ラスト・キングダム 2 # 3 (相関図)

海外ドラマ
海外ドラマヴァイキング 海の覇者たちラスト・キングダム

送信中です

×

シーズン1最終話、”エディントンの戦い”から約10年後

忠誠を誓ったカンブラランドのグスレッド王に裏切られ、奴隷商人に売られたウートレッドとハリグ。
3話は、彼らのその後が描かれています。

 

#3 あらすじ

グスレッド王の裏切りで貿易商スヴェリに売られたウートレッドとハリグは、ガレー船の漕手の奴隷にされてしまう。まともな食事も服も与えられず、櫓を漕ぎ続ける日々に、どんどん体力だけでなく気力も失っていくウートレッドとハリグ。一方アルフレッド王の命を受け、兄ラグナルはウートレッドを捜索する。
カンブラランドのグスレッド王は、シークフリード&エーリク兄弟と、べバンバーグのエルフリック卿と同盟を結び、キャルタンを攻めようとするが、あることが原因で同盟は崩れ去る。イードレッド修道院長は、この事態に、レディ・ジゼラをエルフリックに嫁がせることで解消しようとする。

相関図

まとめ

売られたウートレッドとハリグ

奴隷

カンブラランドのグスレッド王に裏切られ、奴隷商人に売られたウートレッドとハリグは、その後貿易商スヴェリに買い取られ、ガレー船の漕手としてこき使われていた。その労働は過酷で劣悪、まともな食事も与えられず、ただ、櫂を漕ぐ毎日で、ウートレッドたちはただ、「生きるんだ」と互いに言い聞かせ合う。
貿易商スヴェリは、過酷な状況でもプライドを失わないウートレッドに、「くだらんプライドは捨てろ」と厳しく当たる。

しかしあまりの過酷さに気が触れたハリグは、「船から降ろしてくれ!」と騒ぎ立て、ムチ打たれることに。ウートレッドはハリグに覆いかぶさって庇うと、「お前は戦士だ。エディントンで勇敢に戦い、キャルタンの密偵からオレを守ってくれた。お前は勇気がある戦士だ。いずれ時が来る。だから今は櫓を漕げ、耐え忍び時を待つんだ」と励ます。

冬季は船での貿易ができないため、イーストランド(アイルランド)で伐採作業をさせられる奴隷たち。
厳しい寒さと食べるものがない状態で、奴隷全員体力の限界だった。

春の兆しを感じるようになった頃、ウートレッドは、ハリグ、奴隷仲間フィナンと結託し、伐採作業中脱走を図るが、スヴェリの手下に捕まり、捉えられてしまう。

再びウートレッドたちをガレー船に乗船させると、「お前を生かしたのはどこかの太守らしいからだ。売ればカネになる、漕げ!漕げ!漕げ!漕いでアイツを早く死なせてやれ!」とスヴェリ。

ウートレッドは、脱走の罪でガレー船首に張り付けにされたハリグを助けることができない虚しさと悔しさで、涙を流しながら、ただ櫓を漕ぎ続けた。

 

エフォウィック(現ヨーク)

崩壊した同盟
イードレッド修道院長からの書簡を読んだエルフリックは、【同盟を結ぶことに同意、兵200の派遣と、キャルタンを倒す戦いにも加勢する代わりに、ウートレッド(幼名オズバート)の首を要求した】

ラスト・キングダム 2 # 2 (相関図)
ラスト・キングダム,シーズン2,2話,相関図,イングランド誕生の史実,あらすじ,感想,海外ドラマ,感想,Netflix,見応えあり,

グスレッド王は、約束どおり兵200人を率いて来たエルフリック、シークフリード&エーリク兄弟を前に、同盟を結んだ合同軍として明日ダンホルムの砦を包囲し、兵糧攻めを始めると言うが、「約束の”甥の首がない”」と言い出すエルフリック。
イードレッド修道院長は、「今やオズバートは奴隷、死ぬより過酷な運命を与えた」と説明するが、エルフリックは、「生きているなら話しが違う。約束を反故にした以上、同盟は結ばん」と兵を連れてべバンバーグへと戻ってしまう。

