イヴが犯人をプロファイルしてくシーンが好き
そしてヴィラネルが、自分の存在をイヴに伝えようとする行動が、ナゼか可愛い。
それを阻止するベテランの味のキャロリン。
なんだかんだ言いながらヴィラネルをフォローするコンスタンティン
キャストもそれぞれが個性的で魅力のあるドラマです
絵画のことも気になるので調べましたよー
感想はコチラ
#4 病める時も Desperate Times あらすじ
キャロリンからゴーストを追うよう指示されたイヴは、プロファイリングをして犯人像をたたき出す。
その頃、コンスタンティンと逃げたヴィラネルは、オランダで仕事を再開するが・・・
まとめ & 感想
キャロリンの立場
MI6の幹部ヘレンはキャロリンを呼び、コンスタンティンを逃がしたことを激怒。マンダレイ作戦は中止だと言うが、キャロリンは、「任せてください。心配はいりません。作戦は予定通りです」と言い張り、作戦を続行させる。
イヴの任務
イヴはゴーストを見つけるのに躍起になる。
キャロリンの情報からイヴは、
・先週死亡した(ピールが名づけ親の)マクヴェイの死因は心臓発作
・10ヶ月前死亡したピールの会社のCEOはインスリンの副作用で死亡
・ピールの恋人はアナフィラキシーショックで死亡
3人とも事故死として扱われているが、イヴは、事故に見せかけての暗殺と推測する。
アーロン・ピール
ジェスとイヴはピールの息子で、ファラデー社の社長のアーロンに面会に行く。
アーロンは、面会の用件が父の死にではないと知ると、「何の報告もないMI6は有能ですね」とイヤミをかます。
ジェスは、「この1年の間、父アリスターの仕事仲間や友人が次々亡くなっている。会社の売却と関連があるかも知れない。具体的に何を、どこへ売却するのか?」と質問するが、アーロンは弁護士を呼び、一切答えない態度を取る。
イヴは、「人が殺されてる。お父さんの関係者ばかり。もしあなたが何か不正に売ってたり、違法行為をしていたら、それが関係してるかも知れない」と言うが、アーロンは、「会社を調べますか?諜報活動、情報機関、国家、すべては過去の遺物。情報力では我が社に負けますよ」と挑発する。
イヴとニコ
イヴが自宅に帰ると、「イヴ、お帰り、こちらはジョーダン。ウチを警護してくれるそうだ」とニコが紹介する。
イヴは警護のことをニコに話していなかったため、ニコは不満を見せる。
「なんで言わなかった?ヴィラネルの件で?学校でキミが大騒ぎしたことと関係あるのか?」とニコは問い詰めるが、イヴはMI6の職員だからだと誤魔化す。
「これは普通のことじゃないぞ。これが普通だとボクを洗脳しようとするキミは優しさが足りない。本当のキミは優しい人だ。だから愛している。元に戻ってくれ」ニコはイヴに言うのだった。
また殺された
アリスター・ピールの秘書が殺された。
死因は、心臓発作と思われた。
殺害現場を見たイヴは、ゴーストは血が嫌い。いつも静かでキレイに殺害していると特徴に気づく。
毒物検査の結果、神経剤が指先と上唇から検出され、デスフルラン(吸入麻酔薬)も検出された。
イヴは、口ヒゲの脱色剤に2つを混ぜた情け深い殺害方法だと言う。
イヴはケニーにデターベースで以下がヒットする人を捜して!と言う。
・医療関係の仕事に就いている
・35才以上の非白人系
・ここ数年トラブっている
・免許取り消しか、裁判沙汰になっている看護師か医者
そして、被害者と接した清掃員と照らし会わせるよう指示する。
ヴィラネルの仕事
アムステルダムで
コンスタンティンは、「今夜実行だ」と仕事をさせようとするが、全くやる気を見せないヴィラネル。
コンスタンティンはイヴのテンションを上げようと、「イヴに、新顔よりお前の方が刺激的だと思い知らせてやれ」と言う。
アムステルダム美術館へ来たふたり。
どの絵画を見ても退屈な態度を見せるヴィラネルだったが、「デ・ウイット兄弟の死体」の絵に魅せられる。
その後、ヴィラネルは暗殺相手のマークスを観察しながら、同じ絵の絵ハガキに、「私のこと忘れないでね」と書き投函する。
ヴィラネルの仕事
夜、”飾り窓どおり” を女を物色しながら歩くマークス。
ヴィラネルは、マークスの趣味を把握しており、ロリータファンションに、ナゼかブタの被りものでマークスを誘惑する。
それがゲームだと思っているマークスは、娼婦の部屋へ入り、手錠をかけられ、両脚を器具で止められても、ワクワクする様子を見せる。
突然、ヴィラネルは飾り窓のカーテンを開ける。
「カーテンを閉めろ。見られたくないんだよ」と言うマークスを無視し、ヴィラネルはマークスを天井から吊す。
