すごい勢いで進んだ 5,6,7話。
次へ進むための小休止って感じのエピソードです。
主なキャスト
会社名 | キャスト名 | ■死亡 |
エリオット・オルダーソン | セキュリティ・エンジニア 天才ハッカーでもあり社会に不満を抱いている 亡くなった父ミスター・ロボットが幻覚で見え、会話し、コントロールされている |
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FBI捜査官 | サンティアゴ | ドミニクの上司 |
ドミニク・ディピエッロ | f・ソサエティ関与のサイバーテロ事件担当 | |
Evil(悪魔)コープ (世界最大のコングロマリット) |
フィリップ・プライス |
CEO(最高経営責任者) |
アンジェラ・モス |
元オールセーフ社社員 |
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ダーク・アーミー | 中国系ハッカー集団 首謀者はホワイトローズ |
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ホワイトローズ (チャン国家安全部長) |
ダークアーミーの首謀者 | |
グラント | チャンの側近 | |
■シスコ | ダークアーミーの一員 ダーリーンの恋人 |
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アーヴィング | ダークアーミーとエリオットらを結ぶ役目をしている謎の人物 | |
f・ソサエティ | ダーリーン | エリオットの妹 ダークアーミーとコンタクトを取れる |
■モブリー ■トレントン ■ロメロ |
シーズン3#7で全員死亡 |
#8 削除しないで dont-delete-me.ko あらすじ
ホワイトローズにより、Eコープの71施設爆破の犯人に仕立て上げられたモーブリーとトレントンは、銃殺体として発見された。
エリオットは、自分の想像を超えたこの状況に終止符を打つのは、自分とミスター・ロボットしかいないと動く出す。
まとめ
エリオット
終わらせるために
Eコープ71施設爆破事件後、3週間、自宅に引きこもったままのエリオットは、パソコンからモーブリーとトレントンのファイルをCD-ROMに複製し、削除するルーティンを実行した後、HDD、メモリなどすべて壊す。
エリオットを心配してやってきたダーリーンは、「アンジェラも壊れてしまってる。会って、話しをして欲しい」と頼むが、エリオットは吐き捨てるように、「自業自得だ」と言う。
エリオットは黒幕がホワイトローズだとまだ気づいていないらしい
「このまま引きこもったままじゃダメ。今回の攻撃は兄貴のせいじゃない」と言うダーリーンにエリオットは、「ミスター・ロボットの仕業ならオレの責任だ。結局、ヤツは望みを叶えたし、奇跡的にすべての罪から逃れられてる。その代わり、善人のモーブリーとトレントンが犠牲になった。でもそんなこと気にも掛けず、気分上々だろうさ!」と自虐的に吐き捨てる。
「それで悩んでるならヤツを消して!」とダーリーンは言うが、「何度もトライしたさ。薬もカウンセリングも自ら刑務所まで入っても、追い払うのはムリだ。不可能なんだ。オレが望んだからな。快感だったんだ」と言う。
ダーリーンは、「兄貴はなんだかすべてを諦めた感じがする。心配なのよ」と言うが、「ただ時間が欲しいんだ。オレの中で整理したい。独りにして欲しい」とエリオットは言う。
動き出す
父親のジャケットを捨てる
(削除するのは俺自身とミスター・ロボットだ)
エリオットは、街のゴミ処理場で金を払いジャケットを捨てる。
モルヒネを買う
クスリの売人ハード・アンディから大量のモルヒネを買う。
モーブリーを弔う
次にエリオットはモーブリーことスニルを弔いたいと兄サンデッシュの家を訪ねる。
しかしサンデッシュは、「弟のせいで出世の道を断たれクビ寸前だ」と怒りをぶちまける。
「報道は全部ウソだ。信じるな」とエリオットは言うが、「報道されまくってる。弟はイラン人と共謀してたんだ。口車に乗ったんだろ?葬式なんか出さない」とドアを閉められてしまう。
トレントを弔う
次にトレントンの自宅前へ向かったエリオット。
そこには玄関前で、引っ越しの準備をするトレントンの父、母、弟がいた。
エリオットが近づくと、父親は妻子に家に入れと指示し、「もう面倒はごめんだ」と迷惑そうにする父親。
エリオットは、「娘さんはいいひとだった。彼女は無実です。彼女の仕業じゃない」と伝えると、「娘は犠牲者だ。ハメられたんだ。この国では何でもイスラム教徒のせいになる。ここに居場所はない。だが優しい言葉をありがとう」とトレントンの父は言う。
死
エリオットはコニーアイランドのビーチに座り、モルヒネの袋を取り出し、死を考えた時ー。
