フィアー・ザ・ウォーキング・デッド シーズン6の後半がスタート。
いきなりの衝撃が
#8 ドア The Door あらすじ
ひとりでコミュニティを去ったジョンは、ボート小屋にいて、自ら命を絶とうとしてた。
一方モーガンはアリシア、チャーリー、ダコタとダム湖を目指すが、バージニアのレンジャーに追われてしまう。
相関図
まとめ
ジョン
ボート小屋
バージニアのコミュニティから姿を消して数週間。やはりジョンはボート小屋にいた。
酒を煽りながら岸に流れ着くウォーカーを見事な腕前で銃殺していくジョンは、自殺する気でジューンにメッセージを残し、銃を当てるが、引き金が引けないー。
思わぬ再会
あまりにもたくさんのウォーカーが流れ着くため、ジョンはボートで町の様子を見に行くことに。
北へ渡る橋の上には、バリケードが作られており、それによって堰き止められたウォーカーが群がっていた。
ジョンはビルの店の前にもウォーカーが集っているのを見て、誰かがいると察知。
ウォーカーを始末し、店の中を確認すると、居たのは斧を構えるダコタだった。
「姉から逃げてきた」と言うダコタはモーガンと一緒だった!
ガルチで別れて以来の再会に、「キミは死んだと思っていた」とジョン。
しかし目の前のモーガンは、橋の上でのウォーカーとの格闘で胸の傷が開き、ダコタが応急処置をしたと言うが、ツラそうだった。
モーガンとダコタは、バージニアのレンジャーから逃げていた途中、ウォーカーの群れに遭い、アリシアとチャーリーとはぐれてしまったと言う。
その時、ビルの店にレンジャーのマーカスが入って来た!
ジョンとダコタは隠れながらマーカスの動きを確認する。
マーカスは、”ビデオの貸し出し簿”からビルがこの近くにいることを知ると、無線でヒルに連絡するが、電波が悪かったため、そのまま店を出て行った。
「撃つチャンスはあった」と言うダコタに、「その必要はない」とジョン。
しかしモーガンは、「前のやり方は通用しない」と言う。
ジョンとジューン(当時ローラと名乗っていた)との出会いエピソードで登場した店(S4-ep5)
ジョンはここでビデオを借りると、律儀に貸し出し簿に名前を書いていた。
現状
ふたりをボート小屋に案内し、魚料理を振る舞うが、ジューンと離れ、ボート小屋にいる理由を話そうとせず、ダム湖に行く気はないと言うジョンを、「バージニアと戦いになる。でもやり方を変える。入念に準備して有利な方法で戦う。協力して欲しいと」と説得するモーガン。
その時バージニアから無線が入る。
応答しようとしたモーガンを、「居場所が見つかる」とジョンは止めるが、「モーガン、私よ」と呼びかけた声はグレースだった。
ガルチで別れ以来、会話を交わすふたり。グレースの体調は問題なく、お腹の子は7ヶ月だと言う。
バージニアは、「妹に何かあればグレースと赤ちゃんは死ぬことになる。他の仲間も全員ね」と言うと無線を切った。
サラ、ダニエル、ウェス、ルシアナ、グレース、ジューンはロートンの牢屋に入れられていた。
説得と拒否
モーガンは、「仲間が殺される前にバージニアを誘き出そう。オレは仲間を自由にし、お腹の子に生きるチャンスを与えたい。望むやり方じゃなくてもバージニアとの戦いを終わりにできる。手伝ってくれ」と言うが、「もう戦う気力がない。すまない。だがキミたちが橋を渡る手伝いはできる」と頑なな態度を貫くジョン。
ジョンの説得を諦めたモーガンはダコタと出発準備をはじめるが、そこへ狙撃しながら馬でやって来たマーカス(レンジャー)が、モーガンに縄をかけ、引きずり去ろうとするー。
ジョンはマーカスに銃弾を命中させモーガンを救出した。