飾り窓どおりを歩く人々は、ショウが始まると思い、人々が集まりだす。
マークスはその観客の中に妻の姿を見つけ、取り乱し、命乞いするが、ヴィラネルは、ショウを演じるように鮮やかにマークスの腹を、あの絵画のように縦に切り裂き、殺害した。
暗殺を終えて
コンスタンティンはヴィラネルに暗殺した感想を聞くが、これからはこんな仕事ばっかり?と不満を顕わにする。
「家に帰りたい!ロンドンに」とヴィラネル。
コンスタンティンは、「ロンドンにお前の家はない。イヴはお前に興味がないんだ」と言うが、ヴィラネルは、「私抜きで仕事をするすもり?死人のくせ」と言い返す。
イヴとヒューゴ
ケニーはデータベースを探すが、中々ゴーストと思わしき女性はヒットしなかった
ヒューゴは、夜中だし腹が減った「高級店で奢るから」とイヴを食事に連れ出す。
チープだがとても美味しいチキンの店へ連れて行かれたイヴは、その美味しさに笑顔を見せる。
食事の後、ヒューゴはイヴにタバコを勧めながら、「興奮してる?ゴーストのことでハイになってるでしょ?」と言う。
イヴもそれを認めた。
ヒューゴは、イヴとヴィラネルの関係について聞くが、イヴは「分からない。セックスがらみじゃないこともある」と言う。
なんとなく雰囲気でキスをしそうになったふたりだったが、タイミングよくケニーからメールが入る・・ケニーがゴーストを見つけたのだった。
それはヴィラネルの暗殺・・?
実はキャロリンは、毎日イヴに届く郵便物をすべてチェックしていた。
ある日、キャロリンはヴィラネルからと思われる絵ハガキを見つける。
キャロリンはそれをイヴには渡さず、オランダ総合情報局(AIVD)に電話し状況を確認する。
キャロリンは、MI6にやって来て、「ジェス、今からアムステルダムへ行って。飾り窓地区で男が殺害されているのが発見された。まるで精肉店のようだそうよ。」と言う。
ジェスは、「ピールの件と関係してるのか?」と聞くが、イヴは、「ヴィラネルでは?」と言う。
イヴはジェスが行くのは危険ではないか?と言うが、キャロリンは、「ジェスは経験を積んでいるから問題ない。あなたは自分の仕事に集中して。ピールの件は大量殺人事件になりそうよ」と言う。
自暴自棄
翌日、ヴィラネルは娼婦を装い、殺害現場の向かいの部屋を金で借り、窓から様子を何時間も伺う。
ヴィラネルはイヴが来るのを期待していたのだ。
しかし到着したMI6は、ジェスだった。
ヴィラネルは苛立ちと失望を滲ませる。
町を彷徨うヴィラネルに、ドラッグの売人が声をかける。
ヴィラネルはドラッグを買い、ダンスホールに迷い込む。
ドラッグでラリるヴィラネル。
ヴィラネルはトイレの順番を抜かしたオンナを許せず、ボコボコにし首を締め上げ、殺しかける・・
それを止めたのはコンスタンティンだった。
「止めて、降ろして」と反抗するヴィラネルを担ぎ、コンスタンティンは店を出た。
翌朝、ホテルのベッドで目覚めたヴィラネル。
最悪の目覚めだった。
床にはコンスタンティンがいびきをかいて眠っている。
ヴィラネルは鏡を見ながら、イヴを思うのだったー。
ゴースト
同じ頃、イヴは小学校の門前で、女性に声をかける。
「我が子の前で撃たれたい?一緒に来て」と言ってゴーストを確保した。
イヴは取調室でゴーストに尋問しようとする
マジックミラーの裏でキャロリンがそれを見ている・・・。
ヴィラネルの今回の暗殺は、夫の裏切り行為を知っている妻からの依頼だったんですかね??
そうだとしたら、ヴィラネルが言うとおり、突然つまらないスケールの仕事になってしまったようですね
しかし、ヴィラネルは届いた絵はがきで、イヴが自分に気づき、アムステルダムの殺害現場に来てくれることを期待していたんですよね~。
予定どおりいかないとヴィラネルはかなり行動が激しくなるので、キャロリンのイヴをコントロールする方法は当たってると言えますね。
私的には、ヴィラネルがヤケを起こし、昔イヴの同僚のビルを殺したように、ジェスを殺すのでは?とハラハラしたけど違って良かった
妊娠中のジェスを殺すことだけはして欲しくないわ~
絵画も気になるので調べました。
オランダのアムステルダム美術館にある、ヤン・デ・ベーン(Jan de Bean)作「デ・ウイット兄弟の死体 (The Corpses of the de Witt Brothers)」だそうです。
こういう知識が時々出てくる、とってもスマートなドラマです(笑)
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