キリング・イヴ 2 #5 じゃまたね

キリング・イヴ
キリング・イヴ

 

今回のエピソード、やり過ぎじゃない
こんな展開になると、逆に面白くないんだけどな
だから全然レビューを書く気持ちにもならんかったわっ

 

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#5 じゃまたね Smell Ya Later あらすじ

アリスター・ピール、及び関連の殺人について、全く話さないゴーストの口を割るため、ある危険な計画を思いついたイヴ。
イヴはヴィラネルと再びふたりっきりで会うことに。

 

まとめ & 感想

”ゴースト”の尋問

”ゴースト”の尋問は続くが、彼女は決して口を割らない。
マジックミラー越しにゴーストを見ていたイヴは、「彼女はプロの殺し屋なのに面白みがない。まるで経理係のようだ」と言う。

キャロリンから進展があったか?と聞かれたイヴは、「もう一度尋問し、なんか情報を引き出す」と言う。

ゴーストに尋問するイヴが、ヴィラネル、またはオクサナを知ってるか?と聞くと、「こう呼ばれてる。”タルギャル・クィシン”。”顔のない化け物”と言う意味」とゴーストは答えた。

推測

「ヴィラネルはフリーランスの殺し屋をやっているのでは?」
ジェスは、先日のアムステルダムの飾り窓殺人も、ヴィラネルの仕事で、コンスタンティンと組んでいると推測する。
それを聞いたイヴは、「ヴィラネルは退屈してるハズ。世界を暗躍していた女がフリーランスの殺し屋を楽しむとは思えない」と言う。

そしてイヴはひらめく、”ゴースト”の口を割らすには、彼女が恐れる”顔のない化け物”ヴィラネルを使うのが得策だと。
「どうやってヴィラネルを雇うの?」と聞くジェスにイヴは、「私(イヴ)の暗殺を依頼する」と言い出す。

「イヴの暗殺依頼」の計画を聞いたメンバー。
ヒューゴは面白がるが、ケニーは、「そんなのダメだ。とんでもない計画だ」と大反対する。
それでもイヴは、キャロリンも賛成しているとメンバーを説き伏せた。

そんなイヴにジェスが聞く。
「報告書や勤務時間記録の書類仕事をはどうしてる?」と。
「するように言われていないからやっていない」と言うイヴに、「書類仕事は職員に課せられた義務。すべてを書面にするのは規則で例外はない。あなたがやっていないのなら、あなたの記録を残したくない人がいるってこと。キャロリンがOKしても、それは正式な許可じゃない」と指摘する。

 

ヴィラネルの仕事

ヴィラネルはまた暗殺を実行した。
コンスタンティンは依頼者がヴィラネルの仕事を評価し、報酬を弾んだとご機嫌だ。

そして次の標的だと言って写真を渡す。
それを見たヴィラネルは、「ふざけてるの?引き受けた?」と様子が変わる。
次のターゲットは、「イヴ・ポラストリ」だったからだ。

「イヤよ絶対イヤ。私はやらない。依頼主は誰?」とヴィラネル。
しかしコンスタンティンは、「お前はヤワになってる。自覚があるだろ?判断力を取りもどせ!」と言い、実行するように言う。

ヴィラネルはルームサービスを呼び、膝枕で頭をなでて欲しいと要求する。
イヴを殺すことに躊躇を見せる。

 

サイコパス専門家

キャロリンに呼ばれたとMI6の部屋に入って来た男は、サイコパス専門家だと言い、メンバーにサイコパスについての講義をはじめる。
講師は、「サイコパスとは、人間から人間らしさのすべてを取り除いた者。理解不能なのがサイコパスだ」と説明するが、その講義内容はグダグダだった。

その後、図書館に向かった講師はキャロリンと秘密裏で会う。
マーティンと名乗るサイコパス専門家は、キャロリンからイヴを観察するよう依頼を受け、わざとグダグダな講義をしていたのだった。
マーティンは、惨殺死体の写真を見てもイヴだけは視線を逸らさなかった。逆に、ヴィラネルの写真を見せた時は視線を逸らした。ヴィラネルの写真を見せながら、「ヴィラネルはウソつきで、他者との絆を結ぶことができないタイプだ」と話したが、イヴは納得していなかった。捜査から彼女を外すべきだと助言する。

 

イヴの覚悟

「生徒のスペル大会の引率でオックスフォードへ行くことになった。2~3日家を空ける」と言い出すニコ。
「イヴ暗殺計画」をニコに話せなかったイヴは、夫の出張に安堵する。

その夜、イヴ宅にプレゼントが届く。
大きな葬式用の花で、「EVE」と描かれていた。
イヴはそれを見て、ヴィラネルが暗殺依頼を受けたことを知って興奮し、ニコをセックスに誘う。

翌日、スペル大会はキャロリンが仕組んだと知り、改めてキャロリンの力を思い知るイヴだったが、キャロリンは暗にこの計画が自己責任とほのめかす。

ヒューゴはイヴに防弾チョッキを着けさせ、援護チームを配置すると言うが、「援護チームはいらない。彼女の信用があればいいの。主導権を握っているとヴィラネルに思わせないと。ふたりっきりで親密な感じで会うことが大切なの」とイヴ。

