MR.ROBOT/ミスター・ロボット 1 #3 デバッグ

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#3 デバッグ 　d3bug.mkv　あらすじ

ミスター・ロボットに転落させられたエリオットは病院で目覚める。
タイレル・ウェリックは、CTOの座を目論み動き出す。
一方オリーは、街角で手渡されたCD-ROMにより、窮地に立たされる。

まとめ

タイレル・ウェリックという男

暫定CTOとなったタイレル・ウェリックは、正式なCTOになるため、フィリップ・プライスCEOに会い、自分を売り込こもうと準備し、面会を求めるが、フィリップからは、「日を改めてくれ。有望なCTO候補が見つかったんだ」と言われてしまう。

何のアピールもできないまま会社を後にしたタイレルは、クルマを街の外れまで走らせ、浮浪者風の男に300ドル渡すと、殴りだした。
男は殴られ屋。タイレルは日頃の憂さをそれで解消している。

アンワール・ラジス

タイレルはFBを使い、悪魔コープのCEOフィリップの秘書アンワール・ラジスがいる場所をチェックし、「仕事だ」と妻ジョアンナに告げ、向かう。

偶然を装いクラブ前でタイレルはアンワールを待っていると、程なくしてクラブからアンワールが出て来た。
カレは、はタイレルを見つけ、声をかける。
するとタイレルは、「キミを連れて帰りたい」と言ってキスをしたー。

ふたりはセックスをする。
事を終えたタイレルは、アンワールにシャワーを浴びるよう勧め、その隙に、アンワールのスマホにアプリをインストール、起動させた（アイコンは隠す）。

ケガをさせられたエリオット

病院で

目覚めたエリオットは病院のベッドに寝かされていた。
目の前には、シェイラとクリスタが。
状況が理解できず、「ナゼここに？」と聞くエリオットに、「話したこと覚えてないの？緊急連絡先に私を指定していたから電話があって駆けつけた。あなたがクリスタに連絡してと言うから呼んだ」とシェイラ。

エリオットには全く記憶がなかった。

シェイラが去った病室でクリスタは、「私を呼んだ記憶もない？警察はあなたに届け出しろと・・」と言うが、「ガキに落とされただけ。大騒ぎしないで」と止めるエリオット。
クリスタはエリオットが薬物検査を拒否したことについて追及する。
エリオットは仕方なくモルヒネを使っていると告白するが、「リハビリ施設に入るべきかも」と言われてしまう。
ジャンキーじゃないと言うエリオットにクリスタは、「じゃあ証明してみて。２ヶ月に１度の検査をする。でなきゃ退院させない」と言う。

モルヒネを止められるワケのないエリオット・・・。
しかし、かかりつけのこの病院のセキュリティが脆弱なことを知ってるエリオットは、ハッキングしてデータ改ざんすればいいと考え、検査を承諾し、退院する。

３度目の接触

退院後、エリオットは早速モルヒネを吸引（止める気などない）。
社会は、悪魔コープがハッキングされた影響で、カードのシステムがダウンし、クレジットカードが使えなくなっていた。

自宅に帰るとドアノブが壊されており、部屋の中にはダーリーンが。
エリオットは、部屋に侵入したことを怒るが、ダーリーンは話しがあると言う。
しかしエリオットは、「今すぐ出て行け。出て行け」と、有無を言わさず追い出した。

再びの接触

ギデオン

ギデオンは社員を集め、「ログだけじゃ不十分だ。SNSの通信、IRCも監視してくれ。24時間体制で頼む」と指示し、皆を自宅のディナーに誘うが、エリオットは予定があると断ってしまう。

ギデオンはエリオットだけを残し、「欠勤し、ケガまでしてる。私生活に立ち入られたくないだろうが・・・」と言うが、エリオットはそれを遮り、「私生活は放っておいて欲しい」と言う。

ミスター・ロボット

エリオットが座席に戻ると、デスクにはミスター・ロボットが！
「出て行け」と言うエリオットに、「ダーリーンが話せと言うんだ。ここで騒ぎを起こすか、隣のバーへ行くか選べ」と言う。

仕方なくバーへ行ったエリオットは、「ぶん殴りたい。もうアンタみたいなイカれたヤツとは関わらない。何の用だ？」と言うと、「悪かった」とミスター・ロボット。
「嘘くさいし第一どうでもいい」エリオットは言うが、「お前の親父もきっと後悔し、謝りたかっただろう」と言ってバーから出て行こうとする。
エリオットは拍子抜けし、「計画は？」と聞いてしまうが、「それはお前ありきのものだ。抜けたなら終わりだ。お別れだ」と去って行くー。

解放されて・・・

（信じられない。本当なのか？ｆ・ソサエティは終わりなのか？）
エリオットは自問しながらも、解放されたことに安堵し、（普通に生きるんだ。シェイラと付き合っても良い。これからはバグを失くして生活していこう）と決める。