その状況にシークフリード&エーリク兄弟も、「状況が変わった。包囲作戦には関わらない」と言い、同盟はあっさりと崩れ去る。

同盟を破棄した兄弟はその後周辺の村々を襲撃しはじめる。
この状況にイードレッドは、「同盟が必要、食糧確保を考えてもエルフリックの助けは必至。ジゼラ様を差し出すほかない」と言う。

ジゼラ

政治的婚姻のためエルフリックに差し出されるとわかったジゼラは逃走を決断、シトリックに、「ヒルドが戻ってきたら渡して欲しい」と手紙を手渡すと、エフォウィックを去る。

戻ってきたヒルド

ヒルドがラグナルを含め、戦士ステアパとその兵を率いてウィンチェスターから戻って来た。
ラグナルはグスレッド王に、「アルフレッド王の命を受けて来た。恩があるゆえウートレッドを助けろと言っている。ウートレッドはどこだ」と問うが、「カレはもういない、諦めろ」と言うだけ。
シトリックはジゼラの手紙をヒルドに渡す

 

ウートレッドの捜索

ラグナルたちは奴隷商人ヨニスを訪ね、銀貨を支払い詳細を聞く。
ヨニス曰く、【貿易商スヴェリが、ガレー船の漕手としてウートレッドとハリグを買い、既に出港した。漕手は厳しい仕事だから奴隷が死ぬ。きっとスヴェリは来春には戻ってきて、砂浜でまた奴隷を買うだろう。それまで待つことだ】と言う。ラグナルたちは、秋冬を待つしかなかった。

 

べバンバーグ (現バンバラ)

グスレッド王とイードレッド修道院長はべバンバーグへと赴き、「オズバートの首の代わりにレディ・ジゼラを嫁がせたい」と伝える。
イードレッド修道院長は、ジゼラを妻にする提案に興味を示さないエルフリックに、「実はジゼラはあなたの甥を気に入っており、結婚話もあった。ジゼラが身を隠しているのはそれが理由でしょう」と暴露する。その途端、「妻にもらおう。その代わりジゼラが妻になるまでは、一切の援助はしない。私の名代としてエイダンを帯同させる。もうひとつ、キャルタンに甥を探して殺すよう伝言を届けてもらう」と条件付きでジゼラとの婚姻を成立させる。

 

ウィンチェスター ウェセックス王国

マーシア王国 セオウルフ王

マーシアを手に入れようと画策するアルフレッド王は、マーシア王国セオウルフ王に書簡を送り、王女との縁談を持ちかける。
それを受け、老王セオウルフがヨロヨロとウェセックスへとやって来た。
しかしセオウルフ王の眼光は鋭く、「欲しいのは剣と兵。マーシアはエディントンの戦いで多くの兵を失った。デーン人の侵略に耐えるだけの兵士がいる。今こそその恩を返せ」と言う。

現状、マーシアの東部一帯でデーン人の略奪にあっている

セオウルフ王は、「戦士ウートレッドに兵50人を付け、マーシアの東の国境に送ると言う条件なら納得する」と提案するが、アルフレッド王は、「ウートレッドは行方がわからない。解決策は我々が恒久的な友好関係を結ぶことではないか」と言うが、セオウルフ王はテーブルを叩き、「マーシアが苦しんでいるのはお前のせいではないか!」と大声を上げたあと、突然亡くなってしまう。
アルフレッド王の書簡の返事には、王女エセルフリーダの婿の名前エセルレッドの名が記されていた。

マーシアの王代理エセルレッド

時が経った。
改めてマーシア王国の代表としてやって来たエセルレッドは、エセルフリーダ王女との結婚の証に、マーシアの豊かな領地を贈ると約束、婚姻が成立する。

 

ウートレッドの救出

浜辺に貿易商スヴェリのガレー船が到着した。
スヴェンは、「譲り受けたい奴隷がいる」とスヴェリと交渉すると、奴隷の中からウートレッドを見つけ、「コイツだ。この時をどれだけ待ったか」と言うと剣を投げ、「拾え」と言う。

