#2 それぞれの新境地 Back in the Saddle あらすじ
街での清掃奉仕活動にいそしむメレディスは、作業仲間から次々に医療相談を受ける。一方、”パック・ノースウェスト病院”の外科部長となったアレックスは、研修の責任者になったリチャードと共に、シアトル1評判の悪い病院で、新しくスタートするが・・・。
妊娠したアメリア。戸惑いながらもリンクに報告する。リンクもまたフクザツな気持ちを抱くのだった。
まとめ
アメリアとリンク
アメリアはリンクに妊娠を告げた。
想像していなかった告白にリンクは何も言えない。
リンクの気持ち
リンクは動揺し、ジョーに胸の内を話す。
小児ガンだったリンクは10才でケモと放射線治療を受けた。遺伝性のガンかも知れない。両親も不仲だった。今は温暖化で、銃により多くの命が奪われてる。こんな世界に生まれてくる子どもは幸せなのか?と。
ジョーは、「でもあなたは最高の父親になるわ」とリンクに伝える。
アメリアの本当に気持ち
アメリアはリンクを呼び出した。
リンクはアメリアの話しを黙って聞くー。
無脳症の子ども”クリストファー”を生んだ。そのツラさはハンパなかった。二度とそんな思いをしたくなく積極的に避妊をしてきた。でも今は、ドラッグもアルコールも断ち、経済的にも社会的にも安定しているので、子どもに良い環境を与えられるとは思う。でも、もしもクリストファーのようなことが起きるとしたら、「私は耐えられない」と言う。
それに答えたリンクは、「妊娠を聞いてから、頭の中で嫌な筋書きばかりが浮かんだ。銃の暴力、温暖化不安、それにガン。不安はいくつもあるが、キミの話しを聞いてわかった。”キミを傷つけたくない”それだけはハッキリしてる。だから、キミが産みたいなら、怖いとか言わず父親になる。産みたくないなら、キミに寄り添いサポートする」と。
それを聞き終わったアメリアは立ち上がり、「なんて人なの」と言って部屋を出て行った。
決意
仕事終わりのリンクを待っていたアメリア。
「失言した?」と聞くリンクに、「本当は決めてた。でも怖かったから。ひとりで向き合うことにビビってた。でもあなたの言葉で怖さが薄れた。少しホレ直した」とアメリア。
「ステキな良い子が生まれる。会ってみたいかも」と言うアメリアにリンクも、「俺も会ってみたい」と答えるのだったー。
ベイリー、始動
トムが自分の上司になったことが納得できないベイリー。
不機嫌なベイリーに夫のベンは、キミなら新しいことができると励ます
再び ”ナチ” に
ベイリーは研修医を集め、「私は素晴らしい名医グレイとカレフを育て上げた。今からあなたたちを育てあげる」と言い、患者の症例検討をし、実習室でグラフト吻合術の練習をさせる。
「最初にパーフェクトな吻合をした者に今日の執刀させる」と言うベイリー。
1番に仕上げたのはアンドリューだったが、次に手をあげたヘルムが執刀医に選ばれる。
「ボクが1番だった」アンドリューは主張するが、「それなら圧倒的に勝つべきだった」と言い返すベイリー。
ベイリーとアンドリュー
ヘルムの執刀で手術がはじまる。
オペは順調に進むが、最後で吻合部から出血してしまい血圧がダウン、ヘルムは慌てる。
「デルーカ、どうするの?」ベイリーに求められたデルーカは、的確な処置で手術を終わらせる。
ベイリーはアンドリューに術後の指示をする。納得できないアンドリューは、「それだけですか?ボクがメレディス・グレイと付き合ってるから執刀医から外したんだ。」と言ってしまう。ベイリーは、「ヘルムには実践が必要だった。私のやり方に文句は言わせない。プライベートは無関係よ」と言い切る。
パック・ノースウェスト病院
病院ランキングがシアトル最下位の外科部長となったアレックス。
リチャードは研修医責任者となるが、研修医はたったの2人で使いものにならないレベル。自分の部屋もないことに愚痴ばかりのリチャード。