会社に戻ったエリオットはギデオンに、「ディナーに恋人を連れて行っても？」と聞く。
ついさっきは、「行かない」と断ったエリオットの豹変に戸惑いながらもOKする。

エリオットはシェイラに、「ボスの家でホームパーティーがある。一緒に行かないか？」と言う。
「それって告白してるの？」と聞くシェイラにエリオットは、「人付き合いが苦手だし、キミに来て欲しいんだ」と言うが、「私のこと、知らないクセに」とシェイラ。
「教えてくれ、知りたいんだ」と言うエリオットにシェイラは、布アートを見せ、うれしそうに説明する。
それを見ながらエリオットは、（普通でいたいのに、はみ出し者にしかなれない。俺と同じだ）と感じ、愛しさを感じる。ふたりはキスをした。

ギデオン家のホームパーティー

エリオットはシェイラを連れてギデオン宅へ行く。
迎えたのはギデオンのパートナー、ハリー。

ギデオンは、「料理を手伝ってくれ」とエリオットを呼び、「白状することがある。ダレスのサーバーシステム管理者にサーバーをチェックさせた。何もなかった。キミを疑ったが。動機は何もないのに。」と言って謝罪する。
（ヤツの正体に迫ったら、助けられない）
そう考えたエリオットは、「ムダに期待させたくなかった。事前に報告しなくてすいませんでした」と言い訳し、謝罪した。
ギデオンはエリオットを抱きしめ、「キミは優秀なエンジニアだ。今後は隠さないでくれ」と言う。

衝撃

ギデオン宅のディナーを楽しむスタッフたち。
エリオットとアンジェラは、幼いころの思い出話しで笑い合う。

その時エリオットはスマホに届いたメッセージを見て、顔色を変え、TVをつけた。

エリオットは自分が崩れ落ちていきそうになる。（ミスター・ロボットにバグを見つけられた）と。
エリオットは突然、何も言わずにギデオンの家を出て行ってしまう。
驚くギデオンたちにアンジェラは、「あの事件でカレの父と私の母は・・・」と言って、エリオットを追いかけた。

ハッキングされたパソコン

脅迫

手渡しされたCD-ROMのせいで、システムに入られてしまったオリーは、浮気相手のステラBの画像やアンジェラの動画などすべてを流出してしまった。
焦るオリーに、音声変換器を使った犯人から電話がかかり、「職場のパソコンでCD-ROMを開け。100時間以内に実行しなければすべてバラまく」と脅される。

電話の相手は、CDを配っていた男だった。
男は中国語で”もうすぐ落ちる”と何者かにチャット連絡する

迷い、悩む

オリーは、会社のパソコンにCD-ROMを入れようとしたが、実行はできなかった。

腹を決めたオリーは、CD-ROMによってパソコンシステムに入られてしまい、アンジェラの動画流出したと謝る。当然浮気がバレたオリー。アンジェラは、「あなたのパソコンでアクセスしたから、私の口座番号と父親の口座、社会保障番号、クレジットカードナンバーまで、すべてのデータを抜き取られている」と言う。
アンジェラは、「要求に従わず警察に通報すれば高値で情報が売られ、私たちは終わりよ。これだけの情報を盗まれたら立ち直れない」と言う。
「まさか、どうかしてるぞ！会社のウィルスをバラまけって言うのか？クビになる。キミだって職を失うぞ。従っても、結局情報を売られる」オリーは頭を抱える。
オリーは、アンジェラを抱きしめ、「ふたりで何とかしよう」と言い、アンジェラも「そうね。別れないわ」と言う。

ギデオン

ギデオンは検証結果報告書を見ながら、アンダーラインが引かれているログ　”侵入者””ｆ・ソサエティ”を見つめる。そして、どこかへ電話し、「サーバーcs30の件でショーン・スカイラーと話したい」と言う。

自ら

父親の死の真相を知ったエリオットは、自ら”ｆ・ソサエティ”のアジトへと行く。
それを黙って受け入れるメンバーたち。
エリオットは、自分のノートパソコンを開き、「これが作戦だ」と言う。

感想

なるほど展開はこうなるワケですか

エリオットの言う【バグのない暮らし】と言うのは、いわゆる普通の生活のことですよね。
前向きにそれを実行してたのに、ニュースのせいで、完全にｆ・ソサエティメンバーになってしまいました。

アンジェラはヤバい状況ですよね自分の全ての情報を握られてしまったなんて、マジでシャレにならん
オリーが浮気してることも分かったんだし、さっさと別れてエリオットに相談しなよ～って思うんだけど。
だけど、オリーも多少の常識は持ち合わせてたようで、会社のサーバーにウィルスを感染させることだけはイケナイと思ってるようですね

タイレルもだいぶん壊れた男ですよね
苛立ちを金を払って殴られ屋で解消し、バイセクシャルで奥さんは、SM好きってね

次回、いよいよ作戦開始かな？

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