ウートレッドは剣でスヴェンに斬りかかろうとするが、よろけて倒れてしまう。もう体力は底をついていたのだ。そんなウートレッドにスヴェンは、「勇者ウートレッドを殺した者としてオレの名は永遠に残る」と剣を振りかぶるが、その時、「突撃だ!」と大声をあげ馬では集団が走り込んできた。
ラグナルだった!(手下は始末したがスヴェンには逃げられてしまう)
「ウートレッド、オレだ」と言うラグナルに、すがるウートレッド。

解放されたフィナンは逃げようとする貿易商スヴェリを剣で殺害、その恨みを晴らした。

崩壊

エルフリックはグスレット王につかず、シークフリード&エーリク兄弟とキャルタンがやりたい放題で、ノーサンブリアは混乱していると話しても、アルフレッド王がウートレッドを心配し、探すよう派遣してくれたと言っても、まったく反応しないウートレッド。

ヒルドは、憔悴し、ボロボロのウートレッドを手当するが、背中にはムチ打たれた痕があり、奴隷がどれほど過酷だったかを知り言葉を失うが、「あなたはべバンバーグの太守ウートレッド。それを思い出して」と琥珀飾りの剣を手渡す。その剣はしっかり手入れされていた。
ヒルドがアルフレッド王に助けを求めたと知り、「恩は忘れない。これからもオレを守ってくれ」と言うウートレッドに、お守りだとヒルドは十字架を贈る。

決断

ようやく食事も取れるようになり回復して来たウートレッドにラグナルは、「アルフレッド王にお前を連れ帰ると約束した。キャルタンをやるのはあとだ。テューラのことも」とノーサンブリアでやり残したことがあると言うウートレッドを説得。しかしヒルドから、ジゼラがエプチェスター修道院にいると聞いたウートレッドは、ウェセックスへ向かう前に、ジゼラを救い出すことに。

 

エプチェスター修道院

修道院に身を隠しているジゼラ。
ある日修道院にトゥルー修道士がやって来た。シスターたちはジゼラを庇うが、修道院にいることがバレ、イードレッド修道院長が乗り込んで来る。

イードレッドは逃げようとするジゼラを拘束、エイダンをエルフリックの代理として結婚式を挙げようとするが、「エルフリックの妻になどなりません」とジゼル。だがイードレッドは、「これは神のご意思だ」として、手を繋ぐことも誓いのも言葉ないまま、「エルフリックとジゼラは夫婦となった」と宣言してしまう。

そのとき姿を現したのはウートレッドだった。
イードレッドは、「一足遅かったな、ジゼラはエルフリックの妻となったぞ」と言うが、ウートレッドは、「本人がいない結婚など無効だ」と言い、ジゼルを連れて去ろうとするが、イードレッドは、「好きにすればいい。だがジゼラは神の前では人妻だ」と言うイードレッドに怒りが収まらなくなり、刺殺してしまう。

静まり返る中でウートレッドは、「叔父の元へ行け。オレのことを聞かれたら、ジゼラと一緒にいると伝えろ」と言う。
ヒルドは、聖職者を殺めたウートレッドの行動に言葉を失う。

 

ウィンチェスター ウェセックス王国

ウィンチェスターに戻ったウートレッドは、アルフレッド王と謁見、兄ラグナルに任務を与え、救出してくれた感謝を伝えるが、「また私に仕えてくれないか」とアルフレッド王。
ウートレッドは、「オレにはオレの運命がある」とオファーを断るが、「ならば聖職者イードレッド修道院長を殺害した罪は、一行の責任者ラグナルに償ってもらうしかない」と言い出す。
ウートレッドは、「やったのはオレだ。ラグナルには罪はない」と言うが、「どちらかが罪を償う」と言われ、「兄を解放してくれ」とウートレッド。アルフレッド王は、「慣例に従いひざまずいて誓うのだ」と言い、ウートレッドはひざまずき、忠誠を誓った。

 

感想

1エピソード丸々ウートレッドの奴隷生活でした。ハリグが亡くなったの、残念でした。
修道院長ほどの聖職者を殺害するなど、かなりの罪。その罪を負わなくて済むのはアルフレッド王のおかげでしょう。

送信中です

×

コメント

タイトルとURLをコピーしました