「たくさんの薬だ」と声をかけてきた少年、・・・トレントンの弟ムハンマドだった。
「親が心配するだろ?帰れよ」と言うエリオットに、「尾行したんだ。だから帰り方がわからない」と言うと、隣に座る。
「お前、冗談キツいぞ。オレはここでやることがあるんだ」と言うエリオットに、「なんでお姉ちゃんは無実だって言ったの?」とムハンマド。
エリオットはそれには答えず、ムハンマドを自宅まで送るが、家にはカギがかかり、両親は留守だった。
ムハンマドは、両親は2時間ほどかかる親戚の家に行ったと言う。
「2時間だって?オレはやることがあるんだ。付き合ってられない」と言うエリオットにムハンマドは、「映画を見に行ったことないんだ。連れてって。映画館に」と言い出す。
エリオットはムハンマドを放置することもできず、仕方なく映画館へ行く。
「オデッセイ」を見たいと言うムハンマドに、「今日はマーティが未来に到達した日付(2015年10月21日)なんだ。この日にこの映画を観ることは昔から夢だった。”バック・トゥ・ザ・フューチャー2”を見よう」とエリオット。
観客は皆コスプレを楽しんでいた。
しかし映画の途中、ムハンマドがいなくなってしまう。
エリオットはムハンマドはモスクでは?と考え、向かう。
モスクで
ムハンマドはモスクにいた。
「どうして逃げ出したんだよ?」とエリオットに、「お姉ちゃんは家を出たのは、ボクが何か悪いことをしたからかな・・」とムハンマド。
「お前は悪くない。お姉ちゃんも悪くない。オレのせいなんだ。オレを責めろ」とエリオット。
「家族の中でボクだけがアメリカ国籍なんだ。だからボクは大統領になれるんだ。ボクが大統領になったら、引っ越しは止めて、お姉ちゃんを生き返らせて本当の悪者を捕まえる」とムハンマド。
エリオットに自宅まで送られたムハンマドは、カギで家を空ける。
「カギを持ってたのかよ・・」と言うエリオットに、「ありがとうエリオット、大事な用事に間に合うといいね。ね、また会える?」とムハンマド。
エリオットは、「引っ越しする前に”オデッセイ”を見に行こう、約束だ」と言うと、「やった!」とうれしそうにするムハンマドは、「病気だって言ってたから」とキャンディをひとつ渡すのだった。
エリオットは涙が止まらなくなる。
再びモーブリー家
エリオットはもう一度モーブリーの家のドアを叩く。
「またお前か」とウンザリして出て来たサンデッシュにエリオットは、「弟の葬儀をちゃんとやってもらう。カレの人柄を知ってれば、無実だってわかるハズ」と言うが、「警察を呼ぶ前に立ち去れ」とサンデッシュ。
「オレは誰だってハッキングするんだ」と言い、サンデッシュをハッキングして手にれた情報を列挙し、「税務署にタレこまれたくなければ、盛大に弟の葬儀をやれ。ハード・アンディもあんたの客だろ?これをまたアイツに売って葬式代にしろよ」と言って大量のモルヒネを投げ渡す。
アンジェラとエリオット
エリオットはアンジェラのアパートへ行く。
「開けてくれ、話しをしよう。心配してるんだ」と言うが、ドアは開かない。
それでもエリオットはドアの前に座り、「願い事ゲームを覚えてるか?」と幼い頃の遊びの話しを始める。「願いが叶うか、叶わないかじゃなく、願うことが大切だったんだ。そしてオレはキミの言葉に救われてた」。
その言葉にアンジェラは、”何が起きても私たちは心配ない”と言う。
再起
お金を払って処分したハズの父親のジャケットが、道路の不法投棄の中から見つかる。
エリオットは再びジャケットを拾い上げた。
自宅に戻ったエリオットはパソコンを再び組み立てる。
すると差出人トレントンからの、「私を削除しないで」と言うサブジェクト(題名)がついたメールが届く。
メールには、「あの攻撃を帳消しにできるかも・・・」と・・・。
(オレの役目はまだ終わってないのかも)とエリオット。
感想
いつもシャレた演出をするな~と思うケド、今回はエピソード全体がシネマ使用になってました(笑)
あと、毎回、古いパソコンの処理の仕方、勉強になります
7話目をまとめた時、端折ったんですけど、トレントンは、「もし何かが起きて、私が端末に戻らなかったら、信頼出来る人にメールが自動送信されるようになってる」って言ったんですよねー。(両手を拘束され、砂漠でクルマの後部座席にいるシーン)
その信用できる人がエリオットだったんですねー。
トレントンからのメールを読んで、「オレの役目はまだ終わってないのかも」と思ったエリオットは、ここから再始動するようですね?
そうなると問題は、やっぱり前触れなく意識を乗っ取られるミスター・ロボットの存在ですやん?
まだエリオットはミスター・ロボットをコントロールするまでには至ってない。
まずはそれからだろー?と思うケド、努力してもかなり難しいことのようですね。
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