いい意味で裏切られ、面白い展開に
#3 虚言 あらすじ
釈放されたもののローラを追い続けるマスコミと警察。イアンに去られ、職場からも休暇を取れるよう言われてしまったローラは追い詰められる。そんな中、アーラムの被害者であるウィニーから電話がー。
相関図
まとめ
現在:ローラ
四面楚歌
ローラ宅には24時間マスコミが張りつき、職場(学校)では好奇の目に晒される中、それでも日常を送ろうとするローラ。
しかし学校にレントン警部とマクスウェルが来たことで、学校長から休暇を取るよう言われてしまう。
執拗なレントン警部に苛立つローラは、「アーラムを殺したいと思ってる人間は私以外にもたくさんいるのに、ナゼ私だけを疑うの?」と迫るが、「私の”直感”があなただと言ってるから」と言ってのける。
その時、ウィニーから電話がかかる。
放火現場
呼び出された場所にローラが駆けつけると、「昨夜、カールの仕事場から出火した。警察は放火を疑ってる。昨夜からカールがいないし、電話にも出ない」とウィニー。
続けてウィニーは、「カールはアーラムが死んでから様子が変わったの。怪しい行動もあった」と言い出す。
ふたりはカールの通話履歴を調べ、頻繁に連絡を取っているウィニーも知らない電話番号を発見する。
ジェン
その相手はジェン。ヴァネッサ・ハーモン警部のパートナーだった。
ローラとウィニーはジェン宅を訪ねる。
ジェンとカールは、退役軍人のための”PTSDの会”で知り合った。そして互いの妻がアーラムのレイプ事件の被害者だと知り、連絡を取るようになったと言うが、それ以上を話そうとしない。
ヴァネッサ
ローラはヴァネッサを呼び出し、ジェンと会ったこと、ウィニーの夫カールとジェンとの繋がりについて話し、「ウィニーはカールがアーラム殺害に関わっていて、ジェンが手を貸したかもしれない」と言うが、「刑事を15年やってる。妻が怪しければ気づく」とヴァネッサ。
その日の夕方、帰宅したジェンのSMSをチェックしたヴァネッサは、カールとのやり取りを見つけ、「これは何?」と問い詰める。
それは3週間前の日付だった。
過去:3週間前
アーラムとの対峙
カールはアーラムが戻って来るのをロマンティスト号で待っていた。
見覚えのない男に、「誰だ?」とアーラム。
カールはウィニーの名前を出すと、「お前が苦しめた被害者のことを考えろ」と拘束しようとするが、アーラムに激しく抵抗されてしまう。
やっとの思いでアーラムの両手を後ろ手に拘束したカール。
しかしアーラムから、「お前には殺せない」と言われ、カールはヨットで海に出ると、拘束したままのアーラムを海に捨てたのだった。
ジェン
パニック状態のカールは、ジェンに連絡する。
ヨットハーバーでカールから事情を聞いたジェンは、自首すると言うカールに、「PTSDと同じよ。ウィニーもヴァネッサも耐えてる。それと同じこと。自首すれば一生刑務所暮らしになる」と自首を止めたのだった。
現在:アーラムの死亡日
「ジェンがすべてを話した。カールがアーラムを殺したと告白したって。今から警察に出頭する」と連絡を受けたローラは警察署までふたりを待ち、「何があったか教えて欲しい」と言う。
ジェンから話しを聞いたローラは、カールがローラをハメるためにアーラムにクルマのキーをローラ宅に置いたのかと尋ねるが、「そんな話しは聞いていない」とジェン。
するとローラは、「警察に行くのを少し待って欲しい。アーラムがいつ死んだかを知っておいて欲しい」と言い出す。
現在:ケイティ
リアムの協力でアルコール依存から立ち直りつつあるケイティは、久しぶりに家族と公園で楽しいひとときを過ごす。その時、リアムに急用が出来たため、ケイティが子どもの面倒を見ることに。
そこへやって来たのはマクスウェル刑事。
「6日前の早朝、ローラが何処にいた知らないか?」と問われ、ケイティは、「クルマの中から窓越しにローラの姿を見た」と言ってしまう。
しかしマクスウェルが信用しないとみると、息子のマックスまでも証人にさせ、【6日前の早朝、ローラが自宅にいた】と証言する。