ケニーは、「ヴィラネルを刺したことをチームにもキャロリンにも話してないだろ?ヴィラネルは、ビルを殺したんだよ?一体どうしたんだ。完全に暴走してる」とイヴを思い留まらせようとするが、もうイヴは引けなかった。

 

イヴ × ヴィラネル

自宅に帰ったイヴが防弾チョッキを脱いだ時、呼び鈴が鳴った。
訪ねて来たのは喪服を着たヴィラネル。
自分を迎入れたイヴに、「私が来ても驚かないんだ?」とヴィラネルが聞くと、「意外じゃないから」とイヴ。

ふたりの駆け引きが始まる
イヴは、ヴィラネルに主導権を握らせるよう会話したあと、大事な用件で協力して欲しいと本題に入るが、「あなたを殺しに来たのよ」とヴィラネル。
「知ってる、依頼したのは私。協力して欲しいことがある。あなたに会いたかった」とイヴは言う。
ヴィラネルは、「私の協力を得るために、自分を殺すよう依頼したなんてどうかしてる。クルマで轢いたり、撃ってたかも知れない」と苛立ちを見せるが、「それはない」とイヴは言い切った。

すると突然表情を変えたヴィラネルは、「コレで流し込んで」と青い薬とシャンパンを目の前に置く。
あくまでもイヴの暗殺計画を実行すると言うヴィラネルの態度に、イヴは涙を流しながら薬を飲む。

すると突然、「なんで飲むのよ?ヒ素よ!早く、早く吐き出して!イヴ、死ぬわよ!」と叫び出したヴィラネル。
イヴがキッチンで吐き出すのを大笑いしながら、「ウソよ」とヴィラネル。

素早くイヴに近づき、イヴの身体に刃物を這わせながら、
「高くつくわよ。私が欲しいものをくれる?」とヴィラネル言う

 

ディーンの森

イヴがヴィラネルとクルマで出かけるのを見張っていたのは、キャロリンとコンスタンティン。

朝になり、ゴーストは、説明されないまま、目隠しをされ、森の中のコンテナに連行される。
そこへイヴはヴィラネルを連れて行く。

ヴィラネルを待たせ、ひとりでコンテナに入ったイヴは、拘束されているゴーストに、「アリスター・ピールやその関係者の殺害を命じたのは誰?」と改めて尋問する。
もちろん無言のゴーストにイヴは、「今、私に白状した方が楽よ。さもないと、もっと酷い目に遭う」と言う。

コンテナから出て来たイヴに「口を割った?」と聞くヴィラネル。
「いいえ」と答えたイヴと入れ替わり、ヴィラネルがコンテナに入った。

ほどなくして出て来たヴィラネルは、「ピール暗殺の依頼者は、息子のアーロンよ。彼は武器を売りたがってる」と言う。
驚くイヴに、「協力したんだからお礼ぐらい言ったら?」と言うヴィラネル。
「ありがとう」とあっさり言うイヴに、「心がこもってないわ。一方的に奪い尽くすだけ?」と不満を見せる。
イヴは、ヴィラネルがゴーストにやったことが気になり、問い詰めるが、「頼まれたことをやっただけ」と言う。
イヴはヴィラネルを無視し、コンテナのゴーストを見に行く。
様子を伺うイヴにゴーストは、怒りを込め、「モンスター」と言い放った。

ヴィラネルは不満気にその場を立ち去る。

オックスフォードで

生徒のスペル大会の引率をしているニコに、「イタズラ電話、ごめんね。イヴの気を引くためにやったけど、意味がなかったわ」と突然話しかけるヴィラネル。

驚いたニコは、「妻の話はするな!さもないとお前を殺してやる」とヴィラネルを脅すが、ヴィラネルは、「心配はいらないとあなたに言いに来たの。イヴのことは許した。刺されたけど、いい友だちよ。仕事仲間かな」と言う。
「ん?意味がわからない。イヴが刺したって?」と状況を理解できないニコに、「イヴがパリのアパートに来て一緒にベッドで横になったけど、そのあと刺された。悪者は私だと思ってた。色々話せてよかった、そんじゃまたね」と言って去って行くヴィラネルー。

 

 

そもそもMI6が追ってる暗殺者のヴィラネルに、ピールに関する一連の殺人事件の黒幕を明らかにするためとは言え、協力を仰ぐっておかしくない
しかもゴーストは、「トゥエルヴ」とは関係ない組織の暗殺者らしいのに、なんでヴィラネルを恐れてるワケ
なんか、イヴとヴィラネルの距離を縮めて、ハラハラ感を演出したかっただけの脚本のようで、私は解せませんわっ
正直、この5エピソードで、一気に興ざめした私がいます。
故に、全然記事を書く気持ちにもなれず、6エピソードも全然楽しみじゃない事実

シーズン2は全8話ですから、残り3話やし。
せっかく独特な「キリング・イブ」の世界を楽しんでいたのになぁ・・・

ニコが知らない妻を知ったと言うことが、今後のイヴとニコの関係に影を落とすことは間違いないでしょうけど・・・
これってイヴもサイコパス的な話になるんかな?

辛うじて興味をそそるには、キャロリン。
この人、しゃあしゃあとしてるけど、やってること、言ってること、すごいキャラですね

今度からキャロリン目線で見てみようと~

 

 

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