キリング・イヴ 2 #3 私は、はらぺこあおむし

キリング・イヴ
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#3 私は、はらぺこあおむし The Hungry Caterpillar あらすじ

新たな指示者レイモンドと、再び仕事を始めたヴィラネルは、レイモンドの指示どおり、「慎重でつまらない方法」で暗殺を実行するのだが・・。
一方のイヴは、ヴィラネルを身近に感じ、すぐにでも逮捕したいと躍起になる。

 

まとめ & 感想

生きていたコンスタンティン

コンスタンティンは、MI6に家族を保護してもらったが、自分は死んだことになっていると言う。
ヴィラネルを追うイヴにコンスタンティンは、「彼女を追うな、放っておけ。彼女は寄生虫(パラサイト)だ。絵本の「腹ぺこあおむし」のような娘だ。これは出まかせじゃない。キミが手にしてるものを奪われるな。愛されたんなら嫌われるようにしろ。あいつは死ぬほど愛する。アンナ、ナディア、俺もこのざまだ」と警告する。

ヴィラネルの仕事

仕事を再開したヴィラネルの今回の標的は、巨額ファンドを持つ ”グレッグ・リチャードソン”。
レイモンドから、”慎重でつまらない方法で殺せ”と指示されたヴィラネルはそれに従い事故に見せかけ暗殺する。

仕事を終えたヴィラネルは指定された安宿に、”トンプソン” の名で宿泊するが、レイモンドから、「部屋にいろ」と指示書まであり、ヴィラネルはガッチリ監視される。

レイモンドは、ヴィラネルの仕事ぶりに納得しない態度を見せ、「お前は今や2番手だ。新しい新顔が現れた。幹部は評価してる。その女が雇われたら、お前は用済みだ。お前の友だちイヴ・ポラストリもその女を追ってる」とヴィラネルを挑発する。
ヴィラネルは、「(今回の暗殺も)イヴは私だと気づく」と言うが、レイモンドは、「イヴはお前のことはまったく頭にないようだぞ」と言って報酬を渡した。

腹立たしさを隠せないヴィラネルは、思い立ったようにセントセオボールド校に電話し、「先生のことでまた苦情があります」と言う。
そしてイヴの夫ニコが働くセントセオボールド校の外から、ニコを観察する。

 

グレッグ・リチャードソンを捜査するMI6

イヴは、”グレッグの暗殺”は、ヴィラネルの雇い主が狙いそうな標的だが、手口がヴィラネルのスタイルではないと言い、暗殺者は ”ゴーストとヴィラネル” の2人、暗殺組織も2つあるのでは?と分析する。

キャロリンとコンスタンティン

キャロリン宅に滞在中のコンスタンティン。
コンスタンティンは、家族の居場所を教えて欲しいと言うが、キャロリは、家族が危険に晒されると決して言おうとしない。

 

ニコの職場パーティー ⑴

夫ニコの職場である学校のパーティーに出席するため向かうイヴ。
変装したヴィラネルはイヴを見つけ、近づこうとするが、レイモンドが現れイヴに道を尋ねる。
ヴィラネルは、またもレイモンドに行動を読まれ、先回りされたのだ。

ドレスアップしたイヴがニコを見つけると、ニコは同僚のジェマと楽しげに談笑していた。
イヴはジェマの態度から、彼女がニコを好きだと気づくが、ニコはただの同僚だと言う。
イヴはジェマから、最近、生徒からニコに対する苦情電話があるのだと聞かされる。

 

ニコの職場パーティー ⑵

ニコの妻を見たジェマは、ひとり階段でタバコをふかす
そこへ現れたヴィラネルは、「あの数学の先生は、あなたの彼氏?」と話を振る。
ジェマはニコへの思いと未練を話し出す。
ヴィラネルはそれを聞き、「諦めることない。あと一押しすればいいのよ」とジェマをけしかける。

 

ニコの職場パーティー ⑶

ニコの教室を案内してもらったイヴは、そこで ”リンゴ” を見つけ、急に態度を変え、学校の警報器ボタンを押してしまう。

結局、誤報とされ、イヴが騒ぎを起こしたことになってしまった。
ニコは、「ようやくボクの仕事を支えに来たと思ったのに。ナゼここで仕事モードになるんだ?もう先に帰ってくれ。ボクもキミがいない方がいい」と言い、イヴを放置し、「ジェマ!」と彼女の名前を呼び学校へ戻って行った。

フクザツな気持ちで立ち尽くすイヴの背後に近づいたのは・・変装したヴィラネル。
彼女はイヴのカバンの中に何かを入れて立ち去る。

 

