ペーパー・ハウス2 #4 スペイン発、頭脳派強盗団ドラマ(相関図付)

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どんどん面白くなっていく~!
4話目の時間は、3話目からたったの2時間後の話し~(あり得ない感じだけど)

#4 

最悪の状況となっている造幣局内。ナイロビを新しいリーダーにして教授は新たな一手を打って出る。
一方ラケルは、強盗団の黒幕を知っているが、昏睡状態が続いているアンヘルを使って、大きな賭けに出ようとしていた。

 

相関図

 

まとめ

月曜日 9:00 pm 、強盗事件発生から83時間経過

王立造幣局で

リーダーになったナイロビ

ベルリンを殴って気絶させたナイロビは教授に、教授との連絡が途絶えていた間に起こったことを報告。
(トーキョーがベルリンの独断で警察に突き出されたこと、それにキレて離脱を申し出たリオをベルリンが処刑しようとしたこと、オスロが亡くなったこと)
このムチャクチャな状況を軌道修正できる私が仕切ると宣言。

その後ナイロビは拘束中のベルリンに、自分に従うか否かを決めるよう迫り、”従う”ことを決めたベルリンに、”チェルノブイリ作戦”について問いただした。

【チェルノブイリ作戦とは】
風船に現金を入れて屋上から飛ばし、その風船を撃ち抜いて現金の雨を振らせ、マスコミを呼ぶ。数千人の市民がカネに群がれば警察も混乱する。その中、群衆に紛れて逃げると言うものだった。

王立造幣局

人質扱いのリオ

ナイロビとデンバーの助けで処刑を免れたリオは、後ろ手に拘束されたまま、人質のいる部屋へと放り込まれた。
アルトゥーロらから何があったのかと聞かれリオは、「トーキョーが警察に突き出された。ボクも出頭すると言ったら、撃ち殺されかけた」と言ってしまう。

それを聞いたアルトゥーロは、「強盗が仲間割れしている今が脱出のチャンスだ。連中を逃がさず、カタをつけよう」と言い出す。
しかし問題は、犯人たちが銃を持っていることだ。
すると、銃をモデルガンにすり替えようと言い出すリオ。

人質たちの脱出計画 その2

リオの案に乗ったアルトゥーロは作業の合間、隙を見てモデルガンを手に入れると、「1番マヌケなデンバーの銃とすり替えてくれ」とその役をモニカに託す。

モニカはケガの処置を受けている間に、デンバーの銃をモデルガンにすり替えた。
銃を手に入れたアルトゥーロは、「カネを持って出るぞ!」とジャンプスーツの中に札束を入れはじめるー。

教授

教授が抱える大きな問題

一方の教授にはひとつ大きな問題が残っていた。
それは昏睡状態のアンヘルが、サルバドル(教授)が強盗事件の黒幕であると見抜いたことだった。

そこへラケルから電話が入る。
ラケルは、元夫ビクーニャの暴行でケガを負ったサルバを気遣い、ラケル宅で一緒に過ごさないかと誘う。
OKする教授。

ラケルとの関係

ラケルの誘いで彼女の自宅で過ごす教授(サルバ)。
ビクーニャに逮捕されたことについて、ラケルを想い、カレを許せず暴力を振るってしまったサルバ。
ラケルはサルバの気持ちに感動し、ありがとうと伝え、ふたりはひとつになる。

ラケルとの甘い時間を過ごしながら、「生きてる実感が欲しいとはじめて強く思ってる。キミのママ、そして娘さんも連れてどこか遠くへ行こう」と教授。
ラケルはサルバの気持ちに心動かされ、頷く。

次の一手

教授は造幣局内に電話するとナイロビに、「誰ひとり死なせない、逮捕もさせない。キミらをそこから逃がしてやる。凄いものを見せてやろう」と言い、次の一手に出る。

それは、”カメルーン作戦”だった。

【カメルーン作戦】
リポーターとカメラマンを造幣局内に招き入れ、地下室に監禁中の11人の人質解放を実況中継させる作戦だった。
教授は講義で、「人間は本能的に弱い者の味方につくことを選ぶ。我々の弱さ、キズを世間に晒す。人の心に訴えかける」と皆に教えていた。

