グレイズ・アナトミー 16 #12 最後の晩餐

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メレディスが一切出てこないエピソード(笑)

#12 最後の晩餐 The Last Supper あらすじ

別れを決めたリチャードとキャサリンは、そのことを伝えるために、ジャクソンとマギーを食事会に招待するが・・・。

自分を可愛がってくれた大叔父ソウルの死期が近いと知り、レヴィ・シュミットは恋人のニコと一緒にソウルに会いに行くが・・・。

 

まとめ

食事会

報告するために

リチャードとキャサリンは別れを決めた。
そのことを知らせるため、ふたりは自宅で食事会をし、その席で報告しようとジャクソンとマギーを招待するが、ふたりはそれを、”記念日のお祝いパーティー”と勘違い。
プレゼントを持って彼らの自宅を訪ねる。

リチャードは、4人が揃ったのを見て、主旨(離婚すること)を話そうとするが、キャサリンは「あとにしましょう」とリチャードを止める。

その時、呼び鈴がなった。
ジャクソンがヴィクを招待していたのだ。
ヴィクもパーティーだと勘違いし、同僚のディーン・ミラーまで誘ってやって来た。

ますます事実を報告できなくなったリチャードとキャサリン。
キャサリンは、とにかく今夜を乗り切ろうとリチャードに言う。

思わぬ展開

食事会が始まるが、ヴィクのことやパック・ノースの話しになると不機嫌な態度を見せるキャサリンに、気まずい空気が漂う。
しかしお祝いのパーティーだと思っているジャクソンたちは、ふたりのなりそめを話題にする。
マギーがふたりのロマンティックなプロポーズシーンを振り返るとジャクソンは、「最高の夫婦に乾杯だ。リチャードはボクにとって実父以上の存在だし、今ほど幸せそうな母を見たことはない。いろんな困難を乗り越えて来たた。ふたりは夫婦の鑑だ。結婚記念日おめでとう」と祝われ、リチャードとキャサリンの気持ちの変化が起こるー。

キッチンでリチャードとふたりきりになったキャサリンは、「別れる決断は少し早すぎたのかも。これまでふたりでいろんなことを超えて来たわ。今はお互い腹を立ててるし、頑固だけど諦めるには早い。愛してるわ、リチャード」と気持ちを伝えた。
それを受けてリチャードは、「それなら、謝って欲しい。キミにとって容易いことじゃないのはわかってる。だが、私を愛していて関係を修復したいなら、味方になろうとしなかったことを謝って欲しい。キミに突き放され、私は生き方を変えざるを得なかった。自分が育ててきた病院を離れるしかなかったんだ。キミから謝罪の言葉は聞いてない」と言う。
キャサリンが、「ほんとうに悪かった、でも・・」と言った時、「ほんとうの謝罪に、”でも”は要らない。手遅れだキャサリン、もう遅い」とリチャードは言ってしまう。
一気に表情が変わるキャサリン。

食事会は続くが、もう雰囲気は最悪だった。
皆が会話中、届いたメールをチェックしたリチャードを見て、ガマンならなくなったキャサリンは、「彼女を呼べば良かったのよ、20分もメールしないでいられないなら。パック・ノースの女よ」と言ってしまう。
驚くジャクソンとマギーたち。
「私は浮気などしていない。ずっと言ってる。メールを見ればいい、話しているはアレックスだ。マギーを心臓外科のチーフとして迎えると言ってる」と。
驚くマギーが、「話しがあるって、このこと?」と聞くと、キャサリンは、「いいえ、彼と別れると報告するつもりだったの」そう言って席を立ってしまう。
リチャードも、「すまん、こんな伝え方はしたくなかった」と言って席を立つ。

これから

ジャクソンとマギーはそれぞれの親の様子を見に行く。

ジャクソンはキャサリンの決断ならそれに従うと伝える。

「ほんとに終わりなの?」と聞くマギーに、リチャードは頷く。
リチャードはマギーに改めてパック・ノース心臓外科チーフとして来ないか?とオファーする。
マギーはそれを受け入れた。

キャサリンの態度

マギーがパック・ノースへ行くことを知り、キャサリンは更に怒りを加速、パック・ノースの買収すると動き出しす。
「バカバカしい。買収できるワケない」とリチャードは言うが、「上向いて来てるなら投資ね、それか閉鎖するかも。リチャード、私は少しも悪かったと思ってないから」と言い捨て、家を出て行くのだった。