ヴィラネルからのサイン

翌朝イヴは、カバンの中から見覚えのない口紅を見つける。
その口紅の色名は、「Love In An Elevator(エレベーター・ラブ)」

イヴはその口紅をケニーに見せ、「ヴィラネルがまたロンドンに来て私に接触した。コンスタンティンの家族の居所を見つけて」と頼む。
しかしケニーは、コンスタンティンの家族は証人保護を受けてると言い、それを拒否するが、イヴは、「このチャンスを逃すわけにいかない。取引材料が必要なの。ボスはあなたのママ(キャロリン)じゃない。私なのよ!住所を突き止めて!」とごり押しする。

イヴはキャロリンの不在中コンスタンティンを訪ね、「家族の居場所を知りたい? ”トゥエルブ(12)” の手先がロンドンで寝泊まりする場所を教えて」と言う。
コンスタンティンは、この取引はイヴの単独と知り、「後悔するぞ」と言うが、「そうは思わない」とイヴ。
コンスタンティンはツテを当たって絞り込む、2~3時間くれと言う。

 

新規のお客様

ホテルへ戻ったヴィラネルに、ホテルマンのラリーは、「新規のお客様がチェックインなさいました」と報告する。
ヴィラネルは緊張し、ナイフを握るが、部屋に居たのはコンスタンティンだった。
ヴィラネルは走って抱きつく

「なんだか気まずいハグ」と言うヴィラネルに「俺を撃つからだ」とコンスタンティン。
コンスタンティンは、ヴィラネルが、ほぼ心臓を撃ち抜いていたと言う。

「俺のいない暮らしはどうだ?」と聞かれたヴィラネルは、「大満足。レイモンドは面白い人よ」と答えるが、コンスタンティンは、レイモンドの仕事は、 ”雇用契約解除請負人” で、衰えた暗殺者を始末することだと言う。
「どうだ、俺と一緒に来るか?」と誘うコンスタンティンにヴィラネスは「遠慮する」と言う。
「ならいい。5分で逃げないとMI6に捕まるぞ。俺がここにいるとバラした」とコンスタンティン。

ヴィラネルは、「フリーじゃ仕事ができない」と言うが、コンスタンティンは「俺のコネで仕事ができる。パートナーになろう。分け前は半々」と提案する。
その時、ホテルにMI6が乗り込んできた。

 

イヴとヴィラネル

「警察だ!動くな!」と声がし、部屋を順番に捜索・・・「もぬけの殻だ。逃げられた」と声があがる中、イヴは201号室が気になり近づく。
ヴィラネルは、201号に近づくイヴを見て、ワクワクする

イヴは210号室の扉の前に立ち・・・
「女はここにいる!この扉の向こう!」と叫ぶ
しかし警察が突入した時には、すでにヴィラネルとコンスタンティンは逃げたあとだった。
「ウソでしょう」イヴは叫ぶがヒューゴは、「踏み込むってこと、なんでバレた?」と言う。

 

またも逃げして・・・

ヴィラネルだけじゃなく、コンスタンティンまで逃がすことになってしまったイヴは、キャロリンから単独行動を責められる。
「コンスタンティンもヴィラネルも自分の立ち位置を決めた。あなたも立ち位置を忘れないで!ゴーストを見つけ出して、ピールの件を解決して!」とキャロリンはイヴに命令する。
ケニーはイヴが私情で動いてる母親のようだと批判した。

ヴィラネルはコンスタンティンのクルマで移動する。
ヴィラネルは、「彼女なんて言ってた?」とイヴのことを気にするが、「彼女はお前より ”新顔” に夢中だ」と言うコンスタンティン。

自宅に戻ったイヴは、「Love In An Elevator(エレベーター・ラブ)」の口紅を使ってみる・・・が、口紅の中に刃物が仕込んであり、イヴの唇は切れ、出血する。
イヴは細工された口紅で(ヴィラネルのサイン)を確信する。

 

 

このドラマは、脚本は良いんだろうか?
それとも、ヴィラネルを演じるジョディ・カマーの魅力なんだろうか
とにかく引きつけられる。
暗殺、殺人と言うテーマにも関わらずとてもスタイリッシュ。
ヴィラネルがナイフを持ってコンスタンティンに走ってくシーンや、ドア1枚でヴィラネルとイヴがすれ違う設定なんて、上手な展開だなと思います。

さて、これでコンスタンティンとヴィラネルは逃げたワケで。
このふたり、「トゥエルブ」の組織を離れ、ふたりで暗殺請負をするんですかね?

気になるのは、「ゴースト」と呼ばれる新しい暗殺者。

 

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