CAST:グレン・クローズ、ローズ・バーン、テイト・ドノヴァン
<STORY>
ある朝、NYにある高級マンションから下着にコートだけを羽織り、全身血まみれになった新人弁護士のエレン・パーソンズが現れる。その後、彼女は 警察に保護されるが、自宅の浴室で婚約者デービッドが惨殺体となって発見される。 彼女がなぜ血まみれだったのか、なぜ婚約者が無惨な姿で殺されていたのか。
物語は半年前へと遡る。 ロースクールを卒業したばかりのエレンは大物弁護士パティ・ヒューズの事務所、ヒューズ法律事務所に採用される。パティは資産家であるアーサー・フロビシャーを相手に巨額な賠償金が絡んだ集団訴訟の真っ最中だった。新人ながらその集団訴訟に抜擢されたエレン。めきめきと弁護士としての頭角を現す一方で、彼女を取り巻く状況や、この訴訟に関わる全ての人の人生が音を立てながら狂い始める。
<感想>
映画DVDをレンタルすると、海外ドラマが1話だけ入っているってのがありますよね?その戦術にまんまと引っかかりまして、「ダメージ シーズン1」全13話観ました。コレ、めっちゃおもしろい
キーワードは「リーガル・サスペンス」「フラッシュバック仕立て」。
勝つために手段を選ばないカリスマ弁護士:パティ・ヒューズ。彼女の今回の案件は、元従業員の団体が原告である企業裁判。
相手は元大富豪で実業家のアーサー・フロビシャー。ある日、パティの弁護士事務所に若くて有能なエレンが採用されるところから展開して行きます。
このドラマの特徴は、第1話の冒頭で「結末」を見せてしまっていること。
いきなりエレンが下着姿にコートを羽織り、血だらけでNYの街を走っており、まもなく警察に保護されます。なぜエレンはこの状況に置かれたのか?そしてエレンのアパートの浴室にはフィアンセ:ディビッドの惨殺死体。エレンが殺害したのか?
いくつかの事象の疑問を解きほぐす過去のフラッシュバック方式でドラマは進みます。
ドラマと言うより1本の映画のような構成が魅力ですね。
ドラマを観ていても、巧妙に仕掛けられた罠に気づかず、パティに騙され、エレンに騙され、興味がどんどんそそられていきます。
そして、シーズン1(13話)を見終わっても、新しい謎や、解明されていない事象が残っている。
ん~、はやく続きが見たいぞ!と言う気持ちにさせます。
激しい法廷シーンや、殺人シーン、いわゆるグロい画像がないのに、緊迫した50分間を見せられ、アメリカの海外ドラマ、なかなかやります!
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