 

レヴィ・シュッミットのはなし

大叔父ソウル

療養中のレヴィの世話をか甲斐甲斐しくするニコ。
ふたりはラブラブだ。

そこへレヴィの母親がやって来て、「ソウル大叔父がホスピスに入院していて死期が近い。あなたを可愛がっていたから会いに行ってあげて」と言う。

ソウル大叔父は家族中の嫌われ者だったが、唯一レヴィのことは可愛がってくれたのだと言う。

ソウルの最期

レヴィはニコと一緒にソウルに会いに行く。
ソウルはレヴィが来たことを喜ぶ。
レヴィはニコを恋人だとソウルに紹介するが、その瞬間、亡くなってしまうー。

「ボクが叔父さんを殺したんだ。ゲイだって告白したから・・・」とレヴィ。

思わぬ人の登場

ユダヤ教の経典では、身内か後見人(ショーマー)が故人が埋葬されるまで付き添う伝統があるため、大叔母ガーディが来るまでは病室を離れられないとレヴィ。

ほどなくして大叔母ガーディがやって来た。
レヴィはこの後のことをガーディに任せようとするが、「ソウルと私、約束したの、終わりが来たら終わりだって」と言って、愛していたと額にキスし、早々に病室を出て行ってしまう。
あまりの展開に呆然となるレヴィ。

レヴィとニコは食事もせず、ずっと病室にいるしかなかった。

その時、病室に初老の男性が入って来た。
男性は亡くなったソウルを見るなり、泣き崩れる。

レヴィを見てその男性は、「キミはレヴィだね、ドクターだ。ソウルはキミのことをいつも話してた。そしてカレはキミの恋人だね」とニコに言う。
「叔父さんが知ってた?」と驚くレヴィに男性は、「もちろんだとも。優秀なゲイダーだ。ダニエル・シュワルッツだ」と挨拶する。

ソウル大叔父の生き方

衝撃の事実にレヴィは、「だけど叔父さんには妻が・・・」と言うが、ダニエルは、「彼らは互いに認め合い、余計なことは聞かずに暮らしてた。誰にも言わずにな。ソウルはボクの生涯の恋人だ。愛し合ってた。それは今も変わらない」とー。

レヴィが、ユダヤ教式の送り方について尋ねると、「私は学んでいる。させて欲しい」と言う。
レヴィはダニエルに教えてもらいながら、ソウルの清めを一緒に行う。

「ナゼ叔母さんと夫婦のフリなんか・・。それよりあなたと一緒になれば良かったのに」と言うレヴィにダニエルは、「そう言えるのは時代が進んだってことだ。希望は持てる。ソウルはゲイでボクを何十年も愛してたが、ソウルの中の何かがそれを許さなかった。ボクは結婚したかったし、家庭を築きたかったが、カレは自分を嫌い、恥じていた。私を好きだと言う自分をね。カレがガーディとの人生を望んだんだ。ソウルの最期にキミが立ち合ったのは、ただの偶然ではないと思う。カレはキミが何者かわかってた。キミに伝えたかったんだと思う、大丈夫だ、自由に生きろ、自分のようになるなって」と伝える。

レヴィの決断

レヴィは実家を出ることを決意する。
驚く母親にレヴィは、「母さんはボクがゲイだってことを隠してる。受け入れたって言うけど、それはそうじゃない。ボクを誇りに思ってくれてない。そのことにもう耐えられないんだ。ありのままのボクを受け入れてくれない人たちに囲まれて生きたくない。愛してる母さん、今まで育ててくれてありがとう。ボクは出て行くよ」と

 

感想

結婚を決めた時の気持ちを思い出し、やり直すのか・・・と見せかけての最悪最低の別れ方になってしまったリチャードとキャサリン。
挙げ句キャサリンは、今、リチャードが1番大切にしてる「パック・ノース」まで買収して自分の傘下に置き、コントロールすると言い出しましたね。
カネと権力にモノを言わす感じ、イヤだな。

マギーはすっかり復活のようですね。

今回はレヴィ・シュミットくんにスポットライトが当たりましたね!
まさかのソウル大叔父もゲイだったなんてねー。
でもそれでカレは、自分らしく生きる道へと歩み出しました。
ニコとずっと続けばいいのにね。

 

 

 

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