「ヤツをビルの店で撃ち殺すべきだった」と後悔を口にするジョンに、「だからこそキミの存在が必要なんだ。バージニアのようにならないために」ともう一度説得するモーガン。しかしジョンの決意は固かった。
銃弾を受け動かなくなったクルマの代わりに古いジョンの父親のクルマを修理することに。
必要な部品を周辺のクルマから捜すジョンとダコタ。
ダコタはジョンに、「ジャニスのことで自分を責めることはない」と言うが、「見過ごせないんだ」とジョン。
そこへモーガンがやって来た。
ジューンへのメッセージを見たモーガンは、ジョンが自殺を考えている事に気づいたのだ。
「橋を通してキミたちを送ったらオレはココに戻る。オレがキャメロンの事件を深追いしなければジャニスは殺されずに済んだし、ビルの店でマーカスを殺しておけばキミを危険に晒すことはなかった」とジョン。それでもモーガンは、「オレたちが再会できたことに意味がある。頼む、オレたちの仲間を取りもどすのを手伝ってくれ」と説得するが、「オレに構うな。もう終わりにしたいんだ」と意思を曲げないジョン。
クルマはエンジンがかかった。
モーガンもう一度ジョンに、「以前のオレはキミと同じだった。こんな形で死んではダメだ。ガルチでオレを救ってくれた人がメッセージを置いて行った。オレはこのメッセージで、戦う理由に気づいた。仲間がいなきゃ意味がない。仲間を救うためなら手段を選ばない。そうでないと皆を失うことになる。一緒に来てくれ。オレは前に進んだ。キミにもできる」と頼むが、ジョンは、「橋で死人を始末しよう」と言うだけだった。
橋の上
ウォーカーの始末
ドアや柵をガードにしてフロントに取り付けたトラックで、ダコタが運転し、トラックの荷台からジョンとモーガンがウォーカーを始末する計画でウォーカー退治が始まった。
最初は順調だったものの、倒れた死人をタイヤに巻き込んでしまいスリップしてクルマが動かなくなってしまう。
ジョンは荷台からダコタに指示を送るが、なかなか上手く抜け出せない。
ようやくクルマが動いたかと思ったら、今度はエンジンがかからなくなる。
ジョンはオルタネーター(発電機)の接触不良と考え、危険を顧みずトラックの前に降りるとボンネットを開けてチェックをはじめるが、ウォーカーに引っ張られ、危険な状態に!
目の前で起こるジョンに危険に銃を構えたダコタは、「ジョン!よけて!」と叫ぶと、運転席からウォーカーを撃ち抜きジョンをヘルプする。「よくやった!」とジョン。
しかしボンネットにいるジョンにどんどん群がるウォーカーを見てダコタは機転を効かし、橋の欄干にクルマをぶつけ、ウォーカーを突き落とした。3人はすべての死人を始末した。
暴挙に出るモーガン
これで北へ向かうことが可能になったが、「オレは行かない」とジョン。
するとモーガンは無線でバージニアを呼び出すと、勝手にドリーの小屋で会って話をしようと約束すると、「ジョン、これでもう戻れない」と言う。
そして、「キミが決める権利はない!」と怒鳴るジョンに、「キミはオレの命を助けた恩人だ。親友が命を絶つのを黙って見過ごすワケにはいかない」と言う。
真実と狂気
しかしトラックが動かない。ボート小屋に戻ることが難しくなったため、バージニアの動きを確認するためモーガンは、電波の良い場所を捜して橋を離れる。
ジョンは、「赤いクリップが見つかれば、クルマが動くかも知れない」と、ダコタと部品を探しはじめる。その最中、ダコタはウォーカーに足を掴まれた。慌てたダコタは咄嗟に後腰に隠し持っていたナイフで死人を始末するが、ジョンはそのナイフを見て気づいてしまった。
「そのナイフはキャメロン殺害に使われたものだ」と言うー。
キャメロンを殺害したのはダコタで、バージニアは妹を庇ったのだ。
姉が自分を庇うことを利用し、ジョンがその事実を暴き、姉の信用を失墜させてくれることを狙ったと言う。