しかし後日、息子を証言者にしたと知ったリアムは、「キミが裁判でウソの証言をするなら勝手にやればいい。だけど、子どもたちを使うな!キミには問題がある。ハッキリ言っておくぞ!オレと息子たちはキミの問題には関わらない」と怒りを爆発させ、ケイティを許さない姿勢を見せる。
その上、リアムからこのことを聞いたローラまでケイティに、「私を疑っているから偽証するの?これ以上かき乱さないで!」と突き放されてしまう。
レントン警部の秘密
執拗にローラに疑いをかけるレントンに、「あなたにとってはただの事件じゃないようだな」とマクスウェル。
するとレントンは元夫アンソニーから5年間もDV被害を受けていたこと、1度包丁を持ちだして殺せば終わる。自由になれると考えたこと。でもそうしないで警察に通報し刑務所に入れた過去を話し、「アーラムの行為は許せないしけど、だからって殺しても良いことにはならない」と言う。
現在:カールが知った真実
ジェンの叔父の小屋にいるカールの元へローラとウィニーは向かう。
自殺を考えていたカールは、ウィニーに手紙を書き、銃を手にするが・・・踏みとどまっていた。
ローラはカールに、「真実を話すからあなたも話して欲しい。あなたはアーラムを殺してない。アーラムの死亡推定日は6日前よ。3週間前じゃない。あなたがアーラムを海に捨てた後に私はカレを見てる」と言い出す。
カールは、「あの状況で助かるとは思えない」と言うが、「できたのよ」とローラ。
ローラは自分をハメた(クルマのキーをローラ宅に置いた)のかとカールに確認するが、カールの仕業ではなかった。
その後カールはドーバー警察に出頭する。
過去(3週間前):生還したアーラムの行動
両手を後ろ手に拘束され、海に捨てられたアーラムは、メスを持っていることを思い出し、メスで結束を切って岸まで泳いで生還していた。
その後アーラムは、ルーティンどおりならローラが現れるだろうカヌーハウスで待ち伏せする。
目の前に突然現れたアーラムに驚き騒ぐローラにアーラムは、「ルークはお前のせいで自殺を図ったんだぞ!お前オレの人生を奪った。お前の人生を奪ってやる!」と言うと消えた。
ローラは110番したのだったー。
現在:カールが出頭して・・
ローラ
マスコミの執拗な張り込みにローラは、「アンドリュー・アーラムは19人を性的暴行した。私もその被害者のひとり。そしてアーラムはそのすべてを録画し、何度も繰り返しみていたケダモノよ。証拠は警察が持ってる。アイツを殺す動機のある人間はたくさんいる。でも私はアーラムを殺してない!」とコメントする。
ヴァネッサ
ヴァネッサはジェンのウソが許せないでいた。
ジェンは、「愛するひとを守るためだった。カールを刑務所に入れても何もならない。アーラムが逮捕されなきゃ意味がない」と言うが、ヴァネッサは、「それを決めるのは私たちじゃない」と言う。
新事実
自宅で息子グレッグと言い合いをしているマクスウェル。
そこへやって来たレントン警部は、「ローラのカーナビに手がかりがあった。アーラムが死ぬ直前の時間にいた場所よ」と言う。
マクスウェルはレントンと港のコンテナ置き場へと向かう。
コンテナ内を見たマクスウェルとレントンは、「すぐ鑑識を呼んで!」と指示を出した。
感想
良い意味で騙されたな~。
アーラムの死亡したのは、そうだ、6日前だった。
で、アーラムが逃亡し、息子ルークが自殺を図ったのは3週間前だ!
ズレがあったんだー。
と言うことで、犯人はカールだなと予想した私のカンは見事にハズれました。
ん~。じゃぁレントン警部じゃないけど、ローラが怪しい?
でもローラにハメようとしたのも誰なんだろうか?
それからレントン警部がローラを執拗に犯人では?と考える理由が分かりましたね。
まさかのレントンがDV被害者だったなんてね。
だとしたら、もう少し女性に寄り添ってやれよ~と思うケド。
気になるのは、マクスウェルと息子のグレッグの揉め事だ!
何なんだろう?気になる。
そして次回、エピソード4は、アンドリュー・アーラムが薬を使ったレイプ魔になるキッカケの話しみたい。
どうやら1話、2話でアーラムに協力してたオリヴァーが、犯罪指南したみたいだ。
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