ナイロビはリポーターに対応し、インタビューを受ける役目をリオに任せたいと言うが、「何もなかったように話しているのを見たらトーキョーが喜ぶと思うか?オレは人質だ、当てにするな」と拒否する。
仕方なくその役目をマスクを付けてナイロビがすると言うが、「マスクを付けてじゃ意味がない。顔を見てもらうことに意味がある」とベルリン。
結局、ベルリンがやることに。

捜査本部

トーキョーは警察内で仮勾留となった。(裁判所の確定判決前の一時的な身柄拘束

ラケルは、「24時間以内に解決する」と意気込み、この強盗事件を練ったブレーンがいて、その男がトレドのアジトにも手がかりを残したと考えていた。

その時、教授から電話が入った。
教授は、「人質11人を解放する。ただし、リポーターを中へ入れ、人質解放を実況させることが条件だ」と言い出す。
当然ラケルは、民間人を巻き込むことはできないと拒否するが教授は、「提案すれば自発的に入りたがるマスコミがいるハズだ。検討してくれ。この会話は録音してる。またこれをマスコミに流すこともできる」と電話を切る。

 

マスコミを受け入れた王立造幣局

事件発生から5日目。
皆が固唾を吞む中、カメラとリポーターが造幣局に入るところから実況中継が始まるー。

ナイロビらは礼儀正しくリポーターとカメラマンを迎入れ、エントランスドアが閉まったのを確認すると、ベルリンだけがマスクを取った。
リポーターからマイクを渡され、生中継に応じたワケを聞かれたベルリンは、「我々全員にとって重要な瞬間がやってくる。記録し公開して欲しい」と言い、ホールに集められた人質のところへと案内する。

ベルリンは11人の人質に対し、「キミたちには感謝してる。素晴らしい勇気をありがとう」と感謝を伝え、解放の理由を聞かれると、「私たちはツラい時を過ごしている。状況は深刻で投降しか道はない。人質解放は投降に有利な条件を得るためだ。だからキミたちを呼んだ」と言う。
そして人質11人が解放された。

次にベルリンはオスロの遺体を見せ、「真実を報道したいだろ?脱走した人質に殴られ亡くなったんだ。カレは強盗に過ぎないが、オレたちには仲間で友人だ。死んでいい人間はいない。だから人質を解放した」と言う。
続けて自分がミオパシーで余命幾ばくもないこと。そして自分の犯罪歴を脚色(人身売買、レイプ)して報道された。「警察は市民にウソをつき、欺いてる。オレは泥棒だが汚名を着せられるいわれはない。皆と同じく平和に死を迎える権利はある」と訴えた。

ベルリンは世間を味方につけることに成功した。

 

ラケルが仕掛けた罠

造幣局内の実況中継をテレビで見ていた教授が、計画どおり運んだことに、安堵したその時、「昏睡状態だったアンヘル警部補の意識が戻った」とのニュース速報が入る。
それはラケルが仕掛けたワナだった。

【ラケルの罠】
ラケルは昏睡状態のアンヘルを別部屋に移動させ、「アンヘルの意識が戻った」と報道。
アンヘルの口を封じにやってくるだろう犯人を病室で待ち伏せして確保する計画だった。
もちろんサンチェス署長もスアレスも、人質解放を優先すべき時だと反対したが、ラケルは20人の警官らを変装させて病院に配置した。

報道を見た教授は造幣局に電話し、「ここからは結束が大事だ。リオに、トーキョーを脱獄させると伝えろ」とナイロビに伝える。

そしてベルリンを呼び出すと、”アンヘルが意識回復”のニュースについての意見を求める。
ベルリンは、「警察の手口だ。9割の確率でワナだろう」と言うが、1割を見逃して良いと思えないと教授。
ベルリンは、「警察を出し抜いて確認する方法を考えろ」と教授に言うー。

 

感想

このドラマ、ほんとうに良く出来てる。
脚本はいいんだー。

ラケルの罠(アンヘルの意識が回復した)を教授はどう交わすのかな。
教授は騎兵を使う方法が1つだけあるって言ってたけど、それは何かワクワクするなー。

ところでアルトゥーロってちょっと思量が足りないよな@
はじめて自ら動いてモデルガンを盗んだまでは良かったけど、命の危険に晒されても、尚権力で仲間を従わせる根性。
アルトゥーロを見てたら、教授やナイロビたちを応援したくなるってもんだわ。
しかも強欲やん?
そんなんジャンプスーツに札束隠しても、絶対警察に押収されるし(笑)

 

 

 

コメント

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