「カレが抜け出すチャンスを奪った」と言うダコタにジョンは、「それが殺していい理由になるのか?」と問うが、ダコタは、「みんな自分が大事でしょ。そう言う世界よ。姉もレンジャーもあなたも」と言うが、「オレにはわからない」とジョン。
するとダコタは、「邪魔しないで。誰にも言わないで!」と言うと、銃を向ける。
ジョンはナイフ、銃を置き、両手を挙げて、「誰にも言わない。キミを傷つけたりしない」と言うが、「ウソよ」とダコタ。
「信じられないのはわかる。だがチャンスをくれ。オレが力になる。オレが生きる理由はキミかも知れない」とジョンは説得するが、ダコタはジョンの左胸を撃つと、「ごめんなさい。意味なんてなくていい」と言い、川へと突き落としたー。
戻って来たモーガンは銃を構えているダコタに、「何をした?ジョンは何処だ?」と聞くが、「私だって撃ちたくなかった。でも仕方なかったの。カレは胸に銃弾を受けて流れていった。モーガン、私を連れて行って。仲間にしてくれるんでしょ」と言い出すが、ダコタが握っているナイフを見て、キャメロンを殺害したのがダコタだと気づいたモーガンは、ダコタの首に刃物を当てる。
しかしダコタは、「あなたは私を殺せない。私があなたを救ったのよ。姉の最期を見るために隠れてガルチにいた」と言い出す。
そして、「ウソだ。信じない」と言うモーガンに、「”あなたも生き抜いて。まだやるべきことがある”ってメモは私が残した。だから、”やるべきこと”をやって、今すぐ。姉を殺して!あなたが生きてるのはちっぽけなパラダイスを作るためじゃない。あなたしか姉を殺せないからよ!それがあなたが生きてる理由なのよ!」と言うのだった。
別れ
その頃、ジューンを案内役にしてボート小屋に着いたバージニアだったが、そこはもぬけの殻だった。
「騙したなら許さない」とイラ立つ中、モーガンから無線が入る。
「妹はどこ?」と食い気味に聞くバージニアに、「ダコタがジョンを撃った。ジョンは川下に流された。カレを見つけたら助けてくれ。話しはそれからだ」とモーガン。
バージニアは仕方なくジョンの捜索をレンジャーに命じる。
ジョンが心配でたまらないジューン。
その時、ジューンは岸に横たわるジョンを見つける。
「ジョン!」と叫びながら走り寄るジューンが見たのは、ウォーカーになったジョンだった。
呆然となり動けないジューンに呻き声をあげながら近づいてくるゾンビのジョン。
ジューンは愛するジョンにトドメを刺した。
ダム湖
ダム湖に到着したアリシア、チャーリーを出迎えたのはドワイト。
そこへモーガンから、「ダムの壁を守れ。バージニアの襲撃に備えろ。多くの武器が必要だ。シェリーに連絡して欲しい」と無線が入った。
感想
Amazonプライム視聴だとブランクなしで見ることができますが、8話からは半年のブランクがあっての後半になります。
事前情報なしに視聴してるので、まさか死亡者が出るとは・・・。
シーズン6になってから、主要キャストにフラグが立ってなかったから、安心しきってたまさかジョンが最初に死んじゃうなんて~(涙)
ジョンの存在は、フィアーの【誠実】だったから、カレの死は大きいし、この先、混沌としそうな気がします。
途中、生き残るのか?と思わせておいての、妻ジューンの前でのゾンビ化。
ジューンがどんなにツラかっただろう・・・と。
しかしダコタの豹変ぶりは凄かったなー。
ダコタ役はゾーイ・マーガレット・コレッティと言う女優さんですが、ジョンのラストエピソードなのに、後半でゾーイが全部持っていった感じでした。
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