CT撮影しようとしても故障で動かない。それなのに外傷患者はどんどんやってくる最悪の状況。
パック・ノースの悪評(医療ミスが多く死亡率NO.1、医者の離職率NO.1)も頷ける状況だった。
その上、ERの待合室で診察を待っていた患者が死にかけていた。
緊急手術をするアレックスとリチャード。
手術をしながらリチャードは、パック・ノースで働いている現状を嘆き、「私の居るべき場所はここじゃない」と愚痴る。
患者は一命を取り留めた。
アレックスは、「ボクもグレイ+スローンが懐かしいが戻れない。ここを立て直してレガシーを作りましょう。ベイリーを見返しましょう」とリチャードに言う。
ジョー
ジョーは今日から復帰するとやってきたジョーに残留してもらうために好条件を提示する。
一方アレックスからも、パック・ノースにアテンディングとして来て助けて欲しいとオファーされる。
ジョーはそれらを上手に使い、グレイ+スローン病院でアテンディングとして雇って欲しいと交渉条件にする。ベイリーは、OKした。
メレディスと社会の現状
審問会は3ヶ月後に決まった。
社会奉仕活動中のメレディス。
作業仲間らはメレディスが医者だと知ると、次々と医療相談を持ちかけはじめ、行列が出来てしまう。
メレディスはまず、病院備品を持って来るようシュミットを呼び出し、ヘルプさせる。
次に診察が必要な人には、パック・ノースウェストでカレフ医師orウェーバー医師の診察を受けるよう促した。
しかし作業指導者のロビンは、一向に清掃作業をしない彼らを注意し、叱る。
メレディスはロビンに、「それ、気になってるでしょう?診るけど」と首の”コブ”を指摘した。
ロビンの病状と言い分
診察したメレディスは、「ガンの可能性がある。検査が必要」とロビンをグレイ+スローン病院の前まで連れて行き、ジャクソンを呼び出す。
出て来たジャクソンは驚くが、メレディスから生検を頼まれ断れなかった。
生検の結果、甲状腺乳頭ガンと診断されたロビン。
手術とヨード治療をすれば予後が良いガンだと言うメレディスに、「休めば給料がもらえない。家賃も払えないし。喘息の薬も買えない。ガンの治療になったら、私にあるのは”破産”か”死”よ」とロビンは言うー。
メレディスの決意
メレディスは帰って来たアンドリューに現状を話し、この現状を書いてみようと思うと言う。「審問会があるんだぞ?」と心配するアンドリューにメレディスは、「これが私なの」と言うのだった。
その他
・ジャクソンと別れたマギーは、荷物を引き上げた。
・ジャクソンはSNSに ”#freedam” と投稿。それを知ったマギーはイヤミをかましてしまう。
感想
リンクにホレてまうやろ~
ハンサムな上、あれだけの包容力見せられたら、ホレちゃいます
ハチャメチャなアメリアもなんだか落ち着いた感じ。
私も思う、リンクは絶対に良いパパになるって。
リンク役は、クリス・カーマックですね。
「OC」で有名になった俳優ですけど、他の作品も見たくなってます
トムは電気ショックを急所に当てられましたね
ワザとじゃないのに、トムはオーウェンを許すどころか、接近禁止命令を発令してもらったようですね
トムな~。良いひとかと思えば極端やねん
ベイリーは新しいメレディス&アレックスを作り上げる目標を見つけたようですね。
そういや、メレディスやアレックスを指導してた頃、ベイリーは「ナチ」と呼ばれてたことを思い出しました。
こちらも新しい生活をスタートさせたアレックスとリチャード。シアトル1,悪評高き病院へ。
グレイズ・アナトミーが始まった頃、アレックスは問題児で、それほど技術力も高くなかった。だけど、アレックスは努力で今の地位に。天才肌のクリスティーナやメレディスとは違った苦労があったと思う。
「ここでレガシーを作りましょう。ベイリーを見返しましょう」って言い切ったアレックスに拍手したい気持ちです。
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