーブル)に案内してくれるなら、オレがその子を護送する」と条件を出す。
フランス北部ルアーブル
港に停泊している船の中。
船長から、”カディス湾付近で反乱が起きて捕虜がひとり逃げた”と報告を受けたマダム・ジュネは、「船長が対処するべきだった」と叱責する。
博士は、「使える被験者がほとんどいない。今までの研究成果が水の泡となる」と報告すると、大量のゾンビ(ウォーカー)を船から下ろすよう指示する。
マダム・ジュネは、「船は3年かけて整備した。その努力を一人のアメリカ人が台無しにした。ディクソンが生きてるなら見つけなくてはならない」と言う。
感想
ずっと見続けてきたTWD。今回の「ダリル・ディクソン」はダリルが主演。
舞台がフランスに変わっただけなのに、なんだがオシャレなドラマになっていた(笑)
オープングの音楽もヨーロッパ風、映像にはエッフェル塔、モン・サン・ミッシェル、凱旋門が登場し、ドラマの中ではダリルがポン・デュ・ガール水道橋を歩いたりして、まずもって景色が素敵。
行ってみたくなるし、歩いて見たくなる映像でした。今までもTWDとは違う(笑)
突然南仏についてストーリーが始まっているので、敵も良くわかりませんが、
「生者の力」のリーダーはゴドロンで、ダリルを追うことになりそうだし、ダリルが目指すルアーブルの港には、マダム・ジュネがいるようで、船から逃げたダリルを捜し、「始末しなければならない」と言っていたので、この2つが目下の敵のようです。
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